JPS5928607Y2 - アルカリ電池 - Google Patents

アルカリ電池

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Publication number
JPS5928607Y2
JPS5928607Y2 JP12298378U JP12298378U JPS5928607Y2 JP S5928607 Y2 JPS5928607 Y2 JP S5928607Y2 JP 12298378 U JP12298378 U JP 12298378U JP 12298378 U JP12298378 U JP 12298378U JP S5928607 Y2 JPS5928607 Y2 JP S5928607Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cathode
anode
gasket
terminal plate
anode mixture
Prior art date
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Expired
Application number
JP12298378U
Other languages
English (en)
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JPS5539658U (ja
Inventor
博和 吉川
茂男 熊野
公崇 小関
Original Assignee
日立マクセル株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日立マクセル株式会社 filed Critical 日立マクセル株式会社
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Expired legal-status Critical Current

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    • Y02E60/12

Landscapes

  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
  • Primary Cells (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は厚さ1mm程度の薄型の酸化銀電池、酸化水
銀電池などのアルカリ電池に関し、その酸化銀などの陽
極活物質を主成分とする陽極合剤と陰極剤との間の電気
的な短絡を有効に防止して、電池の性能を高く維持する
ことを目的とする。
近年、用途上の要請から、厚さ1mm程度の薄型の酸化
銀電池が実用化されつつある。
ところが、このように薄い電池では、陽極罐を封目する
ガスケットを、通常のボタン型電池におけるように陽極
合剤上に載置されたセパレータの周縁部に圧接すると、
その強い圧接力で薄い陽極合剤が崩壊してしまうので、
どうしても、第2図に示すように、ガスケット21の内
周側に陽極合剤22を位置させ、ガスケット21を陽極
罐23の底壁24に直接圧接する構造となる。
そのため、ボタン型電池においては、陽極合剤と陰極剤
との間のシールはセパレータのほかにガスケットによっ
てもなされていたのに、上記薄型の電池においては、ガ
スケット21は上記シールの役割を果たさず、セパレー
タ25のみによって上記シールがなされるので、図示の
ように陰極端子板26に水平な緩衝帯部26 bを形成
して、この緩衝帯部26 bにセパレータ25の外周部
25 aが接触する構造とした場合でも、上記シールが
どうしても不十分になり、たとえば陽極合剤22の一部
が対日時の押圧力や使用中における外部がらの衝撃力な
どを受けて崩壊した場合に、その一部が矢印27で示す
ように、セパレータ25と陰極端子板26との間のわず
かな隙間を通って陰極剤28側へ漏出し、短絡を起こし
て電池の性能を低下させるという欠点がある。
この考案は上記欠点を解消したもので、以下、その実施
例を図面に基づいて説明する。
第1図において、酸化銀などの陽極活物質を主成分とす
る陽極合剤1が陽極罐2の罐底に挿入され、その上に微
孔性フィルム、半導膜および吸液紙からなるセパレータ
3が位置し、さらに亜鉛粉末を活物質とする陰極剤4が
内填された陰極端子板5が環状のガスケット6を介して
陰極端2に嵌合され、陰極端2の開口部7が内方へ折曲
されて封口されている。
上記環状のガスケット6は陽極合剤1の外径より大きい
内径を有してその内周側に陽極合剤1を位置させており
、したがって、上記陰極端2の開口部7の折曲により、
陰極端子板5の周縁部5aと、陰極端2の側壁9および
底壁10と直接圧接される。
上記陰極端子板5は、陰極剤4を内填する頂部5bと、
この頂部5bの外周に段部5Cを介して連らなる水平な
緩衝帯部5dとを有しており、この緩衝帯部5dは、陰
極端子板5の周縁部5aに作用する大きな封口力がその
まま上記頂部5bに伝わって陰極剤4およびその下方の
陽極合剤1を押し潰すことがないよう、上記封口力を緩
和している。
上記環状のガスケット6の内周上端部は内方へ延出され
ており、この延出部11はセパレータ3の外周部3aと
陰極端子板5の緩衝帯部5dとの間で挟圧されている。
上記構成から明らかなように、ガスケット6の延出部1
1がセパレータ3の外周部3aと陰極端子板5の水平な
緩衝帯部5dとの間で挟圧されているから、陽極合剤1
と陰極剤4との間は完全にシールされる。
したがって、たとえ陽極合剤1の一部が崩壊しても、こ
の一部が陰極剤4側へ漏出するのが有効に防止され、こ
れにより、陽極合剤1と陰極剤4との間の短絡が未然に
防止されて、電池の性能が高く維持される。
また、上記延出部11は陰極端子板5の緩衝帯部5dに
圧接されるから、陰極端子板5とガスケット6との接触
面積が上記延出部11の分だけ増すことになるので、そ
れだけ、電解液が陰極端子板5の内面を伝わって電池外
部へ漏出するのが有効に防止される。
さらに、上記緩衝帯部5dとセパレータ3との間に柔軟
なガスケット6の延出部11が介在しているから、緩衝
帯部5dからセパレータ3および陽極合剤1に対して作
用する封口による押圧力が上記延出部11により緩和さ
れるので、過大な押圧力により陽極合剤1が崩壊するの
が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るアルカリ電池の一例を示す縦断
面図、第2図は従来考えられているアルカリ電池を示す
縦断面図である。 1・・・・・・陽極合剤、2・・・・・・陰極端、3・
・・・・・セパレータ、3a・・・・・・外周部、4・
・・・・・陰極剤、5・・・・・・陰極端子板、5a・
・・・・・周縁部、5b・・・・・・頂部、5C・・・
・・・段部、5d・・・・・・緩衝帯部、6・・・・・
・ガスケット、9・・・・・・側壁、10・・・・・・
底壁、11・・・・・・延出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 陽極罐2に嵌合された環状のガスケット6の内周側に酸
    化銀などの陽極活物質を主成分とする陽極合剤1が位置
    し、かつ、陰極端子板5が陰極剤4を内填する頂部5b
    とこの頂部5bの外周に段部5Cを介して連らなる水平
    な緩衝帯部5dとを有する構成として、上記ガスケット
    6を陰極端子板5の周縁部5aと陽極罐2の側壁9およ
    び底壁10とに圧接することにより封口を行うとともに
    、上記ガスケット6の内周上端部を内方へ延出し、この
    延出部11を陽極合剤1上に位置するセパレータ3の外
    周部3aと上記陰極端子板5の緩衝帯部5dとの間で挟
    圧することにより、陽極合剤1と陰極剤4との間のシー
    ルを行うことを特徴とするアルカリ電池。
JP12298378U 1978-09-06 1978-09-06 アルカリ電池 Expired JPS5928607Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12298378U JPS5928607Y2 (ja) 1978-09-06 1978-09-06 アルカリ電池

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JP12298378U JPS5928607Y2 (ja) 1978-09-06 1978-09-06 アルカリ電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5539658U JPS5539658U (ja) 1980-03-14
JPS5928607Y2 true JPS5928607Y2 (ja) 1984-08-17

Family

ID=29081629

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12298378U Expired JPS5928607Y2 (ja) 1978-09-06 1978-09-06 アルカリ電池

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