JPS5931259Y2 - 医療用スタンド支持装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は点滴用やイルリガートル用その他に使用する医
療用スタンドの支持装置に関するものである。

以下本考案を実施例に基づいて詳細に説明すると次の通
りである。

符号１は取付基体であり、該取付基体１に横方向の第１
の案内筒２￥設ける。

該第１の案内筒２に支持杆３を摺動自在に嵌合すると共
に、該支持杆３Ｑ先端に縦方向の第２の案内筒４を設け
、該第２の案内筒４に、医療用スタンド５の支柱部６を
摺動自在に嵌合すると共に、前記第１並びに第２の案内
筒２，４の夫々に止螺子７，８を設ける。

前記医療用スタンド互は支柱部６の上部に引掛金具９を
設けた構成である。

かかる構成に於いて本考案は前記取付基体１を以って寝
台用テーブル１０の一側に取り付けて使用する。

かかる寝台用テーブル１０は例えば第１図に示すように
テーブル板１１の一側を、移動自在な基台１２の一側に
立設した支柱１３に固定して、寝台の短手方向に移動し
てテーブル板１１を寝台上方に横設する構成や、第４図
に示すようにテーブル板１１０両側に移動自在な脚柱１
４を設けて、寝台の長手方向に移動してテーブル板１１
を寝台上方に横設する構成等適宜で良い。

また前記取付基体１の構成は例えば第２図に示すように
前記支柱１３を挾持して取り付ける構成や、第３図に示
すように螺子１５によってテーブル板１１の下側に取り
付ける構成等適宜で良い。

更に寝台用テーブル１０に取り付けた際の支持杆３の移
動力向は第１図に示すようにテーブル板１１の長手方向
であっても良いし、第４図に示すように短手方向であっ
ても良い。

かかる構成に於いて、本考案は支持杆３並びに支柱部６
を夫々第１並びに第２の案内筒２，４に摺動させて引掛
金具９をテーブル板１１の上方の適宜位置に設定するこ
とにより、点滴用やイルリガートル用としてスタンド５
を使用することができる。

このように本考案はかかるスタンド５を寝台用テーブル
１０と一体の状態で使用するので、使用に際して各種機
器類が必要な場合には、かかる機器類をテーブル板１１
上に設置することができ、他の支持台等を必要としない
という特徴がある。

次にスタンド５を使用しない場合には、支柱部６を下降
させると共に、支持杆３をテーブル板１１側に移動する
ことにより、該スタンドｉを寝台用テーブル１０の一側
に格納することができる。

このようにスタンドｉの格納位置は寝台用テーブル１０
の一側であるので、食事、読書等に際しての寝台用テー
ブル１０の使用時や、移動させる時に支柱部６や引掛金
具９が邪魔とならない。

本考案はこのようにスタンド５を寝台用テーブル１０に
一体に格納し得るので、必要に応じて該スタンド５を即
座に使用し得るという特徴がある。

本考案は以上の通り、点滴用やイルリガートル用その他
に使用する医療用スタンドを極めて合理的に寝台用テー
ブルと一体に構成したので、点滴やイルリガートル使用
時に於いて、テーフ゛ル板を必要に応じて各種機器類の
載置台としで使用することができ、別途台板を必要とし
ないという特徴を有すると共に、前記医療用スタンドは
寝台用テーブルと一体の状態で邪魔とならない位置に格
納することができ、必要に応じて即座に使用し得るとい
う特徴がある。

【図面の簡単な説明】

第１図ａ、ｂは本考案の一実施例の全体構成を示すもの
で、夫々ａはスタンド使用状態、ｂはスタンド格納状態
の説明的斜視図、第２図は第１図の要部拡大説明図、第
３図は要部の他実施例を示す説明的斜視図、第４図は全
体の他実施例を示す説明的斜視図である。 符号、１・・・・・・取付基体、２・・・・・・第１の
案内筒、３・・・・・・支持杆、４・・・・・・第２の
案内筒、旦・・・・・伝速用スタンド、６・・・・・・
支柱部、１，８・・・・・・止螺子、９・・・・・・引
掛金具、１０・・・・・・寝台用テーブル、１１・・・
・・・テーブル板、１２・・・・・・基台、１３・・・
・・・支柱、１４・・・・・・脚柱、１５・・・・・・
螺子。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 取付基体に横方向の第１の案内筒を設け、該第１の案内
   筒に支持杆を摺動自動に嵌合すると共に、該支持杆の先
   端に縦方向の第２の案内筒を設け、該第２の案内筒に、
   医療用スタンドの支柱部を摺動自在に嵌合すると共に、
   前記第１並びに第２の案内筒の夫々に止螺子を設け、前
   記取付基体を以って寝台用テーブルの一側に取り付ける
   ようにしたことを特徴とする医療用スタンド支持装置。