JPS5929508A - 水冷エンジン搭載車の暖房装置 - Google Patents
水冷エンジン搭載車の暖房装置Info
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- JPS5929508A JPS5929508A JP13954982A JP13954982A JPS5929508A JP S5929508 A JPS5929508 A JP S5929508A JP 13954982 A JP13954982 A JP 13954982A JP 13954982 A JP13954982 A JP 13954982A JP S5929508 A JPS5929508 A JP S5929508A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- cylinders
- cooling water
- heating
- load
- Prior art date
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/02—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived from the propulsion plant
- B60H1/025—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived from the propulsion plant from both the cooling liquid and the exhaust gases of the propulsion plant
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、水冷エンジン搭載車の暖房装置に関し、更に
詳細にはアイドル運転や減速時等の特定運転状態におい
て、特定気筒の燃焼を停止し、残シ気筒で運転を行なう
気筒数制御装置を備えた水冷エンジン搭載車の暖房装置
に関する。
詳細にはアイドル運転や減速時等の特定運転状態におい
て、特定気筒の燃焼を停止し、残シ気筒で運転を行なう
気筒数制御装置を備えた水冷エンジン搭載車の暖房装置
に関する。
車両特に自動車において、冬期運行する際の居住性を良
好にするためには車室内の暖房が不可欠である。現在こ
の暖房用の装置としては、自動車が水冷エンジン搭載車
の場合には、エンジン冷却水のもつ熱を利用する温水式
のものが用いらi、でいる。しかし、従来の温水式暖房
装置においては、特にエンジンの冷機時に冷却水温度が
十分に高くならないので、暖房が十分に効かないという
欠点がある。
好にするためには車室内の暖房が不可欠である。現在こ
の暖房用の装置としては、自動車が水冷エンジン搭載車
の場合には、エンジン冷却水のもつ熱を利用する温水式
のものが用いらi、でいる。しかし、従来の温水式暖房
装置においては、特にエンジンの冷機時に冷却水温度が
十分に高くならないので、暖房が十分に効かないという
欠点がある。
一方、一般的にエンジンは高負荷で運転するほど、燃費
率が良好となる傾向があるため、近年特開昭54−16
0929号等において多気筒エンジンにおいて、エンジ
ン負荷が小さいときには一部の気筒グループへの燃料供
給を停止し、これにより残りの作動気筒の負荷を相対的
に高め、低負荷域の、燃費率を改善する気筒数制御装置
が提案されている。ところが、この気筒数制御装置によ
れば、低負荷域の燃費率が改善されるが、他方暖房装置
についてみると、例えば外気が低温時における低負荷運
転の際に、冷却水は、作動気筒においては加熱されるが
、休止気筒においては燃焼が行なわれていないので加熱
されず、反対に冷却される場合があり、全体として平均
化されて、冷却水の温度不足が更に助長されてし捷うと
いう欠点がある。壕だ、この気筒数制御装置付きエンジ
ンにおいては、エンジン負荷が小さいときに作動気筒が
少なくなシ、従って熱を発生する気筒が少なくなり、こ
のため発生熱量の絶対量も減少してしまうという欠点も
ある。
率が良好となる傾向があるため、近年特開昭54−16
0929号等において多気筒エンジンにおいて、エンジ
ン負荷が小さいときには一部の気筒グループへの燃料供
給を停止し、これにより残りの作動気筒の負荷を相対的
に高め、低負荷域の、燃費率を改善する気筒数制御装置
が提案されている。ところが、この気筒数制御装置によ
れば、低負荷域の燃費率が改善されるが、他方暖房装置
についてみると、例えば外気が低温時における低負荷運
転の際に、冷却水は、作動気筒においては加熱されるが
、休止気筒においては燃焼が行なわれていないので加熱
されず、反対に冷却される場合があり、全体として平均
化されて、冷却水の温度不足が更に助長されてし捷うと
いう欠点がある。壕だ、この気筒数制御装置付きエンジ
ンにおいては、エンジン負荷が小さいときに作動気筒が
少なくなシ、従って熱を発生する気筒が少なくなり、こ
のため発生熱量の絶対量も減少してしまうという欠点も
ある。
以上の従来の暖房装置の欠点は、燃焼助出のよいディー
ゼルエンジンにおいて特に顕著となシ、改良が望噛れて
いた。
ゼルエンジンにおいて特に顕著となシ、改良が望噛れて
いた。
そこで本発明は、気筒数制御装置を備えた水冷エンジン
搭載車の暖房装置の上記欠点に鑑み、効率よく十分な暖
房温度を得ることができるようにした水冷エンジン搭載
車の暖房装置を提供することを目的とするものである。
搭載車の暖房装置の上記欠点に鑑み、効率よく十分な暖
房温度を得ることができるようにした水冷エンジン搭載
車の暖房装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、特定運転状態において、特定気筒の儒焼を停
止し、残シ気筒で運転を行々う気筒数制御装置を備えた
水冷エンジン搭載車の暖房装置において、常時作動する
気筒のみを囲む冷却水套からヒータ用冷却水を取り出し
、車室内暖房用ヒータコアに導びくヒータ用冷却水通路
、および暖房のための必要熱量に応じて前記常時作動す
る気筒による発生熱量を増大させるため、該気筒に付加
、的な負荷をかける負荷装置を備えたことを特徴とする
ものである。上記暖房のための必要熱量を検知するには
、例えばヒー夛レンジ、車室内温度温風温度等を検知す
ればよい。また上記作動気筒に負荷をかけるには、例え
ば休止気筒におけるピンピングロヌを増大して、この休
止気筒によシ作動気筒に負荷をかければよい。
止し、残シ気筒で運転を行々う気筒数制御装置を備えた
水冷エンジン搭載車の暖房装置において、常時作動する
気筒のみを囲む冷却水套からヒータ用冷却水を取り出し
、車室内暖房用ヒータコアに導びくヒータ用冷却水通路
、および暖房のための必要熱量に応じて前記常時作動す
る気筒による発生熱量を増大させるため、該気筒に付加
、的な負荷をかける負荷装置を備えたことを特徴とする
ものである。上記暖房のための必要熱量を検知するには
、例えばヒー夛レンジ、車室内温度温風温度等を検知す
ればよい。また上記作動気筒に負荷をかけるには、例え
ば休止気筒におけるピンピングロヌを増大して、この休
止気筒によシ作動気筒に負荷をかければよい。
以上の構成の本発明の水冷エンジン搭載車め暖房装置は
、常時作動する気筒のみを囲む冷却水套からヒータ用冷
却水を取り出すようにしだので、作動気筒によって高温
に加熱された冷却水は、低温時ニおけるエンジンのアイ
ドル運転等の低負荷運転時に停止させられる休止気筒の
冷却水套からの低温冷却水によって冷却されず、高温状
態を維持したま寸暖房用ヒータコアに送られ、従って暖
房装置の効率がアップする。また、上記負荷装置によっ
て必要熱量に応じて作動気筒に付加的な負荷をかけ、こ
れによって発生熱量を増大させるようにしたので、冷却
水の温度も十分高い温度に加熱され、従ってエンジン低
温時における低負荷運転時においても十分な暖房温度を
得ることができる0 以下、図面を参照して本発明の好ましい実施例による水
冷エンジン搭載車の暖房装置について説明する。
、常時作動する気筒のみを囲む冷却水套からヒータ用冷
却水を取り出すようにしだので、作動気筒によって高温
に加熱された冷却水は、低温時ニおけるエンジンのアイ
ドル運転等の低負荷運転時に停止させられる休止気筒の
冷却水套からの低温冷却水によって冷却されず、高温状
態を維持したま寸暖房用ヒータコアに送られ、従って暖
房装置の効率がアップする。また、上記負荷装置によっ
て必要熱量に応じて作動気筒に付加的な負荷をかけ、こ
れによって発生熱量を増大させるようにしたので、冷却
水の温度も十分高い温度に加熱され、従ってエンジン低
温時における低負荷運転時においても十分な暖房温度を
得ることができる0 以下、図面を参照して本発明の好ましい実施例による水
冷エンジン搭載車の暖房装置について説明する。
図面は、本発明の実施例による水冷エンジン搭載車の暖
房装置の概略図である。
房装置の概略図である。
図において符号Eは、自動車(図示せず)に搭載される
4気筒水冷式エンジンを示し、このエンジンEは、後に
詳細に説明するようにアイドル運転時や減速時等の低負
荷運転状態において、中央気筒ECのみが作動し、外側
気筒EOが休止するように気筒数制御が行なわれるよう
になっている。
4気筒水冷式エンジンを示し、このエンジンEは、後に
詳細に説明するようにアイドル運転時や減速時等の低負
荷運転状態において、中央気筒ECのみが作動し、外側
気筒EOが休止するように気筒数制御が行なわれるよう
になっている。
このエンジンEの燃焼室の外側には、冷却水套1が設け
られている。この冷却外套1は、仕切壁PH,P2によ
シ分割されて、中央気筒用水套1aと外側気筒用水套1
bに分けられている。気筒数制御が行なわれているとき
、中央気筒用水套la内の冷却水のみが高温となり、外
側気筒用水套lb内の冷却水は低温のitである。
られている。この冷却外套1は、仕切壁PH,P2によ
シ分割されて、中央気筒用水套1aと外側気筒用水套1
bに分けられている。気筒数制御が行なわれているとき
、中央気筒用水套la内の冷却水のみが高温となり、外
側気筒用水套lb内の冷却水は低温のitである。
中央気筒用水套1aKは、冷却水の流入口2および流出
口3が形成されている。この流入口2および流出口3は
、暖房用冷却水循環経路4によって連通されており、こ
の循環経路4には、熱交換器であるヒータコア5が介設
されている。このヒータコア5は、ブロワ6によって送
られてくる空気を、該ヒータコア5内を通る加熱された
冷却水との熱交換によって加熱するものである。この加
熱された空気が、暖房用として車室内に導入される。上
記ブロワ6は、CI F F、 LOVVI、、 H
IノL/ンジを有する手動のプロワスイッチ7によって
操作される。
口3が形成されている。この流入口2および流出口3は
、暖房用冷却水循環経路4によって連通されており、こ
の循環経路4には、熱交換器であるヒータコア5が介設
されている。このヒータコア5は、ブロワ6によって送
られてくる空気を、該ヒータコア5内を通る加熱された
冷却水との熱交換によって加熱するものである。この加
熱された空気が、暖房用として車室内に導入される。上
記ブロワ6は、CI F F、 LOVVI、、 H
IノL/ンジを有する手動のプロワスイッチ7によって
操作される。
図において符号8は、排気マニホルrを示し、この排気
マニホルド8は、それぞれ独立した中央気筒用排気マニ
ホルド8aと外側気筒用マニホルpBbからなっている
。マニホルド8aには第1の排気通路9aが、マニホル
ド8bには第2の排気面路9bが接続されている。この
第1の排気通路9aの途中であって、循環経路4の流出
口3とヒータコア5の間には熱交換器10が設けられて
おシ、循環経路4を通ってヒータコア5に送られる冷却
水は、この熱交換器10において排気ガスによって加熱
される。第1の排気通路9aには、熱交換器10が設け
られた部分をパイノRヌするバイパス通路11が形成さ
れている。このバイパス通路11は、流出口3から循環
経路4内に流入して来る冷却水の温度が十分に高く、冷
却水を熱交換器10によって加熱する必要がないときに
、排気ガスを流すだめのものである。このため、排気通
路9からのバイパス通路11の分岐部に切換バルブ12
を設けて、排気ガスを、熱交換器1oが設けられている
第1の排気通路9aの部分と、バイパス通路11の間で
調節して流すようになっている。上記第2の排気通路9
bは、このバイパス通路11に接続されて、このバイパ
ス通路11がバルブ12によって閉じられているとき、
この通路9bllqの冷たい排気ガスが熱交換器1oに
流れ込まないようになっている。
マニホルド8は、それぞれ独立した中央気筒用排気マニ
ホルド8aと外側気筒用マニホルpBbからなっている
。マニホルド8aには第1の排気通路9aが、マニホル
ド8bには第2の排気面路9bが接続されている。この
第1の排気通路9aの途中であって、循環経路4の流出
口3とヒータコア5の間には熱交換器10が設けられて
おシ、循環経路4を通ってヒータコア5に送られる冷却
水は、この熱交換器10において排気ガスによって加熱
される。第1の排気通路9aには、熱交換器10が設け
られた部分をパイノRヌするバイパス通路11が形成さ
れている。このバイパス通路11は、流出口3から循環
経路4内に流入して来る冷却水の温度が十分に高く、冷
却水を熱交換器10によって加熱する必要がないときに
、排気ガスを流すだめのものである。このため、排気通
路9からのバイパス通路11の分岐部に切換バルブ12
を設けて、排気ガスを、熱交換器1oが設けられている
第1の排気通路9aの部分と、バイパス通路11の間で
調節して流すようになっている。上記第2の排気通路9
bは、このバイパス通路11に接続されて、このバイパ
ス通路11がバルブ12によって閉じられているとき、
この通路9bllqの冷たい排気ガスが熱交換器1oに
流れ込まないようになっている。
循環通路4のヒ〒タコア5の下流側に開閉バルブ13が
設けられでおり、この開閉バルブ13は暖房装置が不要
のとき閉じて冷却水がヒータコア5に送られないように
するためのものである。
設けられでおり、この開閉バルブ13は暖房装置が不要
のとき閉じて冷却水がヒータコア5に送られないように
するためのものである。
循環経路4には、ヒータコア5および熱交換器10をバ
イパスするバイパス通路14が設けられている。このバ
イパス通路14には、該バイ/F2通路14を流れる冷
却水を冷却するラジェータ15が設けられている。この
バイパス通路14は、暖房を行なわないときに冷却水を
熱交換器1oお・よびヒータコア5側の循環経路4に流
さないよう、 にするだめのものである。このため、循
環経路4とバイパス通路14の分岐部に切換バルブ16
を設けて、冷却水を、熱交換器10等が設けられている
循環経路4と、バイパス通路14の間で調節して流すよ
うになっている。循環経路4には、ウォータポンプ17
が設けられておシ、このウォータポンプ17は、マイク
ロコンピュータからなるヒータ系制御回路18によって
駆動制御されるようになっている。
イパスするバイパス通路14が設けられている。このバ
イパス通路14には、該バイ/F2通路14を流れる冷
却水を冷却するラジェータ15が設けられている。この
バイパス通路14は、暖房を行なわないときに冷却水を
熱交換器1oお・よびヒータコア5側の循環経路4に流
さないよう、 にするだめのものである。このため、循
環経路4とバイパス通路14の分岐部に切換バルブ16
を設けて、冷却水を、熱交換器10等が設けられている
循環経路4と、バイパス通路14の間で調節して流すよ
うになっている。循環経路4には、ウォータポンプ17
が設けられておシ、このウォータポンプ17は、マイク
ロコンピュータからなるヒータ系制御回路18によって
駆動制御されるようになっている。
一方、外側気筒用水套1bにも、冷却水の流入口1cと
流出口1dが形成されている。この流入口1cと流出口
1dとは、図示していないラジェータ用冷却水循環経路
によって連通されておシ、この循環経路には、ラジェー
タおよび上記ウォータポンプ17とは別個のウォータポ
ンプが設けられている。
流出口1dが形成されている。この流入口1cと流出口
1dとは、図示していないラジェータ用冷却水循環経路
によって連通されておシ、この循環経路には、ラジェー
タおよび上記ウォータポンプ17とは別個のウォータポ
ンプが設けられている。
上記熱交換器10の出口近傍には、該熱交換器10を流
出する冷却水の温度を検出する水温センサ19が設けら
れておシ、この水温センサ19の出力端は、上記制御回
路18の1つの入力端に接続されている。この制御回路
18の他の入力端には1ブロワスイツチ7が接続されて
おシ、該制御回路18は、プロワスイッチ7からの暖房
装置のON、OFFの信号sl、水温センサ19からの
冷却水温を示す信号s2 を受けて、上記切換バルブ
12.16および開閉バルブ13を制御する。
出する冷却水の温度を検出する水温センサ19が設けら
れておシ、この水温センサ19の出力端は、上記制御回
路18の1つの入力端に接続されている。この制御回路
18の他の入力端には1ブロワスイツチ7が接続されて
おシ、該制御回路18は、プロワスイッチ7からの暖房
装置のON、OFFの信号sl、水温センサ19からの
冷却水温を示す信号s2 を受けて、上記切換バルブ
12.16および開閉バルブ13を制御する。
図において符号20は吸気マニホルドを示し、この吸気
マニホルド20の各分岐管20 a−20bs20c1
20dには、燃料噴射弁21as 21bx21 C%
21 dが配されている。中央気筒のための燃料噴射
弁21 b121 cと外側気筒のだめの燃料噴射弁2
1a、21dは、互いに異なるラインt1、t2によっ
て燃料噴射量設定回路22に接続され、該設定回路22
からの制御信号によって制御された量の燃料を噴射する
ようになっている。
マニホルド20の各分岐管20 a−20bs20c1
20dには、燃料噴射弁21as 21bx21 C%
21 dが配されている。中央気筒のための燃料噴射
弁21 b121 cと外側気筒のだめの燃料噴射弁2
1a、21dは、互いに異なるラインt1、t2によっ
て燃料噴射量設定回路22に接続され、該設定回路22
からの制御信号によって制御された量の燃料を噴射する
ようになっている。
外側気筒のだめのラインt2 o途中には、燃料噴射
量設定回路22からの制御信号を遮断し、噴射弁21a
、21dによる燃料の噴射を停止するための信号遮断回
路23が介設されている。
量設定回路22からの制御信号を遮断し、噴射弁21a
、21dによる燃料の噴射を停止するための信号遮断回
路23が介設されている。
この信号遮断回路23は、気筒制御回路24に接続され
ており、この気筒制御回路24は、エンジン回転数を検
出する回転数センサ25、および負荷を検出する負荷セ
ンサ26に接続されており、このセンサ25あるいは2
6によって検出されるエンジン回転数または負荷が所定
値より下ったとき、信号遮断回路23によって燃料噴射
量設定回路22からの制御、信号を遮断し、これによっ
て燃料噴射弁21a121dの燃料噴射を停止する。
ており、この気筒制御回路24は、エンジン回転数を検
出する回転数センサ25、および負荷を検出する負荷セ
ンサ26に接続されており、このセンサ25あるいは2
6によって検出されるエンジン回転数または負荷が所定
値より下ったとき、信号遮断回路23によって燃料噴射
量設定回路22からの制御、信号を遮断し、これによっ
て燃料噴射弁21a121dの燃料噴射を停止する。
以上により例えば負荷が所定値よシ下ったとき、外側気
筒EOにおける燃焼を停止し、中央気筒ECについての
相対的負荷を高め、燃費の向上を図ることができるが、
他方暖房装置側から見ると、低負荷運転時には、少数の
気筒のみが作動するので、絶対的発熱量が減少してしま
い暖房温度が低くなってし甘うおそれがある。そこで、
本実施例においては、ヒータレンジに応じて休止気筒E
Oにより作動気筒Ec に付加的な負荷をかけ、作動
気筒Ec における発生熱量を増大させるようにして
いる0 このため、気筒制御回路24および電圧センサ27には
、休止気筒Eo の吸、排気バルブlN1EXの開閉
の制御を行なうバルブ制御回路28を設け、このバルブ
制御回路28によシ、吸気バルブINは通常面シ開閉さ
せ、排気バルブEX を通常より遅く開かせるようにし
、すなわち上死点位置となるまで開かないようにして、
排気行程における休止気筒Eo のピストンの運動に
抵抗を与え、これによって作動気筒ECに負荷をかけて
、燃焼効率を向上させている。また、第2図に示すよう
に休止気筒の吸気管のみに制御回路30a付絞り弁30
を設けて、ヒータレンジに応じてこの吸気管を絞り、ポ
ンピングロスを大きくし、吸気行程における休止気筒E
Oのピストンの運動に抵抗を与え、これによって燃焼効
率を向上させるようにしてもよい。更に、また、直接逆
トルクをかけてエンジンEに負荷をかけてもよい。
筒EOにおける燃焼を停止し、中央気筒ECについての
相対的負荷を高め、燃費の向上を図ることができるが、
他方暖房装置側から見ると、低負荷運転時には、少数の
気筒のみが作動するので、絶対的発熱量が減少してしま
い暖房温度が低くなってし甘うおそれがある。そこで、
本実施例においては、ヒータレンジに応じて休止気筒E
Oにより作動気筒Ec に付加的な負荷をかけ、作動
気筒Ec における発生熱量を増大させるようにして
いる0 このため、気筒制御回路24および電圧センサ27には
、休止気筒Eo の吸、排気バルブlN1EXの開閉
の制御を行なうバルブ制御回路28を設け、このバルブ
制御回路28によシ、吸気バルブINは通常面シ開閉さ
せ、排気バルブEX を通常より遅く開かせるようにし
、すなわち上死点位置となるまで開かないようにして、
排気行程における休止気筒Eo のピストンの運動に
抵抗を与え、これによって作動気筒ECに負荷をかけて
、燃焼効率を向上させている。また、第2図に示すよう
に休止気筒の吸気管のみに制御回路30a付絞り弁30
を設けて、ヒータレンジに応じてこの吸気管を絞り、ポ
ンピングロスを大きくし、吸気行程における休止気筒E
Oのピストンの運動に抵抗を与え、これによって燃焼効
率を向上させるようにしてもよい。更に、また、直接逆
トルクをかけてエンジンEに負荷をかけてもよい。
l。
次に、以上の構造の気筒数制御装置を備えた水冷エンジ
ン搭載車の暖房装置の作動を、低温時においてエンジン
Eがアイドル運転状態にあるときについて説明する。
ン搭載車の暖房装置の作動を、低温時においてエンジン
Eがアイドル運転状態にあるときについて説明する。
アイドル運転状態であるのでエンジンEには負荷がかか
つておらず、従って負荷センサ26はそのことを捻出し
て、エンジンが無負荷状態であることを示す信号を気筒
制御回路24に出力する。
つておらず、従って負荷センサ26はそのことを捻出し
て、エンジンが無負荷状態であることを示す信号を気筒
制御回路24に出力する。
気筒制御回路24は、この負荷センサ26からの信号に
基づき信号遮断回路23によって燃料噴射量設定回路2
2からの噴射量設定信号が燃料噴射弁21as 21d
に供給されないようにし1.これによって該噴射弁21
a、21dによる燃料の噴射を停止して外側気筒Eo
の作動を停止させ、中央気筒ECのみを作動させる。
基づき信号遮断回路23によって燃料噴射量設定回路2
2からの噴射量設定信号が燃料噴射弁21as 21d
に供給されないようにし1.これによって該噴射弁21
a、21dによる燃料の噴射を停止して外側気筒Eo
の作動を停止させ、中央気筒ECのみを作動させる。
エンジンEが以上の状態において、暖房装置のプロワス
イッチ7がOF、FからON状態であるLOWまたはH
lのレンジに移動され、それを示す信号S!、および水
温センサ19からの信号S2が制御装置18に入力され
ると、この制御回路18は、切換バルブ12をバイパス
通路11を閉じる位置に設定し、開閉バルブ13を開く
。また、切換バルブ16も、冷却水の温度が低いので、
該冷却水を循環経路4側に流すように制御回路18によ
り設定されている。
イッチ7がOF、FからON状態であるLOWまたはH
lのレンジに移動され、それを示す信号S!、および水
温センサ19からの信号S2が制御装置18に入力され
ると、この制御回路18は、切換バルブ12をバイパス
通路11を閉じる位置に設定し、開閉バルブ13を開く
。また、切換バルブ16も、冷却水の温度が低いので、
該冷却水を循環経路4側に流すように制御回路18によ
り設定されている。
また、制御回路18は、プロワスイッチ7からの信号S
1 によってウォータポンプ17を駆動して、冷却水
を循環経路4内に循環させる。この循環経路4内に循環
させられる冷却水は、中央気筒用水套1aにおいてエン
ジンEの作動している中央気筒ECによって加熱される
。この中央気筒EC’で加熱された冷却水は、流出口3
から循環経路4内に流入し、熱交換器10において排気
通路9を流れる排気ガスによって更に加熱される。この
更に加熱された冷却水’7fヒータコア5に送られる。
1 によってウォータポンプ17を駆動して、冷却水
を循環経路4内に循環させる。この循環経路4内に循環
させられる冷却水は、中央気筒用水套1aにおいてエン
ジンEの作動している中央気筒ECによって加熱される
。この中央気筒EC’で加熱された冷却水は、流出口3
から循環経路4内に流入し、熱交換器10において排気
通路9を流れる排気ガスによって更に加熱される。この
更に加熱された冷却水’7fヒータコア5に送られる。
゛ヒータコア5は、プロワ6から送られて来る空気を加
熱して車室内に送シ、車室内を暖房する。ヒータコア5
を通って冷却水は、ウォータポンプ22によって再び流
入口2から中央気筒用水套1aへ戻される。このように
、ヒータ用冷却水は、作動し高温となる中央気筒と熱交
換器10によって十分に加熱されるので、エンジンEの
低温時にも十分な暖房温度を得ること壜;できる。
熱して車室内に送シ、車室内を暖房する。ヒータコア5
を通って冷却水は、ウォータポンプ22によって再び流
入口2から中央気筒用水套1aへ戻される。このように
、ヒータ用冷却水は、作動し高温となる中央気筒と熱交
換器10によって十分に加熱されるので、エンジンEの
低温時にも十分な暖房温度を得ること壜;できる。
以上の制御において、プロワスイツf7カHiレンジに
設定されているときは、電圧センサ27が高電圧を検知
して、その信号S3 をパルプ制御回路28に供給す
る。するとバルブ制御回路28は、燃料の供給が行なわ
れていない休止気筒EOの排気バルブE× を開くタイ
ミングを上死点位置まで遅らせて、排気行程における休
止気筒EOのピストンの運動に抵抗を与え、これによっ
て作動気筒εCに負荷を与えて該作動気筒ECの発生熱
量を増大させ、以上によってより高温の暖房温度を得る
。捷た、第2図に示された装置においては、制御回路3
0aがヒータのH+ レンジを示す信号S3を受け、
この信号S3に基づき絞シ弁30をよシ閉じて、吸気行
程における休止気筒Eo のピストンの運動に抵抗を
与え、これによって作動気筒ECに負荷を与えて、該作
動気筒における発生熱量を増大させ、以上により高温の
暖房温度を得ることができる。
設定されているときは、電圧センサ27が高電圧を検知
して、その信号S3 をパルプ制御回路28に供給す
る。するとバルブ制御回路28は、燃料の供給が行なわ
れていない休止気筒EOの排気バルブE× を開くタイ
ミングを上死点位置まで遅らせて、排気行程における休
止気筒EOのピストンの運動に抵抗を与え、これによっ
て作動気筒εCに負荷を与えて該作動気筒ECの発生熱
量を増大させ、以上によってより高温の暖房温度を得る
。捷た、第2図に示された装置においては、制御回路3
0aがヒータのH+ レンジを示す信号S3を受け、
この信号S3に基づき絞シ弁30をよシ閉じて、吸気行
程における休止気筒Eo のピストンの運動に抵抗を
与え、これによって作動気筒ECに負荷を与えて、該作
動気筒における発生熱量を増大させ、以上により高温の
暖房温度を得ることができる。
なおエンジンEの回転数が徐々に上昇し、中央気筒部水
套la内の冷却水の温度が所定温度以上となったことを
水温センサ19が検知すると、制御回路18は、切換ス
イッチ12をバイパス通路11を開き、排気通路9の熱
交換器10側を閉じるように設定する。かくして、熱交
換器lOで、の排気ガスによる冷却水の加熱を停止し、
冷却水およびエンジンの過熱を防止する。、このとき、
制御回路24は、切換パルプ16も徐々に冷却水をバイ
パス通路14側に通すように設定する。バイパス通路1
4側に流された冷却水は、ラジェータ15において冷却
され、循環経路4を通る冷却水と合流し、冷却水全体の
温度を下げる。かくして、この点からも冷却水およびエ
ンジンEの作動気筒の過熱が防止される。
套la内の冷却水の温度が所定温度以上となったことを
水温センサ19が検知すると、制御回路18は、切換ス
イッチ12をバイパス通路11を開き、排気通路9の熱
交換器10側を閉じるように設定する。かくして、熱交
換器lOで、の排気ガスによる冷却水の加熱を停止し、
冷却水およびエンジンの過熱を防止する。、このとき、
制御回路24は、切換パルプ16も徐々に冷却水をバイ
パス通路14側に通すように設定する。バイパス通路1
4側に流された冷却水は、ラジェータ15において冷却
され、循環経路4を通る冷却水と合流し、冷却水全体の
温度を下げる。かくして、この点からも冷却水およびエ
ンジンEの作動気筒の過熱が防止される。
第1図は、本発明の第1の実施例による水冷エンジン搭
載車の暖房装置の概略図、 第2図は11本発明の第2の実施例による水冷エンジン
搭載車の暖房装置の概略図である。 E・・・エンジン、EC・・・中央気筒、EO・・・外
側気筒、l・・・冷却水套、4・・・冷却水循環経路、
5・・・ヒータコア、9a・・・第1排気通路、9b・
・・第2排気通路、10・・・熱交換器 49
載車の暖房装置の概略図、 第2図は11本発明の第2の実施例による水冷エンジン
搭載車の暖房装置の概略図である。 E・・・エンジン、EC・・・中央気筒、EO・・・外
側気筒、l・・・冷却水套、4・・・冷却水循環経路、
5・・・ヒータコア、9a・・・第1排気通路、9b・
・・第2排気通路、10・・・熱交換器 49
Claims (1)
- 特定運転状態において、特定気筒の燃焼を停止し、残υ
気筒で運転を行なう気筒数制御装置を備えた水冷エンジ
ン搭載車の暖房装置において、常時作動する気筒のみを
囲む冷却水套からヒータ用冷却水を取り出し、車室内暖
房用ヒータコアに導びくヒータ用冷却水通路、および暖
房のための必要熱量に応じて前記常時作動する気筒によ
る発生熱量を増大させるため、該気筒に付加的な負荷を
かける負荷装置を備えた水冷エンジン搭載車の暖房装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13954982A JPS5929508A (ja) | 1982-08-11 | 1982-08-11 | 水冷エンジン搭載車の暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13954982A JPS5929508A (ja) | 1982-08-11 | 1982-08-11 | 水冷エンジン搭載車の暖房装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5929508A true JPS5929508A (ja) | 1984-02-16 |
Family
ID=15247844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13954982A Pending JPS5929508A (ja) | 1982-08-11 | 1982-08-11 | 水冷エンジン搭載車の暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5929508A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014020311A (ja) * | 2012-07-20 | 2014-02-03 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関 |
-
1982
- 1982-08-11 JP JP13954982A patent/JPS5929508A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014020311A (ja) * | 2012-07-20 | 2014-02-03 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関 |
CN103573373A (zh) * | 2012-07-20 | 2014-02-12 | 本田技研工业株式会社 | 内燃机 |
US8893667B2 (en) | 2012-07-20 | 2014-11-25 | Honda Motor Co., Ltd. | Internal combustion engine |
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