JPS5931260Y2 - 液注入抽出針 - Google Patents

液注入抽出針

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Publication number
JPS5931260Y2
JPS5931260Y2 JP1977049562U JP4956277U JPS5931260Y2 JP S5931260 Y2 JPS5931260 Y2 JP S5931260Y2 JP 1977049562 U JP1977049562 U JP 1977049562U JP 4956277 U JP4956277 U JP 4956277U JP S5931260 Y2 JPS5931260 Y2 JP S5931260Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle
liquid injection
chips
extraction needle
injection
Prior art date
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Expired
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JP1977049562U
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JPS53145395U (ja
Inventor
数栄 大島
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  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は注射針、カートリンチ用のインク注入針のよう
な生体、物体の液注入抽出針に関するものである。
従来の液注入抽出針1は第1図に示すように中空管を斜
めに切り、その上端外側および下端内側部分が被挿通物
2の被切截面pに対して鋭角状になり、刃部a y b
を形成する。
したがって第4図イのように上端刃部aがまづ被挿通物
2に挿通されて被挿通物2の切粉Xが発生する。
つぎにさらに針1が挿入されると、第4図口のように下
方刃部すにより被挿通物2の切粉Yが発生する。
すなわち従来の針1は被挿通物2が針1の外側部1bと
内側部1aとに分けて挿通されることになり、内外側部
1a、lbの境界面に切粉X、Yが発生することになる
したがって切粉X、Yが針1の中空部内に浸入し、針先
が詰ることになる。
その結果針先より注入される液には切粉X、Yが混入し
注入液が不純物を含有することになる。
また針を抜いた場合針の内側部1aと外側部1bとが切
断状態になるため、被挿通物2はその一体性を失い、針
を抜いた後にその挿入口を閉ざそうとする復元力を失う
ことになる。
また被挿通物2を突き抜けると、第4図へのように内側
部1aと外側部1bとは切断される。
本考案はこのような従来の液注入抽出針の課題を解決す
ることを目的とするものである。
本考案はこのような課題を解決するため、第2図に示す
ように下方刃部すを斜めに切断して形成した楕円切断口
の形状を保持したまま磨滅Bして消滅せしめたものであ
る。
すなわち、中空管先端を斜截して形成される楕円形切断
口の下方内周のみをその口縁部が円味を帯びるよう磨滅
Bして、外周は磨滅しない。
第5図イに示すように本考案針11を被挿通物2に挿入
当初は上方刃部が被挿通物22な挿し通す点までは従来
と同様切粉Xを発生するが、第5図口に示すようにさら
に針1の被挿通物2内に挿入されると、下方刃部すが消
滅しているため、下方刃部す相当部は被挿通物2の被切
截面を上方にもち上げることになる。
このときその内側面1aばある程度針先中空部内に垂下
してぐるが、内側部1aと一方の外側部1cと他方の外
測部1dとは下方刃部す相当部の衝接する境界線1eは
切断されないため、内側部1aと他方外側部1dとは一
体性を保持している。
したがって、次第に内側部1aと他方外側部1dとは針
先の進入とともに針挿通孔3が押し拡げられる格好にな
る。
丁度のみ状物がゴムの中に進入してゆく理屈と同じであ
る。
したがって切粉は上方刃部aによってのみ図示のXとし
て発生するのが、従来のような下方刃部すに切粉Yは発
生しない。
したがって切裂傷口を押し広げられて切粉ばぼとんど発
生しない。
そして針を引抜くときは内側部1aと他方の外側部1d
とは一体性を失っていないで、無理に針先で押し拡げら
れた格好になって凹んでいるので、針が引き抜かれると
、被切截面まで急速に復元しようとする力が働く。
その結果、一方針側部1cと内側筒1a他方外測部1b
との境界線1fは急速に閉ざされる。
また針11が被挿通物2を突き抜けると第5図へのよう
に内側部1aと他方外側部1dとは一体となって針先の
一側にめくれ上ることになる。
この状態で引抜゛いても針挿通孔3は内側部1aが他方
外側部1dを支点として原位置に復元し、閉ざされる。
;したがって本考案針は注射針に用いると、注射液
中に混入する人体皮膚の切粉が混入する危険もなく、ま
た注射針が引き抜かれるとともにその挿通孔がすぐにふ
さがる利点がある。
またインクのカートリッヂに用いるときは針先に挿通す
るバンキングの切粉が詰らないのでインクの注入、抽出
に支障を来すことなく、また引き抜くときはその切裂傷
口がすぐに塞がるので、インクの漏れる心配がない。
また先行技術として、実開開51−413901のよう
に、斜截楕円形切断口の下方刃部に垂直壁面を形成した
ものも提案されている。
しかし、このように垂直壁面を形成すると、刃部に段部
が生ずることになり、被挿通物中に挿通すると、(第5
図口の段階)この段部が被挿通物に引掛かり、切断粉を
多量発生することになる。
本考案では刃部の外周が楕円形状のままとなっているの
で、切粉を発生することがない。
本考案は以上のように液注入用の針として多方面に利用
されるもので、従来にない作用効果を有するものである
【図面の簡単な説明】
第1図:従来の針の斜視図、第2図二本考案針の斜視図
、第3図イ2ロ、ハ:本考案針の断面図、正面図、左側
面図である。 第4図イ2ロ、ハ:従来の針の作用説明図、第5図イ2
ロ、ハ:本考案針の作用説明図、第6図二本考案針の作
用を示す一部欠截斜視図。 1・・・・・・液注入針(従来の)、2・・・・・・被
挿通物、3・・・・・・挿通孔、11・−・・・本考案
針、1a・・・・・・内側部、1b・・・・・・外側部
(従来の)、1c・・・・・・=方針側部、1d・・・
・・・他方外側部、1e・・・・・・境界線、1f・・
・・・・境界線、a・・・・・・上方刃部、b・・・・
・・下方刃部、B・・・・・・下方刃部相当部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空管先端を斜めに切断して楕円切断口を形成した被挿
    通物に挿通する液注入抽出針であって、前記楕円切断口
    の下方内周のみをその口縁部が円味を帯びるように磨滅
    Bし、外周は磨滅上ない、ことを特徴とする液注入抽出
    針。
JP1977049562U 1977-04-21 1977-04-21 液注入抽出針 Expired JPS5931260Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977049562U JPS5931260Y2 (ja) 1977-04-21 1977-04-21 液注入抽出針

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977049562U JPS5931260Y2 (ja) 1977-04-21 1977-04-21 液注入抽出針

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53145395U JPS53145395U (ja) 1978-11-16
JPS5931260Y2 true JPS5931260Y2 (ja) 1984-09-05

Family

ID=28935385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977049562U Expired JPS5931260Y2 (ja) 1977-04-21 1977-04-21 液注入抽出針

Country Status (1)

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JP (1) JPS5931260Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4723994U (ja) * 1971-03-16 1972-11-17
JPS5414718Y2 (ja) * 1974-09-24 1979-06-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS53145395U (ja) 1978-11-16

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