JPS5931579B2 - アルミニウム溶湯の脱マグネシウム処理法 - Google Patents
アルミニウム溶湯の脱マグネシウム処理法Info
- Publication number
- JPS5931579B2 JPS5931579B2 JP55074880A JP7488080A JPS5931579B2 JP S5931579 B2 JPS5931579 B2 JP S5931579B2 JP 55074880 A JP55074880 A JP 55074880A JP 7488080 A JP7488080 A JP 7488080A JP S5931579 B2 JPS5931579 B2 JP S5931579B2
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- fluoride
- magnesium
- demagnesium
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
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- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はマグネシウムを含むアルミニウム溶湯からマグ
ネシウムを除去する方法に関する。
ネシウムを除去する方法に関する。
近年アルミニウムが建築、車輛等の各種構造物その他の
工業用部材等に用いられるようになったが、その多くは
マグネシウムを種々の範囲で含む合金の形で用いられて
いるので、そのスクラップから二次再生地金を得るため
には、その中に含まれるマグネシウム分を取り除き、一
般的なアルミニウム地金として用いるに適したマグネシ
ウム量以下(こする必要がある場合が多い。
工業用部材等に用いられるようになったが、その多くは
マグネシウムを種々の範囲で含む合金の形で用いられて
いるので、そのスクラップから二次再生地金を得るため
には、その中に含まれるマグネシウム分を取り除き、一
般的なアルミニウム地金として用いるに適したマグネシ
ウム量以下(こする必要がある場合が多い。
従来このためのアルミニウム溶湯中の脱マグネシウム法
として弗化アルミニウムカリウム(カリ氷晶石)を利用
する方法があるが、この方法は極めて脱マグネシウムに
時間を要し、例えば1%程度のマグネシウムを含むアル
ミニウム岩場から0.3%以下のマグネシウム含有量の
溶湯をつるためには2〜5時間の長時間の処理が必要と
されるので効率的でない上にこの方法によるときは通常
2〜5%におよぶアルミニウム損失が生ずるなどの好ま
しからざる問題があった。
として弗化アルミニウムカリウム(カリ氷晶石)を利用
する方法があるが、この方法は極めて脱マグネシウムに
時間を要し、例えば1%程度のマグネシウムを含むアル
ミニウム岩場から0.3%以下のマグネシウム含有量の
溶湯をつるためには2〜5時間の長時間の処理が必要と
されるので効率的でない上にこの方法によるときは通常
2〜5%におよぶアルミニウム損失が生ずるなどの好ま
しからざる問題があった。
また弗化アルミニウムカリウムに弗化アルミニウムを併
用するときは脱マグネシウムの反応速度を若干増大する
ことができるが、アルミニウムの酵解損失がさらに増大
するので好ましくなかった。
用するときは脱マグネシウムの反応速度を若干増大する
ことができるが、アルミニウムの酵解損失がさらに増大
するので好ましくなかった。
本発明は上記した弗化アルミニウムカリウム添加による
アルミニウム溶湯の脱マグネシウム処理法における諸問
題を解決し、効率的で且つアルミニウムの各群損失の少
ない脱マグネシウム法を提案するものであって、マグネ
シウムを含むアルミニウム溶湯に弗化アルミニウムカリ
ウム若しくは弗化アルミニウムカリウムと弗化アルミニ
ウムとを添加攪拌することによって脱マグネシウム処理
を施こすに際し、攪拌処理後の溶湯面に塊状生成物が浮
上するのをみて、アルカリまたはアルカリ土類金属の塩
化物またはこれに少量のアルカリまたはアルカリ土類金
属の弗化物を混合したものを添加攪拌することを特徴と
するものである。
アルミニウム溶湯の脱マグネシウム処理法における諸問
題を解決し、効率的で且つアルミニウムの各群損失の少
ない脱マグネシウム法を提案するものであって、マグネ
シウムを含むアルミニウム溶湯に弗化アルミニウムカリ
ウム若しくは弗化アルミニウムカリウムと弗化アルミニ
ウムとを添加攪拌することによって脱マグネシウム処理
を施こすに際し、攪拌処理後の溶湯面に塊状生成物が浮
上するのをみて、アルカリまたはアルカリ土類金属の塩
化物またはこれに少量のアルカリまたはアルカリ土類金
属の弗化物を混合したものを添加攪拌することを特徴と
するものである。
即ちマグネシウムを含むアルミニウムを溶解した溶解炉
において弗化アルミニウムカリウムを添加し脱マグネシ
ウムを行なうに際し、フォスフ副ライザー等によって溶
湯中に弗化アルミニウムカリウムを添加し攪拌すると暫
時にして、はゾ球形をなす小塊状生成物が溶湯面に多数
浮上してくるが、発明者は上記塊状浮遊物の性状につい
て詳密に検討を加えた結果、その塊状物の表層部分は主
として弗化アルミニウムカリウムと溶湯中のマグネシウ
ムとの反応生成物であるとみられる弗化マグネシウムカ
リウムによって覆われているが、内部にいくに従って、
アルミニウムと未反応の弗化アルミニウムカリウムの混
合物が多量に存在することが判った。
において弗化アルミニウムカリウムを添加し脱マグネシ
ウムを行なうに際し、フォスフ副ライザー等によって溶
湯中に弗化アルミニウムカリウムを添加し攪拌すると暫
時にして、はゾ球形をなす小塊状生成物が溶湯面に多数
浮上してくるが、発明者は上記塊状浮遊物の性状につい
て詳密に検討を加えた結果、その塊状物の表層部分は主
として弗化アルミニウムカリウムと溶湯中のマグネシウ
ムとの反応生成物であるとみられる弗化マグネシウムカ
リウムによって覆われているが、内部にいくに従って、
アルミニウムと未反応の弗化アルミニウムカリウムの混
合物が多量に存在することが判った。
即ちこの塊状浮遊物は啓湯中に添加した弗化アルミニウ
ムカリウムとアルミニウム溶湯中のマグネシウムとの反
応によって生ずる弗化マグネシウムカリウムが未反応の
弗化アルミニウムカリウムと周辺のアルミニウムとを包
み込むようにして岩場上に浮上するため生ずるものであ
り、このために爾後の弗化アルミニウムカリウムとアル
ミニウム溶湯との接触がた\れ、しかもこの塊状生成物
は攪拌によっては簡単に崩壊しない。
ムカリウムとアルミニウム溶湯中のマグネシウムとの反
応によって生ずる弗化マグネシウムカリウムが未反応の
弗化アルミニウムカリウムと周辺のアルミニウムとを包
み込むようにして岩場上に浮上するため生ずるものであ
り、このために爾後の弗化アルミニウムカリウムとアル
ミニウム溶湯との接触がた\れ、しかもこの塊状生成物
は攪拌によっては簡単に崩壊しない。
これらのことが、上記弗化アルミニウムカリウム使用O
こよる脱マグネシウム処理において脱マグネシウム反応
の効率が悪<、シかも処理によるアルミニウム損失を大
きくしている原因であることが判った。
こよる脱マグネシウム処理において脱マグネシウム反応
の効率が悪<、シかも処理によるアルミニウム損失を大
きくしている原因であることが判った。
発明者らは上記弗化物を使用して効率的な脱マグネシウ
ムをはかるべくさらに研究を押し進めた結果、溶湯面上
に上記塊状生成物が浮上した段階で塩化ナトリウム、塩
化カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム等アル
カリまたはアルカリ土類金属の塩化物の一種以上を溶湯
面に添加し攪拌するときは塊状生成物は直ちに解きほぐ
され、これと同時に未反応のま\塊状生成物に包有され
ていた弗化アルミニウムカリウムと溶湯中のマグネシウ
ムとの反応を進行させることができることを見出した。
ムをはかるべくさらに研究を押し進めた結果、溶湯面上
に上記塊状生成物が浮上した段階で塩化ナトリウム、塩
化カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム等アル
カリまたはアルカリ土類金属の塩化物の一種以上を溶湯
面に添加し攪拌するときは塊状生成物は直ちに解きほぐ
され、これと同時に未反応のま\塊状生成物に包有され
ていた弗化アルミニウムカリウムと溶湯中のマグネシウ
ムとの反応を進行させることができることを見出した。
本発明は上記の知見(こ基づくものであるが、上記塩化
物類の添加は溶湯中に弗化アルミニウムカリウムを添加
する以前または添加と同時に行っても効果は少ない。
物類の添加は溶湯中に弗化アルミニウムカリウムを添加
する以前または添加と同時に行っても効果は少ない。
これは塩化物類は添加直後に塊状生成物を解きほぐす効
果を有するもの\添加後時間経過と共にその作用が十分
に発揮されなくなるためである。
果を有するもの\添加後時間経過と共にその作用が十分
に発揮されなくなるためである。
また、塩化物自体は弗化アルミニウムカリウムとマグネ
シウムとの反応を促進するものでなく寧ろ阻害要因とし
て働く傾向を有するので、その添加量は塊状生成物を解
きほぐす程度でできるだけ少量にとどめるべきである。
シウムとの反応を促進するものでなく寧ろ阻害要因とし
て働く傾向を有するので、その添加量は塊状生成物を解
きほぐす程度でできるだけ少量にとどめるべきである。
また、添加物として塩化物にさらに添加物全量の20係
程度までのアルカリまたはアルカリ土類金属弗化物を加
えるときは反応終了後の脱汁が容易になるので好ましい
。
程度までのアルカリまたはアルカリ土類金属弗化物を加
えるときは反応終了後の脱汁が容易になるので好ましい
。
但しこれらの弗化物は塩化物以上(こ弗化アルミニウム
カリウムによる脱マグネシウム反応を阻害する要因とな
るので、20係以上の添加は望ましくない。
カリウムによる脱マグネシウム反応を阻害する要因とな
るので、20係以上の添加は望ましくない。
塩化物の添加処理は一回に限るものでなく、塊状生成物
の発生をみなくなるまで繰迫しこれを行なうことによっ
て、脱マグネシウムの効果を一層高めることができる。
の発生をみなくなるまで繰迫しこれを行なうことによっ
て、脱マグネシウムの効果を一層高めることができる。
このようにして脱マグネシウムを完了した溶湯は常法に
よって脱汁するのであるが、この段階では浮遊滓中には
殆んどアルミニウムが混入されていないので大巾にアル
ミニウム損失をも軽減することができる。
よって脱汁するのであるが、この段階では浮遊滓中には
殆んどアルミニウムが混入されていないので大巾にアル
ミニウム損失をも軽減することができる。
なお、弗化アルミニウムカリウムに酸化アルミニウムあ
るいは酸化珪素の如き酸化物を混合したものを使用して
脱マグネシウム処理すると、弗化アルミニウムカリウム
の脱マグネシウム効果を著しく低下する知見を得た。
るいは酸化珪素の如き酸化物を混合したものを使用して
脱マグネシウム処理すると、弗化アルミニウムカリウム
の脱マグネシウム効果を著しく低下する知見を得た。
よって本発明を実施するに際して、弗化アルミニウムカ
リウムによる脱マグネシウム処理を施こす前に、予じめ
溶湯面に生じている主にアルミニウムの酸化物からなる
浮遊滓を除去しておくと、弗化アルミニウムカリウムと
上記の浮遊滓との接触を妨げて、弗化アルミニウムカリ
ウムの脱マグネシウム効果を十分発揮させることができ
ると同時に、その後の塩化物添加に際して塊状浮遊滓と
塩化物の接触が容易となり、本発明の効果を一層確実な
ものとすることができる。
リウムによる脱マグネシウム処理を施こす前に、予じめ
溶湯面に生じている主にアルミニウムの酸化物からなる
浮遊滓を除去しておくと、弗化アルミニウムカリウムと
上記の浮遊滓との接触を妨げて、弗化アルミニウムカリ
ウムの脱マグネシウム効果を十分発揮させることができ
ると同時に、その後の塩化物添加に際して塊状浮遊滓と
塩化物の接触が容易となり、本発明の効果を一層確実な
ものとすることができる。
また、本発明方法における弗化アルミニウムカリウムの
形状は粉末状となると、弗化アルミニウムカリウムの保
存時において弗化アルミニウムカリウムに付着する雰囲
気中あ水分、ダストの量が多くなり、また酸素とも一部
反応して弗化アルミニウムカリウムの脱マグネシウム効
果を低下させるばかりでなく、嵩比重が小さくなって工
業炉(こおいては添加回数が多く、さらには粉塵として
飛散する量も多くなるので平均粒径0.5m以上の塊状
物がよい。
形状は粉末状となると、弗化アルミニウムカリウムの保
存時において弗化アルミニウムカリウムに付着する雰囲
気中あ水分、ダストの量が多くなり、また酸素とも一部
反応して弗化アルミニウムカリウムの脱マグネシウム効
果を低下させるばかりでなく、嵩比重が小さくなって工
業炉(こおいては添加回数が多く、さらには粉塵として
飛散する量も多くなるので平均粒径0.5m以上の塊状
物がよい。
本発明方法における脱マグネシウム処理時の溶湯温度は
これが低温域では脱マグネシウム処理後に浮上してくる
小塊状生成物の浮上が遅くなって弗化アルミニウムカリ
ウムによる脱マグネシウム効果が低下するので740℃
以上がよい。
これが低温域では脱マグネシウム処理後に浮上してくる
小塊状生成物の浮上が遅くなって弗化アルミニウムカリ
ウムによる脱マグネシウム効果が低下するので740℃
以上がよい。
しかしながら高温域で処理しても高温にした割にはそれ
ほどの脱マグネシウム効果が得られないばかりでなく、
処理作業が高温となって作業環境を悪くするので850
℃以下が好ましい。
ほどの脱マグネシウム効果が得られないばかりでなく、
処理作業が高温となって作業環境を悪くするので850
℃以下が好ましい。
以上述べたように本発明はマグネシウムを含むアルミニ
ウム溶湯に対し弗化アルミニウムカリウムもしくは弗化
アルミニウムカリウムと弗化アルミニウム添加による脱
マグネシウム処理を施こすに際し、その効率を高めると
共にアルミニウム損失を低下させることができるので優
れた効果を有する発明であるといえる。
ウム溶湯に対し弗化アルミニウムカリウムもしくは弗化
アルミニウムカリウムと弗化アルミニウム添加による脱
マグネシウム処理を施こすに際し、その効率を高めると
共にアルミニウム損失を低下させることができるので優
れた効果を有する発明であるといえる。
実施例 l
溶解炉中で750℃に心解したアルミニウム溶湯(マグ
ネシウム1.0%を含む) 150にりに対し、溶湯面
の浮遊滓を除去後弗化アルミニウムカリウム9 K9
(溶湯量の6%)をホスフォライザーを用いて挿入し十
分に攪拌した後静置し15分経過後塊状生成物が溶湯面
をはゾ全域に亘り覆うように浮上した状態になったのみ
をみて塩化すi−IJつ看50%、塩化カリウム50%
よりなる混合塩粉末0.15Kgを塊状生成物の上から
溶湯面に散布しゆるやかに攪拌した。
ネシウム1.0%を含む) 150にりに対し、溶湯面
の浮遊滓を除去後弗化アルミニウムカリウム9 K9
(溶湯量の6%)をホスフォライザーを用いて挿入し十
分に攪拌した後静置し15分経過後塊状生成物が溶湯面
をはゾ全域に亘り覆うように浮上した状態になったのみ
をみて塩化すi−IJつ看50%、塩化カリウム50%
よりなる混合塩粉末0.15Kgを塊状生成物の上から
溶湯面に散布しゆるやかに攪拌した。
塩化物添加直前と添加後15分経過後の溶湯中のマグネ
シウム量を定量したところ、それぞれ0.63%、0.
22係であった。
シウム量を定量したところ、それぞれ0.63%、0.
22係であった。
一方上記と同様Qこして弗化アルミニウムカリウムを添
加後15分後に塩化物を添加せず単に攪拌処理をして1
5分経過後溶湯中のマグネシウム量を定量したところ0
.45%であり、0.3%以下にするためには以後数回
の攪拌操作を繰返し2.5時間を要した。
加後15分後に塩化物を添加せず単に攪拌処理をして1
5分経過後溶湯中のマグネシウム量を定量したところ0
.45%であり、0.3%以下にするためには以後数回
の攪拌操作を繰返し2.5時間を要した。
また、アルミニウム損失は前者では0.5%であったが
後者では2.5 %であった。
後者では2.5 %であった。
実施例 2
溶解炉中で780℃に溶解したアルミニウム溶湯(マグ
ネシウム0.97%を含む)150Kgに対し、溶湯面
の浮遊滓を除去後弗化アルミニウムカリウム8に9と弗
化アルミニウムIKgとよりなる混合粉末を用いて実施
例1と同様の脱マグネシウム処理を施こした後、15分
経過後、MgCl270%、KCl25%s Ca F
25%よりなる混合塩粉末2.25に9を添加し、実施
例1と同様にしてマグネシウム量を定量したところ、添
加直前では0.61%、添加後15分では0.25%で
あり、このときのアルミニウム損失は0.62%であっ
た。
ネシウム0.97%を含む)150Kgに対し、溶湯面
の浮遊滓を除去後弗化アルミニウムカリウム8に9と弗
化アルミニウムIKgとよりなる混合粉末を用いて実施
例1と同様の脱マグネシウム処理を施こした後、15分
経過後、MgCl270%、KCl25%s Ca F
25%よりなる混合塩粉末2.25に9を添加し、実施
例1と同様にしてマグネシウム量を定量したところ、添
加直前では0.61%、添加後15分では0.25%で
あり、このときのアルミニウム損失は0.62%であっ
た。
また、塩化物の添加処理を行なわない場合、Mg含有量
が0.25%になるまでに2時間を要し、且つアルミニ
ウム損失は5.5%であった。
が0.25%になるまでに2時間を要し、且つアルミニ
ウム損失は5.5%であった。
実施例 3
ルツボ炉中で750℃に尋解したアルミニウム溶湯(マ
グネシウム1.0%を含む)5に4に対し300グの弗
化アルミニウムカリウムを添加し十分に攪拌後10分間
静置し、溶湯面全面に亘り塊状生成物が浮上したのをみ
てNaC147,5%KCl47.5%、NaF5%よ
りなる混合塩粉末75グを溶湯面に散布しゆるやかに攪
拌した。
グネシウム1.0%を含む)5に4に対し300グの弗
化アルミニウムカリウムを添加し十分に攪拌後10分間
静置し、溶湯面全面に亘り塊状生成物が浮上したのをみ
てNaC147,5%KCl47.5%、NaF5%よ
りなる混合塩粉末75グを溶湯面に散布しゆるやかに攪
拌した。
攪拌20分経過後溶湯中のマグネシウムを定量したとこ
ろ0.21%であり、このときのアルミニウム損失は0
.7%であった。
ろ0.21%であり、このときのアルミニウム損失は0
.7%であった。
Claims (1)
- 1 マグネシウムを含むアルミニウム溶湯に弗化アルミ
ニウムカリウムもしくは弗化アルミニウムカリウムと弗
化アルミニウムとを添加攪拌することによって脱マグネ
シウム処理を施こすに際し、攪拌処理後の溶湯面に塊状
生成物が浮上するのをみて、アルカリまたはアルカリ土
類金属の塩化物またはこれに少量のアルカリまたはアル
カリ土類金属の弗化物を混合したものを添加攪拌するこ
とを特徴とするアルミニウム溶湯の脱マグネシウム処理
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55074880A JPS5931579B2 (ja) | 1980-06-05 | 1980-06-05 | アルミニウム溶湯の脱マグネシウム処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55074880A JPS5931579B2 (ja) | 1980-06-05 | 1980-06-05 | アルミニウム溶湯の脱マグネシウム処理法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS572846A JPS572846A (en) | 1982-01-08 |
JPS5931579B2 true JPS5931579B2 (ja) | 1984-08-02 |
Family
ID=13560102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55074880A Expired JPS5931579B2 (ja) | 1980-06-05 | 1980-06-05 | アルミニウム溶湯の脱マグネシウム処理法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5931579B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101287558B1 (ko) * | 2011-03-07 | 2013-07-19 | (주)디에스리퀴드 | 알루미늄 또는 알루미늄 합금 용탕 내의 마그네슘 불순물 제거용 플럭스 및 이를 이용한 알루미늄 또는 알루미늄 합금 용탕 내의 마그네슘 불순물 제거방법 |
KR101287559B1 (ko) * | 2011-03-08 | 2013-07-19 | (주)디에스리퀴드 | 알루미늄 또는 알루미늄 합금 용탕 내의 마그네슘 불순물 제거용 비나트륨계 플럭스 및 이를 이용한 알루미늄 또는 알루미늄 합금 용탕 내의 마그네슘 불순물 제거방법 |
KR101287560B1 (ko) * | 2011-07-21 | 2013-07-19 | (주)디에스리퀴드 | 알루미늄 또는 알루미늄 합금 용탕 내의 칼슘 불순물 제거용 플럭스 및 이를 이용한 알루미늄 또는 알루미늄 합금 용탕 내의 칼슘 불순물 제거방법 |
-
1980
- 1980-06-05 JP JP55074880A patent/JPS5931579B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS572846A (en) | 1982-01-08 |
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