JPS5928933B2 - 導体予熱装置の絶縁シ−ブ - Google Patents

導体予熱装置の絶縁シ−ブ

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Publication number
JPS5928933B2
JPS5928933B2 JP56196696A JP19669681A JPS5928933B2 JP S5928933 B2 JPS5928933 B2 JP S5928933B2 JP 56196696 A JP56196696 A JP 56196696A JP 19669681 A JP19669681 A JP 19669681A JP S5928933 B2 JPS5928933 B2 JP S5928933B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
conductor
ceramic piece
radius
sheave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56196696A
Other languages
English (en)
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JPS5897210A (ja
Inventor
克一 近澤
茂 加藤
忠行 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP56196696A priority Critical patent/JPS5928933B2/ja
Publication of JPS5897210A publication Critical patent/JPS5897210A/ja
Publication of JPS5928933B2 publication Critical patent/JPS5928933B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、絶縁ケーブル用連続架橋装置の導体予熱装
置における絶縁シーブの構造に関するものである。
第1図に示すように、サプライドラム1から供給した導
体Aの外側に押出し機2によつて絶縁被覆を施し、これ
を架橋管3に導入して架橋・冷却する絶縁ケーブル用連
続架険装置においては、架橋効率を高めるため、架橋管
3による絶縁被覆の外部加熱に加え、導体Aを予熱装置
4により予め加熱して絶縁被覆を内部加熱する方法が採
用されている。
ここで、導体予熱装置4は、短絡シーブ5と絶縁シーブ
6との間に導体Aをかけ渡し、この導体Aをリングトラ
ンスを用いた電磁誘導法によつて加熱するようにしてい
る。
この導体予熱装置4は、図示のようなカテナリ型連結架
橋装置の他に、縦型連続架橋装置にも普通に取付けられ
る。導体予熱装置4を用いる連続架橋装置においては、
導体Aの予熱温度を高くすればする程、架橋に要する時
間が短縮され、架橋線速を早めることができるが、あま
わ高温になると、ゴムやプラスチック等の絶縁被覆が熱
分解して物性が低下する。
このため、導体予熱温度は、90℃〜250℃程度が適
当とされている。ところで、この種の予熱装置に用いら
れる従来の絶縁シーブは、アルミニウム製シーブ本体の
導体案内溝にクロロプレンゴムをライニングした構゜
成であるため、使用可能な温度範囲が、90℃〜130
℃であわ、導体をこれ以上の高温に予熱すると、ライニ
ング層が熱破壊し、導体の高温予熱には不適当である。
また、導体との接触によつてライニング層が摩耗し易く
、その摩耗によつて生じた粉体が導体の表面に付着し、
良好な製品を得ることができないという欠点がある。そ
こで、この発明は、絶縁性、耐熱性並びに耐摩耗性に優
れ、しかも機械的強度の大なる耐久性にも優れた絶縁シ
ーブを提供することを目的としている。
この発明の特徴は、第1にアルミニウム等より成るシー
ブ本体の外周の嵌合溝に、絶縁性、耐熱性及び耐摩粍性
に優れたセラミツク駒を嵌め合わせて環状に配置し、こ
のセラミツク駒で導体の移動を案内することにあり、第
2に、上記セラミツク駒の内側の曲率半径を嵌合溝の溝
底の半径に対して予め大きくして卦き、かつセラミツク
駒の導体案内溝に卦ける溝底の曲率半径をシーブ本体の
回転軸心を中心として導体案内溝の溝底の両端間中央位
置を通る仮想円半径より小さくし、導体の移動を案内す
るセラミツク駒の両端間中央部分に導体張力による圧縮
荷重が加わるようにして上記セラミツクが破壊するのを
防止するようにしたものである。
以下、この発明の実施例を説明する。
第2図乃至第5図に示すように、アルミニウム等よりな
るシーブ本体10の外周には円方向に延びる嵌合溝11
が形成され、この嵌合溝11に複数のセラミツク駒12
が嵌め合わされて環状に配置されている。
セラミツク駒12は、円方向に分割した弧状になv、そ
の外周には、導体案内溝13が設けられている。
このセラミツク駒12の内側の曲率半径ROは、嵌合溝
11の溝底の半径r1に対して大きくなり、また導体案
内溝13の溝底の曲率半径ROはシーブ本体10の回転
軸心を中心として導体案内溝13の溝底の両端間中央位
置を通る仮想円半径R1より小さくなつている。(第5
図)嵌合溝11に嵌め合わせた上記のセラミツク駒12
の両端部は、径方向に移動可能に支持され、かつ抜け止
めされている。図示の実施例では、嵌合溝11の対向す
る側壁14間にガイド軸15を渡し、このガイド軸15
をセラミツク駒12の両端面に形成した抜け止め溝16
に挿入し、上記抜け止め溝16とガイド軸15との間に
径方向のガタを形成している。いま、各セラミツク駒1
2によつて環状に形成された導体案内溝13に導体Aの
一部を嵌め合わせてこの導体Aの移動を案内すると、セ
ラミツク駒12の内側と嵌合溝11の溝底との曲率半径
の相違、及びセラミツク駒12の導体案内溝13に訃け
る溝底の曲率半径とこの溝底の両端間中央位置を通る仮
想円半径の差によつてセラミツク駒12の両端間申央部
分に導体Aの張力による圧縮荷重が作用する。
この結果、導体張力による圧縮荷重によつてセラミツク
駒がひび割れしたB,割れたDするようなことがない。
なお、セラミツク駒12と嵌合溝11の溝底との間及び
隣接するセラミツク駒12の間に目地材17を介在させ
て卦くことにより、騒音の発生防止及びセラミツク駒1
2の破損防止に効果をあげることができる。
以上のように、この発明は、シーブ本体の嵌合溝に絶縁
性、耐熱性及び耐摩耗性に優れた弧状のセラミツク駒を
嵌め合わせて環状に配置し、このセラミツク駒の外周に
形成した案内溝で導体の移動を案内するようにしたので
、高温の導体予熱に充分使用することができると共に、
導体との接触によるセラミツク駒の摩粍は皆無であり、
導体表面に摩耗した粉体の付着がなく、良好な絶縁ケー
ブルを得ることができる。
嵌合溝に取付けるセラミツク駒の内側の弧状中心及び導
体案内溝の溝底の弧状中心は、シーブ本体の回転中心と
一致させることが望ましいが、このようなセラミツク駒
の製造は困難であり、また、上記セラミツク駒の内側の
曲率半径が溝底の半径に対して相違する場合は、導体張
力による内方向の押圧によつてこのセラミツク駒が割れ
る危惧がある。
しかるに、この発明に卦いては、セラミツク駒の内側の
曲率半径を嵌合溝の溝底の半径より大きくし、かつ導体
案内溝の溝底の曲率半径をシープ本体の回転軸心を中心
として上記溝底に}ける両端間中央位置を通る仮想円半
径よシ小さくしたので、導体の移動を案内するセラミツ
ク駒に両端を支点としてその支点間の中央部に曲げ方向
の応力が作用するのを防止することができ、セラミツク
駒の割れ防止に効果をあげることができる。
また、セラミック駒の曲率を厳密に管理する必要がない
ので安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、予熱装置を備えたカテナリ型連続架橋装置の
概略図、第2図は、この発明に係る絶縁シーブの一実施
例を示す一部分の断面図、第3図は同上の縦断側面図、
第4図は同上のセラミツク駒の斜視図、第5図は同上の
拡大断面図である。 10・・・・・・シーブ本体、11・・・・・・嵌合溝
、12・・・・・・セラミツク駒、13・・・・・・導
体案内溝、14・・・・・・側壁、15・・・・・・ガ
イド軸、16・・・・・・抜け止め溝。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シーブ本体の外周に設けた円方向の嵌合溝に導体案
    内溝を有する弧状のセラミック駒を嵌め合わせて環状に
    配置し、各セラミック駒の内側の曲率半径を、嵌合溝の
    溝底の半径に対して大きくし、かつセラミック駒の導体
    案内溝における溝底の曲率半径を、シーブ本体の回転軸
    心を中心として導体案内溝の溝底の両端間中央位置を通
    る仮想円半径に対して小さくし、そのセラミック駒を嵌
    合溝の溝底に対する接触位置を中心として揺動可能に支
    持した導体予熱装置の絶縁シーブ。 2 前記セラミック駒を支持する手段が、セラミック駒
    の両端面に形成した抜け止め溝に嵌合溝の両側壁に渡し
    たガイド軸を挿入して、このガイド軸と抜け止め溝との
    間に径方向のガタを形成した特許請求の範囲第1項記載
    の導体予熱装置の絶縁シーブ。
JP56196696A 1981-12-04 1981-12-04 導体予熱装置の絶縁シ−ブ Expired JPS5928933B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56196696A JPS5928933B2 (ja) 1981-12-04 1981-12-04 導体予熱装置の絶縁シ−ブ

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JP56196696A JPS5928933B2 (ja) 1981-12-04 1981-12-04 導体予熱装置の絶縁シ−ブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5897210A JPS5897210A (ja) 1983-06-09
JPS5928933B2 true JPS5928933B2 (ja) 1984-07-17

Family

ID=16362064

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JP56196696A Expired JPS5928933B2 (ja) 1981-12-04 1981-12-04 導体予熱装置の絶縁シ−ブ

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JP (1) JPS5928933B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61225722A (ja) * 1985-03-29 1986-10-07 三菱電機株式会社 電磁開閉器用押釦スイツチ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61225722A (ja) * 1985-03-29 1986-10-07 三菱電機株式会社 電磁開閉器用押釦スイツチ

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JPS5897210A (ja) 1983-06-09

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