JPS6134079B2 - - Google Patents

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JPS6134079B2
JPS6134079B2 JP53040751A JP4075178A JPS6134079B2 JP S6134079 B2 JPS6134079 B2 JP S6134079B2 JP 53040751 A JP53040751 A JP 53040751A JP 4075178 A JP4075178 A JP 4075178A JP S6134079 B2 JPS6134079 B2 JP S6134079B2
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JP
Japan
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missile
vane
gas
nozzle
conduit
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JP53040751A
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English (en)
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JPS549499A (en
Inventor
Kurepan Roje
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Original Assignee
Thomson-Brandt SA
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Filing date
Publication date
Application filed by Thomson-Brandt SA filed Critical Thomson-Brandt SA
Publication of JPS549499A publication Critical patent/JPS549499A/ja
Publication of JPS6134079B2 publication Critical patent/JPS6134079B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F42AMMUNITION; BLASTING
    • F42BEXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
    • F42B10/00Means for influencing, e.g. improving, the aerodynamic properties of projectiles or missiles; Arrangements on projectiles or missiles for stabilising, steering, range-reducing, range-increasing or fall-retarding
    • F42B10/60Steering arrangements
    • F42B10/66Steering by varying intensity or direction of thrust
    • F42B10/663Steering by varying intensity or direction of thrust using a plurality of transversally acting auxiliary nozzles, which are opened or closed by valves

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
  • Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ミサイル型の弾丸、特に大砲の弾丸
や航空機又は地上から発射されるロケツトのパイ
ロツト装置に係る。
この種の弾丸は、飛翔方向に対する弾丸の長手
方向軸の偏位角を示す迎え角を変化させることに
よつて空気力学的に操縦されており、操縦するた
めに大気に支持される固定翼を通常は備えてい
る。
弾丸に与えられる迎え角は、前記弾丸の前部又
は後部に配置された補助翼の設定又は弾丸の推進
ジエツトの偏移により得られるモーメントの結果
である。
いずれの場合にも、空気力学的操縦の能力は、
弾丸が操縦システムの所与のオーダの後で迎え角
を設定するのでその弾丸の迎え角の設定の遅れに
よつて制限されるという欠点を有する。実際、こ
の遅れ又は時定数を約0.2秒未満に短縮すること
はできない。このことはミサイルの如く極めて高
速で推進される弾丸にとつて明白な欠点である。
従つて、誘導という見地からは、このような弾丸
から期待し得る性能は限られている。
本発明の目的は、弾丸の空気力学的抵抗を減ら
し得、大気圏以外でも操縦し得、さらに、弾丸の
操縦に必要な横方向荷重を弾丸の重心に作用させ
ることによつて、弾丸の迎え角を変化させること
なく弾丸の弾道を修正し得、したがつて目標飛翔
物体の進路変更に対する弾丸の追尾の応答時定数
が顕著に向上し得るパイロツト装置を提供するこ
とにある。
本発明のパイロツト装置によれば前記目的は、
誘導ミサイルのためのパイロツト装置であつて、 −前記ミサイルの中において前記ミサイルの重心
の両側に対称的に配置されており、ガス流を供
給するための2つのガスジエネレータと、 −前記2つのガスジエネレータの間に配置された
のど部を有するノズルと、 −前記ミサイル内に配置されており、前記ガス流
を前記ガスジエネレータから前記ノルズののど
部に導くための導管手段と、 −前記ミサイルの前記重心を含むと共に前記ミサ
イルの長手方向軸に垂直な面の近傍かつ前記ミ
サイルの表面に位置した複数の噴射口と、 −前記噴射口を通過する前記ガス流による横方向
荷重が実質的に前記ミサイルの重心に向かうよ
うに前記ミサイル内に配置されかつ湾曲部を有
しており、前記ノズルを前記噴射口に接続する
ための複数の末広導管と、 −前記ノズルののど部に部分的に収容されると共
に前記末広導管の壁の一部を形成する側部を有
しており、かつ回動自在に装着された羽根と、 −前記末広導管及び前記噴射孔を通過する前記ガ
ス流の分配を制御しかつ前記羽根を選択された
位置に回動する手段と からなる装置によつて達成される。
好ましい具体例によれば、本発明のパイロツト
装置は、ミサイルの重心に近接して配置される。
横方向の力がミサイルの重心に作用するように
パイロツト装置が形成されている場合、ミサイル
は、迎え角を変更しなくても前記の力の作用によ
つて軌道を修正し得ることが理解されよう。その
結果、迎え角の設定の遅れ又は前記の時定数は完
全に除去される。このことは、本発明装置の極め
て重要な利点である。
好ましい具体例によれば、本発明のパイロツト
装置は、ミサイルの重心の両側で対称位置に配置
されており且つ相互に連通しており、ミサイルの
長手方向軸と同軸的な2個のガスジエネレータを
含んでおり、また、ミサイルの長手方向軸に関し
て対称な少くとも2つの方向でミサイル外にガス
を分配する手段即ちガスを分流する手段を備え
る。
これらの条件では、燃料の減少量がミサイルの
重心の両側で等しく、従つて、2個のガスジエネ
レータからのガス流出によつてミサイルの重心は
移動しない。このような配置は、パイロツト装置
作動中のミサイルの均衝維持に有効である。
本発明のパイロツト装置の実施し得る具体例に
よれば、ガスジエネレータは、少くとも1個の長
手方向通路により相互に接続されている2個の燃
料タンクから成り、燃焼ガス噴射用ののど部とし
てのノズルネツクが前記通路に近接してミサイル
の長手方向軸と同軸的な1個のタンクの壁に形成
され且つミサイルの長手方向軸に関して対称な二
方向にある少くとも2個の末広導管としてのガス
噴射導管と連通しており、これと相補的に、前記
対称な二方向の一方又は他方に燃焼ガスを配向す
べく2個のタンク間に分配手段が装着されてい
る。
ガスの分配手段の応答時間、従つて推力生成の
応答時間は千分の数秒の範囲である。従来の操縦
システムの空気力学的揚力の生成の応答時間が
0.2秒から0.5秒又はそれ以上であつたことに比較
して、応答時間は極めて短縮されている。また、
ガスジエネレータとして圧縮ガスボンベの使用も
可能である。この場合も応答時間は極めて短い
が、エネルギの容量が少ない。
本発明のパイロツト装置の特徴によれば、分配
手段は、ミサイルの長手方向軸に垂直な軸の回り
で回動自在に装着された羽根としてのベーンを含
んでおり、このベーンはほぼ三角形の外形を有し
ており、ベーンの頂部はノズルネツク内に係合し
ている。頂部から伸長するベーンの側部は前記ノ
ズルの壁と共に、ミサイルの横からミサイル外部
にガスを噴射する導管を形成している。このベー
ンは、一方又は他方の噴射導管内にガスを配向す
べく、軸の回りの片側又は別の側にベーンを揺動
させ得る羽根回動手段に連結されている。
本発明のパイロツト装置の別の特徴及び利点は
下記の詳細な記載より明らかであろう。添付図面
は、本発明装置のいくつかの非限定的具体例を示
す。
第1図から第5図に示す具体例では、本発明の
パイロツト装置が、ミサイル1から成る弾丸に装
着されている。本発明のパイロツト装置2は、ミ
サイル1の長手方向軸XXに直交する方向の力を
生成し得る手段と、前記の力の方向を変えるため
分配手段とを含む。
第1図の具体例に於いて、前記手段は、ミサイ
ル1の重心Gに近接して配置されたパイロツト装
置2のエネルギ手段をも有する。より詳細には、
パイロツト装置2のエネルギ手段は、重心Gの両
側の対称位置にミサイル1の長手方向軸XXと同
軸的に配置された合同な2個のガスジエネレータ
としてのタンク4a,4bを含む。タンク4a,
4bは相互に連通しており、ミサイル1の外部で
ガスをミサイルの軸XXに関して対称な二方向に
分配又は分流する手段を備えている。第5図に示
す如く、これらの方向は軸XXに垂直であるか
(F1及びF2)又は方向F3及びF4の場合の如く軸XX
に対して傾斜している。反作用によつて生じる
(図示しない)対応する力は、対応方向を有す
る。しかし乍ら、F1が矢印F2の方向のガス噴射
に対応する力であり、F2が矢印F1の方向のガス
噴射に対応する力であると考えてよい。
F3及びF4に対応しており軸XXに対して傾斜し
ている力は夫々第5図に示すF1及びF2の如き軸
に垂直な分力と、ミサイル1の長手方向軸XXと
同軸のF5に等しく且つF5と反対方向の分力とを
有する。
第5図の種々の場合に、これらの力の方向は、
重心Gから成る軸XX上の1点に収束している。
ガスジエネレータは、固体燃料5を内蔵する2
個のタンク4a,4bから成り、タンクは平行な
2個の長手方向通路6により相互接続されてお
り、燃焼ガスを吐出するためのノズルネツク7が
タンク4bの側壁の通路6の間にミサイル1の長
手方向軸XXと同軸的に形成されている。ノズル
ネツク7は、噴射口としての側面開口部8からガ
スを噴射する2個の導管即ち末広導管と連通して
おり、開口部8から噴射されたガスジエツトは、
長手方向軸XXに関して対称な二方向のガスジエ
ツト、例えば第5図の矢印F3及びF4の方向のガ
スジエツトとして噴射される。
更に、前記二方向のいずれかに燃焼ガスを配向
するために2個のタンク4aと4bとの間に、第
2図及び第4図に示すような分配手段9が装着さ
れている。第2図及び第4図の具体例では、分配
手段9がミサイルの長手方向軸XXに垂直な回動
軸12の回りで回動自在に装着された羽根として
のベーン11を含んでおり、このベーン11はほ
ぼ三角形の形状を有しており、面取りされた頂部
13はノズルネツク7内に収容されている。ノズ
ルネツク7は、ミサイル1の長手方向軸XXの両
側に形成された2個の長手方向通路6の間で長手
方向軸XXに平行にミサイルのボデイ15内に組
込まれている2個のプレート10,14と、2個
の側板16とから形成される。側板16は、プレ
ート10,14とミサイルのボデイ15との間に
維持されるスペース内でプレート10と14との
間に固着されている。側板16の対向縁部16a
の間に形成される自由空間がノズルネツク7を形
成する。
縁部16aから伸長しベーン11と向き合つて
位置する側板16の側面は、ベーン11の対応す
る側部としての側面11aと共に、タンク4a,
4bから供給される燃焼ガスを噴射するための末
広導管17を形成する。このために、頂部13か
ら伸長する側面11aはある程度の凹形を有して
おり、これらの導管の断面は、ノズルネツク7か
ら噴射口としての開口部8の方向に拡大して効果
的に末広導管17を形成している。第2図の具体
例では、これらの末広導管17から噴射され得る
ガスジエツトの方向が軸XXに対して傾斜するよ
うに、前記末広導管17はミサイルの長手方向軸
XXに対して傾斜している。
ノズルネツク7から供給されるガスを、末広導
管17の一方又は他方に配向すべく、ベーン11
は、回動軸12の回りの一方の側又は他方の側に
ベーン11を揺動させる羽根回動手段としての複
動ラム18に接続されている。第2図及び第4図
に示す具体例では、ベーン11を揺動させる複動
ラム18の両端部は、夫々ベンドパイプ22によ
つて両端に2個のソレノイド21を備える複動サ
ーボバルブ19に連結されている。すなわち空気
圧又は液圧のサーボバルブ19の中央領域が2個
のベンドパイプ22に接続しており、ベンドパイ
プ22は細長形のチヤンバ23の対向両端部に開
口している。前記チヤンバ23の内部でピストン
24が往復動し得る。このピストン24はベーン
11の回動を制御する。
ピストン24は、ソレノイド21の一方又は他
方から供給される制御インパルス状流体圧に従つ
てチヤンバ23内で往復運動するバーから成り、
ピストン24は中央ノツチ25を有しており、こ
のノツチ25内に、ベーン11の頂部13の対向
側面11bに固着されたウエブ27と一体的な突
起26が係合している。
更に、サーボバルブ19は、それ自体公知の方
法で、長手方向分配ロツド28を装着しており、
ロツド28の両端は、ソレノイド21の磁気コア
に固着されている。電流によるソレノイド21の
励起によつてロツド28は一方向又は他の方向に
引張られる。ロツド28の中央領域に2個の円筒
状弁部材29が備えられており、弁部材29間の
間隔は、ソレノイド21の励起による弁部材29
の一方向又は他の方向への移動がベンドパイプ2
2の一方又は他方を閉塞し、複動ラム18の流体
排出側の流体排出を生起し得るように調整されて
いる。サーボバルブ19のボデイに4個の排出口
90,91が形成されており、2個の排出口90
はベンドパイプ22の入口に近接して配置されて
ベンドパイプ22に開口している。また、排出口
91は弁部材29とソレノイド21との間に形成
されている。流体は、弁部材29の間に開口して
いる中央導管31からサーボバルブ19内に注入
される。
1個のソレノイド21、例えば第4図の左側の
ソレノイド21が励起されると、ロツド28が引
張られ、従つて、励起されたソレノイド21と反
対側の弁部材29が協働するベンドパイプ22を
閉鎖する。別のベンドパイプ22は開口してい
る。これにより、ピストン24の両端面間の圧力
の均衡が失なわれ、この結果、ピストン24は移
動して、第4図の矢印に示す如く、突起26を介
してベーン11を回動させる。同時に、ピストン
24により押戻された複動ラム18の流体は、ベ
ンドパイプ22に接続された排出口90,91か
ら流出し、第4図の矢印の方向に流動する。
本発明の特に重要な特徴によれば、頂部13か
ら伸長する凹状の側面11aの部分に燃焼ガスが
作用することによつて生ずるベーン11を一方向
(例えば第4図の矢印Hの方向)に回動させる力
と、頂部13から離隔した側面11aの部分にガ
スが作用することによつて生ずる拮抗する力とを
実質的に等しくする手段が備えられている。第4
図のベーン11の右側の側面11a関しては、前
記の拮抗する力は矢印Jで示す方向にベーン11
を回動させる力であり、矢印Jは回動軸12に関
して矢印Hの回動方向と反対の方向を示す。
このために、回動軸12(ベーン11が鉛直で
あり且つ回動軸12が水平であると仮定する)の
レベルと頂部13のレベルとの間に位置する側面
11aの表面が、回動軸12のレベルの下方に位
置する側面11aの表面より小さくなるように回
転軸12を配置するのが有利である。これによつ
て、矢印J向にベーン11を回動させるモーメン
トが発生し得る。開口部8に近接の末広導管17
の部分に於けるガス圧は、頂部13と回動軸12
のレベルとの間のガス圧より小さい。回動軸12
の適当な位置決めによつて、ベーン11の側面1
1aにガスにより加えられ且つベーン11の対向
方向の回転を生起する拮抗的な力の間に実際上の
均衡を維持することが可能であることが理解され
よう。
この結果、完全な均衡が達成されなくても、側
板16に対する2個の可能な位置のいずれかに向
つてベーン11を回動させるために、ベーン11
の複動ラム18に微小なインパルスを与えるのみ
で十分であり、ベーン11の回動に対応してガス
は2個の末広導管17のいずれかに配向され得
る。
前記の如きパイロツト装置の作動及び利点を下
記に記す。
−ミサイル1の発射後、タンク4a,4b内の燃
料5がそれ自体公知の方法で点火され、タンク
4aから供給される燃焼ガスは長手方向通路6
を通つて、タンク4bの燃料の燃焼により生成
されるガスと混合される。混合ガスは次にノズ
ルネツク7に流入する。この燃焼ガスの流れは
第1図に矢印で示される。
可能な二方向のいずれかに燃焼ガスを配向する
ために、頂部13が側板16の縁部16aのいず
れかに当接するまで分配ベーン11を回動軸12
の回りで回動させることで十分である。これによ
り、ベーン11と接触した側板16に対応する末
広導管17が閉塞される。従つて、ガスは、閉塞
されない末広導管17を通り、対応する開口部8
からミサイル1の外部に噴射される。
ベーン11を、前記の可能な2つの位置のいず
れかに配置するために、ベーン11の所望の位置
に対応するソレノイド21を励起して複動ラム1
8を作動させる。
前記の如く生成される横方向の力(例えばF
1,F2、又は、F3の対向方向の力)は、ミサ
イル1の重心に作用し、それに対応して、力が維
持される限りミサイルに伝達される加速によつて
ミサイルの弾道が修正される。弾道修正を生起す
る力が正確にミサイルの重心Gに作用するので、
このような弾道修正によつてミサイルの迎え角の
実質的な変化は生じない。このことは、従来のパ
イロツト装置に比較し、極めて重要な利点であ
る。
ノズルネツク7の軸(この軸は好ましくはミサ
イル1の長手方向軸XXと一致している)に対す
る分配後のガスジエツトの傾斜は、(第5図の)
F1又はF2の如きこの軸に対する垂線と、例え
ば第5図に点線で示す矢印F6に対応するような
前記軸に対する傾斜した線との間で広範囲に変化
する。
ノズルネツク7の軸に対して種々の方向のガス
ジエツトを生成するために、末広導管17の形状
をガスジエツトの所望の傾斜に適応させることが
必要である。
ガスジエツトがノズルネツク7の軸すなわちミ
サイル1の長手方向軸XXに対して傾斜している
場合、ガスジエツトは、長手方向推力を生成する
のに有効な軸方向分力を有する。
いずれの場合にも、ミサイル1の長手方向軸
XX上の1点の回りで力を放射させることが有利
である。長手方向軸XX上の1点とは、前記例に
於ける重心Gである。
燃料5の燃焼により生じる横方向の力は、燃焼
が継続する限り維持されている。従つて、前記の
如く生成された横方向の力を所定の瞬間に0にし
たい場合、極めて短い間をおいてベーン11をそ
の軸の回りで揺動させ、ガスジエツトを末広導管
17のいずれかに交互に分流させる。生成された
反対方向の2つの力の合力は0である。従つて、
ベーン11の揺動が続く限りミサイルは新しい弾
道上に維持されている。
2個の燃料タンク4a,4bをミサイルの重心
Gに関して対称位置に配置することは特に有利で
ある。実際、重心Gの両側で燃料が同じように燃
焼する。その結果、2個の燃料タンク4a,4b
内で等しい量の燃料が減少し、その結果によつて
重心Gの位置は変わらない。従つて、装入量の燃
料5の燃焼が続く限り、ミサイルの均衡は維持さ
れる。
前記の如きベーン11の回動軸12の配置、即
ち、ガスによつてベーン11に加動られ対向方向
に於けるベーン11の回動を生起する拮抗的な力
が実質的に等しくなるような回動軸12の配置
は、公知システム、特にニードルシステムに比較
して極めて有利である。実際、ベーン11の所望
方向の回動を生起するために、例えば、複動ラム
18又は第6図の装置の如き制御装置を介する微
小な大きさのインパルスで十分である。
ノズルネツク7とベーン11の頂部13との相
対的形状は、ベーン11の運動に関わりなくノズ
ルネツク7内のガス流量が一定に維持されるよう
な形状に形成するのが有利である。実際、ベーン
11がいかなる位置にあつても、ノズルネツク7
のガスが流れる空間は一定に維持される。これに
より、圧力の変化を生起する好ましくない振動が
回避される。
本発明のパイロツト装置の別の利点は、ベーン
11の回動軸12の部位で気密継手の装着が必要
ないことにある。プレート14に係合しており、
プレート14とプレート10との間に固定されて
いる回動軸12の全てが、加圧領域内に配置され
ているからである。
ベーン11の位置決め制御は、断続的に行なわ
れてもよく、連続的に行なわれてもよい。後者の
場合、ガスジエツトの分配は、従来の制御方法に
より側板16の間のベーン11の回動角度に比例
して行なわれる。この場合、ガスは、末広導管1
7の2個の開口部8から同時に射出される。ベー
ン11の頂部13が側板16の縁部から等距離に
位置するときは、ガスジエツトは等しく、対向方
向の等しい2個の横方向の力を生成する。その結
果、2個の力の合力は0である。このように、ガ
スジエツトが等しく維持される限りミサイルの軌
道が維持される。
第6図の具体例では、ベーン34の揺動の制御
手段33は、2個の長手方向通路6に接続された
横方向パイプ35を含む。パイプ35は、ベーン
34の頂部13に対向する側面36の端部の一方
又は他方にパイプ35内のガスを交互に誘導する
手段と協働する。
第6図の具体例では、これらの手段は、制御ソ
レノイド38の作用によつてパイプ35の中央部
分内で往復動し得るスプール37を含む。スプー
ル37は、ソレノイド38を横断しており且つ2
個の円筒状のプランジヤ39をスプール37の両
端に備える金属ロツドから成る。プランジヤ39
は、2個の導管41,42のいずれかの入口を交
互に閉塞し得る大きさを有しており、導管41,
42はパイプ35と連通しており、夫々がラム4
3に到達している。
ラム43は、ベーン34を回動軸12の回りの
所望の方向に回動せしむべくベーン34の側面3
6の協働端部に作用し得る押棒45を備えるピス
トン44を含む。ピストン44と押棒45とのア
センブリは、好ましくは、ベーン34の回動の間
に押棒45の端部で側面36との接触を維持し得
るボール・ソケツト継手に連結されている。パイ
プ35内でソレノイド38の両側に配置されてい
る2個のオリフイス92がガスを流出させ得る。
この分配手段は、通路6内でタンク4aからタ
ンク4bの方向(矢印M)に循環するエネルギ源
としての加圧ガスにより供給される力の一部を取
出して使用し得る。
2個のプランジヤ39にガスが加える圧力は等
しい。従つて、ソレノイド38が励起されないと
きは、スプール37は別の力の作用を受けず、ベ
ーン34は中央均衡位置にある。ソレノイド38
が励起されると、スプール37は一方向又は他の
方向に移動し、従つて、プランジヤ39の1個が
協働導管41又は42の入口を開口する。この結
果、開口した導管内に流入したガスの圧力がピス
トン43を押圧し、押棒45がベーン34を回動
させる。他方、別のピストン43により押出され
たガスは導管41から流出し、対応する排出オリ
フイス92から流出する。
制御手段33は、ベーン34の回動を生起する
ために、燃焼ガスの力を直接に使用する利点を有
する。
第7図〜第13図の具体例では、本発明のパイ
ロツト装置が、ミサイルの外部にガスを分配する
手段を備える。この手段は、互いに直交してお
り、夫々がミサイル1の長手方向軸XXを含む2
個の平面内に位置する4個の異なる方向に配向さ
れた導管を含む。
第7図〜第12図に於いて示されている分配手
段は、ミサイル1のボデイと一体的な相補的固定
部材47と協働するベーン46を含む。ベーン4
6は、底面の4つの辺に、合同な4つの分岐49
を備える角錐台48から成り、分岐は、(第9図
の)角錐台48の軸YYに対して傾斜しており、
相互90゜ずつ隔たつている。ベーン46は対称面
を有するように形成されており、対称面は角錐台
48の軸を含んでいる。角錐台48は好ましく
は、やや凸状に形成された端面51を有してお
り、固定部材47の内部に形成されたノズルネツ
ク52に収容されている。
本具体例では、角錐台48のヘツドと協働する
ノズルネツク52との断面形は、第12図に示す
如く正方形であり、角錐台48の位置に関わりな
くガス流量が一定に維持されるような相対寸法を
有する。
固定部材47はベーン46と共に4個の分岐4
9に対応する4個の末広導管を形成すべく構成さ
れており、3個の分岐53,54,55だけが第
10図に現われている。これらの4個の末広導管
の方向は、第13図の矢印F7からF10で示さ
れ且つ前記の4個の末広導管の軸に対応する方向
にほぼ一致している。末広導管の少くともいくつ
かの中に選択的にガスを噴射すべく、ベーン46
の内部の1点の回りのベーン46の回動を制御す
べく機能し且つボール・ソケツト継手56及び軸
方向サポート57(第9図)から成る補助手段が
配備されている。
ベーン46の回動手段について次に述べると、
まず、第2図及び第4図の複動ラム18及びサー
ボバルブ19からなる2組のアセンブリの夫々の
ピストン24が軸XXに関して直交するように適
宜に配置される。次に、ベーン46に適宜に設け
られた図示しないウエブの突起部が、前記のピス
トン24の夫々の中央ノツチ25に適宜に係合さ
れる。このようにベーン11、複動ラム18及び
サーボバルブ19を配置することによつて、固定
部材47とベーン46が形成する4個の末広導管
の開閉を制御すべく、ベーン46を直交する二方
向に回動し得る。
こうして、ベーン46と固定部材47とのアセ
ンブリがパイロツト装置のノズルを構成する。
ボール・ソケツト継手56は、ノズルネツク5
2及びミサイル1の長手方向軸XX上で軸XXと同
軸的なサポート57に固着されている。
この具体例の特徴によれば、各分岐49は、特
に第7図に見られるようなトラフ状部材から成
り、固定部材47の対応する分岐58と協働すべ
く形成されている。分岐58もまた、分岐49の
トラフ状部材と相補的なトラフ状又はU字形の部
材から成る。分岐49と分岐58とが相互に対向
して接近すると、ベーン46と固定部材47とが
夫々有する分岐と同数即ち4個のガス噴射用の末
広導管が形成される。ノズルネツク52は、固定
部材47の中央、即ち4個の分岐58の接合領域
に形成されている。このようにして、ベーン46
は、雌型半割体を形成する固定部材47内に嵌合
される雄型半割体を構成する。
前記の如き適切な形状によつて、2個のノズル
がガスを吐出するときの他の2個のノズル内での
漏れを完全に阻止するために、分配手段の気密性
が最も確実に維持される。
第7図〜第12図に示すノズル及び分配手段は
下記の如く作動する。
ミサイルの制御装置に接続された機械的、電気
的、空圧的又は別の動力によるそれ自体公知の装
置を介して固定ボール・ソケツト継手56の回り
でベーン46を回動させてベーン46の制御を行
なう。このようにしてベーン46を回動させ、角
錐台48の端面51に隣接する2個の側面を第1
2図に示す如く方形のノズルネツク52の対応す
る2個の隣接側面に当接させる。この位置は更
に、第11図に示す位置に近い位置であり、角錐
台48はノズルネツク52の2個の側面にほぼ接
触する。このような、状態では、タンク4a,4
bの燃料5が点火されると、燃焼ガスはベーン4
6により閉鎖されない2個の末広導管、即ち、第
10図の場合、末広導管54,55から流出す
る。
従つてガスは、直交する2個の平面内にある2
方向(第12図の矢印F11及びF12)を通り
ミサイルから射出される。これらの2方向に於け
るガス流量は実質的に等しく、一辺がF11及び
F12である四角形の対角線から成る合力F13
を有する。従つて、ミサイルは反作用によつて合
力F13の反対方向に移動する。ミサイルを新し
い軌道上で安定させたい場合、ベーン46の回動
手段は、ベーン46を、第9図に示す如く4個の
末広導管が閉鎖されない中央位置に配置する。こ
の場合、ガスは分岐対49,58が形成する4個
の末広導管から等流量で同時的に流出し、従つ
て、相関的な4個の推力の合力は0である。
第13図に矢印で示す如くガスがミサイル1の
長手方向軸XXに垂直で且つ直交する4方向に吐
出されるようにガス噴射用の末広導管を構成する
ことも勿論可能である。これらの4個の推力の夫
夫の軸方向分力は0である。
第14図〜第16図に示す変形具体例は、円錐
状の外形を有するベーン59を含む分配手段を示
す。ベーン59の中央部はミサイル1の長手方向
軸XXと同軸的であり、ベーン59の面取りされ
た頂点61は、対応する円形のノズルネツク62
内に係合している。
中空のベーン59は、ボール・ソケツト継手5
6と同様に軸方向サポート67に固着されたボー
ル・ソケツト継手63を介して、円錐の内部の1
点の回りで回動自在に装着されている。ボール・
ソケツト継手63の回りで円錐のベーン59を回
動せしむべく、ベーン46に配備した制御手段と
同様の制御手段を使用し得る。
ベーン59のヘツド61が、第14図に示す如
く円形のノズルネツク62の中心に係合する位置
にあるときは、ガスは、ミサイル1の長手方向軸
XXと同軸の環状層を形成してベーンの全外周を
包囲して流出する。ミサイル1の全周上で事実上
連続的にガスを噴射し得るように、ベーン59の
底部に隣接するミサイルの周の部分に開口部が形
成されている。従つて、第15図に示すように、
ミサイル1のボデイは、環状破断部64を有す
る。十分な強度を有する連結リブ65が、ミサイ
ル1の2個の部分間の接続を確保している。
ベーン59をボール・ソケツト継手63の回り
で回動させて例えば第16図に示す位置までベー
ン59をノズルネツク62の縁部に接近させる
と、燃焼ガスは主として1種の馬蹄型の空間66
から流出する。ガス流量は、この馬蹄型の空間の
一端から他端の間で均等でなく、ノズルネツク6
2の縁部とヘツド61の周との間の間隔が最大と
なる領域に於けるガス流量が最も多い。ヘツド6
1とノズルネツク62との接触線の両側では極め
て僅かなガス流量が維持される。この場合、合成
推力は、ノズルネツク62の縁部とヘツド61と
の間の間隔が最大である領域を通る。従つて合力
は矢印F14の方向と反対の方向にある。ボー
ル・ソケツト継手63の回りで連続的にベーン5
9を回動させることにより、調整自在な環状ガス
層が形成される。
ベーン59及び他のベーンの具体例の連続的制
御は、作動モータに連結された制御手段にそれ自
体公知の方法で接続された2個の交差するベーン
の位置検知器(例えば2個の電位差訂)を介して
行なうことができる。
第17図は第4図の装置の他の変形例を示す。
この変形例では、ベーン11の制御が、ベーン1
1に近接して配置された1個の位置検出器94を
介して行なわれる。
検出器は、図示しない接続線を介して、ロツド
97を介してピストン24と一体化するピストン
96を含む部材95に接続されている。部材95
はコンパレータ98に接続されている。コンパレ
ータ自体は、一方では、図示しない電気的なベー
ン11の位置制御システムに接続されており、他
方では、増幅器99を介してサーボバルブ19の
制御ソレノイド21に接続されている(接続10
0及び101)。
従つて、ベーン11の位置制御は、コンパレー
タ98が受信する信号間の比較の結果に従つて、
増幅器99を介してサーボバルブ19のいずれか
一方に電気インパルスを送出する。従つて、ベー
ン11の位置は、ミサイル1の制御システムによ
り制御される。
本発明は、記載の種々の具体例に限定されるも
のではなく、記載の例に於いても又は可能な別の
例に於いても、多数の変形を包含し得る。従つ
て、パイロツト装置を、ミサイルの重心から隔た
つた位置、例えばミサイルの前部に装着し得る。
この場合、装置の作動によつてミサイルの迎え角
をミサイルの軌道上で変更し得る。このことは、
いくつかの場合、例えば、グライダー型のガイド
の如くミサイルの外部に案内翼が突出することを
回避したい場合に望ましく、これによつてミサイ
ルの空気力学的形状が維持されるという利点を有
する。
更に、固定燃料を収容するタンク以外のガスジ
エネレータ、例えば圧縮ガスタンクを使用するこ
とも可能である。また、第2図のベーン11の如
く2個の末広導管のみにガスを分配するベーンの
均衡を確保するために、ベーンの側部の厚みを末
広導管の頂点から開口部に向つて増加する変形例
も可能である。しかしこの変形例の形成は、拮抗
的な力の均衡を維持すべく回転軸を適切に配置す
る方法よりも技術的に困難である。更に、燃料タ
ンク又はより広範には2個のガスゼネレータの間
に、唯1個又は数個の接続通路を配備することも
可能である。
本発明のパイロツト装置によれば、ミサイルの
迎え角を変更するための案内翼を省略し得るが故
にミサイルの空気力学的抵抗を減らし得、ミサイ
ルの弾道を修正するための空気からの反力が必要
ないので大気圏外でも操縦し得、さらに、ミサイ
ルの操縦に必要な横方向荷重をミサイルの重心に
作用させることによつて、ミサイルの迎え角を変
化させることなくミサイルの弾道を修正し得るが
故に、目標飛翔物体の進路変更に対するミサイル
の追尾の応答時定数が、ミサイルの迎え角を変え
て操縦されるミサイルに比べて、顕著に向上し
得、その結果、命中精度が極めて向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のパイロツト装置を備えるミサ
イルの長手方向1部断面概略側面図、第2図は本
発明のパイロツト装置の第1具体例の第3図の
線に沿つた拡大立面部分図、第3図は第2図の方
向Kに沿つたパイロツト装置の全体断面の立面
図、第4図は第1図から第3図に示すパイロツト
装置に装着し得る分配手段とそれに協働する制御
装置との第1具体例の1部断面立面図、第5図は
第1図から第4図のパイロツト装置が生成し得る
ガスジエツトの方向を示す概略説明図、第6図は
第1図から第3図のパイロツト装置に装着し得る
分配手段とその制御装置との第2具体例の第4図
同様の1部断面立面図、第7図は、ミサイルの長
手方向軸上の同一点を通り直交する4方向にガス
ジエツトを誘導すべく配置されているガス分配手
段のベーンの第2具体例の斜視図、第8図は第7
図のベーンと協働して対応するノズルネツクを形
成する固定部材の斜視図、第9図は第8図の固定
部材と該固定部材に係合した第7図のベーンとを
示す軸方向断面図、第10図は第7図から第9図
のベーンと固定部材との組合せを示す斜視図であ
りガスが前記4方向のうちの2方向から流出すべ
く配置されている説明図、第11図はノズルネツ
クの側から見た第10図の組合せを斜視図、第1
2図はベーンが第10図及び第11図に示す位置
にあるときのガス流出方向を示すノズルネツクの
立面図、第13図は第7図から第12図の具体例
に於いてガスジエツトが流出可能な種々の方向を
示す概略説明図、第14図は本発明装置のガス分
配ベーンの第3具体例の斜視図であり、ガスがミ
サイルの長軸の回りに回転層を形成するように構
成されているベーンの説明図、第15図は弾丸の
全周上でガスを吐出すべく第14図に示すベーン
の変形例に使用されるガス射出導管の部分のミサ
イルの周を示す概略側面図、第16図は、閉鎖さ
れない方向からガスを流出せしむべくノズルネツ
クの壁に押付けられたベーンを示す第12図同様
の立面図、第17図は第4図の制御装置の変形具
体例の説明図である。 1……ミサイル、2……パイロツト装置、4
a,4b……タンク、7……ノズルネツク、9…
…分配手段、11……ベーン、10,14……プ
レート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 誘導ミサイルのためのパイロツト装置であつ
    て、 −前記ミサイルの中において前記ミサイルの重心
    の両側に対称的に配置されており、ガス流を供
    給するための2つのガスジエネレータと、 −前記2つのガスジエネレータの間に配置された
    のど部を有するノズルと、 −前記ミサイル内に配置されており、前記ガス流
    を前記ガスジエネレータから前記ノズルののど
    部に導くための導管手段と、 −前記ミサイルの前記重心を含むと共に前記ミサ
    イルの長手方向軸に垂直な面の近傍かつ前記ミ
    サイルの表面に位置した複数の噴射口と、 −前記噴射口を通過する前記ガス流による横方向
    荷重が実質的に前記ミサイルの重心に向かうよ
    うに前記ミサイル内に配置されかつ湾曲部を有
    しており、前記ノズルを前記噴射口に接続する
    ための複数の末広導管と、 −前記ノズルののど部に部分的に収容されると共
    に前記末広導管の壁の一部を形成する側部を有
    しており、かつ回転自在に装着された羽根と、 −前記末広導管及び前記噴射口を通過する前記ガ
    ス流の分配を制御しかつ前記羽根を選択された
    位置に回動する手段と からなる装置。 2 前記二つのガスジエネレータは実質的に同一
    であり、かつ前記二つのガスジエネレータは前記
    ミサイルの前記長手方向軸と同軸上にかつ前記ミ
    サイルの重心から等距離に配置されてなる特許請
    求の範囲第1項に記載の装置。 3 前記導管手段が、前記ノズルの近傍に配設さ
    れていると共に前記二つのガスジエネレータを並
    列的に結合するための複数の長手方向導管からな
    る特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の装
    置。 4 前記二つのガスジエネレータの夫々が燃焼室
    とこの燃焼室内の固体推進燃料からなる特許請求
    の範囲第1項から第3項のいずれかに記載の装
    置。 5 前記複数の噴射口は互いにミサイルの直径方
    向に関して対向した二つの噴射口からなり、前記
    ノズルは前記末広導管を部分的に形成する側壁か
    らなり、前記回転自在に装着された羽根は前記ミ
    サイルの長手方向軸に垂直な軸のまわりに回動す
    べく配置されており、前記羽根は頂部が前記ノズ
    ルののど部内に部分的に収容されたほぼ三角形の
    輪郭を有しており、前記羽根は前記ノズルと共に
    前記末広導管を形成すべく前記頂部から伸長して
    おり、かつ前記羽根の回転手段は二つの噴射口の
    一方又は他方に前記ガス流を分配すべく横方向の
    夫々に前記羽根を揺動させるべく配置されている
    特許請求の範囲第1項から第4項のいずれかに記
    載の装置。 6 前記側部において前記頂部に隣接する部位に
    沿つて前記ガス流が通過することによる前記横方
    向の一方に前記羽根を回動させる力が、前記側部
    において前記頂部と反対側の部位に沿つて前記ガ
    ス流が通過することによる前記横方向の他方に前
    記羽根を回動させる力と実質的に等しくなるよう
    に、前記羽根の側部は、前記ノズルののど部内に
    収容された頂部から伸長する形状を有しており、
    前記羽根の回転軸は、前記羽根を回動させる前記
    二つの力を打ち消すように配設されてなる特許請
    求の範囲第1項から第5項のいずれかに記載の装
    置。 7 前記装置が、前記羽根の回動手段を作動する
    ための、前記ミサイル内に設けられたエネルギ源
    を含んでおり、前記エネルギ源が前記ガスジエネ
    レータからなる特許請求の範囲第1項から第6項
    のいずれかに記載の装置。
JP4075178A 1977-04-08 1978-04-06 Pilot device Granted JPS549499A (en)

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