JPS5929315A - ア−ク回転形ガス遮断器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、遮断すべき電流によって作られた磁場の作用
によりアークを回転して自動的に吹消しを行なうアーク
回転形ガス遮断器であって、特に下記のものを有する形
式のものに関する。

−絶縁耐力の大きいガスを充填した密封ケーシング、 −ケーシングによって閉鎖したスペースに設けた固定接
点ユニット、 −上記の固定接点ユニットに帰属し、環状電極の後方に
同軸に配設した管状ボビンによって作られる磁場の作用
を受けてアークが回転する相状トラックを形成する環状
電極 −管状ボビンの内部に同軸に延び、上記填状醒極の近傍
に端面を有する強磁性コア。

上述の種類の公知の遮断器には（フフンス特許第２，４
６４，５５０号参照）、制御エネルギーが少なく、アー
ク吹消し磁場が遮断すべき電流から誘導されると云う利
点がある。

本発明の目的は、この種の遮Ｐ＃器を改善すること、特
に、簡潔性を保持して機能および遮断性能を向上するこ
とにある。

本発明に係る遮断器は、ガス循環路が上記の固定接点ユ
ニット内に設けてあり、管状ボビンおよび環状電極の内
部を通過して、上記ユニットの内外部を介して、上記ユ
ニットの前部のアーク拡張ゾーンを上記ユニットの後部
に連通せしめることを特徴とする。

実験によって、上記の改良の有効性が確認された。即ち
、遮断ゾーン、特に回転アークによって囲まれたゾーン
からのイオン化ガスの排出が容易となる。アーク回転形
ガス遮断器において、アークの磁気吹消法と流体圧吹消
法とを組合せ、ガスの装入または別個の膨張チャンバへ
の自動膨張によって遮断ゾーンにガスを吹込むことが提
案されている。この装置は、複雑であり、スペース内に
隔壁およびまたは装入容積を必要とする。流体圧吹消法
は、アーク吹消に対して無視できない程度に時には著し
く寄与する。

本発明は、別の考え方から出発する。即ち、一方では、
ボビン内部に強磁性コアを設けて、磁気吹消効果、即ち
、アーク回転効果を増大し、側方では、アークで囲まれ
たゾーンにおいてイオン化カスの停滞ゾーンの生成を防
止する。アークの作用を受けるガスは、アークの両俳か
ら、スペースのより低温のゾーンへ自由に流出でき、従
って、スペースの全容積が寄与する。このガス循環はア
ークの吹消しを行わない。コアは、上述の特許に記載の
如く、アークがコアへ向けられた際に磁気吹消状態が保
持されるよう、吹消ボビンに直列に接続するのが好まし
い、排出路は、管状コアの内部にまたはボビン内面と径
の小さい中実コアの外面との間にまたは上記双方に設け
ることができる。

排出路の縦方向形状は、アークゾーン外への流出を促進
するよう、上流側で拡張し下流側で収斂する管形状とす
るのが好ましい。

本発明にもとづき、吹消ボビンは磁場増強ヨークと、ガ
ス循環口を有する対向電極とによって囲む。

アーク接点とは別個の主接点を有する遮断器に適用した
例について本発明を以下に説明するが、本発明は、別の
すべてのアーク回転形ガス遮断器（例えば１．アーク接
点と同軸の主接点を有する遮断器、アークの回転トラッ
クを構成する接、壱を有する遮断器）にも適用できる。

本発明を、実施例を示す添付の図面を参照して以下に説
明する。

第１図は、本発明に係る遮断器の軸線方向略断面図、第
２図は、第１図の固定接点ユニットの部分拡大図、第６
図は、別の実施例の第２図と同様の図面であるう 図面に１９８０年１１月１７日出願のフランス特許出願
第８０−２４３９７号に記載のタイプの遮断器を示した
。以下においてこのタイプの遮断器について本発明を説
明するが、本発明は、もちろん別のアーク回転形ガス遮
断器（特に、フランス特許第２，４６４，５５０号に記
載の遮断器）に適用できる。

第１図において、フリンス特杵出願第８０−２４６９７
号に、おけると同様、密封ケーシング１０は絶縁耐力の
大きいガス（例えば、六フッ化硫黄）を充填したスペー
ス１２を形成する。スペース１２内には、主接、壱１４
，１６および短絡接点１８．２０が設けである６上記接
点のうち可動接点１６．２０は機構２２によって駆動さ
れる。ケーシング１０には更に相互に向き合うよう且つ
可動短絡接点２０の端部の接口軌道に対して接するよう
配置した２つの環状電極２４．２６から構成したアーク
接、礎が設けである。環状に極２４は、電極２４の背面
に接合し支持部材６２に固定した環状ボビン６０を含む
固定接点ユニット２８に帰属する。この遮断器では開路
時、吹消ボビン６０がオンされて、゛Ｉ４１．極２４．
２６から成る環状トラック上でアーク足が回転されて、
短絡接点１８．２０の間のアークがコア２４．２６へ方
向変更される。この遮断器の詳細は、上記フランス特許
に記載されている。

第２図について説明する。同図においてオリーブ状の強
磁性コア６４が、ボビン６０の内部に設けてあり、コア
前面または端部６６は、環状電極２４の近傍にある。コ
ア６４の後部は絶縁ワッシャ４２を介して支持部材６２
にボルト４０で固定したプレート６８に取付けである。

ボルト４０はボビン３０を１通し、環状電極２４の後部
に溶接しである。この種の構成によって、フランス特杵
第２，４６４，５５０号に記載の如く、強磁性コア６４
を支持部材６２に対して絶縁でき、４コア６４にアーク
が発生した場合、吹消ボビン３０ｆオン状態に併持でき
る。ボビン６０は支持部材６２と環状電極２４との間に
接続しである。コア６４の径はボビン６０の内径よりも
小さく、従って固定ユニット２８を介してガスを排出せ
しめ得る環状路４４が生ずる。コア６４がオリーブ形状
であることによって、入口には収斂部分４６カ１（１４
られ、出口には拡大部分４８が伜られ、従って環状電極
２４に隣接するアークゾーン外へのガスの排出が容易と
なる。これに反して逆方向への、即ち、環状ｗｌ極２４
の方向への排出は抑制される。ボビン６０の外（１１１
１にヨーク５０を設けることができる。

場合によってはヨーク５０とともに、コア６４を設けた
ことによって、環状電極２４に保持されるアーク吹消用
磁線の強度を増大でき、アークを消弧できる。環状電極
２４の近傍に２けるアークの作用によって加熱されイオ
ン化されたガスは、内方向２よび外方向へ自由に循環し
て、間隙４４から成る通路を介して流出できる。かくし
てイオン化ガスが、固定接点ユニット２８の中央部に停
滞して、アークの消弧を阻害しまたは　発生せしめるこ
とが防＋ｈｉれる。この循環はアークの吹消し自体に直
接にＵ貢献せず、電流の婆断に間接的に寄与するにすぎ
ない。排出路４４およびコア６４の断面積を選択すれば
、磁場増大に必要な断面積の鉄心を配置する必要性と、
ガス循環が過度に妨害されないよう十分なガス排出断面
積を設ける必要性との間に妥協点が得られる。

第６図に、固定接点ユニット２８の別の実施例を示した
。この場合、ガス排出路５２は、中央コア５４の内部に
設けである。排出路５２は、第２図の実施例と同様、ア
ークゾーン外にガスを容易に排出し得るよりな〜形状に
構成しである。コア５４を介する排出方式を第２図の排
出方式、即ち、コアとボビン内面との間の間隙を介する
排出方式と組合せることもできる。

第１図について説明する。電極２４に対向する環状電極
２６には、回転アークによって囲まれた中央ゾーン外へ
ガスを排出できる開口５６が設けである１本発明は、別
のタイプのアーク回転形ガス遮断器（引見げ、フランス
特許第２，４６４，５５０号に記載の遮断器）にも使用
できる。本発明は上述の実施例に限定されるものではな
く、コア６４゜６５の電位が環状電極２４の電位と異な
る形式の遮断器または固定撥力ユニットの構造が異なる
遮断器にも適用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る遮断器の軸線方向略断面図、第２
図は第１図の固定撥力ユニットの部分拡大図、第６図は
別の実施例の第２図と同様の図面である。 １０：密封ケーシング　　１２ニスペース２４、２６　
：環状電極 ２８：固定接点ユニット ６４．５４二強磁コア ４４、５２　：ガス循環路 特許出願人 日新電機株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ／　絶縁耐力の大きいガスを充填した密封ケーシングと
   、このケーシングによって閉鎖したスペースに設けた固
   定接点ユニットと、上記の固定接点ユニットに帰属し環
   状電極の後方に同軸に１設した環状ボビンによって作ら
   れる磁場の作用を受けてアークが回転する環状トラツタ
   を形成する環状電極と、環状ボビンあ内部に同軸に延び
   上記環状電極の近傍に端面を有する強磁性コアとを有し
   、遮断すべき電流によって作られた磁場の作用によりア
   ークを回転して自動的に吹消しを行なう遮断器において
   ガス循環路が上記の固定接点ユニットに設けてあり、管
   状ボビンおよび環状電極の内部を通過して、上記ユニッ
   トの内外部を介して、上記ユニットの前部のアーク拡張
   ゾーンを後部に連通せしめることを特徴とするアーク回
   転形ガス遮断器。 ２　上記循環路が、中空の強磁性コアを介して同軸に延
   びて、上記固定接点ユニットの両側に開口していること
   を特徴とする特許請求の範囲第１記載軟の７−り回転形
   ガス遮断器。 ３　断面が項杖の十記循壌路が、コアの外面と、断面が
   コアよりも大きい管状ボビンの内面との間に構成されて
   いることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のアー
   ク回転形ガス遮断器。 病　上記循環路が、固定接点ユニットの前部ゾーンから
   後部ゾーンへのガスの循環を促進するため、拡大、収斂
   する形状に構成しであることを特徴とする特許請求の範
   囲第２項または第６項記載の了−り回転形ガス遮断器。 ！　アークがコア上に固定された場合にボビンをオン状
   態に保持するため、コアが、環状電極に電気的に接続さ
   れていることを特徴とする特許ｉ請求の範囲第１〜４項
   の１つに記軟のアーク回転形ガス遮断器。 ４　第２歩状１を極が設けてあり、上記環状電極が、相
   互に向い合うよう配置してあり、上記第２電極にも、ガ
   ス循環路が貫通していることを特徴とする特許請求の範
   囲第１〜５項の１つに記載のアーク回転形ガス遮断器。 ７　主接点が、上記管状ボビンの外部に同軸に設けであ
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１〜６項の１つに
   記載のアーク回転形ガス遮断器。 よ　主接貞が、上記管状ボビンの側方に設けてあり、遮
   断器の開路時、アークが環状電極へ方向変更されること
   を特徴とする特許請求の範囲第１〜７項の１つに記載の
   アーク回転形ガス遮断′ａ７