JPS5930061B2 - 蚕用添食剤 - Google Patents
蚕用添食剤Info
- Publication number
- JPS5930061B2 JPS5930061B2 JP55079910A JP7991080A JPS5930061B2 JP S5930061 B2 JPS5930061 B2 JP S5930061B2 JP 55079910 A JP55079910 A JP 55079910A JP 7991080 A JP7991080 A JP 7991080A JP S5930061 B2 JPS5930061 B2 JP S5930061B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silkworms
- stage
- seaweed
- silkworm
- extract
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fodder In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は杜撰飼育に当り、桑葉に対して、蚕の成長促進
物質として海藻類又はその抽出物を添加してなる乗用添
食剤に関するものである。
物質として海藻類又はその抽出物を添加してなる乗用添
食剤に関するものである。
古来よシ蚕は桑葉だけで飼育されてきたが、近来人工飼
料の研究が進んで実用化の段階に人シ、１〜３令の稚蚕
期では実用化され、４〜５令の杜撰期では桑葉で飼育さ
れている。
料の研究が進んで実用化の段階に人シ、１〜３令の稚蚕
期では実用化され、４〜５令の杜撰期では桑葉で飼育さ
れている。
稚蚕期を人工飼料で飼育した蚕の成長度は、桑葉で稚蚕
期を飼育されたものと比較してほとんど遜色のないよう
になってきたが、若干劣っている。
期を飼育されたものと比較してほとんど遜色のないよう
になってきたが、若干劣っている。
しかしながら杜撰期を桑葉飼育にきシかえて飼育するた
め、蚕は正常な飼育を行ない、得られた画質（全繭重、
繭層重など）は桑葉で稚蚕期から飼育して得た画質と全
（遜色のない成績を示している。
め、蚕は正常な飼育を行ない、得られた画質（全繭重、
繭層重など）は桑葉で稚蚕期から飼育して得た画質と全
（遜色のない成績を示している。
この成績から稚蚕期の人工飼育が実施されるようになっ
たのであるが、このことからも桑葉は蚕にとってすぐれ
た飼料ということができ、また、杜撰期にすぐれた飼料
又は添加物を加えて飼育することによって画質をよ（す
ることができることを示している。
たのであるが、このことからも桑葉は蚕にとってすぐれ
た飼料ということができ、また、杜撰期にすぐれた飼料
又は添加物を加えて飼育することによって画質をよ（す
ることができることを示している。
一方、春蚕期の画質は初秋蚕期および晩秋蚕期の画質よ
りも優れているが、このことは春蚕期の桑葉の葉質が初
秋蚕期、晩秋蚕期の葉質よシも優れていることを示し、
この傾向は稚蚕人工飼育を行なったものでも同様で、杜
撰期の葉質をよ（すれば画質の改良向上をはかることが
できることを示している。
りも優れているが、このことは春蚕期の桑葉の葉質が初
秋蚕期、晩秋蚕期の葉質よシも優れていることを示し、
この傾向は稚蚕人工飼育を行なったものでも同様で、杜
撰期の葉質をよ（すれば画質の改良向上をはかることが
できることを示している。
本発明者らはこの点に着目し、４〜５令の杜撰期におい
て海藻類の粉末又はその抽出物を桑葉に添加し蚕を飼育
することによって画質を向上できることを、明らかにし
、春蚕期においても同様の効果のあることを明らかにし
た。
て海藻類の粉末又はその抽出物を桑葉に添加し蚕を飼育
することによって画質を向上できることを、明らかにし
、春蚕期においても同様の効果のあることを明らかにし
た。
即ち、本発明は海藻類又はその抽出物を含んでなる乗用
添食剤であシ、こ＼にいう杜撰は稚蚕期を桑葉または人
工飼料で飼育したいずれのものでもよい。
添食剤であシ、こ＼にいう杜撰は稚蚕期を桑葉または人
工飼料で飼育したいずれのものでもよい。
本発明者らはまず、コンブ、ワカメ、アサクサノリ、テ
ングサなどの海藻粉末又はその抽出物などをよ（食下す
ることを確認したのち、これには杜撰期において生長促
進効果すなわち増体効果及び飼育期間短縮効果のあるこ
とを見出し、画質を改良向上する効果のあることも発見
した。
ングサなどの海藻粉末又はその抽出物などをよ（食下す
ることを確認したのち、これには杜撰期において生長促
進効果すなわち増体効果及び飼育期間短縮効果のあるこ
とを見出し、画質を改良向上する効果のあることも発見
した。
このように桑を唯一の飼料として飼育されてきた蚕が海
藻またはその抽出物を食下し、しかも生長を促進される
ということは予測もされない事実である。
藻またはその抽出物を食下し、しかも生長を促進される
ということは予測もされない事実である。
海藻類としてはコンブ、ワカメ、ホンダワラ、カシメ、
テングサ、アサクサノリ、ヒジキ、レツンニア、アラン
、クロメ、モヅクなど紅藻類、褐藻類など類を問わず、
はとんどの海藻を使用することができる。
テングサ、アサクサノリ、ヒジキ、レツンニア、アラン
、クロメ、モヅクなど紅藻類、褐藻類など類を問わず、
はとんどの海藻を使用することができる。
これらの海藻類は原藻を乾燥し、粉末化したものをその
ま＼与えてもよ（、水またはアルコールなどの親水性客
媒で抽出した抽出物をそのま＼またはさらにそれを乳糖
、ぶどう糖、蔗糖、でん粉類などに吸着、倍散せしめ、
これを水に酵解または懸濁して集葉に浸漬または噴霧し
て与えてもよい１抽出物の抽出量は原料、抽出容媒、抽
出条件で異なるが、原料粉末に対して６〜１２％の収量
で得られる。
ま＼与えてもよ（、水またはアルコールなどの親水性客
媒で抽出した抽出物をそのま＼またはさらにそれを乳糖
、ぶどう糖、蔗糖、でん粉類などに吸着、倍散せしめ、
これを水に酵解または懸濁して集葉に浸漬または噴霧し
て与えてもよい１抽出物の抽出量は原料、抽出容媒、抽
出条件で異なるが、原料粉末に対して６〜１２％の収量
で得られる。
海藻類またはその抽出物の集葉に対する添加量は、海藻
の種類または生長の段階で変えるほうがよ（、海藻の乾
燥粉末として４令期では０．０５〜５％であシ、望まし
くは０．１〜３．５％であるが、５令時では０．１〜１
０．０％であり、望ましくは０．３〜５％を添加すると
よい。
の種類または生長の段階で変えるほうがよ（、海藻の乾
燥粉末として４令期では０．０５〜５％であシ、望まし
くは０．１〜３．５％であるが、５令時では０．１〜１
０．０％であり、望ましくは０．３〜５％を添加すると
よい。
抽出物の添加量は原料海藻粉末に換算して行なう。
このように４〜５令の杜撰飼育において、集葉に海藻ま
たはその抽出物の適当量を添加することによって収繭量
を増大させる効果及び飼育期間短縮効果のあることを見
出したことは、その益するところ極めて大きいと思われ
る。
たはその抽出物の適当量を添加することによって収繭量
を増大させる効果及び飼育期間短縮効果のあることを見
出したことは、その益するところ極めて大きいと思われ
る。
次に実施例で本発明を説明する。
実施例
稚蚕を人工飼育したのち４令起蚕から集葉育を行ない、
集葉には海藻粉末または抽出物を添加した。
集葉には海藻粉末または抽出物を添加した。
海藻粉末はそのま＼直接集葉に散布し、抽出物ハメタノ
ール抽出物を用い、メタノール液ヲ乳糖に噴霧混合しメ
タノールを除去せしめた乳糖倍散としたものをつくシ、
これを使用時に水にとかしその水容液な集葉に噴霧して
飼育を行なった。
ール抽出物を用い、メタノール液ヲ乳糖に噴霧混合しメ
タノールを除去せしめた乳糖倍散としたものをつくシ、
これを使用時に水にとかしその水容液な集葉に噴霧して
飼育を行なった。
抽出物の添加量は海藻粉末に換算してきめ、添加した。
尚、わかめおよびこんぶの抽出物の収率は夫々８％およ
び１２％であった。
び１２％であった。
５令期の試験は１〜３令人工育、４令桑葉（無添加）育
した蚕を用い、同様に試験を行なった。
した蚕を用い、同様に試験を行なった。
５令起蚕時の飼育成績と画質の成績を無添加のもの＼成
績と比較して表に示した。
績と比較して表に示した。
試験区は各区１００頭で行ない、蚕品種は郡豊×秀玉を
使用した。
使用した。
この表にみられるように蚕体型および画質ともに無添加
のものと比較して優れた成績を示したが、飼育経過なら
びに減蚕歩合については対照と比較して全（差がなかっ
た。
のものと比較して優れた成績を示したが、飼育経過なら
びに減蚕歩合については対照と比較して全（差がなかっ
た。
Claims (1)
- １ 海藻類又はその抽出物よりなシ桑葉に添加して用い
られる杜撰用添食剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55079910A JPS5930061B2 (ja) | 1980-06-13 | 1980-06-13 | 蚕用添食剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55079910A JPS5930061B2 (ja) | 1980-06-13 | 1980-06-13 | 蚕用添食剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS575647A JPS575647A (en) | 1982-01-12 |
| JPS5930061B2 true JPS5930061B2 (ja) | 1984-07-25 |
Family
ID=13703434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55079910A Expired JPS5930061B2 (ja) | 1980-06-13 | 1980-06-13 | 蚕用添食剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5930061B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS628277U (ja) * | 1985-07-01 | 1987-01-19 | ||
| JPS6342672U (ja) * | 1986-09-05 | 1988-03-22 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100526819B1 (ko) * | 2003-11-12 | 2005-11-08 | 여수시 | 톳을 사료첨가제로 이용한 돼지 사육방법 |
-
1980
- 1980-06-13 JP JP55079910A patent/JPS5930061B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS628277U (ja) * | 1985-07-01 | 1987-01-19 | ||
| JPS6342672U (ja) * | 1986-09-05 | 1988-03-22 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS575647A (en) | 1982-01-12 |
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