JPS5928813B2 - 廃熱ボイラのダスト付着防止装置 - Google Patents

廃熱ボイラのダスト付着防止装置

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JPS5928813B2
JPS5928813B2 JP57178186A JP17818682A JPS5928813B2 JP S5928813 B2 JPS5928813 B2 JP S5928813B2 JP 57178186 A JP57178186 A JP 57178186A JP 17818682 A JP17818682 A JP 17818682A JP S5928813 B2 JPS5928813 B2 JP S5928813B2
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JP
Japan
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heat exchanger
dust
waste heat
heat boiler
tube
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Expired
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JP57178186A
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English (en)
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JPS5966612A (ja
Inventor
朝彦 白石
幸弘 山田
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23JREMOVAL OR TREATMENT OF COMBUSTION PRODUCTS OR COMBUSTION RESIDUES; FLUES 
    • F23J3/00Removing solid residues from passages or chambers beyond the fire, e.g. from flues by soot blowers
    • F23J3/02Cleaning furnace tubes; Cleaning flues or chimneys
    • F23J3/023Cleaning furnace tubes; Cleaning flues or chimneys cleaning the fireside of watertubes in boilers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Prevention Of Fouling (AREA)
  • Incineration Of Waste (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 セメントプラントにおいて、サスペンシヨンプレヒータ
から排出される廃ガスは、比較的低熱源ではあるが廃ガ
ス量が膨大であるため、この廃ガスの顕熱を回収するた
めに廃熱ボイラが設けられる。
ガス中には多量の微粉ダストを含み、これがボイラの伝
熱管に付着堆積して熱伝達を阻害し、ボイラの性能を著
しく低下させていた。伝熱管に付着したダストは、スー
トブロワおよびハンマリング装置の併用によつて除去す
るが、スートブロワは構造上ダスト除去範囲が限定され
、また伝熱管に凝集付着したダストを粉粒体の状態にし
て飛散させるので、後部伝熱面への再付着あるいはスー
トブロワ作動時の瞬間的なダスト濃度の上昇で、後置の
誘引送風機に達するダストの量が急増し、過電流が流れ
、トリップしてプラントの操業が停止するなどの欠点が
あつた。
また、スートブロワは噴射媒体として圧縮空気または蒸
気を使用するので、廃熱ボイラの発生蒸気で発電プラン
トを構成する場合は、プラント効率を低下させることに
もなる。
さらに、従来のハンマリング装置は、伝熱管の中央部に
設置されているので、現地組立が出来ないため工場で管
群を一体化する必要があり、伝熱管群が大型化すると、
工場から現地までの輸送、現地での据付および保守点検
が難かしい、などの欠点があつた。
本発明は、上記スートブロワの使用頻度と設置台数の削
減、伝熱管群の輸送、据付および保守点検を容易にする
ことを可能とした廃熱ボイラのダスト付着防止装置を提
供することを目的とするものである。
まず、従来のセメントプラントに組込んだ廃熱ボイラに
ついて第1図で説明する。
1は廃熱ボイラ、2はサスペンシヨンプレヒータ、3は
誘引送風機である。
サスペンシヨンプレヒータ2から排出される3800〜
400℃の排ガスは、廃熱ボイラで約250℃まで冷却
され、誘引送風機3を経て後置の設備に流入する。サス
ペンシヨンプレヒータ2から排出されるガス中のダスト
は5μ以下のものが95%を占める微粉状で、凝集性が
強く、たとえば通ガス後放置状態(ダスト除去装置が作
動しない状態)では、数時間で吊下げ式蛇管型伝熱管4
の円周の全長に亘つて付着堆積し、伝熱面の汚れにより
熱貫流率が著しく低下して、所定のボイラ性能が得られ
なくなるとともに、ダストの付着によつてガス通路が狭
くなり、ガス流速が増し、ボイラ内での通風損失が増大
するため、後置の誘引送風機の機能を阻害する。このた
め、伝熱管群に付着したダストは一般にスートブロワに
よつて除去されるが、構造上ダスト除去範囲が限定され
、伝熱管全面に亘つてダストを完全に除去することは不
可能で、かつ局所的に除去されたダストは粉体状になる
ため、ガス流れに随伴され、後部の伝熱面に再付着する
などの欠点がある。これを補うためにハンマリング装置
を併用する。第2図〜第5図は従来の吊下げ式伝熱面に
採用されているハンマリング装置の一例である。吊下げ
式蛇管型伝熱管4に付着するダストを除去するために、
ハンマ10の衝突エネルギーを中間軸9を介して連結軸
5に伝達する。連結軸5は支持板6に溶接固着されてお
り、当板8を介して一ロー本の伝熱管に衝撃エネルギー
が伝達され振動させることにより、付着ダストが剥離し
、ホツパ16に自然落下してコンベア17で排出される
構造となつている。また、めがね形間隔片7は、伝熱管
のガス流れ方向の管配列の乱れを防止するために設けら
れる。このような従来のハンマリング装置では、伝熱管
の中央部に連結部が設置されているため、現地組立が不
可能となり、工場取付が必要となる。
したがつて、連結金具によつて、伝熱管が工場で一体化
されるため、伝熱管群が大型化した場合、輸送制限およ
び据付時の重量,寸法などに支障を来たす。さらに、連
結部が伝熱管の中央部にあることにより、ダストが付着
堆積し易くなつていること.および連結部に人が近づけ
ないことにより、修理,検査などの保守点検ができない
ということが最大の欠点である。つぎに本発明の実施例
について、第6図〜第9図によつて説明する。
伝熱管4のベンド部下端に当板8を介して管配列ピツチ
設定金具12を垂設する。連結軸5に付着する突片13
の間にそれぞれ前記の設定金具12を挿着し、現地にて
固定する。吊下げ伝熱管のガス流れ力向の管配列ピツチ
の乱れ防止用として固定軸14および止め金15を設け
る。なお、第6〜第9図は基盤目配列の場合を示すが、
千鳥配列の構造を第10〜第14図に示す。つぎに本発
明装置の作用および効果について説明する。
伝熱面内を流れるガスは、その通路内にスートプロワの
噴射管、ハンマリング装置の連結軸、支持板、および間
隔片などが全くないので、均一な流れの態様が実現され
る。
このようにして伝熱面内を流れるガスに随伴されてきた
ダストは第14図に示すように、ダストの堆積Sはガス
流れ方向Aに沿う方向に成長する。一万、連結軸5に与
えられるハンマ10による衝撃は、方向Aに対して直角
の方向Rを指向して与えられ、そのため堆積Sを伝熱管
表面から振り落とすに際してのモーメントが大となり、
能率のよいダスト除去が行われる。
また、各伝熱管ベンド部下端の位置高さを第12図例お
よび第13図例のように一つ置きの段違いに配置すると
、ベンド部下端高さが同じ場合(第10図および第11
図)よりダストによるブリツジ生成現象を防止すること
にきわめて有効である。
第15図は、吊下げ型伝熱管の上下方向に対するハンマ
リング装置の打撃位置と伝熱管に誘起される加速度の関
係を示したものであるが、発明者等の実験によると、同
じ衝撃エネルギーで比較して、管長の中央と下端とでは
、下端に打撃を与えた方(図中実線で示す曲線w)が、
中央を打撃した場合(図中破線で示す曲線v)よりも、
伝熱管に生じる加速度が大きいことが判明し、ダストの
除去効果が大きいことが確認された。
本発明は、吊下げ式伝熱管のベンド部下端に管配列ピツ
チ設定金具を垂設し、この設定金具の間に連結軸を介装
固着し、この連結軸に衝撃力を与えることにより、伝熱
管を振動させることによつて、伝熱管に付着堆積しよう
とするダストを凝集状態のま\管全長に亘つて均一に剥
離・落下させることができるので、付着ダストの再飛散
がなく、後置設備への悪影響もなく、かつ、スートプロ
ワの使用頻度の減少と設置台数の削減が可能となり、輸
送費,建設費および運転動力費が低減される効果をも奏
するものである。
本発明の装置を、セメントクリンカー日産8,000ト
ンのサスペンシヨンプレヒータの廃ガスの熱回収用とし
て使用した実施例の概要を述べる。
本廃熱ボイラの形状は、高さ7.5m,巾4.3m,奥
行14mで、大型の吊下げ式伝熱管が内蔵されたものが
2基並列に配置されている。
本ボイラにより、廃ガスはボイラ入口で約380℃のも
のが約250℃に冷却され、圧力19kg/CdGで温
度350℃の蒸気が毎時40トン回収されている。この
廃熱ボイラには本願のダスト除去装置を4基設置してお
り、運転開始後スートプロワは、全く使用せずに約3ケ
月経過しているが、ダストの付着堆積は全く見られず、
当初の性能を維持しており、本願装置の良好な運転実績
を得ている。
【図面の簡単な説明】
第1図は廃熱ボイラの使用態様を示すプラント配置図、
第2図は従来の廃熱ボイラのダスト付着防止装置の正面
図、第3図はその側面図、第4図はその要部の拡大断面
図、第5図は第2図中の要部を拡大して示す図、第6図
は本発明装置の一実施例の正面図、第7図はその側面図
、第8図はその要部の拡大正面図、第9図はその側面図
、第10図および第12図はいずれも本発明装置のそれ
ぞれ異なる実施例における要部の拡大正面図、第11図
は第10図の部分を側面から見た図、第13図は第12
図の部分を側面から見た図、第14図は本発明装置の伝
熱管の配列に関する説明図、第15図は本発明装置の特
性を説明するためのグラフ線図である。 1・・・・・・廃熱ボイラ、4・・・・・・吊下げ式蛇
管型伝熱管、5・・・・・・連結軸、6・・・・・・支
持板、8・・・・・・当板、9・・・・・・中間軸、1
0・・・・・・ハンマ、12・・・・・・管配列ピツチ
設定金具、13・・・・・・突片、14・・・・・・固
定軸、15・・・・・・止め金。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 吊下げ式蛇管型伝熱管で構成される廃熱ボイラにお
    いて、該伝熱管のベンド部下端に管配列ピッチ設定金具
    を垂設し、該設定金具の間に連結軸を介装固着し、この
    連結軸に衝撃力を与えることによつて伝熱管を振動させ
    るようにしたことを特徴とする廃熱ボイラのダスト付着
    防止装置。
JP57178186A 1982-10-08 1982-10-08 廃熱ボイラのダスト付着防止装置 Expired JPS5928813B2 (ja)

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JPS5966612A JPS5966612A (ja) 1984-04-16
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