JPS5928958A - 病人用便器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、寝ながら使用することのできる病人用の便器
に関するものである。

寝たきり老人、無自覚症者、重病人など病人は、寝なが
ら用便をしなければならず、その看護人の苦労は大変な
ものであり、紙おむつなどに頼るしかなく、不経済であ
ると共に、悪臭を防止する方策は全くなかった。

そこで、本発明はこれらの欠点を除去することを目的と
するものであり、便槽に対向する排便筒の開口に防臭弁
を開閉自在に設けることによ９１便槽の開口部を常時遮
断し、悪臭の発散を防止することのできる病人用便器を
提供するものである。

また、本発明の他の目的とするところは、排便筒の周辺
部に排便感知装置を設けることにより、水洗用ノズル、
防臭弁の開閉を排便感知装置の感知作用により始動させ
て、排便の処理作業を自動的に行うことのできる病人用
便器を提供するものである。

即ち、本発明は、便器本体の上面に便座を設け、その便
座に連続して漏斗状の案内壁を設けると共にその案内壁
の底部に便槽に対向する排便筒を開口連設し、その排便
筒の下側開口に防臭弁を開閉自在に設けると共に案内壁
に水洗用ノズルを配設して排便筒の周辺部に設けた排便
感知装置の作動により防臭弁並びに水洗用ノズルの開閉
を自動的に行うようにしたことを特徴とする病人用便器
の構造を要旨とするものである。

次に、本発明を図示実施例に従って説明すれば。

（＋）は便器本体であって、箱型に形成しており、その
上面に便座（２）を開口すると共にその便座（２）に連
続して漏斗状の案内壁（３）が設けられ、全体として薄
型に形成されている。（４）は便槽であって、箱型の便
器本体（１）内に収納されるものであり、便器本体（］
）の開閉扉（５）を介して収納自在としである。また、
便槽（４）の蓋体として便器本体（１）を形成し、便槽
（４）と便器本体（１）とで箱型に形成することもある
。

（６）は排便筒であって、漏斗状の案内壁（３）の底部
に設けられ、その開口は便槽（４）の上部開口に対向す
るように構成されている。（７）は防臭弁であって、排
便筒（６）の下側開口に対し軸（８）を中心として開閉
自在に設けられており、例えばその−側に設けられたス
プリング（９）によｐ防臭弁（７）は常時排便筒（６）
の下側開口を閉塞している。また、電磁石（１０）の作
用によシ閉塞している防臭弁（７）を開放するようにな
っている。（１１）は水洗用ノズルであって、案内壁（
３）に対して数個配設しである。０２は局部洗滌用ノズ
ルであって、これも案内壁（３）に設けられている。

（１３）はシュートであって、便槽（４）の開口部の内
側に設けられ、便呑孔（１４）に向って傾斜して設けら
れている。（１勺は弁膜であって、ゴム板、合成樹脂板
により形成し、便呑孔０４）を閉塞するように垂下して
設けられ、臭気の脱出を防止している。（１６）は排便
感知装置であって、電気的センサー或は電子的センサー
などにより構成し、排便筒（６）の入口部周辺、或は排
便筒（６）の内面に設けられ、排便の有無を感知して、
これをコンパレーターに伝達し、リレー並びにタイマー
を作動して防臭弁（７）を開閉し、さらには水洗用ノズ
ル（１１）、局部洗滌用ノズル（１２１或は局部乾燥用
ノズルの始動、停止を行うようになっている。０７）は
掛止具であって、便器本体（１）内に収納した便槽（４
）の位置を規制するだめのものである。

本発明の便器は斜上のように構成されており、排便があ
れば、排便感知装置（川がこれを直ちに感知し、これを
コンパレーターを介してリレーＲ１を作動し、先づ電磁
石（１０）を吸引して防臭弁（７）を開き、便槽（４）
に対する通路を開放して排便を便槽（４）に収納すると
同時にタイマーＴＭ＋を始動する。このタイマー’ＩＩ
’　Ｍ　］には、任意の排便時間が設定されており、そ
の設定された時間が経過することによってポンプＰを始
動させ水洗用ノズル（ｌ］）および局部洗滌用ノズル（
１２１より水を噴出させて局部および案内壁（３）、排
便筒（６）の洗滌を開始すると共に、タイマーＴＭ２を
始動する。このタイマーＴＭ２には、任意の水洗時間が
設定されており、その設定された時間が経過することに
よって電磁石００を解放して防臭弁（７）を閉じると共
にポンプＰを停止して水洗用ノズル（１］）、局部洗滌
用ノズルいによる水洗作業を終了させる。一方、タイマ
ーＴＭ２の接点Ｔ　Ｍ　２　ａによりリレー几２を介し
、て温風乾燥器ＡＤを作動して洗滌した局部を乾燥する
と共にタイマーＴＭ３を始動する。このタイマーＴＭ３
の時間経過に伴って温風乾燥器ＡＤが停止して全ての作
業が終了する０そこで、便器本体（１）の側面に設けた
開閉扉（５）を開き、便槽（４）を取り出して収容した
排便を処分すればよい。

このように、本発明による時には、便槽（４）に対向す
る排便筒（６）の開口に防臭弁（７）を開閉自在に設　
５　− けであるので、便槽（４）の開口部が常時遮断されてお
り、悪臭の発散を防止することができる実益を有する。

また、本発明による時には、排便筒（６）の周辺部に排
便感知装置（１６）を設けであるので、水洗用ノズル（
１１）、防臭弁（力などの開閉を排便感知装置（Ｉ６）
の感知作用により始動させることができ、排便の処理作
業を自動的に行うことができる実益を有する。

特に、本発明の便器を、第４図に示すように療養マット
αａの適宜な場所に設けられる取付穴翰に装着しておけ
ば、その都度病人の体位を変える必要がなく、極めて効
果的に排便作業を行うことができるのである。

【図面の簡単な説明】

図は、本発明の実施例を示し、第１図は平面図、第２図
は縦断側面図、第３図は作動装置のダイヤグラム、第４
図は作動装置の配線図、第５図は療養マットに配設した
状態を示す平面図である。 図中の符号を説明すれば次の通りである。 （１）は便器本体　　　　（２）は便　座　６− （３）は案内壁　　　　　（４）は便　槽（５）は開閉
扉　　　　　（６）は排便筒（７）は防臭弁　　　　　
（８）は　軸（９）はスプリング　　　（１０）は電磁
石（１１）は水洗用ノズル　　０２）は局部洗滌用ノズ
ル（１３）はシーート　　　　（Ｉ４）は便呑孔（１つ
は弁　膜　　　　　（１６）は排便感知装置０７）は掛
止具　　　　　０８）は療養マット（１匂は取伺穴 特許出願人 栄光電機株式会社 代表者　赤　羽　　　清、 　７− ｌＷｊ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 便器本体の上面に便座を設け、その便座に連続して漏斗
   状の案内壁を設けると共にその案内壁の底部に便槽に対
   向する排便筒を開口連設し、その排便筒の下側開口に防
   臭弁を開閉自在に設けると共に案内壁に水洗用ノズルを
   配設して、排便筒の周辺部に設けた排便感知装置の作動
   により防臭弁並びに水洗用ノズルの開閉を自動的に行う
   ようにしたことを特徴とする病人用便器。