JPS592952Y2 - パ−ツフイ−ダ付きスポツト溶接機等の機器における手動式2連作動スイツチ装置 - Google Patents

パ−ツフイ−ダ付きスポツト溶接機等の機器における手動式2連作動スイツチ装置

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JPS592952Y2
JPS592952Y2 JP323079U JP323079U JPS592952Y2 JP S592952 Y2 JPS592952 Y2 JP S592952Y2 JP 323079 U JP323079 U JP 323079U JP 323079 U JP323079 U JP 323079U JP S592952 Y2 JPS592952 Y2 JP S592952Y2
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switch
equipment
nut
main
spot welding
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好高 青山
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Description

【考案の詳細な説明】 プロジェクションナツトを溶接するようなパーツフィー
ダ付きスポット溶接機は、固定電極に合致させた相手方
部品上にナツトを自動供給する自動供給装置に対して、
パーツフィーダから常に一定個数のナツトを直ちに自動
供給し得るように待機させておかねばならない。
換言すると、パーツフィーダからナツトの自動供給装置
までは、一般にナツト供給管で接続されているので、こ
の供給管内に常時適当個数のナツトを整列させておがな
いと、ナツトの自動供給装置が全作動をしてしまうとい
う意味である。
したがって、ナツトの自動供給および電極作動の直前に
パーツフィーダを作動させてナツト供給管内へ2個なり
3個なりのナツトを補充供給するように構成するのが最
も好ましいことになる。
また、別の場合では部品圧入装置も適例なものとして挙
げられる。
たとえば、ターンテーブル上に配列された被圧入部品と
圧入部品を一体化するときには、圧入用進退ロッドの個
所へターンテーブルを回動させてからロッドを作動させ
るという手順が採用されねばならない。
以上に例示したような機器においては、先行的に作動す
る装置とその機器の主目的に合致した作動を行わせる装
置を包含しているのであるが、先行作動装置としてスポ
ット溶接機の場合にはパーツフィーダが該当し、部品圧
入装置の場合にはターンテーブルが該当する。
また、主作動装置としてスポット溶接機の場合にはナツ
トの自動供給装置と電極の駆動装置が該当し、部品圧入
装置の場合には圧入用進退ロッドが該当する。
本考案は、パーツフィーダ付きスポット溶接機や部品圧
入装置のごとき機器に含まれている先行作動装置と主作
動装置を確実に作動させると共に機器構成の簡素化や節
電、さらには騒音防止に役立つ手動式2連作動スイッチ
装置に関するものである。
以下、図面の実施例にしたがって本考案をくわしく説明
すると、第1図〜第4図はパーツフィーダ付きスポット
溶接機の場合であって、同軸上に固定電極1とエアシリ
ンダ2で進退する可動電極3を有し、固定電極1のピン
4に板金型の相手方部品5があらかじめ合致させである
部品(ナツト)の自動供給装置6はエアシリンダ7と該
シリンダのピストンに結合されている供給スピンドル8
とナツトの一時係止を果す仮止機構9から構成されてお
り、仮止機構9内に一時係止されているナツトを供給ス
ピンドル8が串刺し状にして第1図のナツト10のごと
く案内し、固定電極のピン4にはめ合わせるのである。
なお、このような部品の自動供給装置6は、特公昭49
−22747号公報(lPC: B 23 q7104
)においてすでに知られ、数多くの商品化がなされてい
る。
自動供給装置6と電動加振式のパーツフィーダ11とは
、ナツト供給管12で連結されているのであるが、実際
にはナツト供給管12の一端は仮止機構9に接続しであ
る。
ナツト供給管12は他の配管類との関係で二点鎖線で図
示してあり、また、該供給管は中間部が低く図示しであ
るが、実際にはパーツフィーダ11を高い個所に設置し
、ナツト供給管12内を滑り降りたナツトが低い個所に
設置した仮止機構9へ供給されるようになっている。
自動供給装置6はナツトの供給を受けずに空作動しては
ならないので、ナツト供給管12の仮止機構9側には常
時複数個のナツトを密着した状態で整列させておく必要
がある。
そのためには、パーツフィーダ11を連続運転しておけ
ば良いのであるが、電力の無駄や騒音の問題があるので
、スポット溶接を行うのに先がけて少量のナツトをナツ
ト供給管12内へパーツフィーダ11がら送り出すよう
にすれば節電や騒音低減にとって好ましいのである。
そこで、パーツフィーダ11が先行作動装置の性格を持
ち、自動供給装置6と電極ユニットが主作動装置の性格
を持つのである。
符号13で示されているのはエアパイプであり、各エア
シリンダ2,1に進退動作を与えるためにエア切換弁1
4.15が設置しである。
2連作動スイッチ装置16の具体構造は第2図〜第4図
に図示されているが、先に閉じられる先行スイッチ17
はパーツフィーダ11への通電をオン・オフし、後から
閉じられる主スィッチ18はエア切換弁15への通電を
オン・オフするもので、19.20はこれらに要する結
線である。
他方のエア切換弁14への通電は、自動供給装置6の作
動後であるから、結線21の途中にタイマー22を設置
して行われる。
あるいは、ナツト供給を検出してその信号でエア切換弁
14へ通電するようにしてもよい。
第2図〜第4図にしたがって手動式2連作動スイッチ装
置16の構造を説明する。
先ず第2図の実施例を説明すると、断面形状がほぼ「<
」の字型をしたスイッチボックス23が脚片24.25
を介して基台26上に固定されている。
主スィッチ18は一仮想平面28上に設置され、該平面
28から間隔lだけ浮上した位置に先行スイッチ17が
設置されているのであるが、この実施例では両スイッチ
18、17は図示のごとく同一構造なので、スイッチ構
造の説明は主スィッチ18だけとし、先行スイッチ17
の詳細説明は省略しである。
スイッチ自体の構造としては種々な具体例があるが、こ
こではボタンを押すとオン・オフする例を採用している
スイッチボックスの表板29に孔30をあけ、ストッパ
フランジ31を有するカップ状のボタン32をはめ合せ
、リターンスプリング33を組込み、スイッチボックス
の底板34上にスイッチ35を固定したもので、ボタン
32を押込むとボタンの内面でスイッチ35の作動突子
36が押されてオン・オフを行うのである。
つぎに、スイッチ操作について説明すると、作業者の手
の手首あるいは掌の付近を先行スイッチ17のボタンに
接触させ、手の重み程度の荷重をかけると先行スイッチ
17が閉成される。
これによってパーツフィーダ11に通電され電動加振機
が働いてナツトがナツト供給管12へ送り出される。
先行スイッチ17が閉じられているのはたとえば2〜3
秒間位の短時間であって、その間に少くとも1個のナツ
トが送り出されれば、自動供給装置6の空作動は発生し
ないことになる。
引続いて作業者が指先でボタン32を押込むと主スィッ
チ1Bが閉成されてエア切換弁15が作用して供給スピ
ンドル8に進出運動が与えられ、仮止機構9の中のナツ
トをピン4へ供給し、その後タイマー22の作用で可動
電極3が進出してナツト10を相手方部品上に電気抵抗
溶接を行う。
以上に説明した実施例は、手動式2連作動スイッチ装置
が作業者の腰から胸の高さ位置に設置されている場合で
あるが、第3図の実施例はスイッチ装置が屑から頭の高
さ位置に設置されている場合である。
したがって、基台26はほぼ垂直な姿勢で設置されてお
り、スイッチボックス23も前述のように屈曲したりし
ていない。
主スィッチ18は先の実施例と同様である。
わん曲した形状の作動レバー37が表板29の孔38か
ら進入して枢軸39によってスイッチボックス23内に
回動可能な状態で枢着しである。
底板34上にスイッチ40が固定され、作動レバー37
の内面に固定したディスタンス部材41がスイッチの作
動突子42に対設しである。
なお、43はストッパ片、44はリターンスプリングで
ある。
先行スイッチ17は上述のように作動レバー37、アイ
スタンス部材41、スイッチ40等の組合せから構成さ
れているが、先行スイッチ17に操作力を投入する個所
、すなわち作動レバー37は−仮想平面28から間隔l
だけ浮上した位置関係とされている。
スイッチ操作は先の実施例と同様であって、手首あるい
は掌の付近を作動レバー37に押当て、指先で主スィッ
チ18を押込むものである。
第4図は、第2図の実施例における先行スイッチ17を
一般にマッドスイッチと呼ばれている方式におき変えた
場合である。
表板29に接着等の方法でマッドスイッチ45を固定し
たもので、マッドスィッチ45自体の構造は2枚のゴム
板46.47の間に伸縮性のあるアイスタンス材48が
介在され、両ゴム板に電線49.50が接着しであるも
ので、手の押え込みによってゴム板46とテ゛イスタン
ス材48が撓むと両型線49.50が接触してスイッチ
が閉或されるのである。
なお、第4図のスイッチの変形例は先行スイッチを変え
た場合であるが、同様の変形を主スイツチ側に施しても
よい。
パーツフィーダ付きスポット溶接機を例にあげて従来例
を述べれば、ナツトに接触するスイッチがナツト列の短
くなったことを感知して閉或し、これによってパーツフ
ィーダを作動させ、回路中のタイマーの働きでパーツフ
ィーダを停止させるものが知られている。
また、他の従来例としてはナツト列の長さを近接スイッ
チの作用で所定長さに設定するものがある。
しかし、これらの例ではパーツフィーダの振動を厳密に
遮断しなければ、スイッチやタイマー等が故障を起しや
すく、耐久性の面で好ましいものではなかった。
また、高価な部品を採用するものなので、経済的にも不
利であった。
本考案によれば、−仮想平面上に主スィッチを設置する
と共に該平面から浮上した位置に先行スイッチを設置し
、先行スイッチは機器の先行作動装置への通電をオン・
オフし、主スィッチは機器の主作動装置への通電をオン
・オフするように各スイッチが結線されているものであ
るから、手首や掌付近で先行スイッチを操作し、そのま
まの状態かあるいは先行スイッチを開いてから楽な手操
作で主スィッチをオン・オフさせることができ、先行作
動装置から主作動装置へと正しい手順で機器を扱うこと
が可能となり、しかもスイッチ操作が作業動作の面で無
駄や無理がなく、したがって作業者の疲労を少くするの
に好適である。
そして、従来採用されていた近接スイッチやタイマーの
ような高価で故障しやすい部品を使用する必要がなく、
最も単純で簡素化されたオン・オフスイッチを所定の相
対位置関係で設置すれば事足りるため、価格面や耐久性
の面できわめて実用的である。
さらに、両スイッチの配置は前述のとおりであるから、
機器の固有の性質に応じて先行スイッチの閉成時間や主
スィッチの閉成時期等を自由に加減することができ、機
器の機能を有効に発揮させるのに大変適しているもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は機器の全体的な構成を示す概要図、第2図〜第
4図はスイッチ装置の実施例を示す縦断側面図である。 28・・・−仮想平面、1B・・・主スィッチ、17・
・・先行スイッチ、11・・・先行作動装置、15.6
、14.2.3・・・主作動装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一仮想平面上に主スィッチを設置すると共に該平面から
    浮上した位置に先行スイッチを設置し、先行スイッチは
    機器の先行作動装置への通電をオン・オフし、主スィッ
    チは機器の主作動装置への通電をオン・オフするように
    各スイッチが結線されていることを特徴とするパーツフ
    ィーダ付き溶接機等の機器における手動式2連作動スイ
    ッチ装置。
JP323079U 1979-01-14 1979-01-14 パ−ツフイ−ダ付きスポツト溶接機等の機器における手動式2連作動スイツチ装置 Expired JPS592952Y2 (ja)

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JPS55103081U JPS55103081U (ja) 1980-07-18
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