JPS5931339Y2 - 粒状物選別装置 - Google Patents

粒状物選別装置

Info

Publication number
JPS5931339Y2
JPS5931339Y2 JP5514780U JP5514780U JPS5931339Y2 JP S5931339 Y2 JPS5931339 Y2 JP S5931339Y2 JP 5514780 U JP5514780 U JP 5514780U JP 5514780 U JP5514780 U JP 5514780U JP S5931339 Y2 JPS5931339 Y2 JP S5931339Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sorting
casing
attached
annular elastic
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5514780U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56154883U (ja
Inventor
則男 大野
誠二 井上
Original Assignee
株式会社四国製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社四国製作所 filed Critical 株式会社四国製作所
Priority to JP5514780U priority Critical patent/JPS5931339Y2/ja
Publication of JPS56154883U publication Critical patent/JPS56154883U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5931339Y2 publication Critical patent/JPS5931339Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、穀粒等の粒状物選別装置に関する。
従来この種装置として、ケーシング内に、周壁に多数の
選別孔を有する選別回転筒が回転自在に収められ、該選
別回転筒の前端に、これと一体となって回転する粒状物
持ち上げ用羽根車が設けられ、該羽根車の前端に、これ
と整粒排出用シュートを備えたケーシング前側壁との間
をシールするスポンジ等の環状弾性材が取付けられたも
のは知られている。
ところで、前記スポンジ等の環状弾性材は、自らの弾性
力により、羽根車前端とケーシング前側壁との間の、製
作誤差による間隙幅の広狭の変化を吸収すると共に、使
用中における自らの摩滅による前後幅厚みの変化を吸収
して、羽根車前端とケーシング前側壁との間をシールし
得るようになされている。
しかしながら、環状弾性材自体の弾性力による、上記変
化の吸収には限界があり、製作誤差が極端に大きい場合
、または環状弾性材の摩滅量が多い場合等には、環状弾
性材の弾性力のみでは完全なシールを行い得ないという
欠点があった。
この考案は、上記の欠点を解決するためになされたもの
である。
以下に、この考案を図面に示す実施例に基づいて説明す
る。
なお、この明細書において、前とは第1図右側を、後と
は同図左側をいう。
粒状物選別装置1のケーシング2は、前部開口3及び上
部開口4を有すると共に下方の開放したボックス状のケ
ーシング本体5と、前記前部開口3を閉塞するように本
体5に着脱自在に取付けられた前側壁7と、前記上部開
口4を閉塞する蓋Bと、本体5の下周縁に取付けられた
雑粒排出ホッパー9とを有している。
ケーシング本体5の後側壁6の外面には、被選別物であ
る粒状物の投入ホッパー10が取付けられ、該ホッパー
10の下端に接続された導管11の前向き開口部12は
後側壁6を貫通してケーシング本体5内に臨まされてい
る。
前記前側壁7の上部には、上向きの整粒投入口13をケ
ーシング2内に臨ませ、他方前向きの整粒排出口14を
ケーシング2外に臨ませてなる整粒排出用第1シユート
15が取付けられ、該第1シユート15の傾斜滑壁15
aには開口16が形成され、該開口16の下縁に設けら
れた枢軸17に板状弁18が取付けられ、該俸状弁18
は枢軸17を中心とじてシーソー状に揺動し、第1図の
実線で示す位置にあっては開口16を閉塞し、他方一点
鎖線で示す位置にあっては開口16を開くと共に第1シ
ユート15を閉塞するようになされている。
前記前側壁7には整粒排出用第2シユート19が設けら
れておち、該第2シユート19の上端は開口16を囲繞
するかたちで傾斜滑壁15aσこ当接せしめられ、他方
その下向きの整粒排出口43はケーシング2の外部に位
置している。
前記第2シユート19の後壁及びこれに対向する後側壁
6の夫々には、軸心を共通にする軸受20゜21夫々が
取付けられ、該前部の軸受20には従動軸22が回転か
つ前後動自在に遊嵌せられ、後部の軸受21には駆動軸
23が遊嵌せられ、該駆動軸23の前部は六角軸部23
aとなされ、該六角軸部23aの先端は截頭円錐形状に
なされている。
前記ケーシング2内には選別回転筒24が収められてお
り、該選別回転筒24は多数の選別孔25を有する多孔
板製又は網製等の周壁26を備え、前記従動軸22は、
ボス状部材28及び放射状アーム27を介して周壁26
の前端に固定され、周壁26の後端には放射状アーム2
9を介して六角孔30を有するボス状部材31が取付け
られ、該ボス状部材31は、駆動軸23の六角軸部23
aに嵌合されている。
上記の如き構成により、選別回転筒24は駆動軸23に
対して前後動自在となされている。
前記六角軸部23aにはコイルばね44が圧縮状態で嵌
められており、該ばね44の後端は軸受21の前端面に
、同前端はボス状部材31に当接していて、該ばね44
の弾発力により選別回転筒24は前方に向かって常時付
勢せられているものである。
前記周壁26の後端には環状の後壁32が取付けられ、
また周壁26の前端には粒状物持ち上げ用羽根車33が
固着又は着脱自在に取付けられ、該羽根車33は、断面
倒コ字状の側周壁34と、これの後端に連設された連結
周縁35と、側周壁34をめぐって所定角度おきに取付
けられた多数の仕切羽根36とより構成されている。
前記側周壁34の前立部34aには、これとケーシング
前側壁Iとの間をシールする合成樹脂、コム等からなる
環状弾性材37が取付けられている。
該環状弾性材37は、前記の選別回転筒24を前方に押
すコイルばね44の作用により、前側壁7に密接するも
のである。
弾性材37は、前立部34aに所要側のボルト41.ナ
ツト42を利用して取付けられた環状基部38と、該環
状基部3Bに一体成形されると共に、これから離れる程
肉厚が薄くなるテーパー周壁部39とより構成されてい
る。
このテーパー状周壁部39の肉厚が前端程薄くなってい
るので、周壁部39は前側壁7と広い面積では接触せず
略々線接触に近い状態で接し、また周壁部39がテーパ
ー状であるので、環状弾性材37は自らの弾性にカロえ
て形状による撓みやすさの故に、大きなシール効果を発
揮し得るものである。
なお。環状弾性材の形状は実施例のものに限られるもの
ではなく、単なる環状のものでも良いことは勿論である
また弾性材を前側壁に取付けることも勿論出来る。
次に上記装置の作用について説明する。
第1シユート15の板状弁18を第1図に示す状態とし
た後、駆動軸23を所定の駆動装置(図示時)によって
回転させて選別回転筒24を回転せしめる。
然る後、後部の投入ホッパー10に被選別物である粒状
物を入れると、該粒状物は導管11を通って選別回転筒
24内に至り、選別回転筒24が回転しているためその
中で攪拌せられ、そのために雑粒は選別孔25を通って
雑粒排出ホッパー9に至り、ケーシング2外に排出され
る。
他方、大経の整粒は選別回転筒24内を前方に進み、羽
根車33に至る。
そして仕切羽根36の間に入り込んだ整粒は仕切羽根3
6により持ち上げられ、上端に至ると自重により第1シ
ユート15内に落下し、第1シユート15を通って排出
口14より排出される。
なお、板状弁18を第1図一点鎖線の位置にすると、整
粒は第2シユート19を通って排出口43より排出され
る。
第1シユート15又は第2シユート19のいずれを利用
して整粒を排出するかは、整粒の事後処理の仕方によっ
て変わるものである。
上記の次第でこの考案によれば、駆動軸にばね等の付勢
手段が取付けられており、該付勢手段によって環状弾性
材をこれが取付けられていない方の部材に押し付けるよ
うになされているものであるから、例え羽根車前端とケ
ーシング前側壁との間の、製作誤差による間隙幅が大き
くても、また環状弾性材の摩減量が多くても付勢手段に
より選別回転筒を前方に移動させて、環状弾性材をこれ
が取付けられていない方の部材に押し付けることが出来
る。
従って、如何なる場合にも、羽根車とケーシング前壁と
の間を弾性材により確実にシールすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す中間省略の縦断面図で
ある。 1・・・・・・粒状物選別装置、2・・・・・・ケーシ
ング、6・・・・・・後側壁、7・・・・・・前側壁、
23・・・・・・駆動軸、24・・・・−選別回転筒、
25・・・・・・選別孔、26・・・・・・周壁、33
・・・・・・粒状物持ち上げ羽根車、37・・・・・・
環状弾性材、44・・・・・・コイルばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシング内に、周壁に多数の選別孔を有する選別回転
    筒が回転自在に収められ、該選別回転筒の前端に、これ
    と一体となって回転する粒状物持ち上げ用羽根車が設け
    られ、該羽根車の前端又はケーシング前側壁のいずれか
    一方に両者との間をシールする環状弾性材が取付けられ
    、前記選別回転筒は、ケーシング後側壁に遊嵌された駆
    動軸に対して軸心方向に可動となされ、該駆動軸にばね
    等の付勢手段が取付けられており、該付勢手段は選別回
    転筒を前方に押して前記環状弾性材をこれが取付けられ
    ていない方の部材に押し付けるようになされていること
    を特徴とする粒状物選別装置。
JP5514780U 1980-04-21 1980-04-21 粒状物選別装置 Expired JPS5931339Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5514780U JPS5931339Y2 (ja) 1980-04-21 1980-04-21 粒状物選別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5514780U JPS5931339Y2 (ja) 1980-04-21 1980-04-21 粒状物選別装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56154883U JPS56154883U (ja) 1981-11-19
JPS5931339Y2 true JPS5931339Y2 (ja) 1984-09-05

Family

ID=29649838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5514780U Expired JPS5931339Y2 (ja) 1980-04-21 1980-04-21 粒状物選別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5931339Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2578121Y2 (ja) * 1991-09-30 1998-08-06 金子農機株式会社 粒選別機における多孔選別筒の軸受装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56154883U (ja) 1981-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5931339Y2 (ja) 粒状物選別装置
CN213409372U (zh) 一种烘干料筛分装置
JPS5931338Y2 (ja) 粒状物選別装置
JPS5953157A (ja) 遊星旋回式バレル加工機
CN208526863U (zh) 一种超微粉碎装置
US4548087A (en) Coal sampling device
JP4226969B2 (ja) 破砕機
CN209109376U (zh) 一种高效粉碎机
JPS6122698Y2 (ja)
JP3748144B2 (ja) 粉粒体用の弁装置
CN211563275U (zh) 一种带有杂物自动排出装置的微粉机
JP3866838B2 (ja) 混合排出装置
JP2000344348A (ja) 粉粒体捕集器
JPS6330525Y2 (ja)
SU1407590A1 (ru) Устройство дл классификации зернистых материалов по крупности
JPH0970549A (ja) 分級風式粉砕機
JPH0711046Y2 (ja) 投入方向切換シュート
CN215611982U (zh) 一种用于密封圈废弃品粉碎处理装置
CN209917472U (zh) 袋式除尘器上的卸尘阀
CN218610383U (zh) 谷物类颗粒物料专用旋振筛
CN217313552U (zh) 一种可过滤研磨机
CN214440860U (zh) 一种高效防堵的振动筛
CN211802208U (zh) 市政施工河沙筛分装置
JPS6333663Y2 (ja)
JPH0425263Y2 (ja)