JP2002355128A - ワゴン - Google Patents

ワゴン

Info

Publication number
JP2002355128A
JP2002355128A JP2001166451A JP2001166451A JP2002355128A JP 2002355128 A JP2002355128 A JP 2002355128A JP 2001166451 A JP2001166451 A JP 2001166451A JP 2001166451 A JP2001166451 A JP 2001166451A JP 2002355128 A JP2002355128 A JP 2002355128A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wagon
holder
document
support
documents
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001166451A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Watanabe
憲司 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibiken Co Ltd
Original Assignee
Ibiken Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ibiken Co Ltd filed Critical Ibiken Co Ltd
Priority to JP2001166451A priority Critical patent/JP2002355128A/ja
Publication of JP2002355128A publication Critical patent/JP2002355128A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 書類を広げるスペースを確保し、パソコン等
の使用に適したワゴンを提供する。 【解決手段】 回診ワゴン1は、ワゴン本体2と、ワゴ
ン本体2に取り付けられた書類吊下機構3とから構成さ
れている。ワゴン本体2には診察用の道具や医療器具等
が収納され、上面13にパソコン等を置いて操作するこ
とが可能である。書類吊下機構3は、線状の部材をコの
字型に形成したホルダー22と、ホルダー22を支持す
る支柱24と、支柱24を昇降可能に支持する支持部と
から構成されている。ホルダー22の高さを調節して固
定することが可能である。ホルダー22に書類を吊るす
と書類を広げるスペースが確保され、ワゴン本体2の上
面13にパソコンを置いて、書類を見ながら操作するこ
とが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワゴンに関し、特
に回診において利用可能なワゴンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ワゴンは家庭や職場等、様々
な場所において利用されている。例えば、レストランで
は、調理場からテーブルへの料理の運搬に使用されてい
る。また、病院では、回診の際に、診察用の道具や医療
器具等を載せるために使用されている。このように、一
度にたくさんの物を運搬する場合や、重い物を運搬する
場合であっても、ワゴンを使用することによって、必要
な物を必要な場所まで容易に運ぶことができる。
【0003】また、ワゴンを、簡易的な机や作業台とし
て利用することも可能である。例えば、回診では、カル
テを見ながら患者の容体をパソコンに入力することが行
なわれているが、このような場合、パソコンを載置する
ための作業台として、ワゴンを有効に利用することがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ワゴンの上面
におけるスペースは限られていることから、ワゴンを簡
易的な机や作業台として使用する場合に、書類を何枚も
広げることや、パソコンを操作しながらカルテ等の書類
を広げることは困難であった。なお、膝の上に書類を広
げてパソコンを操作する場合もあるが、作業性が悪く、
速やかにデータを入力することができなかった。
【0005】そこで、本発明は、上記の問題を解決する
ため、書類を広げるスペースを確保することにより、パ
ソコン等を用いたデータの入力作業においても使い勝手
に優れるワゴンの提供を課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
ワゴンは、車輪を有するワゴン本体と、線材から形成さ
れ、前記ワゴン本体の背面側上方に位置して略水平方向
に配設されたホルダーと、前記ワゴン本体から立設さ
れ、前記ホルダーを支持する支柱とを具備するものであ
る。
【0007】したがって、請求項1の発明のワゴンによ
れば、ワゴン本体の上面でパソコン等の操作を行う際、
ホルダーを利用して書類を吊るすことが可能になる。具
体的には、ホルダーは線材から形成され、略水平方向に
配設されているため、市販のクリップ等を使用すること
により、書類を簡単に吊るすことが可能になる。したが
って、書類を広げるためのスペースが確保される。ま
た、ホルダーはワゴン本体の背面側上方に位置している
ので、ワゴン本体の上面でパソコン等を使用している時
でも、書類内容の確認が容易に行える。
【0008】請求項2の発明にかかるワゴンは、請求項
1に記載のワゴンにおいて、前記ホルダーは、前記支柱
の上端部分から略水平方向に延設された上側バーと、前
記上側バーより下方に配設された下側バーとを有するも
のである。
【0009】したがって、請求項2の発明のワゴンによ
れば、請求項1の発明の作用に加え、書類の縦方向の長
さが、上側バー及び下側バーの間隔より短い場合には、
二枚の書類を上側バー及び下側バーに夫々吊るしても、
上側バーに吊るした書類と下側バーに吊るした書類とが
重なり合わない。このため、二枚の書類を同時に広げる
ためのスペースが確保される。一方、書類の縦方向の長
さが、上側バー及び下側バーの間隔より長い場合には、
上側バーに書類を吊るすことにより、書類の下側が下側
バーに当接する。このため、書類の上側及び下側を支持
することが可能になり、例えば風が吹いても書類は後方
へなびかない。
【0010】請求項3の発明にかかるワゴンは、請求項
2に記載のワゴンにおいて、前記下側バーが、前記上側
バーの斜め前方に配置されているものである。
【0011】したがって、請求項3の発明のワゴンによ
れば、請求項2の発明の作用に加え、書類の縦方向の長
さが、上側バー及び下側バーの間隔より長い場合、上側
バーに書類を吊るすと、書類の下側が下側バーに当接す
る。ここで、下側バーは、上側バーの斜め前方に配置さ
れていることから、吊下げられた書類は、その読取面が
斜め上方を向くように傾斜した形で支持される。つま
り、通常の使用状態では、作業者の目の高さはワゴン本
体の上方にあるが、このように書類を傾斜した形で支持
することにより、書類の読取面を視線に対して直角方向
に近づけることが可能になる。
【0012】請求項4の発明にかかるワゴンは、請求項
1乃至請求項3のいずれか一つに記載のワゴンにおい
て、前記支柱を昇降可能に支持する支持部と、前記支柱
を任意の高さで固定させるためのロック部とをさらに備
え、前記ワゴンの上面から前記支柱の上端までの高さを
調整可能とするものである。
【0013】したがって、請求項4の発明のワゴンによ
れば、請求項1乃至請求項3のいずれか一つの発明の作
用に加え、ロック部を解除すると、支柱は支持部に支持
された状態で昇降可能となる。そして、支柱を上昇させ
るとホルダーも上昇し、書類の吊下げ位置が高くなる。
一方、支柱を下降させるとホルダーも下降し、書類の吊
下げ位置が低くなる。つまり、使用者の使い勝手に合わ
せてホルダーの高さを調整することが可能になる。調整
後、ロック部を機能させることにより、支柱がその高さ
で固定される。
【0014】請求項5の発明にかかるワゴンは、請求項
4に記載のワゴンにおいて、前記ワゴン本体には、前記
ホルダーを収納可能な収納室が設けられ、前記支柱は、
前記ホルダーが前記収納室に収納される下限位置と、前
記ホルダーが前記ワゴン本体の上方に位置する上限位置
との間で昇降可能に支持されているものである。
【0015】したがって、請求項5の発明のワゴンによ
れば、請求項4の発明の作用に加え、支柱を上限位置ま
で上昇させると、ホルダーがワゴン本体の上面から離れ
た位置に配設される。つまり、ホルダーに書類を吊るす
ことが可能になる。一方、支柱を下限位置まで下降させ
ると、ホルダーがワゴン本体内の収納室に収納される。
これにより、ワゴン本体の上面にパソコン等の物を載せ
る際に、ホルダーが邪魔になることはない。また、ワゴ
ンを移動する際に、上方に突出しているホルダーや支柱
が障害となって移動を妨げることもない。
【0016】請求項6の発明にかかるワゴンは、請求項
1乃至請求項5のいずれか一つに記載のワゴンにおい
て、前記ホルダーが、前記支柱を中心として旋回可能に
支持されているものである。
【0017】したがって、請求項6の発明のワゴンによ
れば、請求項1乃至請求項5のいずれか一つの発明の作
用に加え、ホルダーが旋回可能に支持されているため、
例えば、作業者がワゴン本体の正面に相対していない場
合でも、ホルダーを旋回して方位を調整することによ
り、ホルダーの向き、すなわち吊下げられた書類の向き
を作業者に対向させることが可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第一実施形態の回
診ワゴン1について、図1乃至図3に基づき説明する。
図1は本発明の第一実施形態である回診ワゴン1の構成
を示す斜視図である。図2(a)は回診ワゴン1のホル
ダー22が上限位置にある状態を示す説明図であり、図
2(b)はホルダー22が下限位置にある状態を示す説
明図である。図3はホルダー22を示す説明図である。
【0019】図1に示すように、回診ワゴン1は、診察
用の道具や医療器具等を収納して、病院内での回診にお
いて使用されるものであり、ワゴン本体2と、書類吊下
機構3とから構成されている。
【0020】ワゴン本体2は、その上面にノートパソコ
ン等を載置することが可能なものであり、診察用の道具
や医療器具等を収納又は載置するための収納部4と、収
納部4の底面四隅に配設され、下端部にキャスター5を
備えた四本の脚6と、四本の脚6に水平に架設された中
段棚7、及び下段棚8とから構成されている。なお、キ
ャスター5にはストッパー9が設けられており、回診ワ
ゴン1が動かないようにキャスター5を固定することが
可能である。また、四本の脚6には、回診ワゴン1の移
動中にベット等にぶつかって傷が付くのを防ぐために、
ゴム等の樹脂で形成されたカバー10が取付けられてい
る。さらに、四本の脚6の間には、中段棚7及び下段棚
8に載置してある物の落下を防ぐために、ガイドバー1
1,12が夫々架設されている。
【0021】収納部4は、診察用の道具や医療器具等を
収納する引出し14,15と、診察用の道具や医療器具
等を載置するトレー16とを備えている。引出し14,
15及びトレー16には、前方に引き出しやすいよう
に、取手14a,15a,16aが夫々取り付けられて
いる。収納部4は上面13に載置してある物の落下を防
ぐために、収納部4の背面板17及び側面板19の高さ
hが、上面13の高さh’よりも高くなるように設定さ
れている。また、収納部4は上面13と背面板17との
間に、書類吊下機構3のホルダー22を収納するための
収納室18が設けられている。さらに、側面板19に
は、ゴミ袋等を吊るすためのパイプ20が二つの金具2
1によって取り付けられている。
【0022】図2に示すように、書類吊下機構3は、ワ
ゴン本体2の背面側に配設されたホルダー22と、ワゴ
ン本体2に対してホルダー22を水平方向に支持する支
柱24と、支柱24を昇降可能に支持する支持部25
と、支柱24を任意の高さで固定させるためのロック部
(図示しない)と、ロック部の機能を解除する解除ボタ
ン27とを備えている。
【0023】具体的にホルダー22は、支柱24の上端
部分から略水平方向に延設された上側バー23a及びそ
の下方に配設された下側バー23bを含むコの字形の形
状を呈しており、金属製の線材から形成されている。特
に、ホルダー22は、図3に示すように、下側バー23
bが上側バー23aの斜め前方に位置するように傾斜し
て配設されている。
【0024】支柱24及び支持部25は、周縁形状が四
角形の角パイプから形成されており、支柱24が支持部
25の内部に出没可能な状態で収納されている。なお、
支持部25は、取付金具26を介して収納部4の背面板
17に取付けられている。つまり、収納部4に固定され
た支持部25に対して、支柱24を出没させることによ
り、支柱24が昇降し、ワゴン本体2の上面13から支
柱24の上端までの高さ、すなわちホルダー22の高さ
が変化する。
【0025】ロック部は、支柱24を任意の高さで固定
させるためのものであり、支持部25の内部に設けられ
ている。具体的には、支持部25の内壁に当接可能な円
環状の当接部材(図示しない)からなり、支柱24に挿
通された連結軸(図示しない)を介して、支柱24の上
端に設けられた解除ボタン27に連結されている。この
当接部材は、連結軸の上下運動に応じて外径の大きさが
変化するものであり、外径が大きくなると外周面が支持
部25の内壁に当接し、小さくなると支持部25の内壁
との間に隙間が生じる。また、連結軸は、解除ボタン2
7を押圧操作していない状態では、バネ等の弾性力によ
って下方に付勢されているが、弾性力に抗して解除ボタ
ン27を押圧操作すると上昇する。つまり、解除ボタン
27を押圧操作していない状態では、当接部材の拡径に
より摩擦抵抗が極めて大きくなり、支柱24は支持部2
5に対して固定された状態となる。一方、解除ボタン2
7を押圧操作すると、当接部材の縮径により摩擦抵抗が
小さくなり、小さな操作力で支柱24を昇降させること
が可能になる。
【0026】次に、第一実施形態の回診ワゴン1の使用
方法について説明する。まず診察用の道具や医療器具等
が収納された回診ワゴン1を、診察を行う患者がいる場
所まで移動させる。なお、移動させた後、ストッパー9
でキャスター5を固定すれば、回診ワゴン1はその位置
に固定される。
【0027】ホルダー22を使用する場合は、解除ボタ
ン27を押圧し、所望の高さまで支柱24を上昇させ
る。その後、解除ボタン27から手を離すと、支柱24
は所定の位置で固定される。市販のクリップ等を使用し
て上側バー23aにカルテ等の書類を吊るすことによ
り、書類の内容を視認することが可能になる。つまり、
書類を広げるためのスペースが確保される。よって、ワ
ゴン本体2の上面13にノートパソコンを置いて、上側
バー22に吊るした書類を見ながら患者の容体に関する
データを容易に入力することができる。特に、ホルダー
22は下側が前方となるように傾斜しているため、書類
の縦方向の長さが、ホルダー22における上側バー23
a及び下側バー23bの間隔より長い場合には、書類の
下側が下側バー23bに当接し、書類の読取面が斜め上
方を向く。つまり、通常の使用状態では、作業者の目の
高さはワゴン本体の上方にあるが、このように書類を傾
斜した形で支持することにより、書類の読取面を視線に
対して直角方向に近づけることが可能になる。すなわ
ち、書類は、使用者に対して、より見やすい角度で支持
される。また、書類の縦方向の長さが、上側バー23a
及び下側バー23bの間隔より短い場合には、二枚の書
類を上側バー23a及び下側バー23bに夫々吊るして
も、上側バー23aに吊るした書類と下側バー23bに
吊るした書類とが重なり合わない。このため、二枚の書
類を同時に広げるためのスペースが確保される。
【0028】なお、ホルダー22の高さが適切でない場
合や、あるいは作業中にホルダー22の高さを変更した
い場合等は、解除ボタン27を押圧して支柱24を昇降
させることによって、作業しやすい高さに調節し直すこ
とが可能である。
【0029】診察が終了し、回診ワゴン1を移動させる
場合は、解除ボタン27を押圧して支柱24を下降させ
る。支柱24を下降させると、ホルダー22及び支柱2
4がワゴン本体2の収納部4に設けられた収納室18内
に収納される。ストッパー9を解除すると、回診ワゴン
1は移動可能になる。次の患者がいる場所まで回診ワゴ
ン1を移動させる場合、ホルダー22及び支柱24が収
納室18内に収納されているので、ホルダー22等が点
滴等の医療器具やカーテン等の設備に触れることがな
い。つまり、ホルダー22等によって回診ワゴン1の移
動が妨げられることはない。
【0030】このように、上記第一実施形態では、ワゴ
ン本体2に線材から形成されたホルダー22を設けるこ
とにより、書類を吊るすことが可能になり、書類を広げ
るためのスペースを確保することができる。このため、
ワゴン本体2の上面13にパソコンを置いて、書類を見
ながら患者の容体に関するデータを入力することができ
る。特に、ホルダー22は、コの字形であることから、
比較的簡単に製造でき、製造コストの上昇を抑えること
ができる。また、上側バー23a及び下側バー23bの
先端が突出しないため、安全性にも優れる。
【0031】続いて、本発明の第二実施形態の回診ワゴ
ン28について、図4に基づき説明する。図4は回診ワ
ゴン28の構成を示す説明図である。なお、第一実施形
態の回診ワゴン1と同じ構成については、同一番号を付
し詳細な説明を省略する。また、図4では便宜上、収納
部4より上側の構造のみを示している。
【0032】図4に示すように、回診ワゴン28は、ワ
ゴン本体2と、書類吊下機構29とから構成されてい
る。本実施形態では、ワゴン本体2は第一実施形態と同
様であり、書類吊下機構29、特に支柱30及び支持部
31の形状のみが異なる。支柱30及び支持部31は、
ともに円筒形状を示しており、固定された支持部31の
内周面に、支柱30の外周面が摺動可能な状態で接して
いる。
【0033】つまり、支柱30が支持部31に対して回
動可能に支持されており、これによりホルダー22を旋
回させることが可能になる。このため、例えば、作業者
がワゴン本体2の正面に相対していない場合でも、ホル
ダー22を旋回させて方位を調整することにより、ホル
ダー22の向き、すなわち吊下げられた書類の向きを作
業者に対向させることが可能になる。特に、第一実施形
態と同様に、高さの調節も可能であることから、高さの
調整と方向の調整とを組合せることにより、回診ワゴン
28の利便性をさらに向上できる。
【0034】以上、本発明について好適な二つの実施形
態を挙げて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限
定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要
旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変
更が可能である。
【0035】すなわち、上記第一、第二実施形態では、
コスト及び安全性を考慮して、線材からコ字形のホルダ
ー22を形成するものを示したが、ホルダーの構成は特
に限定されるものではなく、例えば、一本または複数本
の線材を夫々水平方向に配設したものであってもよい。
また、ホルダー22の一端を支柱30によって支持する
ものを示したが、支柱を二本設け、ホルダー22の両端
を支持するようにしてもよい。
【0036】また、上記第二実施形態では、支柱30及
び支持部31を円筒形状にすることにより、ホルダー2
2を旋回可能にするものを示したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、例えば、ホルダー22が、支柱
30に対して回動するように、ホルダー22を支柱30
に軸支してもよい。
【0037】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明のワゴン
は、ワゴン本体に支柱を介してホルダーを設けたことに
より、ホルダーに書類を吊るすことが可能になり、書類
を広げるためのスペースを確保することができる。この
ため、例えばワゴン本体の上面にパソコンを置いて、書
類を見ながらデータを入力することが可能になる。
【0038】請求項2の発明のワゴンは、請求項1の発
明の効果に加え、書類の縦方向の長さが、上側バー及び
下側バーの間隔より短い場合には、二枚の書類を上側バ
ー及び下側バーに夫々吊るすことができるため、二枚の
書類を同時に広げることができる。このため、書類が複
数枚ある場合であっても、効率良く作業を行なわせるこ
とができる。また、書類の縦方向の長さが、上側バー及
び下側バーの間隔より長い場合には、上側バーに書類を
吊るすことにより、書類の上側と下側とを保持すること
が可能になり、書類を安定して取付けることができる。
【0039】請求項3の発明のワゴンは、請求項2の発
明の効果に加え、書類を、使用者が読取りやすい角度で
支持できるため、使用者の作業性を一層向上できる。
【0040】請求項4の発明のワゴンは、請求項1乃至
請求項3のいずれか一つの発明の効果に加え、ホルダー
の高さを、使用者の視線の位置や作業内容等に応じて、
所望の高さに調節することができる。このため、使用者
の使い勝手を向上できる。
【0041】請求項5の発明のワゴンは、請求項4の発
明の効果に加え、ホルダーを収納室に収納することがで
きるため、ホルダーによってワゴンの移動が妨げられる
ことはない。つまり、使用者は、従来から使用している
ワゴンと同じ感覚でワゴンを移動させることができる。
【0042】請求項6の発明のワゴンは、請求項1乃至
請求項5のいずれか一つの発明の効果に加え、ホルダー
を旋回して方位を調整することにより、ホルダーの向
き、すなわち吊下げられた書類の向きを使用者に対向さ
せることができる。このため、使用者の向きが変わって
も、書類の見やすさを損なうことがなく、常に作業性を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態である回診ワゴンの構成
を示す斜視図である。
【図2】本発明の第一実施形態である回診ワゴンのホル
ダーが(a)上限位置にある状態を示す説明図、(b)
下限位置にある状態を示す説明図である。
【図3】本発明の第一実施形態である回診ワゴンのホル
ダーを示す説明図である。
【図4】本発明の第二実施形態である回診ワゴンの構成
を示す説明図である。
【符号の説明】
1,28 回診ワゴン(ワゴン) 2 ワゴン本体 18 収納室 22 ホルダー 23a 上側バー 23b 下側バー 24,30 支柱 25,31 支持部 27 解除ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B62B 5/00 B62B 5/00 Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪を有するワゴン本体と、 線材から形成され、前記ワゴン本体の背面側上方に位置
    して略水平方向に配設されたホルダーと、 前記ワゴン本体から立設され、前記ホルダーを支持する
    支柱とを具備することを特徴とするワゴン。
  2. 【請求項2】 前記ホルダーは、前記支柱の上端部分か
    ら略水平方向に延設された上側バーと、前記上側バーよ
    り下方に配設された下側バーとを有することを特徴とす
    る請求項1に記載のワゴン。
  3. 【請求項3】 前記下側バーが、前記上側バーの斜め前
    方に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の
    ワゴン。
  4. 【請求項4】 前記支柱を昇降可能に支持する支持部
    と、 前記支柱を任意の高さで固定させるためのロック部とを
    さらに備え、 前記ワゴンの上面から前記支柱の上端までの高さを調整
    可能とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載
    のワゴン。
  5. 【請求項5】 前記ワゴン本体には、前記ホルダーを収
    納可能な収納室が設けられ、 前記支柱は、前記ホルダーが前記収納室に収納される下
    限位置と、前記ホルダーが前記ワゴン本体の上方に位置
    する上限位置との間で昇降可能に支持されていることを
    特徴とする請求項4に記載のワゴン。
  6. 【請求項6】 前記ホルダーが、前記支柱を中心として
    旋回可能に支持されていることを特徴とする請求項1乃
    至請求項5のいずれか一つに記載のワゴン。
JP2001166451A 2001-06-01 2001-06-01 ワゴン Pending JP2002355128A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001166451A JP2002355128A (ja) 2001-06-01 2001-06-01 ワゴン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001166451A JP2002355128A (ja) 2001-06-01 2001-06-01 ワゴン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002355128A true JP2002355128A (ja) 2002-12-10

Family

ID=19008989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001166451A Pending JP2002355128A (ja) 2001-06-01 2001-06-01 ワゴン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002355128A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010173038A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Noboru Nishimura 昇降式台装置
WO2013158657A1 (en) * 2012-04-18 2013-10-24 Volcano Corporation Integrated support structures for mobile medical systems
CN103932859A (zh) * 2014-04-21 2014-07-23 江苏赛康医疗设备有限公司 一种医用换药车
CN106236471A (zh) * 2016-08-19 2016-12-21 甘培嘉 一种移动式静疗门诊换药车
CN112977575A (zh) * 2021-05-10 2021-06-18 江苏环亚医用科技集团股份有限公司 一种具有可调节式摆放机构的医疗输送机器人
CN113827422A (zh) * 2021-09-23 2021-12-24 东莞市信成医疗器械科技有限公司 一种多功能查房车

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4810751U (ja) * 1971-06-18 1973-02-06
JPS5540848U (ja) * 1978-09-08 1980-03-15
JPS57170723U (ja) * 1981-04-24 1982-10-27
JPS6166541U (ja) * 1984-10-04 1986-05-07

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4810751U (ja) * 1971-06-18 1973-02-06
JPS5540848U (ja) * 1978-09-08 1980-03-15
JPS57170723U (ja) * 1981-04-24 1982-10-27
JPS6166541U (ja) * 1984-10-04 1986-05-07

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010173038A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Noboru Nishimura 昇降式台装置
WO2013158657A1 (en) * 2012-04-18 2013-10-24 Volcano Corporation Integrated support structures for mobile medical systems
US20130277932A1 (en) * 2012-04-18 2013-10-24 Volcano Corporation Integrated Support Structures for Mobile Medical Systems
US8844951B2 (en) 2012-04-18 2014-09-30 Volcano Corporation Integrated support structures for mobile medical systems
CN103932859A (zh) * 2014-04-21 2014-07-23 江苏赛康医疗设备有限公司 一种医用换药车
CN106236471A (zh) * 2016-08-19 2016-12-21 甘培嘉 一种移动式静疗门诊换药车
CN112977575A (zh) * 2021-05-10 2021-06-18 江苏环亚医用科技集团股份有限公司 一种具有可调节式摆放机构的医疗输送机器人
CN113827422A (zh) * 2021-09-23 2021-12-24 东莞市信成医疗器械科技有限公司 一种多功能查房车
CN113827422B (zh) * 2021-09-23 2022-09-13 东莞市信成医疗器械科技有限公司 一种多功能查房车

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6796536B1 (en) Computer support apparatus and method
JP5560648B2 (ja) コンピュータ小売陳列スタンド
US5490710A (en) Swing arm chair
US7165689B2 (en) Rack and organizer
WO2004045341A1 (en) Peripheral support apparatus and method
US5644993A (en) Adjustable shelving unit
TW201606224A (zh) 一種可調整展示的支架
US20110017105A1 (en) Recliner laptop desk
US20140361584A1 (en) Seating Assembly Having A Seat-Mounted Attachment Assembly For Adjustable Extension Arm
JP2002355128A (ja) ワゴン
AU742350B2 (en) Computer work station (elastic or movable) arm rests
US20070236059A1 (en) Teacher's chair
JP2008113916A (ja) 床頭キャビネット
JP3159993U (ja) 診療用カート
JP2004267764A (ja) 作業台付架台
US11736864B2 (en) Headphone stand
KR101319910B1 (ko) 이동식 링거 거치대
JP5975609B2 (ja) カート装置
JP2005342029A (ja) スタンド装置
JP3099159U (ja) 手荷物置台
Herjólfsson et al. Design of a tablet holder with the help of Axiomatic Design International Conference of Axiomatic Design 2017
JP4914784B2 (ja) 電子医療器械のロック装置、載置台及び移動架台
JP2011010682A (ja) 点滴用スタンド
AU2008100985A4 (en) Improved holder
GB2206279A (en) Stand for a computer keyboard and its separate display unit

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100803

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101130