JPS5931541Y2 - 缶の開口装置 - Google Patents

缶の開口装置

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Publication number
JPS5931541Y2
JPS5931541Y2 JP6603581U JP6603581U JPS5931541Y2 JP S5931541 Y2 JPS5931541 Y2 JP S5931541Y2 JP 6603581 U JP6603581 U JP 6603581U JP 6603581 U JP6603581 U JP 6603581U JP S5931541 Y2 JPS5931541 Y2 JP S5931541Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
cut
opening
knob
cut piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP6603581U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57177931U (ja
Inventor
清 川俣
Original Assignee
日本製罐株式会社
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Publication date
Application filed by 日本製罐株式会社 filed Critical 日本製罐株式会社
Priority to JP6603581U priority Critical patent/JPS5931541Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、罐の端板から切放される一側のみ連結した
切放片を、開口時に自動的に折畳させることを目的とし
た罐の開口装置に関するものである。
従来、切放片を罐の端板から切放すことによって開口す
る罐の開口装置においては、切放片の処理に対する配慮
が払われていなかった。
例えば切放片が罐の端板と分離するものは、切放片のみ
捨てられて不慮の怪我を生じるおそれがあり、切放片が
罐の端板に付着する(即ち一部連続する)構造において
は(例えば特開昭46−166号)、端板上へのび上り
、切放片によって指を切る等怪我をするおそれがあって
危険であり、又は不十分開口時には邪魔になるおそれが
あった。
然るにこの考案は、罐の端板の一側に開口用スコアーを
環状未完結に設けて切放片を形成し、この切放片に摘み
が設けてあり、前記切放片は線径のほぼ+以下であって
、その裏面に突出した摘み片の取付用突部の側壁に切放
片屈曲案内用の直線縁が形成されており、前記直線縁は
前記スコアーの両端を結ぶ直線にほぼ平行とすると共に
、前記切放片の中央部に位置させである。
この考案によれば、開口時に摘み片を引き上げると、切
放片はその一側より端板上へ立ち上ると共に、前記直線
縁によって折り曲げられるので、端板の一側縁ヘコンパ
ンクトに収容される。
従って切放片は、はぼ摘み片の下部と端板との間に収ま
り、邪魔になるおそれがないことは勿論、取扱者の指を
怪我させるおそれもない、また摘み片を開口用のスコア
ーをほぼ覆う形状、大きさにすれば、意に反する開罐を
防止することもできるなど、前記従来の問題点を解決し
たものである。
以下この考案を第1図ないし第4図に示す実施例に基づ
いて説明する。
金属製の罐の端板1の一側に開口用スコアー2を設けて
切放片3を形威し、該切放片3に合成樹脂製の摘み片4
を取付けである。
前記開口用スコアー2は、前記端板1の外縁側に拡がっ
た扇形であって、中央側は未完結となっている(端子と
切放されないようにつながっている)。
一方前記摘み片4には、前記切放片3の裏面に突出した
摘み片の取付用突部5が切放片3を挾んでインジェクシ
ョン加工によって取付けである。
前記取付用突部5の内端部は、平面三角形に形成されて
あって、その−縁6が前記開口用スコアー2の両端を結
ぶ直線7と平行になるよう取付けてあり、前記縁6は、
切放片3のほぼ中央部に位置させである。
前記摘み片4は前記開口用スコアー2の直線部を覆う大
きさであり、その先端は尖鋭であって、前記開口用スコ
アー2の円弧状部を加圧し得るようになっている。
この考案の罐の開口装置は上記のように構e、されるも
のであって、摘み片4の先端を第2図中矢示8のように
押し下げて開口用スコアー2の一部を切断した後、摘み
片4の基端を摘んで第2図中矢示9のように斜め上方に
引き上げて開口する。
上記において、摘み片4を矢示9のように引き上げる際
に、前記取付用突部5の一縁6が案内となって、切放片
3は屈曲される。
このようにして開口用スコアー2の全長に亙って切放片
3を切放した後、摘み片4を端板1に押し付けることに
なり、切放片3は折畳された状態で端板1に固定される
(第4図)。
なお第5図に示すように、摘み片4に指掛孔10を設け
れば、指掛孔10に指を掛けることにより滑ることなく
、容易に摘み片4を引き上げて開口することができる。
上記実施例においては、開口用スコアー2を扇形に設け
たが、この形状に限定されるものではないこと勿論であ
る。
また上記実施例においては、開口用スコアー2を一部未
完結としたので、開口後において切放片3を端板1に折
畳した状態で測定できる効果がある。
更に、上記実施例においては、摘み片4に取付用突部5
をインジェクション加工によって取付けて切放片屈曲案
内用の直線縁を形成したが、摘み片の取付用突起を加熱
成形して直線縁を形成することもできる。
すなわちこの考案によれば、切放片の裏面に突出した摘
み片の取付用突部の側壁に切放片屈曲案内用の直線縁を
形成したので、罐の端板から切放された切放片を自然に
折畳させることができ、危害を未然に防ぐことができる
効果がある。
また切放片屈曲案内用の直線縁を開口用スコアーの両端
を結ぶ直線と平行に設けたので、開口方向と屈曲方向が
必然的に一致することとなる。
然して開口時に力が無駄になることもなく、またスコア
ーは全長に互って破切されるので、予定通りの大きさに
開口することができる。
また直線縁を切放片の中央部に設けたので、切放片はほ
ぼ二等分されて折畳され、罐の端板の一側にコンパンク
トに収納されることとなる。
更に摘み片の形状、大きさを開口用スコアーを覆うよう
なものにすれば、不慮の開罐を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案実施例の平面図、第2図は同じく側面
断面図、第3図は同じく開口状態を示す平面図、第4図
は同じく側面断面図、第5図は摘み片に指掛孔を設けた
実施例を示す平面図である。 1・・・・・・端板、2・・・・・・開口用スコアー、
3・・・・・・切放片、4・・・・・・摘み片、5・・
・・・・取付用突部、6・・・・・・直線縁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 罐の端板の一側に開口用スコアーを環状未完結に設
    けた切放片が形成され、この切放片に摘み片が設けられ
    た罐の開口装置において、前記切放片の長さは線径のほ
    ぼ士以下であって、その裏面に突出した摘み片の取付用
    突部の側壁に切放片屈曲案内用の直線縁が形成されてお
    り、該直線縁は前記スコアーの両端を結ぶ直線にほぼ平
    行とすると共に、前記切放片の中央部に位置させてなる
    罐の開口装置。 2 摘み片は、開口用スコアーをほぼ覆う形状、大きさ
    とした実用新案登録請求の範囲第1項記載の罐の開口装
    置。
JP6603581U 1981-05-07 1981-05-07 缶の開口装置 Expired JPS5931541Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6603581U JPS5931541Y2 (ja) 1981-05-07 1981-05-07 缶の開口装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6603581U JPS5931541Y2 (ja) 1981-05-07 1981-05-07 缶の開口装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57177931U JPS57177931U (ja) 1982-11-11
JPS5931541Y2 true JPS5931541Y2 (ja) 1984-09-06

Family

ID=29862070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6603581U Expired JPS5931541Y2 (ja) 1981-05-07 1981-05-07 缶の開口装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0454102Y2 (ja) * 1985-01-16 1992-12-18

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JPS57177931U (ja) 1982-11-11

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