JPS5928542A - 切削工具用焼結硬質材料の製造法 - Google Patents
切削工具用焼結硬質材料の製造法Info
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- JPS5928542A JPS5928542A JP57138198A JP13819882A JPS5928542A JP S5928542 A JPS5928542 A JP S5928542A JP 57138198 A JP57138198 A JP 57138198A JP 13819882 A JP13819882 A JP 13819882A JP S5928542 A JPS5928542 A JP S5928542A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、すぐれた筒温特性、すなわち高強度および
高硬度、さらにすぐれた耐摩耗性、劇塑特性が要求され
る高速切削や高送り切削に切削工具としで使用した場合
にすぐれた切削性能を発揮する焼結硬質42料の製造法
に関するものである。
高硬度、さらにすぐれた耐摩耗性、劇塑特性が要求され
る高速切削や高送り切削に切削工具としで使用した場合
にすぐれた切削性能を発揮する焼結硬質42料の製造法
に関するものである。
一般に、鋼の切削加工に際して、切削速度を速くした9
、送9量を多くしたシすると、切削工具高温に原因する
塑性変形によって使用寿命に至る場合が多く、この傾向
は、近年の高速切削化および高能率切削化によって増々
強くな9つつある。
、送9量を多くしたシすると、切削工具高温に原因する
塑性変形によって使用寿命に至る場合が多く、この傾向
は、近年の高速切削化および高能率切削化によって増々
強くな9つつある。
しかしながら、現在実用に供されている分散相が主とし
て炭化タングステン(以下WCで示す)や炭化チタン(
以下Tieで示す)で構成され、一方結合相が主として
鉄族金属CFe、 Ni、およびCO)で構成されてい
るWCC超超硬合金Tic基サーメットは、刃先温度が
1000℃を越えると急激に軟化するようになるために
、これらの超硬合金やサーメットは勿論のこと、これら
の表面に硬質釜覆層を形成した表面被覆超硬合金や表面
被覆サーメットにおいても、その使用条件は刃先温度が
1000℃を若干土建る程度に制限されている。
て炭化タングステン(以下WCで示す)や炭化チタン(
以下Tieで示す)で構成され、一方結合相が主として
鉄族金属CFe、 Ni、およびCO)で構成されてい
るWCC超超硬合金Tic基サーメットは、刃先温度が
1000℃を越えると急激に軟化するようになるために
、これらの超硬合金やサーメットは勿論のこと、これら
の表面に硬質釜覆層を形成した表面被覆超硬合金や表面
被覆サーメットにおいても、その使用条件は刃先温度が
1000℃を若干土建る程度に制限されている。
一方、酸化アルミニウムC以下A+!203で示す)を
・主成分とするセラミックは、高温において高硬度とす
ぐれた面]酸化性を示すことから、高速切削用切削工具
として実用に供されてはいるが、その刃先は耐摩耗性に
欠け、信頼訃の不十分なものであるため、高速切削に際
しては、低い送り;11゛で使用されているのが現状で
ある。
・主成分とするセラミックは、高温において高硬度とす
ぐれた面]酸化性を示すことから、高速切削用切削工具
として実用に供されてはいるが、その刃先は耐摩耗性に
欠け、信頼訃の不十分なものであるため、高速切削に際
しては、低い送り;11゛で使用されているのが現状で
ある。
また、近年、高速切削や高速り切削用の切削工具材料と
して、高融点金属であるWと、WおよびT1の炭化物と
が層状に分散した組織を有する鋳造合金(例えば米国特
許第3690962号明細也参照)が提案され、注目さ
れたが、この鋳造合金は、融点が2700℃と著しく高
く、しかも鋳造合金であるために形状付与が困難である
ばかりでなく、耐衝撃性も不十分であることから、広く
実用化されるには至っていない。
して、高融点金属であるWと、WおよびT1の炭化物と
が層状に分散した組織を有する鋳造合金(例えば米国特
許第3690962号明細也参照)が提案され、注目さ
れたが、この鋳造合金は、融点が2700℃と著しく高
く、しかも鋳造合金であるために形状付与が困難である
ばかりでなく、耐衝撃性も不十分であることから、広く
実用化されるには至っていない。
さらに、上記の鋳造合金と同様の組成を有する合金を通
常の粉末冶金法で製造しようとする試みもなされたが、
W成分は焼結性が著しく悪く、この結果緻密な焼結材料
が得にくいことから、切削工具として全く実用に供する
ことができないものであった。
常の粉末冶金法で製造しようとする試みもなされたが、
W成分は焼結性が著しく悪く、この結果緻密な焼結材料
が得にくいことから、切削工具として全く実用に供する
ことができないものであった。
そこで、本発明者等は、上述のような観点から、従来切
削工具として用いられているWCC超超硬合金TICI
C−メット、 Aizo3基セラミック、さらIにれら
の表面に硬質被覆層を形成したものなどの切削領域では
勿論のこと、これらの切削工具材料では実用上切削が困
難であった高速切削や高送り切削において、すぐれた切
削性能を発揮する切削工具材料を製造すべく研究を行な
った結果、主要原料粉末として、化学式二(Ti、M
)(C,N )または((Ti、 M’)、 M)(’
O,N)を有する完全固溶した複合金属炭窒化物粉末(
ただし、M二WおよびMoのうちの1種または2種、M
’ : Tiに対する割合で05〜30原子係のTa、
Nb、およびVのうちの1種または2種以上を示す)と
、W粉末およびMO粉末のうちの1種または2種とを配
合し、この配合粉末より通常の粉末冶金法にしたがって
圧粉体を成形した後、この圧粉体に、窒素を含有する雰
囲気中、1100〜1600℃の温度範囲内の温度に加
熱保持の窒化処理を施すと、前記複合金属炭窒化物粉末
が窒化されて、これが微細化されるようになり、ついで
この窒化処理した圧粉体を、真空中あるいは窒素を含有
する雰囲気中、1700℃以上の温5度に加熱保持の条
件で焼結すると、この結果の焼結材料は、素地中に化学
式: (Ti、 M )(C,N)または((Ti、
M’)、 M)(C,N)i有する複合位属炭窒化物相
が均一にして微細に分散した組織をもつ 緻密な材料と
なるため、高強度および高硬度を有し、かつ耐摩耗性、
耐塑性変形性、および耐衝撃性のすぐれたものとなシ、
シたがってこの焼結硬質伺科を、通常の切削領域は勿論
のこと、高速切削や高送り切削に切削工具として用いた
場合にすぐれた切削性能を長期に亘って発揮するという
知見を得たのである。
削工具として用いられているWCC超超硬合金TICI
C−メット、 Aizo3基セラミック、さらIにれら
の表面に硬質被覆層を形成したものなどの切削領域では
勿論のこと、これらの切削工具材料では実用上切削が困
難であった高速切削や高送り切削において、すぐれた切
削性能を発揮する切削工具材料を製造すべく研究を行な
った結果、主要原料粉末として、化学式二(Ti、M
)(C,N )または((Ti、 M’)、 M)(’
O,N)を有する完全固溶した複合金属炭窒化物粉末(
ただし、M二WおよびMoのうちの1種または2種、M
’ : Tiに対する割合で05〜30原子係のTa、
Nb、およびVのうちの1種または2種以上を示す)と
、W粉末およびMO粉末のうちの1種または2種とを配
合し、この配合粉末より通常の粉末冶金法にしたがって
圧粉体を成形した後、この圧粉体に、窒素を含有する雰
囲気中、1100〜1600℃の温度範囲内の温度に加
熱保持の窒化処理を施すと、前記複合金属炭窒化物粉末
が窒化されて、これが微細化されるようになり、ついで
この窒化処理した圧粉体を、真空中あるいは窒素を含有
する雰囲気中、1700℃以上の温5度に加熱保持の条
件で焼結すると、この結果の焼結材料は、素地中に化学
式: (Ti、 M )(C,N)または((Ti、
M’)、 M)(C,N)i有する複合位属炭窒化物相
が均一にして微細に分散した組織をもつ 緻密な材料と
なるため、高強度および高硬度を有し、かつ耐摩耗性、
耐塑性変形性、および耐衝撃性のすぐれたものとなシ、
シたがってこの焼結硬質伺科を、通常の切削領域は勿論
のこと、高速切削や高送り切削に切削工具として用いた
場合にすぐれた切削性能を長期に亘って発揮するという
知見を得たのである。
この発明は、上記知見にもとづいてなされたものであっ
て。
て。
原料粉末として、分散相形成成分たる化学式:%式%:
する完全固溶した複合金属炭窒化物粉末(ただしM ’
、 V/およびM Oのうちの1種呼たは2種、M’:
Tiに対する割合で05〜30原子%のTa、、 Nb
およびVのうちの14Φ寸たけ2種以上を示す)同じく
結合相形成成分たるW粉末、MO粉末、および鉄族金属
粉末を用、Gし、これら原料粉末を、重量係で、(a)
上記複合金属炭窒化物粉末:20〜70%、上記W
粉末およびMo粉末のうちの1種またq2不Φ:残り、 (]))上記腹合金属炭窒化物粉末:20〜70係、上
記鉄族くす1.・4粉末:05〜5%、上記W粉末およ
びMo粉末のうちの1種寸たは2(Φ:残9、 以上Qx)および(b)のいずれか、からなる配合組成
に配合し、混合した後、圧粉体にプレス成形し、ついで
1)i、i元圧粉体に、窒素を含有する雰囲気中、11
00〜1500℃の温度範囲内の温度だ加熱保持の窒化
処理を施して上記複合金属炭窒化物粉末を窒化し、これ
を微細化すると共に、W CおよびMo2Cのうちの1
種寸たけ2種と、遊離炭素を析出させ、引わ°Vいて前
記窒化処理した圧粉体に、真空中あるいは窒素を含有す
る雰囲気中、] 70 (1’C以上の、″黒度Vこ力
11 ;!’!1渫1時の焼結灰理企MIIすことeこ
、しって、化学式 (T1.↑4)(C,N)tたは(
(Tj、M’)。
、 V/およびM Oのうちの1種呼たは2種、M’:
Tiに対する割合で05〜30原子%のTa、、 Nb
およびVのうちの14Φ寸たけ2種以上を示す)同じく
結合相形成成分たるW粉末、MO粉末、および鉄族金属
粉末を用、Gし、これら原料粉末を、重量係で、(a)
上記複合金属炭窒化物粉末:20〜70%、上記W
粉末およびMo粉末のうちの1種またq2不Φ:残り、 (]))上記腹合金属炭窒化物粉末:20〜70係、上
記鉄族くす1.・4粉末:05〜5%、上記W粉末およ
びMo粉末のうちの1種寸たは2(Φ:残9、 以上Qx)および(b)のいずれか、からなる配合組成
に配合し、混合した後、圧粉体にプレス成形し、ついで
1)i、i元圧粉体に、窒素を含有する雰囲気中、11
00〜1500℃の温度範囲内の温度だ加熱保持の窒化
処理を施して上記複合金属炭窒化物粉末を窒化し、これ
を微細化すると共に、W CおよびMo2Cのうちの1
種寸たけ2種と、遊離炭素を析出させ、引わ°Vいて前
記窒化処理した圧粉体に、真空中あるいは窒素を含有す
る雰囲気中、] 70 (1’C以上の、″黒度Vこ力
11 ;!’!1渫1時の焼結灰理企MIIすことeこ
、しって、化学式 (T1.↑4)(C,N)tたは(
(Tj、M’)。
M)(C9N)含有する微細な複合金属炭窒化物川が素
地中に均一に分散した組織を有する切削工具用焼結硬質
Aし利を製造する方法に!I−徴をイイするものである
。
地中に均一に分散した組織を有する切削工具用焼結硬質
Aし利を製造する方法に!I−徴をイイするものである
。
つぎに、この発明の方法において、製造条件を上記の通
りに限定した理由を説明する。
りに限定した理由を説明する。
艶 複合金属炭窒化物粉末におけるTa、Nb、および
Vの割合 これらの成分には、(2料の耐塑性変形性を一段と向上
させる作用があるので、この特性が要求される場合に、
原料粉末として化学式: ((Ti、 M’ )、 M)(c、 N)を有する複
合金属炭窒化物粉末を使用するが、その含有量が、 T
iに対する割合で05原子係未満では所望の耐塑性変形
性向上効果が得られず、一方同じ(Tiに対する割合で
30原子係を越えると、材料の耐摩耗性が低下するよう
になることから、その含有量をT1に対する割合で05
〜30原子係と定めた。
Vの割合 これらの成分には、(2料の耐塑性変形性を一段と向上
させる作用があるので、この特性が要求される場合に、
原料粉末として化学式: ((Ti、 M’ )、 M)(c、 N)を有する複
合金属炭窒化物粉末を使用するが、その含有量が、 T
iに対する割合で05原子係未満では所望の耐塑性変形
性向上効果が得られず、一方同じ(Tiに対する割合で
30原子係を越えると、材料の耐摩耗性が低下するよう
になることから、その含有量をT1に対する割合で05
〜30原子係と定めた。
(1))複合金属炭窒化物し末の配合量その配合;6′
が20係未満では、焼結硬質(3料における炭窒化動用
の電力i少なすぎて所望の;四硬度並びにすぐれた耐摩
耗性および耐塑性変形性を確保することができず、一方
70%を越え起配合針にすると、相対的拐科中の結合相
の量が少なくなりすきで1′IiI衝撃性が劣化するよ
うになることから、その配合M: k 20〜70%と
定めた。
が20係未満では、焼結硬質(3料における炭窒化動用
の電力i少なすぎて所望の;四硬度並びにすぐれた耐摩
耗性および耐塑性変形性を確保することができず、一方
70%を越え起配合針にすると、相対的拐科中の結合相
の量が少なくなりすきで1′IiI衝撃性が劣化するよ
うになることから、その配合M: k 20〜70%と
定めた。
(c) 鉄族金属粉末の配合量
これらの成分には材料の耐衝撃性を一段と向上させる作
用があるので、特に面1衝撃性が要求される場合に必要
に応じて配合量れるが、その配合量が05係未!+:Q
では所望の耐衝撃性向上効果が得られず、一方5LII
を越えて配合すると、耐摩耗性および1ffij塑性変
形性に低下傾向が現われるようになることから、その配
合量を05〜5係と定めた。
用があるので、特に面1衝撃性が要求される場合に必要
に応じて配合量れるが、その配合量が05係未!+:Q
では所望の耐衝撃性向上効果が得られず、一方5LII
を越えて配合すると、耐摩耗性および1ffij塑性変
形性に低下傾向が現われるようになることから、その配
合量を05〜5係と定めた。
なお、白金族金属には、焼結を一段と促、焦させて、A
A’ 、!”をより一層緻密化し、もって強度を上昇さ
せる作用があるので、より一層の高強度が要求される場
合L・こ必′〃j(C応じて配合してもよいが、この場
合の配合「11ば02〜2%とするのが望J Lい。
A’ 、!”をより一層緻密化し、もって強度を上昇さ
せる作用があるので、より一層の高強度が要求される場
合L・こ必′〃j(C応じて配合してもよいが、この場
合の配合「11ば02〜2%とするのが望J Lい。
(a、) 窒化処理温度
その温度が11 () 0℃未11M1では、上記のよ
うに原l−1粉末である複合で仁属炭窒化物粉末の微細
1ヒ、並びに焼結イクー向上効果の智しい活性なW C
、l+4020゜および遊離炭素の析出が不十分である
ことから、焼結拐料に十分満這する而J[粍性、1制塑
性変形性。
うに原l−1粉末である複合で仁属炭窒化物粉末の微細
1ヒ、並びに焼結イクー向上効果の智しい活性なW C
、l+4020゜および遊離炭素の析出が不十分である
ことから、焼結拐料に十分満這する而J[粍性、1制塑
性変形性。
および耐衝撃性を付匈することができパー、一方。
その温度が1600’Cを越えると、焼結が進行し始め
て圧粉体の窒化が十分に行なわれなくなり(:この点果
複合金属炭窒化物粉末の微細化をはかることができなく
なることから、窒化処理温度k1100〜1600℃と
定めた。
て圧粉体の窒化が十分に行なわれなくなり(:この点果
複合金属炭窒化物粉末の微細化をはかることができなく
なることから、窒化処理温度k1100〜1600℃と
定めた。
(e) 焼結温度
その温度が1700℃未満では、十分な焼結を行なうこ
とができず、この結果焼結材料に巣が残存するようにな
って耐衝撃性が劣化するようになることから、焼結温度
′f!:1700℃以上と定めた。たたし、焼結温度の
上限は、焼結炉の構造部品なとの制約から2600℃程
度となるものである。
とができず、この結果焼結材料に巣が残存するようにな
って耐衝撃性が劣化するようになることから、焼結温度
′f!:1700℃以上と定めた。たたし、焼結温度の
上限は、焼結炉の構造部品なとの制約から2600℃程
度となるものである。
なお、この発明の方法によって製造された焼結硬質材料
は、それ自体を単独で切削工具として用いることもでき
るが、これを、結合相を多く含ん/こ靭性の高いW C
基超硬合金やサーメット、さらに高速度鋼などと接合し
て複合材として使用してもよい。寸た、この焼結硬質材
料の羊体あるいは複合A2の表面に、上記の従来公知の
硬質被覆層、すなわち周期律表の4a、5a、および6
a族金属の炭化物、窒化物、および酸化物、並びにこれ
らの2種以上の固溶体、さらにAε203のうちの1種
の用層、あるいは2種以上の複層からなる硬質被覆層を
化学蒸着法などを用いて0.5〜15μm の平均層厚
で形成した状態で使用してもよく、この場合には一段と
すぐれた耐摩耗性を示すようになるものである。
は、それ自体を単独で切削工具として用いることもでき
るが、これを、結合相を多く含ん/こ靭性の高いW C
基超硬合金やサーメット、さらに高速度鋼などと接合し
て複合材として使用してもよい。寸た、この焼結硬質材
料の羊体あるいは複合A2の表面に、上記の従来公知の
硬質被覆層、すなわち周期律表の4a、5a、および6
a族金属の炭化物、窒化物、および酸化物、並びにこれ
らの2種以上の固溶体、さらにAε203のうちの1種
の用層、あるいは2種以上の複層からなる硬質被覆層を
化学蒸着法などを用いて0.5〜15μm の平均層厚
で形成した状態で使用してもよく、この場合には一段と
すぐれた耐摩耗性を示すようになるものである。
つぎに、この発明の方法を実施例により具体的・ンこ説
明する。
明する。
実施例
原料粉末として、それぞれ平均粒径:1.5μmを有す
るいずれも完全固溶体である( Ti、 W ) CN
粉末、 (Ti、 Mo) ON粉末、 (Ti、 W
、 MO)CN粉末、 ((T’i、 Ta)、 W
) CN粉末、 ((T〕、 Nb )、Mo1CN粉
末、 ((Ti、 V )、 W )CN粉末、
((’I’]、、 Ta; Nb)。
るいずれも完全固溶体である( Ti、 W ) CN
粉末、 (Ti、 Mo) ON粉末、 (Ti、 W
、 MO)CN粉末、 ((T’i、 Ta)、 W
) CN粉末、 ((T〕、 Nb )、Mo1CN粉
末、 ((Ti、 V )、 W )CN粉末、
((’I’]、、 Ta; Nb)。
w ) c xq粉末、 ((T1. Nb、 V)
、 MOIcN粉末。
、 MOIcN粉末。
((Ti、 Ta、 Nb、 V)、 Mo )CN粉
末、および((Ti。
末、および((Ti。
Ta、 Nb )、 W、 Mo )CN粉末からなる
複合金属炭窒化物粉末、同]−,Q It mのN粉末
、同0.87Z mのM。
複合金属炭窒化物粉末、同]−,Q It mのN粉末
、同0.87Z mのM。
粉末、同12μmのCo粉末、および同25μmのN1
粉末を用意し、これら原料粉末金弟1iに示される配合
組成に配合し、ボールミルにて72時時間式混合し、乾
燥した後、15Kg/mAの圧力にてプレス成形して圧
粉体とし、ついでこの圧粉体を、それぞれ第1表に示さ
れる条件で窒化処理し、引続いて同じく第1表に示され
る条件にて焼結することによって本発明材料1〜13を
それぞれ製造した。また、比較の目的で、窒化処理を行
なわない以外は、同一の条件で比較材料1〜13全製造
した。
粉末を用意し、これら原料粉末金弟1iに示される配合
組成に配合し、ボールミルにて72時時間式混合し、乾
燥した後、15Kg/mAの圧力にてプレス成形して圧
粉体とし、ついでこの圧粉体を、それぞれ第1表に示さ
れる条件で窒化処理し、引続いて同じく第1表に示され
る条件にて焼結することによって本発明材料1〜13を
それぞれ製造した。また、比較の目的で、窒化処理を行
なわない以外は、同一の条件で比較材料1〜13全製造
した。
ついで、この結果得られた本発明材料1〜13および、
l:IZ1タイ′Aオ斗1〜13喝璽7090ヨ肩SN
P 432の形状をもった切削チップ全作製しC以下
本発明釉料チップ1〜13および比較材料チップJ〜1
3とい′う)、以下に示す条件での切削試験、すなわち
、 0)連続高速切削試験(以下断続試験という)被削イ′
)J:J工S−35−3NO(硬さ:HB240)。
l:IZ1タイ′Aオ斗1〜13喝璽7090ヨ肩SN
P 432の形状をもった切削チップ全作製しC以下
本発明釉料チップ1〜13および比較材料チップJ〜1
3とい′う)、以下に示す条件での切削試験、すなわち
、 0)連続高速切削試験(以下断続試験という)被削イ′
)J:J工S−35−3NO(硬さ:HB240)。
切削速度:2oom/馴、送り二04咽/rθv、。
切込み:2咽、切削時間:10分。
(b)連続高速9切削試験(以下直送シ試験という)被
削材:J工S−S5−5NC(硬さ:HB240)。
削材:J工S−S5−5NC(硬さ:HB240)。
切削速度: 、100 m/−7n、送り二075−等
〜込み:5mm、切削時間:1o分。
〜込み:5mm、切削時間:1o分。
(c)断続切削試験(以下断続試験という)被削材:
y:ts−sNcM−8(硬さ:HB280)。
y:ts−sNcM−8(硬さ:HB280)。
切削速度:100mン・・・、送り:0.375喘/
rev、 。
rev、 。
切込み: 2 mm 、切削時間:3分。
全行ない、上記の高速試験および高送り試験では試験切
刃:5個の逃げ面摩耗中とすくい面摩耗深さを測定し、
その平均値を算出し、また断続試験では10個の試験切
刃のうち、その刃先に欠損が発生した切刃′l!1.−
x測定した。これらの結果を第2表にl5O−ploグ
レードのW C基超硬合金製切削チップ(従来チップ−
という〕およびT’ i C−Ni−Moサーメット(
Ni、: 15%、 Mo : 10%含有)製切削チ
ップC以下従来チップ2という)の同一条件での切消I
J試験結果とともに示した。
刃:5個の逃げ面摩耗中とすくい面摩耗深さを測定し、
その平均値を算出し、また断続試験では10個の試験切
刃のうち、その刃先に欠損が発生した切刃′l!1.−
x測定した。これらの結果を第2表にl5O−ploグ
レードのW C基超硬合金製切削チップ(従来チップ−
という〕およびT’ i C−Ni−Moサーメット(
Ni、: 15%、 Mo : 10%含有)製切削チ
ップC以下従来チップ2という)の同一条件での切消I
J試験結果とともに示した。
第2表に示される結果から、本発明材料チンプ1〜13
は、高速切削、高速9切削、および断続切削のいずれに
おいても、窒化処、理を行なわない比較材料チップ1〜
13および従来チップ1,2に比してきわめてすぐれた
切削性能を示すことが明らかである。
は、高速切削、高速9切削、および断続切削のいずれに
おいても、窒化処、理を行なわない比較材料チップ1〜
13および従来チップ1,2に比してきわめてすぐれた
切削性能を示すことが明らかである。
上述のように、この発明の方法によれば、高強度および
高硬度を有し、かつ耐摩耗性、耐塑性変形性、および耐
衝撃性のすぐれた焼結硬質3′A利を製造することがで
き、したがってこの焼結硬質材料をこれらの特性が要求
される高速切削や、H:4;送9切削などに切削工具と
して実用的に用いることが可能であシ、しかもこの場合
きわめてすぐれた切削性能を著しく長期に亘って発揮す
るなど工業上有用な効果がもたらされるのである。
高硬度を有し、かつ耐摩耗性、耐塑性変形性、および耐
衝撃性のすぐれた焼結硬質3′A利を製造することがで
き、したがってこの焼結硬質材料をこれらの特性が要求
される高速切削や、H:4;送9切削などに切削工具と
して実用的に用いることが可能であシ、しかもこの場合
きわめてすぐれた切削性能を著しく長期に亘って発揮す
るなど工業上有用な効果がもたらされるのである。
出願人 三菱金属株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 原料粉末として、分散相形成成分たる化学式:%式%) を有する完全固溶した複合金属炭窒化物粉末(ただしM
:W’およびMoのうちの1種または2種1M/:Ti
に対する割合で0.5〜30原子係のTa、Nb。 およびVのうちの1種または2種以上を示す)。 同じく結合相形成成分たるW粉末、 Mo粉末、および
鉄族金属粉末を用意し、これら原料粉末を、重量係で、 (a) 上記複合金属炭窒化物粉末:20〜70%、
上記W粉末およびM5粉末のうちの1種捷たは2種:残
り (b) 上記複合金属炭窒化物粉末:20〜70%、
上記鉄族金属粉末:0.5〜5%、 上記W粉末およびMo粉末のうちのI Jlptたは2
種:残り、 以上(a)および(b)のいずれか、からなる配合組成
に配合し、混合した後、圧粉体にプレス成形し、ついで
前記圧粉体に、窒素を含有するぢメ囲気中、1100〜
1600℃の温度範囲内の温度に力11熱保持の窒化処
理を施し、引続いて前記窒化処理した圧粉体に、真空中
あるいは窒素を含有する雰囲気中、1700℃以上の温
度に加熱保持の焼結処理を施すことによって、化学式:
(Ti、 M)(C,N)または((Ti、 M’)
、 M)(0,N)を有する微細な複合金属炭窒化物相
が素地中に均一に分散した組織を有する焼結硬質材料を
製造することを特徴とする切削工具用焼結硬質材料の製
造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57138198A JPS5928542A (ja) | 1982-08-09 | 1982-08-09 | 切削工具用焼結硬質材料の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57138198A JPS5928542A (ja) | 1982-08-09 | 1982-08-09 | 切削工具用焼結硬質材料の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5928542A true JPS5928542A (ja) | 1984-02-15 |
JPS6245291B2 JPS6245291B2 (ja) | 1987-09-25 |
Family
ID=15216369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57138198A Granted JPS5928542A (ja) | 1982-08-09 | 1982-08-09 | 切削工具用焼結硬質材料の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5928542A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5430170A (en) * | 1992-11-25 | 1995-07-04 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Process for preparing dialkyl carbonates |
WO2008018752A1 (en) * | 2006-08-08 | 2008-02-14 | Seoul National University Industry Foundation | Mixed powder including solid-solution powder and sintered body using the mixed powder, mixed cermet powder including solid-solution powder and cermet using the mixed cermet powder, and fabrication methods thereof |
CN104674096A (zh) * | 2015-02-11 | 2015-06-03 | 安徽华通铸业有限公司 | 铸造金属切削高耐磨工业刀具 |
-
1982
- 1982-08-09 JP JP57138198A patent/JPS5928542A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2008018752A1 (en) * | 2006-08-08 | 2008-02-14 | Seoul National University Industry Foundation | Mixed powder including solid-solution powder and sintered body using the mixed powder, mixed cermet powder including solid-solution powder and cermet using the mixed cermet powder, and fabrication methods thereof |
EP2049452A1 (en) * | 2006-08-08 | 2009-04-22 | Seoul National University Industry Foundation | Mixed powder including solid-solution powder and sintered body using the mixed powder, mixed cermet powder including solid-solution powder and cermet using the mixed cermet powder, and fabrication methods thereof |
EP2049452A4 (en) * | 2006-08-08 | 2012-02-15 | Seoul Nat Univ Ind Foundation | MIXED POWDER CONTAINING SOLID SOLUTION POWDER AND SINTERED BODY OBTAINED FROM THE MIXED POWDER, MIXED CERMET POWDER CONTAINING SOLID SOLUTION POWDER AND CERMET OBTAINED USING THE MIXED CERMET, AND METHODS OF MAKING SAME |
US8303681B2 (en) | 2006-08-08 | 2012-11-06 | Seoul National University Industry Foundation | Mixed powder and sintered body, mixed cermet powder and cermet, and fabrication methods thereof |
CN104674096A (zh) * | 2015-02-11 | 2015-06-03 | 安徽华通铸业有限公司 | 铸造金属切削高耐磨工业刀具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6245291B2 (ja) | 1987-09-25 |
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