JPS5931512Y2 - 可変直径プロペラ - Google Patents

可変直径プロペラ

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Publication number
JPS5931512Y2
JPS5931512Y2 JP2703680U JP2703680U JPS5931512Y2 JP S5931512 Y2 JPS5931512 Y2 JP S5931512Y2 JP 2703680 U JP2703680 U JP 2703680U JP 2703680 U JP2703680 U JP 2703680U JP S5931512 Y2 JPS5931512 Y2 JP S5931512Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insertion hole
chamber
blade
movable piece
pressure
Prior art date
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Expired
Application number
JP2703680U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56127198U (ja
Inventor
彰良 藤田
一芳 鈴木
泰男 浅野
Original Assignee
日立造船株式会社
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Publication date
Application filed by 日立造船株式会社 filed Critical 日立造船株式会社
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Publication of JPS56127198U publication Critical patent/JPS56127198U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は可変直径プロペラに関するものである。
船舶の推進装置(以下プロペラという。
)において、プロペラ自体の推進性能を変更させること
が行なわれる。
推進性能の変更は次のような場合に必要とされる。
■ 船舶の入出港時とか狭水域航行時等と洋上航海時と
の間で推進力を変更させる場合。
2 機関の老朽化により所期の出力をプロペラに伝達さ
せることができなくなった場合、この場合、従来はプロ
ペラ翼の先端部を切削することによってプロペラの回転
数を確保するようにしていた。
かかる要請に応じ、従来、特開昭52−103195号
公報がある。
しかしこの構成では、プロペラ翼13はリンク16およ
び作動杆2を介して油圧シリンダにより間接的に回動さ
せられるようになっており、構造が複雑で、またリンク
機構に必然的に生じる遊びによってプロペラ翼13の支
持が不確実となりやすく、プロペラ翼13をプロペラ軸
の中空軸部分1aに固定させにくり、プロペラ軸を回転
させて推進させるときに、プロペラ翼13が不測に動く
おそれがある。
そこで本考案はかかる問題点を解消した可変直径プロペ
ラを提供するものである。
以下本考案の実施例を図面に基づき説明する。
1はボス、2はキャップであり、ボス1は伝動軸3を介
して図外の機関に連動連結され、その軸心Oの周りで回
転する。
ボス1は内部同方向等ピツチおきに複数(4〜5)の圧
力室4を有すると共に、その外周から圧力室4の中央部
に通じる翼基端部挿入孔5を有する。
6は翼であり、その基端部が継手部7として構成される
継手部Iは一端に翼本体6Aが一体に連設される鍔部7
Aを有し、また他端に球部7Bを有し、さらに鍔部γA
と球部7Bとの間がなだらかなくびれ部7Cとされる。
かかる継手部Iは、その球部7Bの下半部が前記圧力室
4内に突出するように前記挿入孔5に挿入される。
他方挿入孔5の前記軸心O方向側の前壁5A並びに後壁
5Bにそれぞれ断面円弧状に突出する一対の突部5a、
5bが有せしめられ、これら突部5a 、sbが前記く
びれ部7Cの前後面に線接触状態で当接せしめられる。
この状態で、翼6は前後方向(矢印R)に一定範囲内で
揺動可能に支持される。
圧力室4内には前記球部7Bを保持しかつ該圧力室4を
一室4Aと他室4Bとに2分する可動片8が密閉摺動可
能に内嵌される。
可動片8は図示するように一対のものを対設させても、
あるいは一体のものでもよい。
9A、9Bは前記−室4A及び他室4Bにそれぞれ連通
ずる給排圧通路であり、これらはボス1の中心部から伝
動軸3内部を経て図外の給排圧回路に接続される。
以上において、給排圧通路9A 、9Bを通して一室4
Aあるいは他室4Bに給排圧すると、可動片8が球部7
Bを保持した11圧力室4内をボス1の回転軸心O方向
に往復動する。
翼6は継手部7のくびれ部7Cを介して支持されている
から、この部分を中心として該翼6が前後に揺動する。
翼6の前後の揺動限位置は一室4Atたは他室4Bに圧
力(油圧)を発生させた11にしておくことによっても
固定的に設定し得るが、望捷しくばその状態を維持し得
るストッパを設ける。
なお図示例では翼6を前後方向に揺動させてその回転半
径を変更させ、推進性能の増減を図る場合を説明した八
これ以外にたとえば翼6をボス1の周方向に揺動させる
ようにも容易に構成し得る。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば一室4
Atたは他室4B内に圧力流体を圧入させるだけで、可
動片8が伝動軸3の軸心O方向に沿って一方向へ移動し
、翼6がくびれ部7Cと突部5a、5bとの接点を支点
として回動し、その直径を変更し得るものであって、特
に翼6を可動片8Ycよって直接的に回動させるもので
あるから、構造が簡単となり、また翼6の支持が確実で
、翼6をボス1に固定でき、伝動軸3を回転させて推進
させるときに、翼6が不測に動くことはない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案実施例の断面図である。 1・・・・・・ボス、4・・・・・・圧力室、4A・・
・・・・−室、4B・・・・・・他室、5・・・・・・
翼基端部挿入孔、5A、5B・・・・・・前後壁、sa
、sb・・・・・・突部、6・・・・・・翼、I・・・
・・・継手部、8・・・・・・可動片、O・・・・・・
ボス回転軸心。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 伝動軸3の先端に設けられたキャップ2付きボス1内に
    圧力室4を形成し、該圧力室4内に可動片8を伝動軸3
    の軸心O方向に沿って往復移動自在に挿入し、圧力室4
    の可動片8で区切られた一室4Aと他室4Bとにそれぞ
    れ圧力流体給排用の給排圧通路9A、9Bを接続し、ボ
    ス1の外周部適所に周方向に沿って適当間隔ごとに挿通
    孔5を形成し、該挿通孔5の内周面の前壁5Aおよび後
    壁5Bに円弧状の突部5a 、5bを形成し、一端に鍔
    部7Aを有すると共に他端に形成した球部7Bが可動片
    8に形成された凹球部内に回動自在に嵌入しかつ中央の
    くびれ部7cが上記挿通孔5の両突部5a 、5bVc
    対向する継手部Iと、該継手部7に一体連設された翼本
    体6Aとからなる翼6を設けたことを特徴とする可変直
    径プロペラ。
JP2703680U 1980-02-29 1980-02-29 可変直径プロペラ Expired JPS5931512Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2703680U JPS5931512Y2 (ja) 1980-02-29 1980-02-29 可変直径プロペラ

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JP2703680U JPS5931512Y2 (ja) 1980-02-29 1980-02-29 可変直径プロペラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56127198U JPS56127198U (ja) 1981-09-28
JPS5931512Y2 true JPS5931512Y2 (ja) 1984-09-06

Family

ID=29623004

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JP2703680U Expired JPS5931512Y2 (ja) 1980-02-29 1980-02-29 可変直径プロペラ

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JPS56127198U (ja) 1981-09-28

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