JPS5930845B2 - ヘドロ処理方法 - Google Patents
ヘドロ処理方法Info
- Publication number
- JPS5930845B2 JPS5930845B2 JP4834579A JP4834579A JPS5930845B2 JP S5930845 B2 JPS5930845 B2 JP S5930845B2 JP 4834579 A JP4834579 A JP 4834579A JP 4834579 A JP4834579 A JP 4834579A JP S5930845 B2 JPS5930845 B2 JP S5930845B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sludge
- section
- sections
- treatment method
- dredging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はヘドロ処理方法に関するものである。
ヘドロは汚泥を含み、河川あるいは湖底等に堆積してい
る。
る。
かかるヘドロの処理は、従来はグラブあるいはポンプ等
で浚渫することで行っている。
で浚渫することで行っている。
しかしヘドロは水底にあって高含水率を有しているため
、グラブによる浚渫ではヘドロをうまくつかめず、また
ポンプによる浚渫では多量の水を同時に吸込んでしまい
、効率的な浚渫をすることができなかった。
、グラブによる浚渫ではヘドロをうまくつかめず、また
ポンプによる浚渫では多量の水を同時に吸込んでしまい
、効率的な浚渫をすることができなかった。
本発明は、このように従来取扱いが極めて困難であると
されていたヘドロを容易に取扱うことができ、しかも効
率的な浚渫及び浚渫後の処理を行なうことのできるヘド
ロ処理方法を提案するものである。
されていたヘドロを容易に取扱うことができ、しかも効
率的な浚渫及び浚渫後の処理を行なうことのできるヘド
ロ処理方法を提案するものである。
以下その実施例を第1図〜第6図に基づき説明する。
1は河川を示し、ヘドロは河川1の水底に堆積している
。
。
まず、かかるヘドロ堆積域を、たとえば第1図のように
鋼矢板2で複数(図示例では八つ)の区画A−Hに締切
る。
鋼矢板2で複数(図示例では八つ)の区画A−Hに締切
る。
この実施例では、河川1幅の約半分の部分を一定長さに
亘って締切り、さらにこの部分を河川幅方向で二列の区
画群に締切っている。
亘って締切り、さらにこの部分を河川幅方向で二列の区
画群に締切っている。
次に各区画A−Hの表層水を水中ポンプ(図示せず)を
用いて排出し、これと共に又はこれに引続いて、第2図
のように、特定の二つの区画A、Bからヘドロを浚渫し
、これらの区画A、Bを空にする。
用いて排出し、これと共に又はこれに引続いて、第2図
のように、特定の二つの区画A、Bからヘドロを浚渫し
、これらの区画A、Bを空にする。
この場合の浚渫は、あらかじめ表層水が排出されており
、かつ小面積でのものであるために、グラブあるいはポ
ンプ等を用いることによって比較的容易にかつ短時間で
行なうことができる。
、かつ小面積でのものであるために、グラブあるいはポ
ンプ等を用いることによって比較的容易にかつ短時間で
行なうことができる。
次に第3図のように、他の一区画Cからヘドロを浚渫し
、このヘドロを空区画Bへ移す。
、このヘドロを空区画Bへ移す。
この場合、空区画Bの上部に篩又は格子等3を設置して
おき、浚渫したヘドロの空区画Bへの投入に先立って荒
ゴミを除去しておく。
おき、浚渫したヘドロの空区画Bへの投入に先立って荒
ゴミを除去しておく。
最初に二つの区画A、Bを空区画としたのは、荒ゴミ除
去のために一区画が必要となるからである。
去のために一区画が必要となるからである。
空区画Bへ投入したヘドロを、次にポンプ4で浚渫し、
第4図のように配管5を通して他の空区画Aへ移送する
。
第4図のように配管5を通して他の空区画Aへ移送する
。
そしてその移送中に、配管5内に凝結剤Mを注入し、そ
の注入後に攪拌機6で攪拌するようにしておく。
の注入後に攪拌機6で攪拌するようにしておく。
凝結剤Mとしては硅酸ソーダと酸とを用いることができ
る。
る。
硅酸ソーダ及び酸の添加量、添加方法等はヘドロの性状
により異なるが、硅酸ソーダの添加量はほとんどの場合
に5i02換算でヘドロ量の3〜5wt%程度で十分で
あり、酸(m2 )の添加量は硅酸ソーダを中和させる
のに必要な量とするのが望ましい。
により異なるが、硅酸ソーダの添加量はほとんどの場合
に5i02換算でヘドロ量の3〜5wt%程度で十分で
あり、酸(m2 )の添加量は硅酸ソーダを中和させる
のに必要な量とするのが望ましい。
また添加方法としては硅酸ソーダと酸とをこの順に添加
しても、あるいは硅酸ソーダ添加後、硅酸ソーダと酸と
の混合液(酸性硅酸ゾル液)を添加してもよい。
しても、あるいは硅酸ソーダ添加後、硅酸ソーダと酸と
の混合液(酸性硅酸ゾル液)を添加してもよい。
こうして区画Aへ移されたヘドロは、第5図のように5
〜30分程度の養生で凝結する。
〜30分程度の養生で凝結する。
次に第6図のように、凝結したヘドロ7をグラブ8又は
ポンプを使って浚渫する。
ポンプを使って浚渫する。
凝結後のへドロアはゼリー状となっているため、グラブ
8又はポンプによってその全量を効率良く浚渫すること
ができる。
8又はポンプによってその全量を効率良く浚渫すること
ができる。
そして浚渫したヘドロ7はそのみみの状態で投棄可能で
ある。
ある。
この場合、化学的にはS i02がヘドロ中に溶出して
いる重金属を吸着保持し、再溶出が防止されていること
が分析により確認されていへしたがって浚渫後直ちに投
棄しても良いが、その前に加圧脱水するのがより望まし
い。
いる重金属を吸着保持し、再溶出が防止されていること
が分析により確認されていへしたがって浚渫後直ちに投
棄しても良いが、その前に加圧脱水するのがより望まし
い。
これは、凝結したヘドロ7の硅酸格子内の水が加圧脱水
によって容易に分離され、水分の少ないばさばさの土壌
になるからである。
によって容易に分離され、水分の少ないばさばさの土壌
になるからである。
以上のようにして区画Cのヘドロ処理に引続いて区画り
のヘドロを同様の方法で処理し、以下順次区画E、F、
G、H(順不同)の各ヘドロを処理する。
のヘドロを同様の方法で処理し、以下順次区画E、F、
G、H(順不同)の各ヘドロを処理する。
すべての区画A−Hのヘドロ処理を終了してから、次に
新たに他のヘドロ堆積域に鋼矢板を打ち込み、この部分
を複数の区画に締切って同様の処理をする。
新たに他のヘドロ堆積域に鋼矢板を打ち込み、この部分
を複数の区画に締切って同様の処理をする。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、区画
単位でヘドロを浚渫し、しかも表層水のない状態でこれ
を行なうので、従来取扱いが困難であるとされていたヘ
ドロの取扱いが容易かつ効率的なものとなる。
単位でヘドロを浚渫し、しかも表層水のない状態でこれ
を行なうので、従来取扱いが困難であるとされていたヘ
ドロの取扱いが容易かつ効率的なものとなる。
また前記区画はヘドロ堆積域を直接締切って形成するの
で、凝結剤注入に伴うヘドロの凝結が河川の中で行なわ
れる。
で、凝結剤注入に伴うヘドロの凝結が河川の中で行なわ
れる。
このことは土木作業上も便利である。
第1図〜第6図は本発明実施例の説明図である。
1・・・河川、2・・・鋼矢板、4・・・ポンプ、5・
・・配管、M・・・凝結剤、A−D・・・区画。
・・配管、M・・・凝結剤、A−D・・・区画。
Claims (1)
- 1 ヘドロ堆積域を複数区画に締切り、各区画の表層水
を排出すると共に特定区画のヘドロを排出し、ヘドロ排
出後の空の前記特定区画へ他区画のヘドロを移送しつつ
この途中で凝結剤を注入し、該ヘドロを前記特定区画内
へ投入後凝結させ、次にこれを浚渫することを特徴とす
るヘドロ処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4834579A JPS5930845B2 (ja) | 1979-04-18 | 1979-04-18 | ヘドロ処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4834579A JPS5930845B2 (ja) | 1979-04-18 | 1979-04-18 | ヘドロ処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55142804A JPS55142804A (en) | 1980-11-07 |
JPS5930845B2 true JPS5930845B2 (ja) | 1984-07-30 |
Family
ID=12800792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4834579A Expired JPS5930845B2 (ja) | 1979-04-18 | 1979-04-18 | ヘドロ処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5930845B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0329674B2 (ja) * | 1986-08-27 | 1991-04-24 | ||
JPH0320294Y2 (ja) * | 1986-11-12 | 1991-05-01 |
-
1979
- 1979-04-18 JP JP4834579A patent/JPS5930845B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0329674B2 (ja) * | 1986-08-27 | 1991-04-24 | ||
JPH0320294Y2 (ja) * | 1986-11-12 | 1991-05-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55142804A (en) | 1980-11-07 |
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