JPS5929876Y2 - 防湿用紙袋 - Google Patents

防湿用紙袋

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Publication number
JPS5929876Y2
JPS5929876Y2 JP10189480U JP10189480U JPS5929876Y2 JP S5929876 Y2 JPS5929876 Y2 JP S5929876Y2 JP 10189480 U JP10189480 U JP 10189480U JP 10189480 U JP10189480 U JP 10189480U JP S5929876 Y2 JPS5929876 Y2 JP S5929876Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
paper bag
innermost layer
sealed
heat
Prior art date
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Expired
Application number
JP10189480U
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English (en)
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JPS5726343U (ja
Inventor
秋雄 斎藤
Original Assignee
昭和製袋工業株式会社
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Publication date
Application filed by 昭和製袋工業株式会社 filed Critical 昭和製袋工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は最内層のヒートシール部に応力がか・りにく
・、しかも外層の開封により最内層をシール状態のよ・
取り出せるようにした防湿用紙袋の改良に関するもので
ある。
例えば脱脂粉乳など吸湿性の高い内容物を袋詰品にする
場合に、最内層をポリエチレンなどのヒートシールで゛
きる材料とした外層をヒートシールできない紙層などを
用いた多層袋が用いられ、そしてこの外層の封止部と最
内層のシール部との間で最内層を袋全幅にわたって切離
しておき、外層を開封することによって内容物の入った
最内層をシール状態のよ・取り出すようにしたものが良
く知られている(例えば特開昭53−31469)。
かかる袋の代表的なものは例えば、第1図に示されてい
る通りであって、図において1は内容物2を収容し両端
がシール3,3されている最内層であり、4,4は紙な
どの外層である。
図の例の袋は、袋の口部5及び底部6に対向する袋の一
面部に折曲フラップ7.8を夫々形威しこれらを袋の他
面に貼着して封止する構成の所謂ピンチ袋であるが、こ
の場合に図示されている通り上記折曲フラップ7.8の
折曲線9の袋中央部りでシールされ、かつ該シール部を
袋外層4の外側からローラ10などによる押圧で最内層
1を切断11している。
かかる袋は、荷役時の衝撃などによりかなりの重量に達
する内容物の移動が生じ、最内層1に大きな内圧を及ぼ
すことになるが、この内圧を事実上裂強度を保つ外層4
,4が支えていない場合がある。
その理由は、内容物が充填されて袋が拡がる部分は、外
層4は袋の長さ方向において、上記新曲線9.9間であ
り、他方最内層1はこれより袋中央部寄りのシール3,
3であり、例えば袋の一端側で内外層を密着させた場合
には他端ではかなりの空隙が両層間に残された状態にな
る。
そして仮りにこの空隙部側に内容物が急激に移動するよ
うなことがあるとその押圧力は最内層1のみで支えるこ
とになり破袋による重大な問題が生ずるに至る。
しかもかかる袋の使用目的から、上記破袋は外層を開封
して初めて発見されるものであることから、非常に重大
な問題であり、上記問題の解決が強く望まれているので
ある。
この考案は簡単な構成でかかる欠点を解消しようとする
ものであり、以下図面によりその一実施例を説明する。
第2図は本考案の一実施例の底部断面図であって、全1
図の従来の袋の底部に対応させ同一部分に相当符号を付
して示したものである。
図の如く、袋の底部6側にて袋の一面からフラップ8を
突出させこの折曲線9よりも袋端側で最内層1をヒート
シール3し、これを他面に折曲げ貼着して袋を封止する
ピンチ袋の構成になっている。
上記シール部3を折曲線9より袋端縁側に位置させたこ
とにより上述の空隙は、例えばこの構成を袋底部のみで
実施しても事実上他端即ち口部側のそれを埋め合せられ
るのでこの空隙に起因する上記最内層1の破袋は略生ず
る恐れがなくなる。
勿論かかる構成を袋の口部側にも設けることも不可能で
はないが、周知の如く袋口部では内容物充填時の多層袋
の口開きを良くするために層間に必らず一体化糊が付着
されて居り、最内層の上記取出し易さを損わないので前
記シール部を袋端部側に位置させることには、現在のピ
ンチバッグのトップシーラーの折曲げ寸法が5Qm/m
程度では不可能であるなど製袋上若干の支障が生ずる恐
れがある。
そこで内容物充填後の袋口部側は第3図の如く、袋の一
面に他面のフラップ7を折曲線9に沿って折曲げ貼着し
て袋を閉じるのであるが、この場合に最内層1のシール
3は該折曲線9より袋中6側に位置している。
この口部閉鎖状態は第4図に部分的に示されている。
図において11は、上記シール3より袋口縁側にて最内
層1をヒートカットした部分を示すもので、これにより
外層4とは完全に分離され、例えば袋底部6にて外層を
開封する開封縁(図示せず)を設けておけば内容物の詰
まった最内層袋1がきれいに取り出せることになる。
袋の特に口部側の上記折曲線9の位置は予めこれを決定
でき、更にそのシール3の位置も充分知り得るので、こ
れにより生ずる上記空隙の大きさに見合う底部側での底
部端縁からのシール位置を適宜製袋業者が決定して本考
案の上記構成を施すのが好ましい。
そして又、口部端の閉鎖は第5図の如く、袋部後面のフ
ラップ7を含めた全層を切除Cし、切残された開口端1
2にクレープ紙などによる覆片13を当て常法の如くミ
シン縫い14で閉鎖し、このミシン縫いの糸を後に取り
去り開放する形式とする等種々の変形が可能である。
本考案は上述の如く、袋口部側で最内層のシール部が袋
封かん部より中央側に位置してその長さが短かくなるの
を袋の他端底部にて、その最内層のシール位置を折曲部
より袋端縁側に位置させる簡単な構成にて上記の問題を
解消させ得たものであり実用上の効果は極めて大である
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の多層袋の縦断面図、第2図は本考案の一
実施例袋の一部断面図、第3図は開袋長手方向縦断面図
、第4図は開袋口部閉鎖後の一部断面図、第5図は同口
部の他の実施例の一部断面図で゛ある。 1・・・・・・最内層、3・・・・・・シール部、4・
・・・・・外層、7゜8・・・・・・フラップ部、9・
・・・・・折曲線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 口部および底部にヒートシール部を有する最内層および
    ヒートシールできない材料からなる外層を配した多層の
    防湿用紙袋であって、該防湿用紙袋の口部が前記最内層
    と前記外層との間に口開は性を増すための糊入れ部を有
    し且つその上端を前記紙袋の外側面に折り曲げて貼着封
    止するか又はミシン縫いにより封緘される封緘位置での
    その折線又はミシン縫い封緘部より前記紙袋内方側に前
    記最内層の前記ヒートシート部を配すると共に前記折線
    又はミシン縫い封緘部と該ヒートシール部との間で該最
    内層にヒートカット部を形成してなり、更に前記防湿用
    紙袋の底部が前記最内層と前記外層間に糊をつけないフ
    リー状態とされてその下端を前記紙袋の外側面に折り曲
    げ貼着封止され、前記最内層の底部側前記ヒートシール
    部を前記折り曲げ貼着部の折目を超えて前記紙袋端縁側
    に位置させたことを特徴とする防湿用紙袋。
JP10189480U 1980-07-21 1980-07-21 防湿用紙袋 Expired JPS5929876Y2 (ja)

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JP10189480U JPS5929876Y2 (ja) 1980-07-21 1980-07-21 防湿用紙袋

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JP10189480U JPS5929876Y2 (ja) 1980-07-21 1980-07-21 防湿用紙袋

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Publication Number Publication Date
JPS5726343U JPS5726343U (ja) 1982-02-10
JPS5929876Y2 true JPS5929876Y2 (ja) 1984-08-27

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ID=29463322

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JP10189480U Expired JPS5929876Y2 (ja) 1980-07-21 1980-07-21 防湿用紙袋

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5727254B2 (ja) * 2011-02-18 2015-06-03 昭和パックス株式会社 紙袋

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Publication number Publication date
JPS5726343U (ja) 1982-02-10

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