JPS5929646Y2 - 靴拭きマツト - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は靴拭きマットの改良に関するものである。

従来より、玄関やホテルのロビー人口などに大小様々な
靴拭きマントが用いられている。

従来のこの種の靴拭きマントは、そのほとんどが、一体
構造のものであり、汚れた場合などにおいては全体をク
リーニングする必要がある。

また、このような一体構造のものは、靴をこすりつける
時にすぐしわになったり、位置ずれか生じなにように、
全体として部厚く、かつ、大きな面積として質量が多く
なるように工夫されている。

従って、そのクリーニングも大変で、クリーニング化も
高くなり、マットの単価が高いばかりではなく、保守の
面から見ても極めて不経済であるという欠点があった。

本考案は以上のような従来の欠点を解消したものであり
、靴拭きマットをマット部とベース部に分離し、マット
部のみを着脱自在にベース部に取付けることにより、マ
ット部の交換を自由にし、クリーニングなどを安価に行
なえるように構成した靴拭きマットを提供するものであ
る。

以下、図面に示す実施例と共に本考案の詳細を説明する
。

図において、全体な符号１で示す靴拭きマットは合成ゴ
ムなどの柔軟な材質から形成されたベース２と、マット
３とからなる。

ベース２は比□□□り肉厚で重量がかｌ）あることが必
要で、図示の例では正方形状に形成されているが、他の
形状であってもよいことはもちろんである。

このベース２の各辺の途中には外側面側にテーパ面を有
する少なくとも１個以上の案内突起４が形成され、角部
にはＬ字状の案内突起４ａか形成され、かつ、ベース２
の各辺の周縁部近傍には角部を含めてベルベント式ファ
スナ５か各辺に少なくとも１細塊上貼着されている。

このベルベット式ファスナ５は雄型でも雌型でもどちら
でもよい。

一方、マット３は第３図の拡大断面図からも明らかなよ
うに、合成樹脂渣たは布などの基布６に起毛７を行なっ
たもので、化学的な塵埃吸着成分を含浸させたものであ
ることが望ましい。

このマット３はベース２と相似形で、かつ、−回り小さ
い面積であることが望１しく、かつ、角部は少なくとも
値角の状態であるか鋭角である必要がある。

このマット３の裏面にも、前記ベース２のベルベント式
ファスナ５と対向してベルベント式ファスナ８が貼着さ
れている。

マット３をベース２に取付けるには、案内突起４．４ａ
の内側に嵌合した状態でマット３をベース２上に載せベ
ルベット式ファスナ５と８とを合わせて貼着すればよい
。

このとき、案内突起４゜４ａはマット３の位置決めとも
なり、かつ、マット３が位置ずれするのを防止するスト
ッパとなっている。

このようにして、マット３とベース２を一体化させた状
態で、玄関等に一定期間配置し、汚れたナラばベルベン
ト式ファスナ５，８間をはがすことによりマット３だけ
を取り外し、新しいものと交換し、取りはずしたものは
クリーニングすればよい。

捷た、ベース２は比較的肉厚で大きな質量な持つため、
靴拭き時の動作により位置ずれするようなことはナク、
マット３自身もベルベット式ファスナ５，８と、案内突
起４，４ａにヨッテ位置決め固定づれているため、ずれ
ることがなく、肉薄のものとして形成することができる
ためクリニングも容易である。

以上の説明から明らかなように、本考案によれば、靴拭
きマット１なベース２とマット３とに分割し、マット３
なベース２に対してベルベット式ファスナで固定し、案
内突起４，４ａによって位置決めした構成とされている
ため、マット３の交換に自由であり、かつ、肉厚である
ため、マット３自身のクリーニングは容易であり、経済
的であるという優れた効果が得られる。

また、案内突起４．４ａは連続していないため雨期に使
用した除水はけが十分に行なえ、マットを水びたしにす
ることはなく、快適な使用状態が保たれる。

【図面の簡単な説明】

図は本考案の一実施例を説明するもので、第１図は斜視
図、第２図は平面図、第３図は第２図のＡ−Ａ線拡大断
面図、第４図は第２図のＢ−Ｂ線拡大断面図である。 １・・・靴拭キマット、２・・・ベース、３・・・マッ
ト、４．４ａ・・・案内突起、５，８・・・ベルベット
式ファスナ、６・・・基布、７・・・起毛。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 可撓体より成るベースの周囲に突片、又は枠体を設ける
   と共に、このベースの上部中火にマットを着脱可能に止
   着し得るように形成した靴拭き７ソトにおいて、比較的
   肉厚に合成ゴム等から四辺形状に形１１１ｉ−Ｊれ、そ
   の各辺の途中の側縁部、および角部には外側にテーパ面
   を有する案内突起４゜４ａを設置したベース２と、前記
   ベース２０案内突起４，４ａによって囲１れた空間中に
   収容でれるマット３とから成り、上記ベース２とマント
   ３には、その周縁部近傍の対向する位置にそれぞれベル
   ベント式ファスナー５．１よび８を貼着したことを特徴
   とする靴拭きマント。