JPS5930527Y2 - 固体電解コンデンサ - Google Patents
固体電解コンデンサInfo
- Publication number
- JPS5930527Y2 JPS5930527Y2 JP3992976U JP3992976U JPS5930527Y2 JP S5930527 Y2 JPS5930527 Y2 JP S5930527Y2 JP 3992976 U JP3992976 U JP 3992976U JP 3992976 U JP3992976 U JP 3992976U JP S5930527 Y2 JPS5930527 Y2 JP S5930527Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead
- capacitor element
- external lead
- anode lead
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は主として小形の固体電解コンデンサの改良に関す
るもので゛ある。
るもので゛ある。
一般にこの種の固体電解コンデンサは例えば第１図に示
すようにタンタル、ニオブ、アルミニウムなどのように
弁作用を有する金属粉末を円柱状に加圧成形し焼結して
なるコンデンサニレメン）Ａより延びる陽極リードＢに
Ｌ形に屈曲された第１の外部リード部材Ｃを溶接し、こ
のコンデンサニレメン）Ａを金属製の有底筒状のケース
Ｄに収納してコンデンサニレメン）Ａの周面に形成され
た電極引出し層ＥをケースＤに予め注入されている導電
性接着剤Ｆに電気的に接続し、ケースＤの開口部を樹脂
材Ｇにて閉塞すると共にケースＤの底部外面より第２の
外部リード部材Ｈを導出して構成されている。
すようにタンタル、ニオブ、アルミニウムなどのように
弁作用を有する金属粉末を円柱状に加圧成形し焼結して
なるコンデンサニレメン）Ａより延びる陽極リードＢに
Ｌ形に屈曲された第１の外部リード部材Ｃを溶接し、こ
のコンデンサニレメン）Ａを金属製の有底筒状のケース
Ｄに収納してコンデンサニレメン）Ａの周面に形成され
た電極引出し層ＥをケースＤに予め注入されている導電
性接着剤Ｆに電気的に接続し、ケースＤの開口部を樹脂
材Ｇにて閉塞すると共にケースＤの底部外面より第２の
外部リード部材Ｈを導出して構成されている。
ところで、コンテ゛ンサエレメントＡにはそれより延び
る陽極リードＢに第１の外部リード部材Ｃを溶接するに
先立って、化成処理により誘電体層としての酸化層が形
成され、この酸化層上に半導体母液の含浸−熱分解操作
により半導体層が形成され、さらにこの半導体層上に電
極引出し層Ｅが重合して形成されているのであるが、こ
れら酸化層、半導体層は熱的９機械的ストレスなどによ
って損傷され易い傾向にある。
る陽極リードＢに第１の外部リード部材Ｃを溶接するに
先立って、化成処理により誘電体層としての酸化層が形
成され、この酸化層上に半導体母液の含浸−熱分解操作
により半導体層が形成され、さらにこの半導体層上に電
極引出し層Ｅが重合して形成されているのであるが、こ
れら酸化層、半導体層は熱的９機械的ストレスなどによ
って損傷され易い傾向にある。
特にコンデンサエレメントＡにおける陽極り−ドＢの導
出側には電極引出し層Ｅを形威し難いために、この部分
の半導体層は露出した状態にあり、熱的９機械的ストレ
スの影響を受は易いものである。
出側には電極引出し層Ｅを形威し難いために、この部分
の半導体層は露出した状態にあり、熱的９機械的ストレ
スの影響を受は易いものである。
それ故に、陽極リードＢの突出部分に第１の外部リード
部材Ｃを溶接する際に発生する火花によって露出半導体
層さらには酸化層が損傷され漏洩電流特性などのコンデ
ンサ特性を劣化させるという欠点がある。
部材Ｃを溶接する際に発生する火花によって露出半導体
層さらには酸化層が損傷され漏洩電流特性などのコンデ
ンサ特性を劣化させるという欠点がある。
本案はこのような点に鑑み提案されたもので、素材とし
て弁作用を有する金属部材を用い、がっ周面に電極引出
し層を形成したコンデンサエレメントと、コンテ゛ンサ
エレメントより導出した弁作用を有する金属部材よりな
る陽極リードと、コンテ゛ンサエレメントを陽極リード
が開口部側に位置するように収納した筒状のケースと、
陽極リードの導出端面に圧接により電気的接続した第１
の外部リード部材と、第１の外部リード部材を支持し、
かつケースの開口部を封止する封口部材と、コンテ゛ン
サエレメントの電極引出し層ないしケースより導出した
第２の外部リード部材とを具備し、上記第１の外部リー
ド部材の陽極リードとの圧接部分にほぼＵ字状の屈曲部
を形成したことを特徴とするものである。
て弁作用を有する金属部材を用い、がっ周面に電極引出
し層を形成したコンデンサエレメントと、コンテ゛ンサ
エレメントより導出した弁作用を有する金属部材よりな
る陽極リードと、コンテ゛ンサエレメントを陽極リード
が開口部側に位置するように収納した筒状のケースと、
陽極リードの導出端面に圧接により電気的接続した第１
の外部リード部材と、第１の外部リード部材を支持し、
かつケースの開口部を封止する封口部材と、コンテ゛ン
サエレメントの電極引出し層ないしケースより導出した
第２の外部リード部材とを具備し、上記第１の外部リー
ド部材の陽極リードとの圧接部分にほぼＵ字状の屈曲部
を形成したことを特徴とするものである。
本案の一実施例を第２図により説明すれば１は素材とし
て弁作用を有する金属部材にて形成されたコンデンサエ
レメントで、図示例は弁作用を有する金属粉末を円柱状
に加圧成形し焼結して構成されている。
て弁作用を有する金属部材にて形成されたコンデンサエ
レメントで、図示例は弁作用を有する金属粉末を円柱状
に加圧成形し焼結して構成されている。
尚、金属部材としては金属線、金属線を圧潰したものも
使用しうる。
使用しうる。
２はコンデンサエレメント１に予め植立された弁作用を
有する金属部材よりなる陽極リードで、例えばコンデン
サエレメント１の周面に溶接して導出させることもでき
る。
有する金属部材よりなる陽極リードで、例えばコンデン
サエレメント１の周面に溶接して導出させることもでき
る。
３はコンデンサエレメント１の周面に、酸化層、半導体
層を介して形成された電極引出し層で、図示例はブラフ
ァイト層、銀ペースト層の順に被着して構成されている
が、単にグラファイト層のみにて構成したり或いは他の
導電部材にて構成したりすることもできる。
層を介して形成された電極引出し層で、図示例はブラフ
ァイト層、銀ペースト層の順に被着して構成されている
が、単にグラファイト層のみにて構成したり或いは他の
導電部材にて構成したりすることもできる。
４は例えば金属部材よりなる有底筒状のケースで、内部
にコンテ゛ンサエレメント１が陽極リード２の先端が開
口部側に位置するように収納されている。
にコンテ゛ンサエレメント１が陽極リード２の先端が開
口部側に位置するように収納されている。
５はケース４の底部内面に注入された半田、銀ペースト
などの導電性接着剤で、コンデンサエレメント１の電極
引出し層３とケース４との電気的９機械的接続が行なわ
れている。
などの導電性接着剤で、コンデンサエレメント１の電極
引出し層３とケース４との電気的９機械的接続が行なわ
れている。
６は内端部にほぼＵ字状の屈曲部７を有する第１の外部
リード部材で、屈曲部７の内側面を陽極リード２の導出
端面にて圧接して外部に導出されている。
リード部材で、屈曲部７の内側面を陽極リード２の導出
端面にて圧接して外部に導出されている。
尚、屈曲部７にはスプリング材を用いることが望ましい
。
。
８は第１の外部リード部材６を支持し、かつケース４の
開口部を封止する樹脂材（封止部材）で、これによって
陽極リード２の端面と第１の外部リード部材６との圧接
状態か保たれている。
開口部を封止する樹脂材（封止部材）で、これによって
陽極リード２の端面と第１の外部リード部材６との圧接
状態か保たれている。
９はケース４の底部外面より導出された第２の外部リー
ド部材で、例えばケース底部に小孔を形成し電極引出し
層３より導出させることもできる。
ド部材で、例えばケース底部に小孔を形成し電極引出し
層３より導出させることもできる。
このようにコンテ゛ンサエレメント１の陽極り−ド２と
第１の外部リード部材６との接続は単に両者を機械的に
圧接させることによって行われているために、コンテ゛
ンサエレメント１の陽極リード２の導出側における酸化
層、半導体層が損傷されることは全くない。
第１の外部リード部材６との接続は単に両者を機械的に
圧接させることによって行われているために、コンテ゛
ンサエレメント１の陽極リード２の導出側における酸化
層、半導体層が損傷されることは全くない。
従って、漏洩電流特性などのコンデンサ特性を著しく改
善することができる。
善することができる。
又、陽極リード２と第１の外部リード部材６との接続に
当っては第１の外部リード部材６の屈曲部７の弾性が利
用されるために、良好な接続状態を得ることができる。
当っては第１の外部リード部材６の屈曲部７の弾性が利
用されるために、良好な接続状態を得ることができる。
特に屈曲部７をスプリング材、例えばべＩＪ ＩＪウム
ー銅、燐青銅とすれば、さらに接続性を改善することが
できる。
ー銅、燐青銅とすれば、さらに接続性を改善することが
できる。
さらに第１の外部リード部材６は樹脂材８に埋入されて
いるために軸方向の張力に対して動くことも考えられる
が、樹脂材８への埋入部分に屈曲部７が形成されている
ので、軸方向の張力に対して何ら移動することはない。
いるために軸方向の張力に対して動くことも考えられる
が、樹脂材８への埋入部分に屈曲部７が形成されている
ので、軸方向の張力に対して何ら移動することはない。
第３図は本案の他の実施例を示すもので、第１の外部リ
ード部材６は金属板１０の中心孔に位置し、ガラス（封
口部材）１１によって気密に封止されている。
ード部材６は金属板１０の中心孔に位置し、ガラス（封
口部材）１１によって気密に封止されている。
そしてこの第１の外部リード部材６の屈曲部７が陽極リ
ード２の端面に圧接された状態で、金属板１０はケース
４に半田１２にて固着されている。
ード２の端面に圧接された状態で、金属板１０はケース
４に半田１２にて固着されている。
以上のように本案によれば、陽極リードと第１の外部リ
ード部材とを単に圧接によって電気的に接続するので、
コンデンサエレメントにおける酸化層、半導体層の熱的
影響を皆無にでき、コンデンサ特性を著しく改善できる
という効果が得られる。
ード部材とを単に圧接によって電気的に接続するので、
コンデンサエレメントにおける酸化層、半導体層の熱的
影響を皆無にでき、コンデンサ特性を著しく改善できる
という効果が得られる。
第１図は従来例の正断面図、第２図〜第３図は本案の夫
々異った実施例を示す正断面図ないし要部断面図である
。 図中、１はコンテ゛ンサエレメント、２は陽極リード、
３は電極引出し層、４はケース、６は第１の外部ノード
部材、７は屈曲部、９は第２の外部リード部材である。
々異った実施例を示す正断面図ないし要部断面図である
。 図中、１はコンテ゛ンサエレメント、２は陽極リード、
３は電極引出し層、４はケース、６は第１の外部ノード
部材、７は屈曲部、９は第２の外部リード部材である。
Claims (1)
- 素材として弁作用を有する金属部材を用いかつ周面に電
極引出し層を形成したコンデンサエレメントと、コンデ
ンサエレメントより導出した弁作用を有する金属部材よ
りなる陽極リードと、コンテ゛ンサエレメントを陽極リ
ードが開口部側に位置するように収納した筒状のケース
と、陽極リードの導出端面に圧接により電気的に接続し
た第１の外部リード部材と、第１の外部リード部材を支
持し、かつケースの開口部を封止する封口部材と、コン
テ゛ンサエレメントの電極引出し層ないしケースより導
出した第２の外部リード部材とを具備し、上記第１の外
部リード部材の陽極リードとの圧接部分にほぼＵ字状の
屈曲部を形威したことを特徴とする固体電解コンデンサ
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3992976U JPS5930527Y2 (ja) | 1976-03-31 | 1976-03-31 | 固体電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3992976U JPS5930527Y2 (ja) | 1976-03-31 | 1976-03-31 | 固体電解コンデンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52130037U JPS52130037U (ja) | 1977-10-03 |
| JPS5930527Y2 true JPS5930527Y2 (ja) | 1984-08-31 |
Family
ID=28499081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3992976U Expired JPS5930527Y2 (ja) | 1976-03-31 | 1976-03-31 | 固体電解コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5930527Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-03-31 JP JP3992976U patent/JPS5930527Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52130037U (ja) | 1977-10-03 |
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