JPS5930825Y2 - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
- Publication number
- JPS5930825Y2 JPS5930825Y2 JP13346879U JP13346879U JPS5930825Y2 JP S5930825 Y2 JPS5930825 Y2 JP S5930825Y2 JP 13346879 U JP13346879 U JP 13346879U JP 13346879 U JP13346879 U JP 13346879U JP S5930825 Y2 JPS5930825 Y2 JP S5930825Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- remote control
- control box
- sensing element
- air conditioner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、空気調和機本体から離れたところで適度な室
温調整を行なうことのできる空気調和装置に関するもの
である。
温調整を行なうことのできる空気調和装置に関するもの
である。
従来の空気調和装置は空気調和機本体が室内の高所に設
置さ゛れることが多くなり、操作を手元で行えるように
運転スイッチや温度調節器を初めとした制御機構がリモ
コンコードを介して、空気調和機本体から導出されリモ
コンボックスに収納されるよう工夫されており、また室
温を感知する感温素子もリモコンボックスに収納されて
、より身近な室温を検出できるようにしている。
置さ゛れることが多くなり、操作を手元で行えるように
運転スイッチや温度調節器を初めとした制御機構がリモ
コンコードを介して、空気調和機本体から導出されリモ
コンボックスに収納されるよう工夫されており、また室
温を感知する感温素子もリモコンボックスに収納されて
、より身近な室温を検出できるようにしている。
ところが、リモコンボックスは室内の壁面や柱などのよ
うに室温変動の少ない隅部や直射日光の当たりやすい窓
際などに設置されることが多いので、運転停止時間が長
くなったり、運転が継続したままとなったりして、誤ま
った運転が行なわれる虞れを有していた。
うに室温変動の少ない隅部や直射日光の当たりやすい窓
際などに設置されることが多いので、運転停止時間が長
くなったり、運転が継続したままとなったりして、誤ま
った運転が行なわれる虞れを有していた。
又、空気調和装置が寝室などで使用される場合、一旦床
についた後、設定温度を再調整したい場合にリモコンボ
ックスまで行くのが情動となり、適度な室温調整が行な
われないまま使用されることもある。
についた後、設定温度を再調整したい場合にリモコンボ
ックスまで行くのが情動となり、適度な室温調整が行な
われないまま使用されることもある。
本考案は上述の事実に鑑みてなされたものであり、変調
温度を調整する温度調節器を空気調和機本体から離れた
位置に設置されるリモコンボックスに収納したものに於
いて、リモコンボックスから更に離れたセンサケースに
感温素子と該素子の調整装置を設け、調整装置による感
温素子の調整出力を温度調節器に供給することにより、
センサケースの周囲の温度を基準として室温を調整する
ようにしたことを特徴とし、感温素子が誤動作すること
なく居住空間のより身近な温度を感知できるようにする
とともに、リモコンボックスまで足を運ぶことなく温度
調節器の設定温度より高目或いは低目の室温調整がなさ
れるようにした空気調和装置を提供することを目的とす
る。
温度を調整する温度調節器を空気調和機本体から離れた
位置に設置されるリモコンボックスに収納したものに於
いて、リモコンボックスから更に離れたセンサケースに
感温素子と該素子の調整装置を設け、調整装置による感
温素子の調整出力を温度調節器に供給することにより、
センサケースの周囲の温度を基準として室温を調整する
ようにしたことを特徴とし、感温素子が誤動作すること
なく居住空間のより身近な温度を感知できるようにする
とともに、リモコンボックスまで足を運ぶことなく温度
調節器の設定温度より高目或いは低目の室温調整がなさ
れるようにした空気調和装置を提供することを目的とす
る。
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
第１図は本案装置の概観を示すものであり、１は室内の
高所の壁面等に設置される空気調和機本体であり、２は
空気吸入口、３は空気吹出口である。
高所の壁面等に設置される空気調和機本体であり、２は
空気吸入口、３は空気吹出口である。
該本体１は熱交換器やファンモータや複数個のリレーか
らなる駆動装置及び電源装置（何れも図示せず）が内蔵
され、室外に配置される室外ユニット（図示せず）と電
気配線及び配管にて接続されている。
らなる駆動装置及び電源装置（何れも図示せず）が内蔵
され、室外に配置される室外ユニット（図示せず）と電
気配線及び配管にて接続されている。
４は本体１より下方の壁面等に設置されるリモコンボッ
クスであり、本体１内の駆動装置とリモコンコード５を
介して接続されている。
クスであり、本体１内の駆動装置とリモコンコード５を
介して接続されている。
リモコンボックス４には操作面に温度設定用の操作しバ
ー６と、運転キー７と、停止キー８と、サーミスタ等の
温度に応じて抵抗値の変化する感温素子９とが配置され
ている。
ー６と、運転キー７と、停止キー８と、サーミスタ等の
温度に応じて抵抗値の変化する感温素子９とが配置され
ている。
１０はセンサケースであり、該センサケース１０はサー
ミスタ等の感温素子１１が収納されており、リモコンボ
ックス４から離れた任意の場所に設けられ、リード線１
２及びリード線の先端に設けられるプラグ１３を介して
リモコンボックス４に接続される。
ミスタ等の感温素子１１が収納されており、リモコンボ
ックス４から離れた任意の場所に設けられ、リード線１
２及びリード線の先端に設けられるプラグ１３を介して
リモコンボックス４に接続される。
Ｓはセンサケース１０の操作面に設けられた調整釦であ
る。
る。
リモコンボックス４は、第２図に示すようにマイクロコ
ンピュータ等の電子制御装置からなる温度調節器１４が
内蔵されている。
ンピュータ等の電子制御装置からなる温度調節器１４が
内蔵されている。
該温度調節器１４は本体１の電源装置に接続されるリモ
コンコード５の母線５１．５２に電源端子Ｂｌ、Ｂ２が
接続され、入カポ−）ＩＩ、Ｉ２がそれぞれ運転キー７
、停止キー８を介して母線５１に接続され、入力ポート
Ｉ３がＡ／Ｄ （アナログ／デジタル）変換器１５の出
力端子１５１に接続され、出力ポートＰ１ないしＰ３が
リモコンコード５の制御線５３ないし５５を介して本体
１の駆動装置に接続される。
コンコード５の母線５１．５２に電源端子Ｂｌ、Ｂ２が
接続され、入カポ−）ＩＩ、Ｉ２がそれぞれ運転キー７
、停止キー８を介して母線５１に接続され、入力ポート
Ｉ３がＡ／Ｄ （アナログ／デジタル）変換器１５の出
力端子１５１に接続され、出力ポートＰ１ないしＰ３が
リモコンコード５の制御線５３ないし５５を介して本体
１の駆動装置に接続される。
Ａ／Ｄ変換器１５は交互に作動する入力端子１５２，１
５３を備え、入力端子１５２は母線５１．５２間に直列
接続された抵抗１６及び操作レバー６にて抵抗値の調整
される可変抵抗１７の接続点１８に接続され、入力端子
１５３は母線５１，５２に直列接続される抵抗１９及び
感温素子９の接続点２０に接続される。
５３を備え、入力端子１５２は母線５１．５２間に直列
接続された抵抗１６及び操作レバー６にて抵抗値の調整
される可変抵抗１７の接続点１８に接続され、入力端子
１５３は母線５１，５２に直列接続される抵抗１９及び
感温素子９の接続点２０に接続される。
２１はリモコンボックス４の外壁に装着されるプラグ挿
入口を示し、固定端子２１１ないし２１３と可動バネ片
２１４とから戊る。
入口を示し、固定端子２１１ないし２１３と可動バネ片
２１４とから戊る。
固定端子２１１は感温素子９に接続されるとともに、固
定端子２１２に固着された可動バネ片２１４を介して母
線５２に接続され、固定端子２１３は接続点２０と接続
されている。
定端子２１２に固着された可動バネ片２１４を介して母
線５２に接続され、固定端子２１３は接続点２０と接続
されている。
センサケース１０は感温素子１１とともに調整釦Ｓにて
切換えらられる２連の切換スイッチＳｔ。
切換えらられる２連の切換スイッチＳｔ。
Ｓ２と抵抗２２．２３から成る調整装置２４がリード線
１２１．１２２間に接続されている。
１２１．１２２間に接続されている。
そして調整釦Ｓを低め位置に投入すると、切換スイッチ
Ｓ１．Ｓ２はそれぞれ第１接点に投入されてリード線１
２１，１２２間に感温素子１１及び抵抗２２が並列接続
され、設定位置に投入すると、切換スイッチＳ１．Ｓ２
はそれぞれ第２接点に投入され、リード線１２１，１２
２間に感温素子１１のみが接続され、高め位置に投入す
ると、切換スイッチＳ１．Ｓ２がそれぞれ第３接点に入
って感温素子１１及び抵抗２３がリード線１２１，１２
２間に直列接続される。
Ｓ１．Ｓ２はそれぞれ第１接点に投入されてリード線１
２１，１２２間に感温素子１１及び抵抗２２が並列接続
され、設定位置に投入すると、切換スイッチＳ１．Ｓ２
はそれぞれ第２接点に投入され、リード線１２１，１２
２間に感温素子１１のみが接続され、高め位置に投入す
ると、切換スイッチＳ１．Ｓ２がそれぞれ第３接点に入
って感温素子１１及び抵抗２３がリード線１２１，１２
２間に直列接続される。
そしてリード線１２の先端に接続されたプラグ１３がリ
モコンボックス４の挿入口２１に差し込まれた時、プラ
グ１３の第１端子１３１は可動バネ片２１４と接続した
状態にて可動バネ片２１４を固定接点２１１から開離さ
せ、第２端子１３２が固定端子２１３と接触する。
モコンボックス４の挿入口２１に差し込まれた時、プラ
グ１３の第１端子１３１は可動バネ片２１４と接続した
状態にて可動バネ片２１４を固定接点２１１から開離さ
せ、第２端子１３２が固定端子２１３と接触する。
今、プラグ１３がリモコンボックス４の挿入口２１に差
し込まれていないものとする。
し込まれていないものとする。
この場合、ノモコンボツクス４の運転キー７を押圧操作
すると、温度調節器１４が作動を開始し、Ａ／Ｄ変換器
１５から交互に入ってくる設定温度信号と、室温信号を
読み込み、これらを比較して出カポ−）ＰＩないしＰ４
から制御線５３ないし５５を介して本体１の駆動装置の
リレーにオン・オフ信号を送るため、冷房若しくは暖房
の空調運転が行なわれて、リモコンボックス４周囲の室
温、延いては居住者により近い居住空間の温度が操作レ
バー６にて調節される設定温度近傍に維持される。
すると、温度調節器１４が作動を開始し、Ａ／Ｄ変換器
１５から交互に入ってくる設定温度信号と、室温信号を
読み込み、これらを比較して出カポ−）ＰＩないしＰ４
から制御線５３ないし５５を介して本体１の駆動装置の
リレーにオン・オフ信号を送るため、冷房若しくは暖房
の空調運転が行なわれて、リモコンボックス４周囲の室
温、延いては居住者により近い居住空間の温度が操作レ
バー６にて調節される設定温度近傍に維持される。
尚、操作レバー６にて随時可変抵抗１７を調整すること
により、設定温度は所定範囲内にて該整可能である。
により、設定温度は所定範囲内にて該整可能である。
尚、運転を停止させるには停止キー８を押圧操作すれば
良い ノモコンボツクス４が据付場所の制約などから直射日光
の影響を受けやすい場所や、室温の変動の少ない随所に
設置しなければならない場合、或いはリモコンボックス
４から離れた場所の室温を検出して空調運転を行ないた
い場合には、センサケース１０をリモコンボックス４か
ら離れた壁面等の適宜場所に設置するとともに、プラグ
１３をリモコンボックス４の挿入口２１に差し込む。
良い ノモコンボツクス４が据付場所の制約などから直射日光
の影響を受けやすい場所や、室温の変動の少ない随所に
設置しなければならない場合、或いはリモコンボックス
４から離れた場所の室温を検出して空調運転を行ないた
い場合には、センサケース１０をリモコンボックス４か
ら離れた壁面等の適宜場所に設置するとともに、プラグ
１３をリモコンボックス４の挿入口２１に差し込む。
この時、リモコンボックス４の感温素子９は可動バネ片
２１４が固定接点２１１から離れるため、感温素子９の
室温信号がＡ／Ｄ変換器１５を介して温度調節器１４に
供給されなくなり、代わってセンサケース１０の感温素
子１１の室温信号が調整装置２４にて調整されたのち温
度調節器１４に供給され、設定温度信号と比較されるよ
うになる。
２１４が固定接点２１１から離れるため、感温素子９の
室温信号がＡ／Ｄ変換器１５を介して温度調節器１４に
供給されなくなり、代わってセンサケース１０の感温素
子１１の室温信号が調整装置２４にて調整されたのち温
度調節器１４に供給され、設定温度信号と比較されるよ
うになる。
この場合、センサケース１０の調整釦Ｓを用いて、セン
サケースの周囲の室温を複数段に調整することが可能で
ある。
サケースの周囲の室温を複数段に調整することが可能で
ある。
すなわち、調整釦Ｓ、が設定位置に入っていると、感温
素子１１の湯温信号がそのまま温度調節器１４に供給さ
れて室温が設定温度に維持される。
素子１１の湯温信号がそのまま温度調節器１４に供給さ
れて室温が設定温度に維持される。
又、調整釦Ｓが、低め位置に投入されていると、感温素
子１１に並列に抵抗２２が接続されて、実際より高い室
温信号が温度調節器１４に供給されるので、室温は設定
温度より例えば１℃低い温度に維持される。
子１１に並列に抵抗２２が接続されて、実際より高い室
温信号が温度調節器１４に供給されるので、室温は設定
温度より例えば１℃低い温度に維持される。
一方、調整釦Ｓが、高め位置に投入されていると、感温
素子１１に直列に抵抗２３が接続されて、実際より低い
室温信号が温度該節器１４に供給されるので、室温は設
定温度より例えば１℃高い温度に維持される。
素子１１に直列に抵抗２３が接続されて、実際より低い
室温信号が温度該節器１４に供給されるので、室温は設
定温度より例えば１℃高い温度に維持される。
本考案は上述の如く、設定温度が調節可能な温度調節器
が空気調和機本体から離れた位置に設置されるリモコン
ボックスに収納されるようにして手元で室温設定がなさ
れるようにしたものに於いて、室温を感知する感温素子
及び該素子の調整装置をリモコンボックスから離れた位
置に設置されるセンサケースに収納し、感温素子の調整
装置による調整出力をリード線を介してリモコンボック
スの温度調節器に供給するようにしたので、リモコンボ
ックスに収納された感温素子が据付場所の都合で誤動作
を生じやすい場合には該感温素子の代わりに、より身近
で確実な室温検知を行なうようにできるばかりでなく、
リモコンボックスまで足を運ばなくてもセンサケース部
で室温制御が可能であるなど、実用的効果の高いもので
ある。
が空気調和機本体から離れた位置に設置されるリモコン
ボックスに収納されるようにして手元で室温設定がなさ
れるようにしたものに於いて、室温を感知する感温素子
及び該素子の調整装置をリモコンボックスから離れた位
置に設置されるセンサケースに収納し、感温素子の調整
装置による調整出力をリード線を介してリモコンボック
スの温度調節器に供給するようにしたので、リモコンボ
ックスに収納された感温素子が据付場所の都合で誤動作
を生じやすい場合には該感温素子の代わりに、より身近
で確実な室温検知を行なうようにできるばかりでなく、
リモコンボックスまで足を運ばなくてもセンサケース部
で室温制御が可能であるなど、実用的効果の高いもので
ある。
第１図は本装置の概要を示す正面図、第２図は本装置の
要部の一実施例を示す電気回路図である。 １・・・・・・空気調和装置、４・・・・・・リモコン
ボックス、５・・・・・・リモコンコード、１０・・・
・・・センサケース、１１・・・・・・感温素子、１２
・・・・・・リード線、１４・・・・・・温度調節器、
２４・・・・・・調整装置。
要部の一実施例を示す電気回路図である。 １・・・・・・空気調和装置、４・・・・・・リモコン
ボックス、５・・・・・・リモコンコード、１０・・・
・・・センサケース、１１・・・・・・感温素子、１２
・・・・・・リード線、１４・・・・・・温度調節器、
２４・・・・・・調整装置。
Claims (1)
- 空気調和機本体とリモコンコードを介して接続さηるリ
モコンボックスに設定温度が調節可能な温度調節器を設
け、前記リモコンボックスとリード線を介して接続され
るセンサケースに感温素子と調整装置とを設け、この調
整装置は前記センサケースの周囲温度による出力を複数
段に調整する手段と、この手段から出力される室温信号
を前記温度調節器に供給する手段とを備えたことを特徴
とする空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13346879U JPS5930825Y2 (ja) | 1979-09-26 | 1979-09-26 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13346879U JPS5930825Y2 (ja) | 1979-09-26 | 1979-09-26 | 空気調和装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5650937U JPS5650937U (ja) | 1981-05-06 |
| JPS5930825Y2 true JPS5930825Y2 (ja) | 1984-09-03 |
Family
ID=29365058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13346879U Expired JPS5930825Y2 (ja) | 1979-09-26 | 1979-09-26 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5930825Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-26 JP JP13346879U patent/JPS5930825Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5650937U (ja) | 1981-05-06 |
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