JPS5929237B2 - 抗生物質c−14919e−1およびe−2 - Google Patents
抗生物質c−14919e−1およびe−2Info
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- JPS5929237B2 JPS5929237B2 JP52037168A JP3716877A JPS5929237B2 JP S5929237 B2 JPS5929237 B2 JP S5929237B2 JP 52037168 A JP52037168 A JP 52037168A JP 3716877 A JP3716877 A JP 3716877A JP S5929237 B2 JPS5929237 B2 JP S5929237B2
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- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12P—FERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
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- C12P1/06—Preparation of compounds or compositions, not provided for in groups C12P3/00 - C12P39/00, by using microorganisms or enzymes by using actinomycetales
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/04—Antibacterial agents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N1/00—Microorganisms, e.g. protozoa; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
- C12N1/20—Bacteria; Culture media therefor
- C12N1/205—Bacterial isolates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12R—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES C12C - C12Q, RELATING TO MICROORGANISMS
- C12R2001/00—Microorganisms ; Processes using microorganisms
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- C12R2001/365—Nocardia
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規抗生物質C−14919E−1卦よびE−
2とその製造法に関する。
2とその製造法に関する。
本発明者らは多種類の土壌などの試料を採収して、それ
らから分離される微生物について、その生産する抗生物
質を検索し、ある種の微生吻が新規な抗生物質を生産す
ること、該微生物はノカルデイア属に属すること、該微
生物を適宜の栄養培地卦よび培養条件で培養することに
より該抗生物質を培養物中に蓄積させ得ることを知り、
本発明を完成した。
らから分離される微生物について、その生産する抗生物
質を検索し、ある種の微生吻が新規な抗生物質を生産す
ること、該微生物はノカルデイア属に属すること、該微
生物を適宜の栄養培地卦よび培養条件で培養することに
より該抗生物質を培養物中に蓄積させ得ることを知り、
本発明を完成した。
これらの新規抗生物負を抗生物質C一14919E−1
訃よびE−2と称することにした。本発明はか力・る知
見に基いてさらに研究した結果、完成されたものである
。すなわち本発明は、1抗生物質C−14919E−1
卦よびE−2、卦よび2ノカルデイア属に属する抗生物
質C−14919E−1卦よび(または)E−2を生産
する菌株を培地に培養し、培養物中に抗生物質C−14
919E−1卦よび(または)E−2を生成蓄積せしめ
、これ(これら)を採取することを特徴とする抗生物質
C一14919E−1卦よび(または)E−2の製造法
、である。
訃よびE−2と称することにした。本発明はか力・る知
見に基いてさらに研究した結果、完成されたものである
。すなわち本発明は、1抗生物質C−14919E−1
卦よびE−2、卦よび2ノカルデイア属に属する抗生物
質C−14919E−1卦よび(または)E−2を生産
する菌株を培地に培養し、培養物中に抗生物質C−14
919E−1卦よび(または)E−2を生成蓄積せしめ
、これ(これら)を採取することを特徴とする抗生物質
C一14919E−1卦よび(または)E−2の製造法
、である。
本願に卦いては、抗生物質C−14919E一1を単に
C−14919E−1と、抗生物質C−14919E−
2を単にC−14919E−2と称することもある。
C−14919E−1と、抗生物質C−14919E−
2を単にC−14919E−2と称することもある。
前記した微生物は本発明者らが抗生物質生産菌の探索中
に分離した放線菌の一種 放線菌扁C−14919株(
以後扁C−14919株と略称することもある。
に分離した放線菌の一種 放線菌扁C−14919株(
以後扁C−14919株と略称することもある。
?、下記に示すように新し〜・タイプのノカルデイア(
NOcardia)属に属する新菌種である。A)扁C
−14919株の菌学的諸性質 扁C−14919株の菌学的諸性負をシヤーリングおよ
びゴツトリープの方法(インターナシヨナル・ジヤーナ
ル・オブ・システマテイツク・バクテリオロジー:第1
6巻、313頁〜340頁、1966年)に準じて検討
し、28℃,21日間にわたつて観察した結果は下記の
通りである。
NOcardia)属に属する新菌種である。A)扁C
−14919株の菌学的諸性質 扁C−14919株の菌学的諸性負をシヤーリングおよ
びゴツトリープの方法(インターナシヨナル・ジヤーナ
ル・オブ・システマテイツク・バクテリオロジー:第1
6巻、313頁〜340頁、1966年)に準じて検討
し、28℃,21日間にわたつて観察した結果は下記の
通りである。
1)形態的特徴
基生菌糸は寒天培地上卦よび液体培地中ともによく伸長
し、分枝する。
し、分枝する。
その直径の多くは0.8〜1.2μであり、培養法によ
つては菌糸の分断が認められることがある。種々の分類
用培地上でよく生育み、気菌糸は基生菌糸上に発育する
か、束状体(50〜200μ×200〜1500μ)を
形成し、それらの上に発育する。気菌糸の形状の多くは
屈曲状または直線状を示し、まれにゆるい螺旋状を示す
ものも見られる。成熟した培養を検鏡すると胞子が連鎖
状になつていると考えられるものは少なく、それら培養
表面から採取した菌懸濁液について検鏡した所、長楕円
形(0.8〜1.2X3,7〜6.7μm)訃よび楕円
形(0.8〜1.2×1.0〜2.0μm)の分節胞子
様のものが観察され、電子顕微鏡による観察ではその表
面は平滑であつた。2)菌体組成 本菌株をISP扁1の改麦培地中で23℃、66〜90
時間振盪培養して、菌体を集め;洗浄した。
つては菌糸の分断が認められることがある。種々の分類
用培地上でよく生育み、気菌糸は基生菌糸上に発育する
か、束状体(50〜200μ×200〜1500μ)を
形成し、それらの上に発育する。気菌糸の形状の多くは
屈曲状または直線状を示し、まれにゆるい螺旋状を示す
ものも見られる。成熟した培養を検鏡すると胞子が連鎖
状になつていると考えられるものは少なく、それら培養
表面から採取した菌懸濁液について検鏡した所、長楕円
形(0.8〜1.2X3,7〜6.7μm)訃よび楕円
形(0.8〜1.2×1.0〜2.0μm)の分節胞子
様のものが観察され、電子顕微鏡による観察ではその表
面は平滑であつた。2)菌体組成 本菌株をISP扁1の改麦培地中で23℃、66〜90
時間振盪培養して、菌体を集め;洗浄した。
上記菌体をビ一・ベツカ一らの方法(アプライド、マイ
クロバイオロジ一、12巻、421頁、1964年)卦
よびエム・ビ一・レエチバリエ一の方法(ジヤーナル・
オブ・ラボラトリ一・アンド・クリニカル・メデイシン
71巻、934頁、1968年)に従つて菌体細胞中の
ジアミノピメリン酸卦よび糖組成を検した結果、前者は
メソ体であること、後者はガラクトース卦よびアラビノ
ースに相当するスポツトの存在が認められた。3)分類
用培地上の諸性質 本菌株は各種培地上で、いずれも比較的よく発育し、そ
の基生菌糸は培養初期無色ないし淡黄色で、その後、淡
黄褐色または黄褐色を示す。
クロバイオロジ一、12巻、421頁、1964年)卦
よびエム・ビ一・レエチバリエ一の方法(ジヤーナル・
オブ・ラボラトリ一・アンド・クリニカル・メデイシン
71巻、934頁、1968年)に従つて菌体細胞中の
ジアミノピメリン酸卦よび糖組成を検した結果、前者は
メソ体であること、後者はガラクトース卦よびアラビノ
ースに相当するスポツトの存在が認められた。3)分類
用培地上の諸性質 本菌株は各種培地上で、いずれも比較的よく発育し、そ
の基生菌糸は培養初期無色ないし淡黄色で、その後、淡
黄褐色または黄褐色を示す。
また本菌株で検した分類用培地中には可溶性色素はほと
んど生成しなかつた。気菌糸は粉状で、中程度に発育し
、白色ないし黄色または淡黄褐色を示す。本菌株の各種
分類用培地上に訃ける諸性状は第1表に示した通りであ
る。第1表 扁C−14919株の分類用培地士q渚性
質(イ)庶糖・硝酸塩寒天培地 生育(G):貧弱、無色ないし淡黄色 生菌糸(AM):なし 可溶性色素(SP):なし (ロ)グリセロール:硝酸塩寒天培地 C:貧弱、無色な(・し淡黄色、束状体形成AM:貧弱
、淡黄色(2ca)+SP:なし (ハ)グルコース・アスパラギン寒天培地G:中程度、
無色ないし淡黄褐色(3na)+束状体形成AM:貧弱
、白色ないし淡一黄色(2afSP:なし (ニ) グリセロール、アスパラギン寒天培地G:中程
度、無色ないし淡橙黄色・束状体形成AM:貧弱、淡黄
色(2a)+SP:なし (イ)スターチ寒天培地 G:中程度、淡黄色(2ca)+ ないし淡黄褐色(2
eaf、束状体形成A:豊富、淡黄色(2ca)+ し SP:なし (へ)栄養寒天培地 G:中程度、黄色(2ga)+ ないし淡褐色(31a
)、束状体形成AM:中程度、白色ないし黄色(3ca
)+SP:なし(ト) リンゴ酸カルシウム寒天培地 G:中程度、淡黄色ないし淡黄褐色(2ga)+束状体
形成AM:中程度、淡黄色ないし黄色 SP:なし その他:カルシウム溶解 (1)酵母工キズ、麦芽寒天培地 G:中程度、淡褐色(3nc戸、束状体形成AM:中程
度、白色SP:なし (リ)オートミール寒天培地 G:中程度、淡黄褐色(3nc)+ないし淡褐色(3n
a)+、束状体形成AM:中程度、淡黄色 SP:なし (2)チロシン寒天培地 G:中程度、淡黄褐色(31c)+、束状体形成AM:
貧弱、淡黄色SP:なし (ニ)馬鈴薯切片培地 G:中程度、淡黄褐色(31c)7、束状体形成AM:
なし SP:切片が微黄褐色を帯びる (9)ベプトン、酵母工キズ、鉄寒天培地G:中程度、
淡黄褐色ないし淡橙黄色 AM:なし SP:なし +:カラ一,ハーモニ一、マニユアル、第4版、(コン
テエイナ一 コーポレーシヨン、オスアメリカ、195
8年発行)による色名記号4)生理的性質本菌株の生理
的性質は第2表に示した通りである。
んど生成しなかつた。気菌糸は粉状で、中程度に発育し
、白色ないし黄色または淡黄褐色を示す。本菌株の各種
分類用培地上に訃ける諸性状は第1表に示した通りであ
る。第1表 扁C−14919株の分類用培地士q渚性
質(イ)庶糖・硝酸塩寒天培地 生育(G):貧弱、無色ないし淡黄色 生菌糸(AM):なし 可溶性色素(SP):なし (ロ)グリセロール:硝酸塩寒天培地 C:貧弱、無色な(・し淡黄色、束状体形成AM:貧弱
、淡黄色(2ca)+SP:なし (ハ)グルコース・アスパラギン寒天培地G:中程度、
無色ないし淡黄褐色(3na)+束状体形成AM:貧弱
、白色ないし淡一黄色(2afSP:なし (ニ) グリセロール、アスパラギン寒天培地G:中程
度、無色ないし淡橙黄色・束状体形成AM:貧弱、淡黄
色(2a)+SP:なし (イ)スターチ寒天培地 G:中程度、淡黄色(2ca)+ ないし淡黄褐色(2
eaf、束状体形成A:豊富、淡黄色(2ca)+ し SP:なし (へ)栄養寒天培地 G:中程度、黄色(2ga)+ ないし淡褐色(31a
)、束状体形成AM:中程度、白色ないし黄色(3ca
)+SP:なし(ト) リンゴ酸カルシウム寒天培地 G:中程度、淡黄色ないし淡黄褐色(2ga)+束状体
形成AM:中程度、淡黄色ないし黄色 SP:なし その他:カルシウム溶解 (1)酵母工キズ、麦芽寒天培地 G:中程度、淡褐色(3nc戸、束状体形成AM:中程
度、白色SP:なし (リ)オートミール寒天培地 G:中程度、淡黄褐色(3nc)+ないし淡褐色(3n
a)+、束状体形成AM:中程度、淡黄色 SP:なし (2)チロシン寒天培地 G:中程度、淡黄褐色(31c)+、束状体形成AM:
貧弱、淡黄色SP:なし (ニ)馬鈴薯切片培地 G:中程度、淡黄褐色(31c)7、束状体形成AM:
なし SP:切片が微黄褐色を帯びる (9)ベプトン、酵母工キズ、鉄寒天培地G:中程度、
淡黄褐色ないし淡橙黄色 AM:なし SP:なし +:カラ一,ハーモニ一、マニユアル、第4版、(コン
テエイナ一 コーポレーシヨン、オスアメリカ、195
8年発行)による色名記号4)生理的性質本菌株の生理
的性質は第2表に示した通りである。
すなわち生育温度範囲は12℃ないし38℃、また寒天
培地(ISP扁2)上で気菌糸をよく着生する温度範囲
は20℃ないし32℃である。第2表 扁C−1491
9株の生理的性状生育温度範囲:12℃〜38℃ 胞子着生温度20℃〜28℃ ゼラチン液化:陽性 スターチ加水分解:陽性 硝酸塩還元能:陽性 ミル久・ベプトン化:陽性 ミルク・凝固:疑陽性 カゼイン分解能:陽性 メラニン様色素形成 ベプトン・イースト・鉄寒天培地:陰性 チロシン寒天培地:陰性 チロシン分解能:陽性 キサンチン分解能:陰性 ヒポキサンチン分解能:陰性 リゾチーム耐性:陽性 食塩耐性:2% 5)各種炭素源の利用性 プリーダム卦よびゴツトリーブの方法(ジヤーナル・オ
ブ・バクテリオロジ一、56巻、107頁、1948年
)により、各種炭素源の利用性を検し、その結果を第3
表に示しζ第3表 屋C−14919株の炭素源利用性
6)その他の諸性質前述2)に示した方法で菌体を集め
、これらをシュー・マーマ一らの方法(ジヤーナル・オ
ブ・モレキユラ一●バイオロジ一(JOurnalOf
MOlecularBlOlOgv) 3巻、208頁
、1961年)に準じてDNAを調製し、DNAのG−
C含量を検すると約71モル%であつた。
培地(ISP扁2)上で気菌糸をよく着生する温度範囲
は20℃ないし32℃である。第2表 扁C−1491
9株の生理的性状生育温度範囲:12℃〜38℃ 胞子着生温度20℃〜28℃ ゼラチン液化:陽性 スターチ加水分解:陽性 硝酸塩還元能:陽性 ミル久・ベプトン化:陽性 ミルク・凝固:疑陽性 カゼイン分解能:陽性 メラニン様色素形成 ベプトン・イースト・鉄寒天培地:陰性 チロシン寒天培地:陰性 チロシン分解能:陽性 キサンチン分解能:陰性 ヒポキサンチン分解能:陰性 リゾチーム耐性:陽性 食塩耐性:2% 5)各種炭素源の利用性 プリーダム卦よびゴツトリーブの方法(ジヤーナル・オ
ブ・バクテリオロジ一、56巻、107頁、1948年
)により、各種炭素源の利用性を検し、その結果を第3
表に示しζ第3表 屋C−14919株の炭素源利用性
6)その他の諸性質前述2)に示した方法で菌体を集め
、これらをシュー・マーマ一らの方法(ジヤーナル・オ
ブ・モレキユラ一●バイオロジ一(JOurnalOf
MOlecularBlOlOgv) 3巻、208頁
、1961年)に準じてDNAを調製し、DNAのG−
C含量を検すると約71モル%であつた。
本菌株の栄養菌糸をグラム染色すると陽性であつた。以
上述べた扁C−14919株の諸性質をエス・エ一・ワ
ツクスマン著、ジ・アクチノミセテス、第2巻、ザ・ウ
イリアムス・アンド・ウィルキンス・カンパニー発行、
1961年アール゜イ一・ブツフアナン・アンド・エヌ
・イ一・ギボンス編、バージーズ・マニユアル・オブ・
デターミネーテイブ・バクテリオロジ一、第8版、19
74年訃よびその他の文献に従つて検索した。
上述べた扁C−14919株の諸性質をエス・エ一・ワ
ツクスマン著、ジ・アクチノミセテス、第2巻、ザ・ウ
イリアムス・アンド・ウィルキンス・カンパニー発行、
1961年アール゜イ一・ブツフアナン・アンド・エヌ
・イ一・ギボンス編、バージーズ・マニユアル・オブ・
デターミネーテイブ・バクテリオロジ一、第8版、19
74年訃よびその他の文献に従つて検索した。
本菌株はノカルデイア属のグルーブに属すると考えられ
るが、既知菌株の中には上記諸性質を有する種は見出さ
れず、新菌種と同定された。本菌株扁C−14919株
は、工業技術院微生物工業技術研究所にFERM−P扁
3991として、財団法人発酵研究所にIFO−137
23として、それぞれ寄託されている。
るが、既知菌株の中には上記諸性質を有する種は見出さ
れず、新菌種と同定された。本菌株扁C−14919株
は、工業技術院微生物工業技術研究所にFERM−P扁
3991として、財団法人発酵研究所にIFO−137
23として、それぞれ寄託されている。
以上に述べた様に扁C−14919株はノカルデイア属
の新種であるが、微生物の―般的性質として自然的にま
たは変異剤によつて変異蜘し得る。
の新種であるが、微生物の―般的性質として自然的にま
たは変異剤によつて変異蜘し得る。
たとえばX線、ガンマ一線、紫外線等の放射線の照射単
胞子分離、種々の薬剤を含有する培地上での培養、その
他の手段で変異させて得られる多くの変異株、あるいま
自然的に得られる突然変異株等であつても、上記した菌
学的性状または下記に示した様な菌学的性状との比較に
訃いて実質的に別種とするに足らず、し力・もC−14
919E−1卦よびE−2を生産する性質を有するもの
はすべて本発明の方法に利用し得る。たとえば、扁C−
14919株を種々の変異処理することにより、淡黄色
ないし淡黄褐色または褐色の可溶性色素を生成するもの
、基生菌糸が無色または黄緑色のもの赤褐色ないし橙赤
色を示すもの気菌糸が多く白色のものまたは気菌糸を着
生しないもの卦よび菌糸が分断し易い変異株が得られて
いる。本発明方法の培養に用いられる培地は用いられる
菌株が禾用し得る栄養源を含むものなら、液状でも固状
でもよいが、大量を処理するときには液体培地を用いる
のがより適当である。培地には同化し得る炭素源、消化
し得る窒素源、無機物質、微量栄養素が適宜配合される
。炭素源としては、たとえばブドウ糖、乳糖、シヨ糖、
麦芽糖、デキストリン、でん粉、グリセリン、マンニト
ール、ソルビトール、油脂類(例、大豆油、ラード油、
チキン油など)、窒素源としては、たとえば肉工キズ、
酵母工キズ、乾燥酵母、大豆粉、コーン・スチープ・り
カー、ベブトン、棉実粉、廃糖蜜、尿素、アンモニウム
塩類(例、硫酸アンモニウム、塩化アンモニウム、硝酸
アンモニウム、酢酸アンモニウムなど)その他が用いら
れる。さらにナトリウム、カリウム、カルシウム、マグ
ネシウムなどを含む塩類、鉄、マンガン、亜鉛、コバル
ト、ニツケルなどの金属塩類、リン酸、ホウ酸などの塩
類や酢酸、プロピオン酸などの有機酸の塩類が適宜用い
られる。その他、アミノ酸(例、グルタミン酸、アスパ
ラギン酸、アラニン、リジン、メチオニン、プロリン等
)、ベプチド(例、ジペプチド、トリペブチド等)、ビ
タミン類(例、B,,B2、ニコチン酸、Bl2,C等
)、核酸類(例、プリン、ピリSジンおよびその誘導体
)等を含有させてもよい。もちろん培地のPHを調節す
る目的惰機または有機の酸、アルカリ類、緩衝剤等を加
え、あるいは消泡の目的で油脂類、表面活性剤等の適量
が添加される。培養の手段は静置培養でも、振盪培養あ
るいは通気撹拌培養法等の手段を用いてもよい。
胞子分離、種々の薬剤を含有する培地上での培養、その
他の手段で変異させて得られる多くの変異株、あるいま
自然的に得られる突然変異株等であつても、上記した菌
学的性状または下記に示した様な菌学的性状との比較に
訃いて実質的に別種とするに足らず、し力・もC−14
919E−1卦よびE−2を生産する性質を有するもの
はすべて本発明の方法に利用し得る。たとえば、扁C−
14919株を種々の変異処理することにより、淡黄色
ないし淡黄褐色または褐色の可溶性色素を生成するもの
、基生菌糸が無色または黄緑色のもの赤褐色ないし橙赤
色を示すもの気菌糸が多く白色のものまたは気菌糸を着
生しないもの卦よび菌糸が分断し易い変異株が得られて
いる。本発明方法の培養に用いられる培地は用いられる
菌株が禾用し得る栄養源を含むものなら、液状でも固状
でもよいが、大量を処理するときには液体培地を用いる
のがより適当である。培地には同化し得る炭素源、消化
し得る窒素源、無機物質、微量栄養素が適宜配合される
。炭素源としては、たとえばブドウ糖、乳糖、シヨ糖、
麦芽糖、デキストリン、でん粉、グリセリン、マンニト
ール、ソルビトール、油脂類(例、大豆油、ラード油、
チキン油など)、窒素源としては、たとえば肉工キズ、
酵母工キズ、乾燥酵母、大豆粉、コーン・スチープ・り
カー、ベブトン、棉実粉、廃糖蜜、尿素、アンモニウム
塩類(例、硫酸アンモニウム、塩化アンモニウム、硝酸
アンモニウム、酢酸アンモニウムなど)その他が用いら
れる。さらにナトリウム、カリウム、カルシウム、マグ
ネシウムなどを含む塩類、鉄、マンガン、亜鉛、コバル
ト、ニツケルなどの金属塩類、リン酸、ホウ酸などの塩
類や酢酸、プロピオン酸などの有機酸の塩類が適宜用い
られる。その他、アミノ酸(例、グルタミン酸、アスパ
ラギン酸、アラニン、リジン、メチオニン、プロリン等
)、ベプチド(例、ジペプチド、トリペブチド等)、ビ
タミン類(例、B,,B2、ニコチン酸、Bl2,C等
)、核酸類(例、プリン、ピリSジンおよびその誘導体
)等を含有させてもよい。もちろん培地のPHを調節す
る目的惰機または有機の酸、アルカリ類、緩衝剤等を加
え、あるいは消泡の目的で油脂類、表面活性剤等の適量
が添加される。培養の手段は静置培養でも、振盪培養あ
るいは通気撹拌培養法等の手段を用いてもよい。
大量の処理には、いわゆる深部通気撹拌培養によるのが
望ましいことはいうまでもな℃・。培養の条件は培地の
状態、組成、菌株の種類、培養の手段等によつて一定し
ないのは当然であるが、それらは通常20℃〜32℃の
温度で、初発PHを中性付近に選択するのがよい。とり
わけ、培養中期の温度は23℃〜26℃、また初発PH
は6.0〜7.0の条件が望ましい。培養期間も前記の
諸条件により−定しないが、所望の抗生物質濃度が最大
となるまで培養するのがよい。これに要する時間は液体
培地を用いる振盪培養または通気撹拌培養a暢合は通常
3〜8日間程度である。な訃、本抗生物質生成に適当な
PHは微酸性であり、その至適範囲はPH6.5ないし
7.0であり、培養中の培地PHを酸またはアルカリ、
または培地組成によつて制御することによつて、その生
成量は増加する。
望ましいことはいうまでもな℃・。培養の条件は培地の
状態、組成、菌株の種類、培養の手段等によつて一定し
ないのは当然であるが、それらは通常20℃〜32℃の
温度で、初発PHを中性付近に選択するのがよい。とり
わけ、培養中期の温度は23℃〜26℃、また初発PH
は6.0〜7.0の条件が望ましい。培養期間も前記の
諸条件により−定しないが、所望の抗生物質濃度が最大
となるまで培養するのがよい。これに要する時間は液体
培地を用いる振盪培養または通気撹拌培養a暢合は通常
3〜8日間程度である。な訃、本抗生物質生成に適当な
PHは微酸性であり、その至適範囲はPH6.5ないし
7.0であり、培養中の培地PHを酸またはアルカリ、
または培地組成によつて制御することによつて、その生
成量は増加する。
すなわち、培地組成としては、たとえぱ無機リンを、菌
株の生育に必要な量以上100〜7000pprnを添
加するか、本菌が資化し易くまた酸を生成し易いグルコ
ース、マンニトールなどの糖を炭素源とし、適宜な窒素
源を選択することによつて本物質の生成量は著しく向上
する。本菌株によつて生成される抗生物質C−1491
9E−1卦よびE−2は培養の条件により異なるが、通
常はF液中に生成され、菌体中に該抗生物質生成量の1
0〜30%生成されることもある。本物質の力価測定は
キヤンデイダ・アルビカンス(Candidaalbi
cans)IFO−583を試験菌とし、C−1491
9E−1を標準品として、TSA(トリブテイカーゼ・
ソー・テガ一、BBL製)培地を用いるカツプ法′tだ
はペーパー・デイスク法により実施できる。このように
して培養された培養物中の菌体卦よび戸液の両者に該抗
生物質は含まれる。
株の生育に必要な量以上100〜7000pprnを添
加するか、本菌が資化し易くまた酸を生成し易いグルコ
ース、マンニトールなどの糖を炭素源とし、適宜な窒素
源を選択することによつて本物質の生成量は著しく向上
する。本菌株によつて生成される抗生物質C−1491
9E−1卦よびE−2は培養の条件により異なるが、通
常はF液中に生成され、菌体中に該抗生物質生成量の1
0〜30%生成されることもある。本物質の力価測定は
キヤンデイダ・アルビカンス(Candidaalbi
cans)IFO−583を試験菌とし、C−1491
9E−1を標準品として、TSA(トリブテイカーゼ・
ソー・テガ一、BBL製)培地を用いるカツプ法′tだ
はペーパー・デイスク法により実施できる。このように
して培養された培養物中の菌体卦よび戸液の両者に該抗
生物質は含まれる。
すなわち培養物をF過または遠心分離で菌体と沢液とに
分け、済液はそのまま、菌体には済液と同量の70%ア
セトン水を加えて20℃で1時間攪拌して得た抽出液に
ついて、それぞれキヤンデイダ・アルビカンスを試験菌
とする前記Q方法に従つて測定される。培養物中に産先
されたC−14919E−1,E−2を採取するには本
物質が中性脂溶性であるため、力・かる微生物代謝物を
採取するために通常用いられる分離精製の方法が適宜利
用される。
分け、済液はそのまま、菌体には済液と同量の70%ア
セトン水を加えて20℃で1時間攪拌して得た抽出液に
ついて、それぞれキヤンデイダ・アルビカンスを試験菌
とする前記Q方法に従つて測定される。培養物中に産先
されたC−14919E−1,E−2を採取するには本
物質が中性脂溶性であるため、力・かる微生物代謝物を
採取するために通常用いられる分離精製の方法が適宜利
用される。
たよえば不純物との溶解度の差を利用する手段、活性炭
、マクロポーラス非イオン系樹脂、シリカゲル、アルミ
ナ等各種の吸着剤の吸着親和力の差を利用する手段、イ
オン交換樹脂による不純物の除去手段のいずれもがそれ
ぞれ単独で、また組合せてあるいは反覆して利用される
。前記のようにC−14919E−1,E−2は培養P
液と菌体との双方に含まれているので、(1)菌体を分
離しない全培養物から溶媒抽出するか、あるいは(2)
済過または遠心分離などで分離した菌体卦よび培養炉液
のそれぞれから溶媒抽出するいずれの方法でも使用しう
る。F液と菌体とを個別に抽出する場合には、以下の方
法で実施するのが有利である。F液からの抽出に適当な
溶媒としては水と混じらない有機溶媒、たとえぱ酢酸エ
チル、酢酸アミルなどの脂肋酸エステル、ブタノールな
どのアルコール類、クロロホルムなどのハロゲン化炭化
水素、メチルイソブチルケトンなどのケトン類が用いら
れる。抽出は中性附近で行われ、好ましくはPH7に調
整した培養戸液から酢酸エチルを用いて行なわれる。抽
出液を水洗後減圧下に濃縮するとC−14919E−2
の粗結晶が析出する。この粗結晶をF別したF液にはE
−1が多く含まれる。一方菌体からの抽出には水と混合
する有機溶媒と水との混合物たとえばゅメタノール、エ
タノールなどの低級アルコール類と水の混合物、アセト
ンまたはメチル、エチルケトンのようなケトン類と水の
混合物、または水と混合しない有機溶媒たとえば二塩化
メチレンのようなハロゲン化炭化水素類を使用して抽出
することができるが、70%アセトン水を用いるのが有
利である。
、マクロポーラス非イオン系樹脂、シリカゲル、アルミ
ナ等各種の吸着剤の吸着親和力の差を利用する手段、イ
オン交換樹脂による不純物の除去手段のいずれもがそれ
ぞれ単独で、また組合せてあるいは反覆して利用される
。前記のようにC−14919E−1,E−2は培養P
液と菌体との双方に含まれているので、(1)菌体を分
離しない全培養物から溶媒抽出するか、あるいは(2)
済過または遠心分離などで分離した菌体卦よび培養炉液
のそれぞれから溶媒抽出するいずれの方法でも使用しう
る。F液と菌体とを個別に抽出する場合には、以下の方
法で実施するのが有利である。F液からの抽出に適当な
溶媒としては水と混じらない有機溶媒、たとえぱ酢酸エ
チル、酢酸アミルなどの脂肋酸エステル、ブタノールな
どのアルコール類、クロロホルムなどのハロゲン化炭化
水素、メチルイソブチルケトンなどのケトン類が用いら
れる。抽出は中性附近で行われ、好ましくはPH7に調
整した培養戸液から酢酸エチルを用いて行なわれる。抽
出液を水洗後減圧下に濃縮するとC−14919E−2
の粗結晶が析出する。この粗結晶をF別したF液にはE
−1が多く含まれる。一方菌体からの抽出には水と混合
する有機溶媒と水との混合物たとえばゅメタノール、エ
タノールなどの低級アルコール類と水の混合物、アセト
ンまたはメチル、エチルケトンのようなケトン類と水の
混合物、または水と混合しない有機溶媒たとえば二塩化
メチレンのようなハロゲン化炭化水素類を使用して抽出
することができるが、70%アセトン水を用いるのが有
利である。
すなわち、菌体にそのF液と同量の70%アセトン水を
加え室温で3時間撹拌することによつて菌体中のC一1
4919E−1,E−2は全で抽出される。溶媒抽出液
を集め、溶媒たとえばアセトンを減圧下に留去し、水溶
液をF液と同じように酢酸エチル等で抽出し、得られた
溶媒層を水洗、減圧濃縮後、n−ヘキサン等を加えて有
効成分を析出させ、遠心分離あるいはF過によりC−1
4919E−1,E−2の混合物が得られる。混合物の
分離には種々の吸着クロマトグラフィ一を利用して分離
する。吸着剤としては、抗生物質の吸着に一般に使用さ
れる担体が使用でき、たとえば吸着性樹脂、シリカゲル
、アルミナ等が使用できる。吸着性樹脂から抗生物質を
溶出するには低級アルコール類、あるいは低級ケトン類
などのような水と混合する有機溶剤と水との混合物を使
用する。低級アルコール類としてはたとえば、メタノー
ル、エタノール、プロパノール、ブタノールなど、低級
ケトン類としてはたとえばアセトン、メチルエチルケト
ンなど、エステル類としては酢酸エチルなどが利用でき
る。その1例を示すと、40%メタノール水に粗物質を
とかし、ダイヤイオンHP−10(三菱化成)カラムを
通過させて吸着せしめ、40%メタノール水で洗滌後、
60%メタノール水で溶出するとC−14919E−2
画分が得られ、90%メタノール水で溶出するとC−1
4919E−1画分が得られる。それぞれを減圧濃縮後
メタノールを加え放置するとC−14919E−1,E
−2の結晶がそれぞれの画分から得られる。また吸着剤
としてシリカゲルを用いるときは、非極性溶媒から展開
をはじめ少量宛メタノールのような極性溶媒を添加する
ことによりC一14919E−1,E−2が分離採取さ
れる。C−149191!C−1の結晶は酢酸エチル、
メタノール、含水メタノール等から再結晶され、C一1
4919E−2も同様な溶媒から再結晶される。このよ
うにして得られたC−14919E−1,E−2は酸化
、還元によつて可逆的に反応し、相互変換が可能である
。
加え室温で3時間撹拌することによつて菌体中のC一1
4919E−1,E−2は全で抽出される。溶媒抽出液
を集め、溶媒たとえばアセトンを減圧下に留去し、水溶
液をF液と同じように酢酸エチル等で抽出し、得られた
溶媒層を水洗、減圧濃縮後、n−ヘキサン等を加えて有
効成分を析出させ、遠心分離あるいはF過によりC−1
4919E−1,E−2の混合物が得られる。混合物の
分離には種々の吸着クロマトグラフィ一を利用して分離
する。吸着剤としては、抗生物質の吸着に一般に使用さ
れる担体が使用でき、たとえば吸着性樹脂、シリカゲル
、アルミナ等が使用できる。吸着性樹脂から抗生物質を
溶出するには低級アルコール類、あるいは低級ケトン類
などのような水と混合する有機溶剤と水との混合物を使
用する。低級アルコール類としてはたとえば、メタノー
ル、エタノール、プロパノール、ブタノールなど、低級
ケトン類としてはたとえばアセトン、メチルエチルケト
ンなど、エステル類としては酢酸エチルなどが利用でき
る。その1例を示すと、40%メタノール水に粗物質を
とかし、ダイヤイオンHP−10(三菱化成)カラムを
通過させて吸着せしめ、40%メタノール水で洗滌後、
60%メタノール水で溶出するとC−14919E−2
画分が得られ、90%メタノール水で溶出するとC−1
4919E−1画分が得られる。それぞれを減圧濃縮後
メタノールを加え放置するとC−14919E−1,E
−2の結晶がそれぞれの画分から得られる。また吸着剤
としてシリカゲルを用いるときは、非極性溶媒から展開
をはじめ少量宛メタノールのような極性溶媒を添加する
ことによりC一14919E−1,E−2が分離採取さ
れる。C−149191!C−1の結晶は酢酸エチル、
メタノール、含水メタノール等から再結晶され、C一1
4919E−2も同様な溶媒から再結晶される。このよ
うにして得られたC−14919E−1,E−2は酸化
、還元によつて可逆的に反応し、相互変換が可能である
。
すなわちC−14919E−1をハイドロサルファイド
のような還元剤で還元するとC−14919E−2にな
り、C一14919E−2を塩化第二鉄のような酸化剤
で酸化するとC−14919E−1となる。このように
して得られた新規抗生物賃C一14919E−1卦よ″
びE−2の結晶の物理化学的性状はつぎの通りである。
のような還元剤で還元するとC−14919E−2にな
り、C一14919E−2を塩化第二鉄のような酸化剤
で酸化するとC−14919E−1となる。このように
して得られた新規抗生物賃C一14919E−1卦よ″
びE−2の結晶の物理化学的性状はつぎの通りである。
(表4)抗微生物活性
トリプテイカーゼ・ソー・アガ一(BBL製)グリコー
ス栄養寒天卦よびグリセロール栄養寒天を検定培地とす
る寒天希釈法により抗生物質C一14919E−1卦よ
びE−2の抗菌活性を測定した(第5表)。
ス栄養寒天卦よびグリセロール栄養寒天を検定培地とす
る寒天希釈法により抗生物質C一14919E−1卦よ
びE−2の抗菌活性を測定した(第5表)。
またテトラヒメナ・ピリホルミスW株に対する作用は検
定培地( トリフドーズ・ペブトン20g1酵母工キズ
1g1ブドウ糖2g1蒸留水1000WLe.1モル燐
酸緩衝液PH7.O・10mf.)を用いて液体稀釈法
により測定した。毒性マウスを供試動物とした急性毒性
試験で、Cー14919E−1およびE−2を腹腔注射
した場合の推定LD5oは以下の通りである。
定培地( トリフドーズ・ペブトン20g1酵母工キズ
1g1ブドウ糖2g1蒸留水1000WLe.1モル燐
酸緩衝液PH7.O・10mf.)を用いて液体稀釈法
により測定した。毒性マウスを供試動物とした急性毒性
試験で、Cー14919E−1およびE−2を腹腔注射
した場合の推定LD5oは以下の通りである。
C−14919E−1 50〜100ッ49C−149
19E−2 25〜100In9/一第5表に示した抗
菌スベクトルからわかるようにグラム陽性菌、糸状菌お
よび酵母に抗菌力を示すので、それらの試験菌と同種の
病源性菌の殺菌剤または消毒剤として有用なものである
。
19E−2 25〜100In9/一第5表に示した抗
菌スベクトルからわかるようにグラム陽性菌、糸状菌お
よび酵母に抗菌力を示すので、それらの試験菌と同種の
病源性菌の殺菌剤または消毒剤として有用なものである
。
抗腫瘍作用
腫瘍細胞P388(1×1o6細胞/匹、マウス、腹腔
移植)に対するC−14919E−1卦よびE−2の治
療効果(9日間連続腹腔内投与)を調べた。
移植)に対するC−14919E−1卦よびE−2の治
療効果(9日間連続腹腔内投与)を調べた。
その結果、延命率は57VAf/日投与で144%を示
す抗腫瘍作用が認められた。すなわち、抗生物噴C−1
4919E−1卦よ こびE−2は、腫瘍をもつ哺乳動
物(例、マウスなど)に対し延命効果を示すので、抗腫
瘍剤としても有用であると期待される。
す抗腫瘍作用が認められた。すなわち、抗生物噴C−1
4919E−1卦よ こびE−2は、腫瘍をもつ哺乳動
物(例、マウスなど)に対し延命効果を示すので、抗腫
瘍剤としても有用であると期待される。
本発明の抗性物質C−14919E−1またはE−2を
たとえば、10ないし100μg/m1の 1エタノー
ル含有(たとえば5%エタノール含有)水溶液剤とする
ことにより鳥かごの消毒、実験器具の消毒、人の手の消
毒などに消毒剤として用いることができる。
たとえば、10ないし100μg/m1の 1エタノー
ル含有(たとえば5%エタノール含有)水溶液剤とする
ことにより鳥かごの消毒、実験器具の消毒、人の手の消
毒などに消毒剤として用いることができる。
実施例 11f
)C−14919株(IFO−13723,FERM−
P扁 3991)をチロシン寒天培地に接植して、28
℃で10日間培養した。
P扁 3991)をチロシン寒天培地に接植して、28
℃で10日間培養した。
発育した菌糸を0.6%グルタSン酸ナトリウ・ム液に
懸濁し、冷室に保存した。菌糸懸濁液1m1!を内容2
Lの坂 ニロフラスコに人れた種培養培地(ブドウ糖2
0g1可溶性でん粉30g1コーン・スチープ・りカー
10g、大豆粉10g1ベプトン5g、食塩3g卦よび
炭酸カルシウム5g/水道水1L,pH7,0)500
m12中に接種して、28℃で48時間往復振盪機上で
培養した。この培養液500dを内容50Lのステンレ
ス・スチール・タンクに種培養培地30Lを投人、滅菌
したものに接種した。種培養は28℃、通気30L/分
、撹拌280回転/分(1/2DT)、内圧1K9/C
liiの条件で48時間行なつた。この種培養液10L
を内容200Lのステンレス・スチール・タンクに主培
養培地(グリセロール5%、コーン・スチープ・りカー
2%、酵母工キズ2%、KH2PO42%、MgCl2
O.5(16卦よびCacO3OJ懺PH6.5)10
0Lを投人、滅菌したものに移植した。主培養は初期、
28℃、通気100L/分、攪拌180回転/分(1/
2DT)、内圧1K9/C77lの条件で24時間培養
を行な(・、発育させた後、24℃、撹拌200回転/
分(1/2DT)、その他は同じ条件で更に114時間
培養を行なつた。培養終了時の菌体除去した戸液中には
380μg/i1また菌体中には90μg/培養液1d
中の菌体の力価を生成した。な卦力価の測定にぱキヤン
デイダ・フアルビカンスIFC−583を試験菌としC
−14919E−1を標準とするカツプ法またはベーパ
ーデイスク法により行なつた。
懸濁し、冷室に保存した。菌糸懸濁液1m1!を内容2
Lの坂 ニロフラスコに人れた種培養培地(ブドウ糖2
0g1可溶性でん粉30g1コーン・スチープ・りカー
10g、大豆粉10g1ベプトン5g、食塩3g卦よび
炭酸カルシウム5g/水道水1L,pH7,0)500
m12中に接種して、28℃で48時間往復振盪機上で
培養した。この培養液500dを内容50Lのステンレ
ス・スチール・タンクに種培養培地30Lを投人、滅菌
したものに接種した。種培養は28℃、通気30L/分
、撹拌280回転/分(1/2DT)、内圧1K9/C
liiの条件で48時間行なつた。この種培養液10L
を内容200Lのステンレス・スチール・タンクに主培
養培地(グリセロール5%、コーン・スチープ・りカー
2%、酵母工キズ2%、KH2PO42%、MgCl2
O.5(16卦よびCacO3OJ懺PH6.5)10
0Lを投人、滅菌したものに移植した。主培養は初期、
28℃、通気100L/分、攪拌180回転/分(1/
2DT)、内圧1K9/C77lの条件で24時間培養
を行な(・、発育させた後、24℃、撹拌200回転/
分(1/2DT)、その他は同じ条件で更に114時間
培養を行なつた。培養終了時の菌体除去した戸液中には
380μg/i1また菌体中には90μg/培養液1d
中の菌体の力価を生成した。な卦力価の測定にぱキヤン
デイダ・フアルビカンスIFC−583を試験菌としC
−14919E−1を標準とするカツプ法またはベーパ
ーデイスク法により行なつた。
実施例 2
種培養までは実施例1と同様に行ない、主培養培地(マ
ンニツト5%、乾燥酵母3%、MgCl2O.5%、C
acO3O.l%、PH6.5)100Lを投人、滅菌
した内容積200Lステンレス・スチール・タンクで以
下のように培養した。
ンニツト5%、乾燥酵母3%、MgCl2O.5%、C
acO3O.l%、PH6.5)100Lを投人、滅菌
した内容積200Lステンレス・スチール・タンクで以
下のように培養した。
培養初期温度26℃、通気100L/5+、撹拌180
回転/分(1/2DT)、内圧1K9/dの条件で18
時間培養を行ない、その後24℃、撹拌200回転/分
(1/2DT)、その他は同じ条件で更に106時間培
養を行なつた。培養終了時の培養F液中の力価は310
μg/Mt..または培養液1d当りの菌体中の力価は
1001tgであつた。実施例 3実施例1で得られた
培養液95tにハイフロスーパーセル(米国ジヨンズ・
マンヴイル・プロダクト社)2!を加えよぐかきまぜる
。
回転/分(1/2DT)、内圧1K9/dの条件で18
時間培養を行ない、その後24℃、撹拌200回転/分
(1/2DT)、その他は同じ条件で更に106時間培
養を行なつた。培養終了時の培養F液中の力価は310
μg/Mt..または培養液1d当りの菌体中の力価は
1001tgであつた。実施例 3実施例1で得られた
培養液95tにハイフロスーパーセル(米国ジヨンズ・
マンヴイル・プロダクト社)2!を加えよぐかきまぜる
。
混合物を加圧式ろ過機で沢過し、戸液85t卦よび湿菌
体31K9を得る。F液85tに酢酸エチル30tを加
え撹拌抽出し、この操作を2回くり返す。酢酸エチル層
を合せて水30t宛で2回水洗し無水硫酸ナトリウム5
00gを加えて乾燥後200dまで減圧濃縮し、冷所に
放置し析出するC一14919E−2の粗結晶をF取す
る(8.2g)。
体31K9を得る。F液85tに酢酸エチル30tを加
え撹拌抽出し、この操作を2回くり返す。酢酸エチル層
を合せて水30t宛で2回水洗し無水硫酸ナトリウム5
00gを加えて乾燥後200dまで減圧濃縮し、冷所に
放置し析出するC一14919E−2の粗結晶をF取す
る(8.2g)。
F液をさらに50mtまで減圧濃縮後石油エーテル30
0dを加えて析出する沈澱を戸取する。得られた粗粉末
38gをメタノール50dに溶解しシリカゲル(西独メ
クル社0.05,〜0.2wm)5gを加えて、メタノ
ールを減圧留去後、あらかじめ用意されたシリカゲル(
同上)カラム500m1!,(3,3×60)上に加え
、n−ヘキサン500mtで洗滌後、n−ヘキサン、酢
酸エチル(1:1)1t1酢酸エチル1t1酢酸,工6
チル・メタノール(30:1)1tで溶出し、100d
宛分画する。フラクシヨン番号13〜16までにC−1
4919E−1,21〜23までにC−14919E−
2が溶出される。C−14919E−1フラクシヨン4
00m1を集め濃縮後、80%メタノール水200dを
加え冷所に放置するとC−14919E−1の結晶が析
出する。炉取後乾燥し結晶10gを得る。叉C−149
19E−2フラクシヨン300dを集め100me迄減
圧濃縮し冷所に放置後析出する結晶を戸取、乾燥しC−
14919E−2結晶6.8gを得る。別に湿菌体31
Kfを70%アセトン水40t宛で2回抽出し、得られ
た抽出液を減圧濃縮してアセトンを留去する。
0dを加えて析出する沈澱を戸取する。得られた粗粉末
38gをメタノール50dに溶解しシリカゲル(西独メ
クル社0.05,〜0.2wm)5gを加えて、メタノ
ールを減圧留去後、あらかじめ用意されたシリカゲル(
同上)カラム500m1!,(3,3×60)上に加え
、n−ヘキサン500mtで洗滌後、n−ヘキサン、酢
酸エチル(1:1)1t1酢酸エチル1t1酢酸,工6
チル・メタノール(30:1)1tで溶出し、100d
宛分画する。フラクシヨン番号13〜16までにC−1
4919E−1,21〜23までにC−14919E−
2が溶出される。C−14919E−1フラクシヨン4
00m1を集め濃縮後、80%メタノール水200dを
加え冷所に放置するとC−14919E−1の結晶が析
出する。炉取後乾燥し結晶10gを得る。叉C−149
19E−2フラクシヨン300dを集め100me迄減
圧濃縮し冷所に放置後析出する結晶を戸取、乾燥しC−
14919E−2結晶6.8gを得る。別に湿菌体31
Kfを70%アセトン水40t宛で2回抽出し、得られ
た抽出液を減圧濃縮してアセトンを留去する。
水性抽出液に水を加えて30tとし、あらかじめ用意し
たダイヤイオンHP−10(三菱化成)カラム1t(1
2×88)に通過、有効成分を吸着せしめ、水2tつぎ
に40%メタノール水2tで洗滌後、60%メタノール
水2.5t、つぎに90%メタノール水2.5tで溶出
する。溶出液を250d宛分取し、フラクシヨン番号3
,4を集め100dまで減圧濃縮後冷所に放置し析出す
るC−14919E−2の粗結晶を戸取乾燥する(1.
8g)。フラクシヨン番号13,14,15を集め減圧
濃縮して80%メタノール水250m1,を加え、冷所
に放置、析出するC一14919E−1の粗結晶を戸取
、乾燥する(5.8g)。実施例 4 実施例3で得られた淵液85tを実施例3と同様酢酸エ
チル30t宛で2回抽出をくり返し、得られた抽出酢酸
エチル液を合せて水30tで水洗後、500m1まで減
圧濃縮する。
たダイヤイオンHP−10(三菱化成)カラム1t(1
2×88)に通過、有効成分を吸着せしめ、水2tつぎ
に40%メタノール水2tで洗滌後、60%メタノール
水2.5t、つぎに90%メタノール水2.5tで溶出
する。溶出液を250d宛分取し、フラクシヨン番号3
,4を集め100dまで減圧濃縮後冷所に放置し析出す
るC−14919E−2の粗結晶を戸取乾燥する(1.
8g)。フラクシヨン番号13,14,15を集め減圧
濃縮して80%メタノール水250m1,を加え、冷所
に放置、析出するC一14919E−1の粗結晶を戸取
、乾燥する(5.8g)。実施例 4 実施例3で得られた淵液85tを実施例3と同様酢酸エ
チル30t宛で2回抽出をくり返し、得られた抽出酢酸
エチル液を合せて水30tで水洗後、500m1まで減
圧濃縮する。
濃縮液にメタノール4tを加えさらに水4tとn−ヘキ
サン3tを加え攪拌後下層を分取する。分取された下層
に塩化第2鉄20gを8tの水に溶解した液を加え、時
々力・きまぜ室温で5時間放置後冷却し、析出するC−
14919E−1の粗結晶を済取乾燥する。(18g)
。F液をさらに5tq詐酸エチルで抽出し、水洗後濃縮
し、石油エーテルを加えC一14919E−1の粗粉末
13gを得る。この粗粉末を実施例3で示されたように
シリカゲル(西独タルク社0.05〜0.2rfr1f
t)カラム(200me)を使用して前記の溶媒でカラ
ムクロマトJャ宴tイを行ないC−14919E−1粗結
晶7.2gを得る。実施例 5 実施例3,4で得られたC−14919E−1結晶40
019を酢酸エチル40dに溶解し100d容量の分液
ロードに入れ、これに水30rr11を加えハイドロサ
ルファイドナトリウム(Na2S2O4)50077V
を加えてはげしくふりまぜる。
サン3tを加え攪拌後下層を分取する。分取された下層
に塩化第2鉄20gを8tの水に溶解した液を加え、時
々力・きまぜ室温で5時間放置後冷却し、析出するC−
14919E−1の粗結晶を済取乾燥する。(18g)
。F液をさらに5tq詐酸エチルで抽出し、水洗後濃縮
し、石油エーテルを加えC一14919E−1の粗粉末
13gを得る。この粗粉末を実施例3で示されたように
シリカゲル(西独タルク社0.05〜0.2rfr1f
t)カラム(200me)を使用して前記の溶媒でカラ
ムクロマトJャ宴tイを行ないC−14919E−1粗結
晶7.2gを得る。実施例 5 実施例3,4で得られたC−14919E−1結晶40
019を酢酸エチル40dに溶解し100d容量の分液
ロードに入れ、これに水30rr11を加えハイドロサ
ルファイドナトリウム(Na2S2O4)50077V
を加えてはげしくふりまぜる。
静置後下層を捨て、再び水30dハイドロサルファイド
ナトリウム(Na2S2O4)5007Vを加えはげし
くふりまィ。。下層を捨て、酢酸エチル層をよく水洗後
、無水硫酸ナトリウムを加えて乾燥する。解燥酢酸エチ
ル層を低温で減圧濃縮乾固し、メタノール10meを加
えて残渣を溶解後、ろ過し水40dを加え冷所に放置し
析出するC−14919E一2を枦取乾燥する。融点1
47−148℃(分解)実施例 6 実施例3で得られたC−14919E−2結晶400W
!flをメタノール60m1に溶解し、1%塩化第2鉄
水溶液32dを加えて室温1時間放置し、析出するC−
14919E−1結晶をF取、2県メタノール水で洗滌
後乾燥する。
ナトリウム(Na2S2O4)5007Vを加えはげし
くふりまィ。。下層を捨て、酢酸エチル層をよく水洗後
、無水硫酸ナトリウムを加えて乾燥する。解燥酢酸エチ
ル層を低温で減圧濃縮乾固し、メタノール10meを加
えて残渣を溶解後、ろ過し水40dを加え冷所に放置し
析出するC−14919E一2を枦取乾燥する。融点1
47−148℃(分解)実施例 6 実施例3で得られたC−14919E−2結晶400W
!flをメタノール60m1に溶解し、1%塩化第2鉄
水溶液32dを加えて室温1時間放置し、析出するC−
14919E−1結晶をF取、2県メタノール水で洗滌
後乾燥する。
融点186一187℃(分解)実鯖 7
実施例3で得られたC−14919E−1粗結晶4gを
メタノール600m1に溶解し、ろ過後、水200m1
.を加え冷所に放置し析出するC一14919E−1精
製結晶をF取、乾燥する(2.8g)。
メタノール600m1に溶解し、ろ過後、水200m1
.を加え冷所に放置し析出するC一14919E−1精
製結晶をF取、乾燥する(2.8g)。
融点187−188℃(分解)同様に実施例3で得られ
たC−14919E−2粗結晶3.5gをメタノール1
00dに溶解し、F過後水500dを加え冷却、析出す
るC一14919E−2精製結晶をF取する(2.1g
)。融点148℃(分解)
たC−14919E−2粗結晶3.5gをメタノール1
00dに溶解し、F過後水500dを加え冷却、析出す
るC一14919E−2精製結晶をF取する(2.1g
)。融点148℃(分解)
第1図は、抗生物質C−14919E−1の赤外部吸収
スペクトルを、第2図は、抗生物質C一14919E−
2の赤外部吸収スベクトルを、それぞれ表わす。
スペクトルを、第2図は、抗生物質C一14919E−
2の赤外部吸収スベクトルを、それぞれ表わす。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次の性状を有する抗生物質C−14919E−1お
よびE−2(イ)抗生物質C−14919E−1 i)融点:187℃(分解) ii)性状:黄色結晶(針状晶又は柱状晶)iii)溶
解性不溶:石油エーテル、n−ヘキサン、水 難溶:ジエチルエーテル、ベンゼン 可溶:酢酸エチル、クロロホルム、n−ブタノール、メ
チルイソブチルケトン、エタノール、アセトン、メタノ
ール 易溶:ジメチルスルフオキシド iv)酸性、中性、塩基性の区別:中性物質v)元素分
析値C:65.31、65.05、64.85%H:7
.71、7.58、7.62N:5.01、4.95、
5.01 O:21.37、22.83、22.45vi)推定分
子式:C_3_0_〜_3_2H_4_2_〜_4_8
N_2O_8_〜_9vii)紫外部吸収スペクトル▲
数式、化学式、表等があります▼:274(455)、
¥240¥(sn)、397(43)▲数式、化学式、
表等があります▼:274(455)、¥240¥(s
h)、397(43) ▲数式、化学式、表等があります▼:236(585)
、265(500)、550(56)viii)赤外部
吸収スペクトル(臭化カリウム)主要ピークを示す(c
m^−^1)3430、3340、2950、2910
、1740、1692、1660、1645、1605
、1500、1375、1315、1120、1100
、1085、1060、1025ix)比旋光度:〔α
〕^2^5^°_D+350±10°(C=0.5、メ
タノール)x)呈色反応 陰性:ニンヒドリン、エールリツヒ試薬、ペプチド試薬
、1%塩化鉄:1%赤血塩(1:1)(ロ)抗生物質C
−14919E−2i)融点:148℃(分解) ii)性状:微黄色結晶(針状晶又は柱状晶)iii)
溶解性不溶:石油エーテル、n−ヘキサン 難溶:ジエチルエーテル、ベンゼン、クロロホホルム、
水可溶:酢酸エチル、n−ブタノール、メチルイソブチ
ルケトン、エタノール、アセトン、メタノール 易溶:ジメチルスルフオキシド iv)酸性、中性、塩基性の区別:中性物質v)元素分
析値C:62.32、62.07%、 H:8.58、8.43 N:4.82、4.78 O:20.81、20.81% vi)推定分子式:C_3_0_〜_3_2H_4_4
_〜_5_0N_2O_8_〜_9XH_2Ovii)
紫外部吸収スペクトル ▲数式、化学式、表等があります▼:238(560)
、255(295)、308(sh)▲数式、化学式、
表等があります▼:238(550)、255(290
)、308(sh) ▲数式、化学式、表等があります▼:236(505)
、265(420)、550(50)viii)赤外部
吸収スペクトル(臭化カリウム)主要ピークを示す(c
m^−1^)3480、3250、2980、1685
、1625、1598、1472、1390、1370
、1315、1207、1090、1065、1042
、1030ix)比旋光度:〔α〕^2^5^°_D+
62°±4°(C=0.5、メタノール)x)呈色反応 陰性:ニンヒドリン、エールリツヒ試薬、ペプチド試薬
陽性:1%塩化鉄:1%赤血塩(1:1)青色。 2 ノカルデイア属に属する抗生物質 C−14919E−1および(または)E−2を生産す
る菌株を培地に培養し、培養物中に抗生物質C−149
19E−1および(または)E−2を生成蓄積せしめ、
これ(これら)を採取することを特徴とする抗生物質C
−14919E−1および(または)E−2の製造法。
Priority Applications (14)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52037168A JPS5929237B2 (ja) | 1977-03-31 | 1977-03-31 | 抗生物質c−14919e−1およびe−2 |
US05/815,050 US4187292A (en) | 1977-03-31 | 1977-07-12 | Antibiotics produced from the microorganism nocardice |
ES467822A ES467822A1 (es) | 1977-03-31 | 1978-03-14 | Metodo para producir antibiotico c-14919 e-1 yno e-2. |
FR7808929A FR2385731A1 (fr) | 1977-03-31 | 1978-03-28 | Antibiotiques c-14919 e-1 et e-2 et leur procede de preparation a partir d'un micro-organisme du genre nocardia |
DE2813416A DE2813416C2 (de) | 1977-03-31 | 1978-03-29 | Neue Antibiotika C-14919 E-1 und E-2 und Verfahren zu ihrer Herstellung |
DK140478A DK145581C (da) | 1977-03-31 | 1978-03-30 | Fremgangsmaade til fremstilling af antibiotikum c-14919-e-1 og-e-2 |
CA299,995A CA1104078A (en) | 1977-03-31 | 1978-03-30 | Antibiotics c-14919 e-1 and e-2 |
BE186430A BE865519A (fr) | 1977-03-31 | 1978-03-30 | Antibiotiques et leur preparation |
IT21820/78A IT1094309B (it) | 1977-03-31 | 1978-03-30 | Antibiotici c-14919 e-1 e e-2 e metodo per produrli |
CH342078A CH635367A5 (en) | 1977-03-31 | 1978-03-30 | Antibiotics C-14919 E-1 and E-2 and process for their preparation |
NLAANVRAGE7803362,A NL184120C (nl) | 1977-03-31 | 1978-03-30 | Antibiotica c-14919 e-1 en e-2, werkwijze voor de bereiding hiervan en farmaceutische preparaten. |
GB12654/78A GB1602318A (en) | 1977-03-31 | 1978-03-31 | Antibiotics c-14919 e-1 and e-2 |
US06/066,823 US4245047A (en) | 1977-03-31 | 1979-08-14 | Antibiotics produced from the microorganism nocardia |
US06/176,755 US4315989A (en) | 1977-03-31 | 1980-08-11 | Biologically pure culture of the microorganism Nocardia ATCC31280 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52037168A JPS5929237B2 (ja) | 1977-03-31 | 1977-03-31 | 抗生物質c−14919e−1およびe−2 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53121704A JPS53121704A (en) | 1978-10-24 |
JPS5929237B2 true JPS5929237B2 (ja) | 1984-07-19 |
Family
ID=12490061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52037168A Expired JPS5929237B2 (ja) | 1977-03-31 | 1977-03-31 | 抗生物質c−14919e−1およびe−2 |
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---|---|
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BE (1) | BE865519A (ja) |
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CH (1) | CH635367A5 (ja) |
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-
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-
1978
- 1978-03-14 ES ES467822A patent/ES467822A1/es not_active Expired
- 1978-03-28 FR FR7808929A patent/FR2385731A1/fr active Granted
- 1978-03-29 DE DE2813416A patent/DE2813416C2/de not_active Expired
- 1978-03-30 CH CH342078A patent/CH635367A5/fr not_active IP Right Cessation
- 1978-03-30 DK DK140478A patent/DK145581C/da not_active IP Right Cessation
- 1978-03-30 BE BE186430A patent/BE865519A/xx not_active IP Right Cessation
- 1978-03-30 IT IT21820/78A patent/IT1094309B/it active
- 1978-03-30 CA CA299,995A patent/CA1104078A/en not_active Expired
- 1978-03-30 NL NLAANVRAGE7803362,A patent/NL184120C/xx not_active IP Right Cessation
- 1978-03-31 GB GB12654/78A patent/GB1602318A/en not_active Expired
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IT1094309B (it) | 1985-07-26 |
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GB1602318A (en) | 1981-11-11 |
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FR2385731B1 (ja) | 1980-06-06 |
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