JPS5930981A - パルプ処理用ミキサ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はパルプおよび紙工業に関する。さらに詳述す
ると、この発明は中コンシスチンシーのパルプを酸素ガ
スのような漂白剤と混合するための高シャーミキサーで
ある。

パルプと酸素との混合における２つの重要な操作は（１
）酸素分布および（２）乱流混合である。酸素は小型混
合室内で均等に分布されなければならない、。

混合ゾーンが小容積である場合には混合操作は最も強力
である。したがって、最適混合のためには強力混合を与
える狭い高シャーギャップが望ましい。

現在パルプと酸素とを混合するために種々のタイプのミ
キサーが利用できる。これらのミキサーの多くは狭い高
シャーギャップを有する。しかしながら、パルプは常に
ある程度の放浪（ｔ、ｒａｍｐ）金属を含有する。この
放浪金属は除去されないと問題を引起こし、ミキサーを
著しく損傷して装置の運転停止および高価な修理が必要
になる。例えば。

放浪金属片がロークーとノ・ウジングとの間に押し込ま
れた場合には、高速ロータはちょうどよい時に停止させ
ることができない。ミキサーは破壊されることになる。

かくして、均等に分布された酸素および強力混合のだめ
の高シャーギャップを与えかつ放浪金属の除去全可能に
するところの、パルプを酸素のような漂白剤と混合する
だめのミキサーがきわめて望捷しい。この発明のそのよ
うなミキサーを提供するものである。

簡単に述べると、本発明はパルプ入口とパルプ出口を備
えた大体円筒形の・・ウジングを含む。少なくとも１つ
の漂白剤入口が設けられる。ローターがハウジング内に
同軸に装着される。ローターは半径方向に延在する溝を
備えたホイールを有する。溝はパルプ入口とパルプ出口
との間のパルプ流路に配置される。半径方向溝を備えた
ホイールの半径方向部分の少なくとも一部が・・ウジン
グの一部と共に環状空間を画定する。この環状空間は強
力な混合ゾーンを与える。

本発明ならびにその多くの利点は以下の詳細な説明およ
び図面を参照することによってさらによく理解されるで
あろう。

第１．２図を参照すると、ミキサーは大体円筒形のハウ
ジングｌＯを含む。パルプ人口１２はパ（５） ルプをハウジング１０内へ接線方向に送給するために使
用される。パルプ人口１２に入ったパルプは渦形室１３
へ送給される。ハウジング１０と渦形室１５の外側との
間のチャンネル１４は、渦形室１うの入口１５からハウ
ジング１０のまわりを円周方向に進行するにしたがって
１次第に半径方向に縮小する。

第２図を参照すると、酸素と混合されたパルプは同軸パ
ルプ出口１ｇを通って出る。酸素は少なくとも１つの、
好適には複数の円周方向に離間したハウジング１０の漂
白剤入口２０によってハウジングに送給される。

スポーク付きホイール２４全備えたロータ、−２２がハ
ウジング１０内に同軸に装着されている。第５図を参照
すると、ホイールリム２６は外側面に半径方向に延在す
る溝２８を備えている。溝２８はリムの内側からりム２
６を部分的に横切って延在し５　リムの外面５１から半
径方向内方に離間した点３０で終わっている。

環状リングう２．３１＋がリム２６の外側部分の（６） 各側部から軸方向に延在する。各リングう２．３４の内
側の半径は環状ディスクう６．３８の外側半径と実質的
に同一である。複数の円周方向に離間した溝が各リング
う２、つ１１を通って延在する。

環状ディスク５６．３８は円形の離間した溝ヰ０．４２
をそれぞ□れ備えている。ディスクう６．３８は半径方
向内方にテーパーしている。溝１１ｔ）、１１２はそれ
らの全長にわたって同−深さを有する。第）１図を参照
すると、環状ディスク５８の溝１１２はパルプ流の方向
に対して後方に傾斜している。第４図には示されていな
いが、ディスクう６（第５図参照）の溝ＩＩＯも捷だパ
ルプ流の方向に対して後方に頃斜している。

操作において、パルプは渦形ハウジングに入シ、第１図
の矢印で示された方向に移動する。パルプがチャンネル
１１１を通って移動するとき、パルプ流はローター２２
の外径の方へ次第に収縮しなければならない。環状ディ
スクの溝の後方傾斜は溝を通るパルプの流れを容易にす
る。ノ々ルプ中の放浪金属はリムの外面５１付近のチャ
ンネル１社中の乱流ゾーンにおいてパルプ繊維から解放
され、ついでチャンネル１１Ｉの外側の方へ放り出され
る。

放浪金属はチャンネルＩｌｌの底部に集まりかつ放浪金
属出口５０から断続的に除去される。

ローターの溝２ｇはパルプ全半径方向外方へ加速する傾
向をもつ。明かしながら、溝はリムの外面の手前で終わ
っているから、大きい接線方向パルプ送給速度に付加さ
れる半径方向再循環を引起こすところの高強度混合ゾー
ンが与えられる。テーパー環状ディスクは渦形ハウジン
グ中への逆流を最少にする。ホイールリムからのディス
ク３６゜３８の間隔はもちろん操作条件に適合するよう
に゛調整可能にされうる。

酸素入口２０は□ディスク３６．３８を通って高強度混
合ゾーン中へ延在する。酸素は高強度混合ゾーン中へ導
入されるから、ディスク当りの１つの入口だけが使用さ
れるとしても大きい半径方向循環によって酸素の均等分
布が確実にされる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の好適実施態様の一部断面で示された前
面図である。 第２図は第１図の好適実施態様の一部断面で示された側
面図である。 第５図は好適実施態様のローターの溝付き部分および溝
付きディスクの拡大断面図である。 第１１図は好適実施態様のディスクの１つの前面図であ
る。 １０−−ハウジング、１２−一パルプ入ロ、１３−−渦
形室、ｉｑ−一チヤンネル、１５−一渦形室入ロ、２０
−−漂白剤入口、２２−一ローター、　２１＋−−スポ
ーク付きホイール、２６−−リム、２８−一溝、ｊ２，
３１１−−リング、う６，３＆−−ディスク、１１０，
１１２−一溝。 （９） ＦＩＧ、　／

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 Ｌ　大体円筒形のハウジングと、パルプをハウジング内
   へ接線方向に送給するのに適応したパルプ入口と、パル
   プ出口とを有する、パルプを漂白剤と混合するためのミ
   キサーであって、漂白剤をハウジング内へ送給するため
   の少なくとも１つの漂白剤入口と、ノ・ウジング内に同
   軸に装着されたローターとを具備し、前記ローターはパ
   ルプ入口とパルプ出口との間のパルプ流路に配置された
   半径方向に延在する溝を有するホイールを有し、半径方
   向溝を有するホイールの半径方向部分の少なくとも一部
   はハウジングの一部と共に環状空間を画定し、これによ
   シパルプがパルプ入口から環状空間ケ通って流れてパル
   プ出口から流出するようにしたことを特徴とする前記ミ
   キサー　〇 ２　半径方向に延在する溝がホイールの両側に配置され
   ておシ、かつ・・ウジング内に２つの軸方向に離間した
   溝付きディスクが設けられ、両ディスク間にホイールが
   所定軸方向距離だけ離間して配置され、これにより環状
   の高強度の混合ゾーンが設けられていることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載のミキサー。 ５、　ディスクが環状ディスクであり、各ディスクがホ
   イールと対面する表面上に溝を有することを特徴とする
   特許請求の範囲第２項記載のミキサー。 ４、　ホイールがスポーク付きホイールであり。 半径方向溝がリムの内側からリムを部分的に横切って延
   在し５かつ環状ディスクの溝が環状ディスクを完全に横
   切って延在することを特徴とする特許請求の範囲第５項
   記載のミキサー。 ５　環状ディスクが半径方向内方にテーパーし。 かつ各環状ディスクの溝の深さがその全長にわたって一
   定であることを特徴とする特許講求の範囲Ｑｇ’Ｉ項記
   載のミキサー。 ６　パルプ出口がハウジングおよびローターと同一の軸
   を有し、ホイールがリムの外側部分の各側から軸方向に
   延在する環状リングを有し、各リングの内側の半径が環
   状ディスクの外側の半径と実質的に同一であり、各リン
   グがそれ全貫通する複数の半径方向に延在する溝を有す
   ること全特徴とする特許請求の範囲第５項記載のミキサ
   ー。 ７　環状ディスクの溝がパルプ流の方向に対して後方に
   傾斜していることを特徴とする特許請求の範囲第６項記
   載のミキサー。 ８　各環状ディスクを軸方向に通って各高強度混合ゾー
   ン中へ延在する複数の漂白剤入口が設けられていること
   を特徴とする特許請求の範囲第７項記載のミキサー。