JPS5930996Y2 - 質量分析装置のイオン源装置 - Google Patents

質量分析装置のイオン源装置

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JPS5930996Y2
JPS5930996Y2 JP3478883U JP3478883U JPS5930996Y2 JP S5930996 Y2 JPS5930996 Y2 JP S5930996Y2 JP 3478883 U JP3478883 U JP 3478883U JP 3478883 U JP3478883 U JP 3478883U JP S5930996 Y2 JPS5930996 Y2 JP S5930996Y2
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JP
Japan
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ion source
mass spectrometer
introduction tube
sample introduction
source device
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JP3478883U
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JPS5926859U (ja
Inventor
正義 矢野
英司 田島
保 野田
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は質量分析装置のイオン源装置に関するものであ
る。
従来の質量分析装置のイオン源装置を簡単に第1図を参
照して説明すると、イオンのとり出し方向1、試料の導
入方向4およびイオン源部の着脱方向3はすべて一致し
ており、そしてそれらの方向軸はイオン源ハウジング2
の中心軸上にある。
しかし、この場合においては、イオン源部(第1図は図
示せず)、試料導入管(第1図に図示せず)の一方また
は両方の保守、点検作業等のためには質量分析装置の外
部付属装置である試料導入装置(第1図に図示しないが
たとえばガスクロマトグラフ、間接試料導入装置等があ
り通常かなり大形のものである)をその都度移動して再
設定することが必要であり、保守、点検時間が長くなる
欠点がある。
第2図は質量分析装置のイオン源装置のもう一つの従来
例である。
これにおいては、イオンとり出し方向1、イオン源部の
着脱方向3は一致していると共にそれらの方向軸はイオ
ン源ハウジング2の中心軸上にあるが、試料導入方向4
はこれらと直交している。
しかし、この場合においてもイオン源部、試料導入管(
両方とも第2図に図示せず)の保守点検に際して、前述
のような試料導入装置の移動、再設定作業は免れず、し
たがって保守点検時間の長さは第1図と変らない。
また特に前者(第1図)の場合、試料導入装置の移動量
が大巾となる傾向があり、したがってその移動装置等も
大がかりで高価となりがちである。
後者(第2図)においては特にイオン源部のみの着脱で
あってもそれに伴なって試料導入管をも着脱しなければ
ならないため作業が繁雑となり、またもしこのことが実
行されないと試料導入管やイオン源部が破損する恐れさ
えある。
本考案の目的は、試料ガス導入管およびイオン源部を相
互に独立に他の部分への影響なしに着脱し得る質量分析
装置のイオン源装置を提供するにある。
本考案の一実施例について以下説明する。
第3図は平面概念図を示し、イオン源ハウジング2の中
心軸と一致する方向がイオンとり出し方向1であつ、こ
れと直交する方向にイオン源部の着脱方向3、試料導入
方向4が存在する。
図示の如くイオン源部の着脱と試料導入管の着脱にイオ
ン源ハウジング2の対向する二面を利用する。
第4図は第3図の具体例であるが、イオン源フランジ8
に支持部材7を介して固定されているイオン源部を構成
するイオン化箱6にはイオン源スリット9も一体的に固
定されており、これらの一体部品は第4図でイオン源ハ
ウジング2の右面において着脱される。
−前試料導入管5はイオン源ハウジング2の前記イオン
源部の着脱面に対向する左面において着脱され、該導入
管の装置に当っては、その先端は前記イオン化箱6の側
面にある穴に挿入される。
この際該導入管の位置を正確に規制することにより、該
導入管の先端をイオン化箱6の孔に嵌着させることがで
きる。
また該導入管を装着したままイオン源部のみを着脱する
場合もイオン源部自身の位置決めを行うだけで試料導入
管5とイオン化箱6との接続がなされイオン源部以外の
他部品、他の付属装置等の調節、移動作業は不要である
必要な全部品が装着され質量分析装置が稼動している状
態では試料は試料導入管5内を通過してイオン化箱6内
へ流入してここでイオン化され、前記試料導入方向4と
直角でイオン源ハウジング2の中心軸と一致するイオン
とり出し方向1からイオンがとり出され、分析管(図示
せず)内へ飛行する。
上記から明らかなように、本考案の一実施例によればイ
オン源の着脱、試料導入管の着脱が他への影響なしに独
立して行いうる効果がある。
またこの作業を遂行するための装置上の対策が一切不要
となり、原価低減の効果がある。
尚、試料導入管装置面とイオン源部装着面とを第4図と
左右逆にしても全く同じ効果があり、これの選択は装置
全体の床面積、意匠的見地からなされることである。
また第4図は平面図ということで水平面内の例として記
述したが、垂直面内即ち例えばイオン淵部着脱を上部か
ら、試料導入管の着脱を下部から行っても同様の効果が
得られる。
本考案によれば、以上説明したところから明らかなよう
に、イオン源部の着脱、試料導入管の着脱を他部品、他
の付属装置への影響なしに独立して行なうことができる
ので、保守、点検が容易となり、又その作業時間の大巾
低減、作業遂行のための特別な工夫、装置類の不要化に
よる原価低減が図られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の概念平面図、第2図は他の従来例の概
念平面図、第3図は本考案の一実施例の概念平面図、第
4図は第3図の具体例の平面断面図である。 1・・・・・・イオンとり出し方向、5・・・・・・試
料導入管、6・・・・・・イオン化箱、7・・・・・・
支持部材、8・・・・・・イオン源フランジ、9・・・
・・・イオン源スリット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. イオン源部と該イオン源部に試料を導入するための試料
    導入管とを備え、上記イオン源において上記試料をイオ
    ン化することによって生じたイオンを上記イオン源部の
    外部にとり出すように構成された質量分析装置のイオン
    源装置において、上記イオン源部と上記導入管とをそれ
    ぞれ互いに対向する面において着脱するように構成され
    、且つその着脱方向は上記イオンのとり出し方向と異な
    るように構成された質量分析装置のイオン源装置。
JP3478883U 1983-03-09 1983-03-09 質量分析装置のイオン源装置 Expired JPS5930996Y2 (ja)

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JPS5926859U JPS5926859U (ja) 1984-02-20
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JPH077660B2 (ja) * 1984-05-16 1995-01-30 株式会社日立製作所 大気圧イオン化質量分析計

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JPS5926859U (ja) 1984-02-20

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