JPS59314A - 電磁フイルタ - Google Patents

電磁フイルタ

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JPS59314A
JPS59314A JP10943282A JP10943282A JPS59314A JP S59314 A JPS59314 A JP S59314A JP 10943282 A JP10943282 A JP 10943282A JP 10943282 A JP10943282 A JP 10943282A JP S59314 A JPS59314 A JP S59314A
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JP
Japan
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magnetic
magnetic pole
pole piece
filler layer
pole pieces
Prior art date
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Application number
JP10943282A
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English (en)
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JPS6156008B2 (ja
Inventor
Michio Kawasaki
川崎 道夫
Masahiro Furukawa
征弘 古川
Moriyuki Hirota
広田 守之
Ryoji Hattori
服部 諒治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Kurita Water Industries Ltd
Fuji Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd, Kurita Water Industries Ltd, Fuji Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Publication of JPS59314A publication Critical patent/JPS59314A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は磁性濾材の励磁により、磁性体を含む濁質の
除去を行う電磁フィルタに関するものである。
火力、原子力発電の用水、復水処理、鉄鋼廃水処理等に
おいて、磁性体を含む濁質の捕捉手段として電磁フィル
タが使用されている。第1図は従来の電磁フィルタを示
す垂直断面図であり、1は円筒状の容器で、内部に粉状
または粒状の磁性濾材からなる充填層2が多孔性の支持
板3上に形成され、外部に励磁コイル4が磁気遮蔽板5
に包まれるように配置されている。
以上のように構成された電磁フィルタにおいては、励磁
コイル4に通電して充填層2を励磁した状態で、原水管
6から通水して充填層2で磁性体を含む濁質の濾過を行
い、処理水管7から処理水を得る。充填層2が目詰まり
したときは、充填層2を消磁して逆洗水管8から逆洗水
を送り、充填層2を展開させて逆洗し、逆洗排水を排水
管9から排出する。
ところで従来の電磁フィルタにおいては、充填層2に均
一に磁束を分布させるために、磁性体からなる磁気遮蔽
板5を設け、その端部を充填層2の上下端に位置させる
ようにしているが、充填層2では磁力線は励磁コイル4
を中心とした弧を描くように分布するため、充填層2の
上部および下部においては、中心の磁束密度は小さくな
る。このため、充填層2の中心部においても濁質捕捉に
必要な磁束密度を維持するためには、充填層2および励
磁コイル4の高さを高くする必要があり、装置費が高く
なる問題があった。
この発明はこのような従来のものの問題点を解決するた
めのもので、充填層の上部および下部に磁極片を設ける
ことにより、充填層および励磁コイルの高さを低くして
も均一に磁束を分布させることのできる電磁フィルタを
提供することを目的としている。
この発明は容器の内部に形成された粒状または粉状の磁
性濾材の充填層と、この充填層を励磁するように容器の
外部に配置された励磁コイルと、前記充填層の上部およ
び下部に配置された磁極片とを備え、少なくとも上部の
磁極片は前記充填層の逆洗時の濾材の展開を許容する開
口率であることを特徴とする電磁フィルタである。
以下、図示実施例によりこの発明を説明する。
第2図はこの発明の一実施例による電磁フィルタを示す
垂直断面図であり、第1図と同一符号は同一または相当
部分を示す。
この実施例の電磁フィルタは基本的には第1図のものと
ほぼ同じ構成となっているが、充填層2の上部には上部
磁極片10が配置され、充填層2の下部には支持板3を
介して下部磁極片11が配置されている。磁性材料から
なる磁気遮蔽板5の端部はこれらの磁極片10.11に
対向するように設けられている。
第3図ないし第5図は上部磁極片10の例を示す平面図
であり、上部磁極片10は磁性材料からなる一定高さの
板状体10aにより車輪状または格子状に形成されてお
り、充填層2の逆洗時の濾材の展開を許容するように、
30〜90%の開口率とされている。この開−1率は大
きいはど濾材の展開が容易であるが、あまり大きいと磁
束の均一化が図れないので上記範囲にするのが望ましい
。板状体10aの厚さは1〜iQcm1高さは1o〜5
ocmとするのが望ましい。
第6図は支持板3および下部磁極片11を示す垂直断面
図であり、これらは重合状態で充填層2の下部に配置さ
れている。第7図は支持板乙の斜視図、第8図はその一
部の前面を切欠いた斜視図であり、支持板3は間隔をお
いて並べた断面三角形のウェッジワイヤ3aを支持棒3
bに接合した構造となっている。この支持板6は通水を
許容するが、充填層2を形成する磁性濾材の通過を許容
しない構造となっていれば、上記構造のものに限定され
ず、他の構造の多孔性材料から構成されていてもよい。
第9図は下部磁極片11の平面図であり、下部磁極片1
1は磁性材料からなる一定厚さの板状体11aに開口1
1bを形成した多孔板構造からなり、開口率は2〜20
%とされている。この開口率は小さいと水の整流効果が
よいが、あまり小さいと圧力損失が高く不適当になる。
板状体11aの厚さは5〜20cmとするのが望ましい
上部磁極片10および下部磁極片11はそれぞれ上記構
造に限定されず、磁性材料部および開口部がそれぞれ均
一に分布する構造であればよく(たたし上部磁極片10
は充填層2の展開を許容する必要がある)、それぞれ車
輪状、格子状、多孔板状または他の類似の構造とするこ
とができる。
充填層2は従来と同様に磁性濾材を充填して形成される
が、層高は2 Q Cmないし1mとするのが望ましい
。磁性濾材としては粒状才たは粉状のものが使用でき、
その形状は球状、だ円球状、線材を切断した形状、そ゛
の他の形状とすることができる。
以−Fのように構成された電磁フィルタの運転方法は第
1図のものとほぼ同様である。この場合、励磁コイル4
に通電すると、磁束は磁気遮蔽板5から上部および下部
磁極片10.11を均一に通過するため、充填層2を通
過する磁束分布はほぼ平均化し、通過方向−は直線状と
なる。
実験結果によれば、磁極片10.11を設けた場合の充
填層2の中心の磁束密度は、磁極片を設けない場合の2
〜4倍であって、充填層2の高さによる変化はほとんど
なく、また半径方向における変化も少なく、充填層2の
内部は全体的に同一磁束密度となった。また磁極片10
.11を、第6図ないし第5図および第9図のように構
造を変化させても磁束密度の差はほとんどない。
このように充填層2は全体が均一に磁化されるので、原
水管6から原水を流して磁性濁質を除去する場合、充填
層2全体で磁性濁質の捕捉が行われる。Cのため、充填
層2の層高を低くしても濁質除去率は高くなる。充填層
2の層高を低くすれば、励磁コイル4の高さを低くして
装置費を低くすることができると吉もに、消費電力も少
なくなるうえ、通水時の圧力損失も小さくなり、運転費
も低くすることができる。
充填層2が目詰まりしたときの逆洗も第1図の場合と同
様にでき、このとき濾材は上部磁極片10の開口を通し
て展開し、洗浄される。
以上のとおり、本発明によれば、充填層の上下に磁極片
を配置したので、充填層を通過する磁束密度を均一にす
るこ己ができ、このため充填層の層高を低くしても充填
層全体を均一に磁化して磁化効率を高くでき、磁性濁質
の捕捉を効率化できる。また濾材の逆洗展開も可能であ
り、層高を低くすることにより、圧力損失も低下させる
ことができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電磁フィルタを示す垂直断面図、第2図
はこの発明の一実施例による電磁フィルタを示す垂直断
面図、第6図ないし第5図は上部磁極片の例を示す平面
図、第6図は支持板および下部磁極片を示す垂直断面図
、第7図は支持板の斜視図、第8図はその一部の前面を
切欠いた斜視図、第9図は下部磁極片の平面図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し、1は容
器、2は充填層、6は支持板、4は励磁コイル、5は磁
気遮蔽板、10は上部磁極片、11は下部磁極片である
。 代理人 弁理士 柳 原   成

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)容器の内部に形成された粒状または粉状の磁性濾
    材の充填層と、この充填層を励磁するように容器の外部
    に配置された励磁コイルと、前記充填層の上部および下
    部に配置された磁極片とを備え、少なくとも上部の磁極
    片は前記充填層の逆洗時の濾材の展開を許容する開口率
    であることを特徴とする電磁フィルタ (2)  上部の磁極片は車輪状または格子状である特
    許請求の範囲第1項記載の電磁フィルタ(3)下部の磁
    極片は多孔板である特許請求の範囲第1項または第2項
    記載の電磁フィルタ(4)  上部および下部の磁極片
    に対向する端部を有し、かつ励磁コイルを包むように配
    置された磁気遮蔽板を備えた特許請求の範囲第1項ない
    し第6項のいずれかに記載の電磁フィルタ (5)充填層は多孔性支持板上に形成されている特許請
    求の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の電磁フ
    ィルタ
JP10943282A 1982-06-25 1982-06-25 電磁フイルタ Granted JPS59314A (ja)

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JPS59314A true JPS59314A (ja) 1984-01-05
JPS6156008B2 JPS6156008B2 (ja) 1986-12-01

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ID=14510093

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009131803A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Toshiba Corp 多孔質体及びこの多孔質体を用いた装置
WO2012124460A1 (ja) * 2011-03-11 2012-09-20 株式会社 東芝 磁気分離装置
CN104353549A (zh) * 2014-11-18 2015-02-18 崔雷 一种电磁除铁机

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JPS6156008B2 (ja) 1986-12-01

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