JP3199764B2 - ガスジェットによるミサイル操向装置 - Google Patents

ガスジェットによるミサイル操向装置

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JP3199764B2
JP3199764B2 JP04945691A JP4945691A JP3199764B2 JP 3199764 B2 JP3199764 B2 JP 3199764B2 JP 04945691 A JP04945691 A JP 04945691A JP 4945691 A JP4945691 A JP 4945691A JP 3199764 B2 JP3199764 B2 JP 3199764B2
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    • F42AMMUNITION; BLASTING
    • F42BEXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
    • F42B10/00Means for influencing, e.g. improving, the aerodynamic properties of projectiles or missiles; Arrangements on projectiles or missiles for stabilising, steering, range-reducing, range-increasing or fall-retarding
    • F42B10/60Steering arrangements
    • F42B10/66Steering by varying intensity or direction of thrust
    • F42B10/663Steering by varying intensity or direction of thrust using a plurality of transversally acting auxiliary nozzles, which are opened or closed by valves

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  • Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】この発明は、横方向ガスジェットにより
ミサイルのステアリングないし操向を行うための装置、
及び、その装置を備えるミサイルに関する。
【0002】ミサイルが高荷重倍数において操向される
場合は、このミサイルに横方向ノズルが設けられ、主推
進装置のガス発生器から、又はそのために特に設けられ
るガス発生器から、ガスがその横方向ノズルに供給され
る。したがって、ミサイルの軌道方向を迅速かつ認識で
きる程度に変化させることができる横推進力を発生させ
るよう、横方向ガスジェットが提供される。このような
横方向の力の作用線は、ミサイルの重力中心を、あるい
は少なくともその近傍を通過するようにされ、それによ
りミサイルは強制操向されることになり、制御に関する
応答時間はその場合、特に迅速である。しかし、これは
義務的なものではなく、前記横方向力の作用線はミサイ
ル軸心の、重力中心とは異なる点を通過するようにして
も良い。その場合は前記横方向力は、通常の気体力学操
向面と同様に、ミサイルの姿勢を重力中心に関して制御
するモーメントを発生する。
【0003】
【先行技術の説明】米国特許第4,531,693号明細書及び
フランス特許第2,620,812号明細書から、横方向ガスジ
ェットによりミサイルを操向するシステムが周知となっ
ており、これは回転バルブ部材を介して少なくとも一対
の横方向ノズルに連結され得るガス発生器を備え、前記
回転バルブ部材は駆動装置の作用により移動して、前記
ノズルを通るガスの流量を制御するように構成されてい
る。
【0004】米国特許第4,531,693号明細書に示される
システムにおいては、各前記ノズルに関して、オシレー
タにより別個に制御される個々独立した回転バルブ部材
が関連配置されている。この構造においては、各回転バ
ルブ部材は低慣性を有することから、バルブ装置の応答
時間、したがって操縦の応答時間は極めて小さい。
【0005】さらに、各前記バルブ部材に対してオシレ
ータが設けられているので、各バルブ部材の位置(完全
開放位置、完全閉鎖位置又は部分閉鎖位置)が常時、操
向フェース及び/又は前記ガス発生器の状態に正確に対
応するように、前記オシレータ全体を制御することが容
易である。他方、前記回転バルブ部材がオシレータによ
り制御されるので、対応ノズルに関するバルブ部材の制
御位置は直接的に到達されるのではなく、一連の振動動
作により到達される。さらに、これらの振動動作はミサ
イルに寄生振動をもたらし、その操向を複雑にする。
【0006】他方、フランス特許第2,620,812号明細書
に示されるシステムにおいては、前記ノズル間に必要な
制御結合状態を提供するため、回転バルブ部材は2つの
ノズルに共通して設けられると共に、このバルブ部材は
ジャッキのピストンの位置により制御されるようになっ
ており、前記ジャッキの異なる横断面を有する2つの室
は、前記発生器により発生されるガスの一部を受容する
と共に、前記ジャッキのピストンの位置、したがって前
記バルブ部材の位置は、前記ジャッキの室で最大横断面
を有する室内の前記ガスの流量を制御することにより制
御される。このような制御においては、回転バルブ部材
は振動動作をすることなく、所定位置へ直接的に到達す
ることができる。しかしこの場合、回転バルブ部材は必
然的に余計なものとなり、したがって、その慣性及びそ
の応答時間は大きくなる。
【0007】
【発明の概要】この発明の目的は、低慣性を有すると共
に振動のないバルブ制御をもたらすバルブ装置を備え
た、前述のタイプの操向装置を提供することにある。
【0008】この目的のために、この発明によれば、回
転バルブ装置を介して少なくとも一対の横方向ノズルに
連結されるガス発生器を備えると共に、前記バルブ装置
が駆動装置の作用により可動で、かつ前記横方向ノズル
を通るガス流量を制御するようにされている、ガスジェ
ットによるミサイル操向装置において、以下のような特
徴を有している。
【0009】即ち、各横方向ノズルに個々の回転バル
ブ部材が関連配置されている。
【0010】該回転バルブ部材の各々の回転が、個々の
関連するジャッキのピストンにより制御され、ジャッ
キの一室がガス発生器により発生されるガスの一部を
受容し、前記ピストンの位置が、前記一方室を通る前記
ガスの流量を制御することにより制御される。
【0011】前記ガスの流れを受容するのと反対側の前
記ジャッキの他方の各々が、非圧縮性圧力流体を包含
する連結回路により相互に連結される。
【0012】前記非圧縮性圧力流体の容量が、前記回転
バルブ部材の一つが関連する前記横方向ノズルの完全開
放位置となると共に、前記回転バルブ部部材の他の総て
回転バルブ部材が各々対応する前記横方向ノズルを完
全に閉鎖するように、選択されるようになっている。
【0013】したがって、回転バルブ部材の各々は低慣
性を有すると共に、制御される各回転バルブ部材の位置
は、制御される対応ジャッキにより振動的運動を生ずる
ことなく、決定され、制御されていないジャッキは、前
記非圧縮性加圧流体の分配状態により所定位置を取る。
【0014】バルブ装置の慣性を可能な限り低減させる
ために、前記横方向ノズルの各々は、個々の関連する前
記回転バルブ部材側で且つ該回転バルブ部材と共働する
少なくとも前記横方向ノズルの流入オリフィス側の近傍
において、長方形断面を有している。したがって、各
バルブ部材は、半径方向に突出するプレートを備えた
シャフトからなり前記プレートの長手方向端面が対応
の前記横方向ノズルの前記流入オリフィス側と共働する
よう形成することができる。
【0015】バルブ装置に対して、その開放を妨害する
ようにガスにより作用されるトルクを低減するために、
前記回転バルブ装置の開放位置における前記横方向ノズ
ルの前記流入オリフィス側に対向する前記半径方向プレ
ートの横面が、凹曲面に構成されることが有利である。
【0016】前記回転バルブ部材が前記ミサイルの構造
体と一体の剛性ブロックに取り付けられることが好まし
い。
【0017】前記横方向ノズルの各々が、前記ミサイル
の表層と一体に設けられた翼部に形成される時は、前記
流入オリフィス側の端部である前記各横方向ノズルの足
部が前記剛性ブロックに、摺動嵌合により取り付けられ
ることが有利である。したがって、前記横方向ノズルの
変形はミサイルの残りの部分からは隔離されることにな
る。
【0018】前記ジャッキを通る前記ガス流量の制御
は、前記ジャッキの前記一方室に接続する漏斗状部分内
で、球体を移動する線型モータにより達成することが好
ましい。
【0019】この装置が2の横方向ノズルを備えると
共に、該各対の2つの横方向ノズルが正反対位置関係を
有し、かつ該2対の内の一方対の横方向ノズルが該2対
の内の他方対の横方向ノズルを包含する半径面に対して
直交する半径面内に配置される時は、該他方対の各横方
ノズルに対応する各回転バルブ部材は、該他方対の各
横方向ノズルに対応する各回転バルブ部材と同時に制御
される。
【0020】この場合、一対の横方向ノズルの各々に対
応する前記各回転バルブ部材が、同一モータにより制御
されることが好ましい。
【0021】この場合、次の方程式を解くための演算処
理手段がミサイルに内蔵される。 (1) fcosβ=F1−F3 (2) fsinβ=F4−F2 (3) F1+F2+F3+F4=P (4) F2=F3 又はF1=F4 (式中、fは所望半径方向推進力の強さ、βは前記横方
ノズルの一つからの半径方向推進力と前記所望半径方
向推進力とにより形成される角度、F2,F3及びF4
は他の3つの横方向ノズルからの半径方向推進力であ
る。)非圧縮性加圧流体貯蔵部が、前記連結回路に連結
されるように設けられる。このような貯蔵部は、前記連
結回路を排出部に連結することができるバルブ部材によ
り、前記連結回路に連結することができる。
【0022】
【好ましい実施例の説明】図1〜図3に概略的に示され
るこの発明のミサイル1の実施例は、翼部3及び尾部フ
ィン4を備える細長い本体2から構成されている。本体
2の軸心は線L−Lで示されている。翼部3及び尾部フ
ィン4には、それぞれ制御面5及び6が設けられてい
る。翼部3は4つ設けられると共に、1対づつが正反対
の関係に配置され、2つの隣合う翼部3の面は相互に直
交すると共に、軸心L−Lを通過する。同様に、尾部フ
ィン4は4つ設けられると共に、1対づつが正反対関係
に配置され、2つの隣合う尾部フィンの面は相互に直交
すると共に、軸心L−Lを通過する。さらに、尾部フィ
ンは翼部3の2等分平面内に位置されている。
【0023】ミサイル1の重心Gの近傍に、4つのノズ
ル8を制御する強制操向装置7が本体2に設けられ、こ
れらのノズル8は1対づつが正反対の関係となり、か
つ、翼部3に配置されている。ノズル8は、たとえば固
体燃料(propergol)を備えるガス発生器9の燃焼室付
近に配置されると共に、ダクト10により前記ガス発生器
9に連結される。
【0024】ノズル8は流入オリフィスすなわち首部11
を介してダクト10に連結されると共に、流入オリフィス
11よりも大きい横断面を有する流出オリフィス12を介し
て外部へ開口し、これらのオリフィス11及び12は発散部
(divergent portion)13により、相互に連結される。
流出オリフィス12は翼部3の長手方向端部3aのレベルに
配置され、したがって、ノズル8を通過するガスジェッ
トはミサイルの本体2から偏向されると共に、前記本体
2の表層2aの回りの気体力学流動をほとんど妨害するこ
とがない。
【0025】詳細は後述するが、各ノズル8にはその流
入オリフィス11のレベルに、各々対応するノズル8を少
なくとも部分的に閉鎖又は逆に開放するバルブ部材すな
わち回転バルブ14(図2または3に示される)が取り付
けられている。
【0026】飛行において、高荷重倍数でない場合は、
ミサイル1が通常のように、その気体力学制御面5及び
6により操向されることから、強制操向装置7の作動
は、絶対に必要であるというものではない。その結果、
ガス発生器9が制御運転型である場合は、停止され得
る。ガス発生器9が連続運転型の場合は、2つの対向ノ
ズルのバルブ部材14は、そこから放出されるガスジェッ
トがミサイルに対して、合力が零になる力を作用するよ
うに制御される。この場合、2つの対向ノズルのバルブ
部材14は常時、半開状態にあり、ガス発生器9により発
生されるガスを逃すようになっている。
【0027】他方、高荷重倍数で飛行する場合は、ミサ
イルの軌道方向を急激に変化させるために、この急激な
方向変化を達成するよう、少なくとも1つのノズル8が
完全に機能を果たすようにすることが必要である。この
場合、作動するよう制御されたバルブ部材14は大きく引
かれて、放出される横方向ガスジェットが多量にされ、
ミサイル1が急激に方向を変える。これに対して、作動
されていないバルブ部材14は、完全でないとしても、相
当に対応のノズル8を閉じている。
【0028】ノズル8は翼部3に装備されていることか
ら、平坦な漏斗の形状を有している。流出オリフィス12
は長手形状を有し、その横断面の長寸法部はミサイル1
の長手方向軸心L−Lに平行であると共に、この横断面
の短寸法部は前記軸心L−Lに対して横断面方向にあ
る。この横方向短寸法は一定であることが有利であり、
また流出オリフィス12の端部は丸められている。
【0029】ミサイル1の内側に配置される流入オリフ
ィスすなわち首部11も、一定の幅及び丸められた端部を
有する長方形状を有する。前記オリフィス11の横断面は
流出オリフィス12と類似の形状であるが、それより小さ
い形状を有する。発散部13は調整された面により2つの
オリフィス11及び12に連結される。ガス発生器9からの
燃焼ガスを十分に膨張させるために必要な横断面比は、
オリフィス11及び12のそれぞれの長さを決定することに
より得られる。
【0030】長方形構造のノズル8において、横方向操
向ジェットは、気体力学流動のための小前面寸法を有す
るシートの形状となっている。その結果、前記横方向操
向ジェット及び前記気体力学流動間の相互作用(この作
用は、流出オリフィス12を本体2の表層2aから離れる方
向に移動することにより既に軽減されている)は、完全
には抑制されないとしてもさらに低減され、したがっ
て、気体力学要素3、4、5及び6は横方向操向ジェッ
トが最大動力で利用されている場合でも、気体力学流動
と共働しながらその機能を果たし続ける。
【0031】図3に明瞭に示されるように、強制操向装
置7は2つの部片7a及び7bから形成されており、それは
バルブ部材14が取り付けられる部片7a、及び前記バルブ
部材を制御する部片7bである。
【0032】強制操向装置7の部片7aは中央剛性ブロッ
ク15を備え、これは軸心L−Lと同軸であると共に、内
部に可動バルブ部材14が配置されるケースを形成する。
剛性ブロック15は端部ウェブ16、17により、ミサイル1
の本体2の内部構造に剛性結合されている。この剛性ブ
ロック15は中空形状であると共に、周縁開口19を介して
ダクト10と連通する内部凹所18を備える。さらに、剛性
ブロック15は他の周縁開口を備え、これはノズルオリフ
ィス11を形成すると共に、バルブ部材に依存して内部凹
所18と連通する。
【0033】各回転バルブ部材14はシャフト20を備え、
シャフト20はミサイルの軸心L−Lに平行な軸心l−l
を有すると共に、剛性ブロック15に対して低摩擦軸受2
1、たとえばボールベアリングにより取り付けられる。
各バルブ部材14は半径方向プレート22を備え、このプレ
ート22は対応のシャフト20に固定されると共に、それに
関して外方に突出している。半径方向プレート22の長手
方向外面22aは対応ノズルオリフィス11と共働して、そ
れを閉鎖する(図2の上左部のバルブ部材14の位置を参
照)か、あるいは少なくとも部分的に前記ノズルオリフ
ィス11を開放する(図2の下右部のバルブ部材14の位置
を参照)ようになっている。
【0034】バルブ部材14がこの閉鎖位置にある時、内
部凹所18がノズル8から遮断され、したがってノズル8
がダクト10から遮断される。他方、バルブ部材14がオリ
フィス11を開放する位置にある時、ノズル8は前記ノズ
ルオリフィス11、内部凹所18及び周縁開口19を介して、
ダクト10に連通する。
【0035】バルブ部材14の軸心l−lはそれぞれ、ノ
ズル8の長手方向中央面に配置される。
【0036】バルブ部材14によりノズルオリフィス11の
開放に抵抗するトルク(このトルクはガスのスピードア
ップ、及びその結果として前記ノズルオリフィス11のレ
ベルにおいて生じる減圧によりもたらされる)を制限す
るため、前記バルブ部材14の開放位置において、ノズル
オリフィス11に対面するプレート22の横面22bが凹曲面
にされて、内部凹所18の内壁18aと共に前記ノズルオリ
フィス11の方向に発散を行う部分を形成する構成を有し
ている。したがって、横曲面22bはガスをスピードアッ
プし、バルブ部材14の回転軸心l−lから距離を有する
位置に発生される減圧部を移行させるためのベアリング
面としての機能を有する。
【0037】各バルブ部材14が極めて小さい回転慣性及
び小作動間隙を有し、したがって、最小制御動力により
極めて短い応答時間を達成することができるように、シ
ャフト20に関するプレート22の突出量は低減されてい
る。したがって、このようなバルブ部材の実施例におい
ては、慣性が極めて小さく、それにより応答時間が極め
て短縮され、かつノズルオリフィスの開放に抵抗するト
ルクを抑制し、したがって複雑な補償システムを設ける
必要性が回避されている。
【0038】勿論、閉鎖位置における漏出が低減される
ように、かつ、たとえば火薬型のガス発生器9から到達
する場合の、ガスの高温によりもたらされる膨張が許容
されるように、バルブ部材14の外面22aはブロック15の
内壁18aに関して最小間隙となっている。ブロック15及
びバルブ部材14の構成材料の選択、及びその形状の選択
が摩擦を最少化するために寄与するものであり、たとえ
ば炭素又はモリブデンが、熱保護コーティング又はスリ
ーブにより保護され、あるいは保護されない状態で利用
される。
【0039】さらに、図2及び図3に示されるように、
ノズル8の足部8aは剛性ブロック15の外壁に設けられ
た、対応する形状を有する押刻部23に嵌合され、したが
って前記ノズル8及び前記剛性ブロック15の結合は、摺
動嵌合型のものとなる。したがって、本体2の表層2aと
一体にされるノズル8は、本体2の変形に従動する。し
たがって、ミサイル1の内部剛性構造及び本体2の外表
層2a間の変形は分離されており、これは強制操向操作中
にミサイル1が受ける高荷重倍数に一部の理由があり、
この変形は作動の妨害を発生する可能性がある。
【0040】図3に示されるように、バルブ部材14のシ
ャフト20は強制操向装置7の部片7b(一点鎖線により示
される)内に貫入して、前記バルブ部材14を制御するよ
うになっている。図4〜図8において、この制御部片7b
の実施例が概略的に示される。
【0041】図4及び図5において、各バルブ部材14に
関連してジャッキ30が配置され、そのピストン31は機械
的連結部32により前記部材14のシャフト20に連結されて
いる。ここで、機械的連結部32は、図示の例において
は、軸心l−lの回りで前記シャフト20と共に回転する
ように連結される半径方向アーム33、及びリンク34を備
え、リンク34はそれぞれ35及び36の位置において、前記
アーム33及び前記ピストン31のロッド37に関節結合され
る。
【0042】ピストン31はジャッキ30のシリンダ38の内
部を、2つの室38a及び38bに分割する。室38b内へダク
ト39が延設され、ダクト39はピストン31を室38a方向に
押戻すように非圧縮性加圧流体を導入し、バルブ部材14
がノズル8のオリフィス11を閉鎖する位置へピストンを
移行させることができる(図4参照)。
【0043】この場合、ピストン31は停止体40に当接
し、この停止体40は室38aに設けられて、室38aが占有で
きる最小容積を画定する。
【0044】この最小容積の室38aにおいて、キャリブ
レートされた横断面を有する流入ダクト41、及び調整自
在な横断面を有する流出ダクト42が開口している。流入
ダクト41は、たとえばダクト10に連結されることによ
り、ガス発生器9により発生されるガス流量の一部、た
とえば約1%の量を受容する。流出ダクト42は、たとえ
ばミサイル1の外部に連結されることにより排気状態に
され、したがって低圧Poが室38a内に存する。前記流
出ダクト42の横断面を正確かつ迅速に調整できるように
するため、その自由端が部分43に延設され、この部分43
は漏斗の形状に開口されると共に、耐火性球体44が前記
漏斗状部分43内で、その軸心方向に移動するように配置
される。モータ45、たとえば線型電動モータが前述のよ
うな球体44の移動のために設けられている。このような
装置において、球体44は閉鎖位置においてダクト42に関
して自動的にセンタリングされることは理解されよう。
【0045】測定要素46(たとえば回転電位差計)がシ
ャフト20に対して、たとえば前記電位差計のシャフトに
連結されるギア47と、軸心l−l上に中心を有すると共
に、半径方向アーム33に固定される円形ラック48とを介
して連結され、前記バルブ部材14の回転位置を測定する
ようになっている。
【0046】モータ45が制御されて、球体44が引込めら
れて流出ダクト42が完全に開放(図4参照)される時、
すなわち前記球体44及び漏斗状部分43の対面壁間におい
て、流動断面を流出ダクト42の横断面に少なくとも等し
くなるように開放される時、流入ダクト41を介して流入
するガス流量は前記流出ダクト42を介して自由に逃出す
ることができ、したがってこのガス流はピストン31に対
して低圧力Poを作用させるにすぎず、したがってピス
トン31は、ダクト39により送られる非圧縮性圧力流体の
作用により、停止体40まで押し戻される。このピストン
31の位置において、機械的連結部32はバルブ部材14に対
して、それがノズルオリフィス11を完全に閉鎖する位置
を強制する。この閉鎖位置は測定要素46により検出され
る。
【0047】他方、モータ45が制御されて、図4に示さ
れる閉鎖位置から球体44が流出ダクト42に接近される
と、前記球体44は漏斗状部分43の対面壁と共働して、流
動断面を徐々に減少させる。この流動断面が流出ダクト
42の横断面より小さくなると直ちに、流入ダクト41を介
して流入するガス流動が妨げられ、したがって室38a内
のガス圧力は、Po値を越えて増大する。この圧力がダ
クト39により送られる非圧縮性圧力流体の作用に打勝つ
ほど十分に大きくなると直ちに、ピストン31は図4にお
いて左方へ移動し、機械的連結部32により、バルブ部材
14が、ノズルオリフィス11を開放する方向(図4におい
て時計方向)に回転される。ガス発生器9により発生さ
れたガスは、ダクト10及び凹所18を介してオリフィス11
に送られ、そして、ノズル8を介して逃出される。常
時、バルブ部材14の対応する部分開放位置は測定要素46
により示される。
【0048】球体44が、モータ45の作用により、流出ダ
クト42に接近し続けると、最終的には前記球体44は漏斗
状部分43の壁部に接触される(図5参照)。その時、流
入ダクト41を介して流入するガス流のための流動断面は
零になり、室38a内の圧力は、ガス発生器9により発生
されるガスの圧力値となる。この状態において、機械的
連結部32がバルブ部材に対して、それが完全にノズル8
のオリフィス11を開放する位置を強制することから、ダ
クト39により送られる非圧縮性圧力流体の作用に抗し
て、ピストン31が十分に押し戻される。
【0049】ここでモータ45が制御されて、球体44が引
っ込められると、ガス流動断面が前記球体44及び漏斗状
部分43の対面壁間で再び形成され、したがって室38a内
の圧力が減少し、ダクト39により送られる非圧縮性圧力
流体が図4及び図5において右方へ押し戻し、バルブ部
材14がオリフィス11を閉鎖する方向(図4及び図5にお
いて反時計方向)に回転する。
【0050】このように、モータ45を制御することによ
り、バルブ部材14の相対回転がノズルオリフィス11に関
して制御されて、このバルブ部材に対して、ノズル8の
完全閉鎖(図4)及び前記ノズルの完全開放(図5)間
のあらゆる所望位置が伝達される。前記バルブ部材の瞬
間的位置は測定要素46により測定される。
【0051】容易に理解されるであろうが、ミサイル1
の各ノズル8に利用される図4及び図5のシステムは、
前記ミサイルが強制操向されることを可能にする。複動
ジャッキの作動を確実にするため、室38aをピストン31
の大駆動断面に対応させ、したがって室38b側におい
て、ピストン31の面積を室38a側におけるより小さくす
ることが好ましい。これは、ピストンロッド37によって
達成されている。
【0052】したがって、ノズルオリフィス11に関する
バルブ部材14の位置は、ピストン及び対応バルブ部材間
の力の平衡から得られる。
【0053】図6において、4つのノズルを備えるミサ
イル1を操向するために図4及び図5のシステムが適用
された状態が概略的に示されている。4つのノズルは2
つづつが正反対位置関係を有し、かつミサイル1の軸心
L−Lの回りに90度の間隔で配置されている。この図面
において、前記ノズルの参照数字8には、それぞれ添字
i(i=1,2,3又は4)が、軸心L−Lの回りに時
計方向に進行するように付けられており、ノズル8.iに
関連する装置には同一添字iが付与される。したがっ
て、各ノズル8.iに対して、バルブ部材14.i、ジャッキ3
0.i(そのピストン31は連結部32.iにより対応するバル
ブ部材14.iに連結されている)、及びピストン測定要素
46.iが関連配置されている。しかし、ノズル毎に単一の
モータ45を設ける代わりに、この実施例においては2つ
の正反対位置関係のノズルに対して単一のモータ45が利
用されており、モータ45.13はそれぞれノズル8.1及び8.
3に関連するバルブ部材14.1及び14.3を制御し、また、
モータ45.24はそれぞれノズル8.2及び8.4に関連するバ
ルブ部材14.2及び14.4を制御する。これら各モータ45.1
3及び45.24は、たとえば、フランス特許第2,622,066号
明細書に記載されるタイプの線型モータとされ、それは
自体に平行に移動することができる長いコア50を備えて
いる。球体44がコア50の各端部に保持されて、対応のジ
ャッキ30.1及び30.3又は30.2及び30.4の流出ダクト42と
関連する漏斗状部分43と共働して、球体44がその関連漏
斗状部分43に接近される時、他方の球体44はその漏斗状
部分から離れる方向に移動される。逆もまた同様であ
る。
【0054】さらに、4つのジャッキ30.1〜30.4のダク
ト39が相互に連結され、ダクト39及びジャッキ30.1に収
容される作動流体は加圧状態にある。
【0055】さらにまた、ガス発生器9の特別のパルス
を最適にするため、4つのジャッキ30.1〜30.4間に包含
される非圧縮性作動流体の容積により定められる、4つ
のノズル−バルブ部材対を介するガス流出用の総横断面
が、ノズル8のオリフィス11の完全開放量に等しいよう
に選択されている。
【0056】2つのモータ45.13及び45.24がその中立位
置(図8のモータ45.24の位置に対応する)にある時、
各球体44はそれらが共働する漏斗状部分43から離れる方
向に移動し、かつそこから等しい距離にあり、したがっ
て4つのダクト42の流出横断面は同一である。したがっ
て、4つの室38b及びダクト42間に収容される作動流体
の作用により、4つのジャッキ30.1〜30.4のピストン31
は同一位置を占有し、各ノズル8.1〜8.4は1/4開放状
態にある。
【0057】この中立位置からモータ45.13又は45.24の
一方が制御されると、対応するコアは制御により付与さ
れる方向に移動すると共に、球体44をその関連の漏斗状
部分43に接近させる。したがって、一方のバルブ部材14
がさらに開放されると共に、室38b及びダクト42に非圧
縮性作動流体が等しく分配されていることから、他の3
つのバルブ部材14は閉鎖されると共に、同一の部分閉鎖
状態となる。このような制御は、1つのバルブ部材が完
全に開放されると共に、他の3つが完全に閉鎖されるま
で続けられる。この最終状態が図6に示され、そこでは
バルブ部材14.1が開放され、バルブ部材14.2,14.3,1
4.4が閉鎖位置にある。
【0058】2つのモータ45.13及び45.24が作動される
よう制御される場合は、2つのバルブ部材14が制御にし
たがって制御開放位置を取るのに対し、他の2つのバル
ブ部材は同一の部分閉鎖位置を取る。これは、前記非圧
縮性作動流体が室38b及びダクト39の回路内に、等しく
分配されているからである。制御された2つのバルブ部
材の全体的な開放は、せいぜい、単一バルブ部材の完全
開放に対応し、他の2つのバルブ部材が閉鎖される時
は、前記各部材は、せいぜい、対応ノズルオリフィスの
半分を開放し、その状態は図2に示されている。
【0059】既知のように、ノズル8から放出されるガ
スジェットにより与えられる横方向推進力(スラスト)
は、前記ノズルの開放量の直関数であるから、ミサイル
の軸心L−Lの回りに図8のシステムにより与えられる
横方向推進力は、前記軸心上に中心を有する正方形51で
示されることは理解されよう(図7参照)。
【0060】正方形51の頂点はノズル8.1,8.2,8.3及
び8.4の軸心上に存すると共に、前記各ノズルにより与
えられる最大推進力F1M,F2M,F3M及びF4M
に対応し、他の3つが完全に閉鎖される時は、これらの
各最大推進力はガス発生器9により与えられる推進力P
に等しい。図7において、半径Pを有する円52も示され
ており、これは軸心L−Lの回りにおけるガス発生器9
の推進力の均等理論分布状態に対応する。この理論的分
布状態を近似化し、この発明のシステムをさらに最適化
するため、正反対位置関係のノズルの数量を増大するこ
とが有利であり、その場合、正方形51は前記円52に可能
な限り接する多角形に変換されることは理解されよう。
【0061】図8に示されるように、モータ45.13及び4
5.24を制御し、ミサイル1の強制操向のために、正方形
51で示される所望の横推進力を得るため、演算処理手段
53がミサイル1に設けられている。その目的で、演算処
理手段53はその入力部54において、この所望の推進力の
強さ及び方向を受信(図示しない操向装置から)する。
ここで、図7を参照して、この強さはfに等しく、かつ
その方向は、前記推進力がノズル8.1の軸心と形成する
角度βにより与えられる、と仮定する。
【0062】以下、ノズル8.1〜8.4による横方向推進力
を、それぞれ、F1,F2,F3及びF4で表示する。
【0063】図7から分かるように、次式が得られる。 (1) fcosβ=F1−F3 (2) fsinβ=F4−F2 さらに、次式の関係が分かっている。 (3) F1+F2+F3+F4=P ここで、Pはガス発生器9の推進力である。
【0064】最後に、室38b及びダクト39内に非圧縮性
流体が一様に分配されていることから、次式が得られ
る。 (4) F2=F3 又は F1=F4 したがって、演算処理手段53は4つの未知数と共に4つ
の等式を利用でき、そこでf,β及びPからF1,F
2,F3及びF4が計算される。そして、演算処理手段
53はモータ45.13及び45.24に、それぞれジャッキ30.1〜
30.4を制御する指令を送信する。次いで、これらは、バ
ルブ部材14.1〜14.4を介して、位置測定要素46.1〜46.4
を移動させる。その測定値は、前記バルブ部材の開放量
及び実際に指令された推進力F1〜F4を表示してお
り、したがって前記測定値は演算処理手段53に送信さ
れ、それによりその指令の正しい遂行が制御される。
【0065】図9に示される変形例において、図6のシ
ステムが再び示されている。非圧縮性流体の貯蔵部55が
バルブ56を介してダクト39に連結されるように設けられ
ている。
【0066】貯蔵部55は、たとえばジャッキの形状を有
し、そのピストン57は、たとえばガス発生器9からのガ
スの一部により圧力を受ける。この場合、前記ガスの流
入のためにオリフィス58が設けられる。したがって、ピ
ストン57はバルブ56の方向に加圧され、ジャッキ55に包
含される非圧縮性流体を加圧する。
【0067】バルブ56は、貯蔵部55への連結部59と共
に、回路39に対する別の連結部60、及び流出部に連結さ
れるオリフィス61を備える。図9において、バルブ56は
貯蔵部55を回路39から遮断する。他方、図10におい
て、バルブ56は、貯蔵部55が非圧縮性流体を回路39に導
入する位置にある。最後に、図11において、バルブは
回路39を流出部61に連結している。
【0068】したがって、バルブ56に関連する貯蔵部55
は、回路39に一定容量の非圧縮性流体を広範な温度領域
において存在させることを可能にしている。さらに、発
生器9が、その燃焼速度が感圧性タイプの場合は、この
速度はバルブ56を介して流出部に連結されることにより
減少され、前記発生器が作動される時、強制操向のため
に何ら横推進力を必要としない操向段階にあることにな
る。
【0069】バルブ56は演算処理手段53の出力62により
制御される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のミサイルの一実施例の一部破断概略
図である。
【図2】図1のII−II線を通るこの発明のミサイルの拡
大部分断面図である。
【図3】図2のIII−III線及びIII'−III'線に対応する
左及び右部分を有する、この発明のミサイルの部分長手
方向断面図である。
【図4】各バルブ部材の駆動装置の概略図であり、ノズ
ル閉鎖状態を示している。
【図5】各バルブ部材の駆動装置の概略図であり、ノズ
ル開放状態を示している。
【図6】2つずつ径方向に対峙している4つのバルブ部
材の制御装置に、図4及び図5の駆動装置を適用した状
態の一例を示す概略図である。
【図7】図6の装置の作用を示す概略説明図である。
【図8】図6の装置の電気的制御方法を示す説明図であ
る。
【図9】図6の制御装置の変形例を示す図である。
【図10】図9の装置の作動を示す説明図である。
【図11】図9の装置の作動を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ミサイル 3 翼部 7 強制操向装置 8 横方向ノズル 9 ガス発生器 11 オリフィス(首部) 14 バルブ部材 22 半径方向プレート 30 ジャッキ 31 ピストン 32 機械的連結部 38 ジャッキの室 45 モータ 46 測定要素 53 演算処理手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−192851(JP,A) 特開 昭57−181953(JP,A) 特開 昭59−176197(JP,A) 特開 平4−222399(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F42B 10/66 B64C 15/14

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転バルブ装置を介して少なくとも一対
    の横方向ノズルに連結されるガス発生器を備えると共
    に、前記バルブ装置が駆動装置の作用により可動で、か
    つ前記横方向ノズルを通るガス流量を制御するようにさ
    れている、ガスジェットによるミサイル操向装置におい
    て、 各横方向ノズルに個々の回転バルブ部材が関連配置さ
    れ、該回転 バルブ部材の各々の回転が、個々の関連するジャ
    ッキのピストンにより制御され、ジャッキの一室が
    ガス発生器により発生されるガスの一部を受容し、前記
    ピストンの位置が、前記一方室を通る前記ガスの流量を
    制御することにより制御され、 前記ガスの流れを受容するのと反対側の前記ジャッキの
    他方室の各々が、非圧縮性圧力流体を包含する連結回路
    により相互に連結され、且つ、 前記非圧縮性圧力流体の容量が、前記回転バルブ部材の
    一つが関連する前記横方向ノズルの完全開放位置となる
    と共に、前記回転バルブ部材の他の総ての回転バルブ部
    材が各々対応する前記横方向ノズルを完全に閉鎖するよ
    うに、選択されるようになっている、 ガスジェットによるミサイル操向装置。
  2. 【請求項2】 前記横方向ノズルの各々が、個々の関連
    する前記回転バルブ部材側で且つ該回転バルブ部材と共
    働する少なくとも前記横方向ノズル流入オリフィス側
    の近傍において長方形断面となっている、請求項1記載
    のガスジェットによるミサイル操向装置。
  3. 【請求項3】 前記回転バルブ部材の各々が、半径方向
    に突出するプレートを備えたシャフトからなり、前記プ
    レートの長手方向端面が対応の前記横方向ノズルの前記
    流入オリフィス側と共働するようにした、請求項2記載
    のガスジェットによるミサイル操向装置。
  4. 【請求項4】 前記回転バルブ装置の開放位置における
    前記横方向ノズルの前記流入オリフィス側に対向する
    半径方向に突出するプレートの横面が凹曲面を有して
    いる、請求項3記載のガスジェットによるミサイル操向
    装置。
  5. 【請求項5】 前記回転バルブ部材が、前記ミサイルの
    構造体と一体の剛性ブロックに取り付けられている、請
    求項1記載のガスジェットによるミサイル操向装置。
  6. 【請求項6】 前記横方向ノズルの各々が、前記ミサイ
    ルの表層に一体に設けられた翼部に形成されると共に、
    前記流入オリフィス側の端部である前記各横方向ノズル
    の足部が摺動嵌合により前記剛性ブロックに取り付けら
    れている、請求項5記載のガスジェットによるミサイル
    操向装置。
  7. 【請求項7】 前記ジャッキを通る前記ガス流量の制
    御が、前記ジャッキの前記一方室に接続する漏斗状部分
    内で球体を移動する線型モータにより達成される、請求
    項1記載のガスジェットによるミサイル操向装置。
  8. 【請求項8】 2対の横方向ノズルを備えると共に、
    対の2つの横方向ノズルが正反対位置関係に配置さ
    れ、且つ該2対の内の一方対の横方向ノズルが該2対の
    内の他方対の横方向ノズルを包含する半径面に直交する
    半径面内に配置されると共に、該一方対の各横方向ノズ
    に対応する各回転バルブ部材が、該他方対の各横方向
    ノズルに対応する各回転バルブ部材と同時に制御される
    ようにした、請求項1記載のガスジェットによるミサイ
    ル操向装置。
  9. 【請求項9】 1対の横方向ノズルの各々に対応する前
    記各回転バルブ部材が同一の1つのモータにより制御さ
    れる、請求項7記載のガスジェットによるミサイル操向
    装置。
  10. 【請求項10】 fcosβ=F1−F3
    (1) fsinβ=F4−F2 (2) F1+F2+F3+F4=P (3) F2=F3 又は F1=F4 (4) (式中、fは所望半径方向推進力の強さ、βは前記横方
    ノズルの一つからの半径方向推進力F1と前記所望半
    径方向推進力とにより形成される角度、F2,F3及び
    F4は他の3つの横方向ノズルからの半径方向推進力で
    ある。)を解くことのできる演算処理手段を備える、請
    求項8記載のガスジェットによるミサイル操向装置。
  11. 【請求項11】 前記連結回路に連結され得る非圧縮性
    圧力流体貯蔵部を備える、請求項1記載のガスジェット
    によるミサイル操向装置。
  12. 【請求項12】 前記貯蔵部が、前記連結回路を流出部
    へ連結できるバルブにより前記連結回路に連結される、
    請求項11記載のガスジェットによるミサイル操向装
    置。
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