JPS592847Y2 - 遠心分離機 - Google Patents

遠心分離機

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Publication number
JPS592847Y2
JPS592847Y2 JP9986079U JP9986079U JPS592847Y2 JP S592847 Y2 JPS592847 Y2 JP S592847Y2 JP 9986079 U JP9986079 U JP 9986079U JP 9986079 U JP9986079 U JP 9986079U JP S592847 Y2 JPS592847 Y2 JP S592847Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
temperature
valve
cooling
refrigerator
Prior art date
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Expired
Application number
JP9986079U
Other languages
English (en)
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JPS5617956U (ja
Inventor
明郎 永田
康夫 西沢
Original Assignee
日立工機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日立工機株式会社 filed Critical 日立工機株式会社
Priority to JP9986079U priority Critical patent/JPS592847Y2/ja
Publication of JPS5617956U publication Critical patent/JPS5617956U/ja
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Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B15/00Other accessories for centrifuges
    • B04B15/02Other accessories for centrifuges for cooling, heating, or heat insulating

Landscapes

  • Centrifugal Separators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は遠心分離機に係り、特にロータの温度制御を高
精度で行うのに好適な構造の遠心分離機に関するもので
ある。
従来の遠心分離機は、後述する本考案の実施例を示す第
1図において、エバポレータ14への配管19aの途中
に設けたバルブ17にはバルブ制御回路が設けてなく、
温度制御装置11のコントロール信号によりバルブ17
が単なる開閉動作をするようになっていた。
したがって、ロータ5を冷却する場合は、コントロール
信号によってバルブ17を開とし、冷凍機16より液化
冷媒を流してエバポレータ14の温度を下げ、それによ
ってロータ5を冷却する。
そしてロータ5の温度を、温度センサ10によって検知
し、ロータ5の温度が設定温度まで下ったら、バルブ1
7を閉とし液化冷媒の供給を止めるようにしていた。
このときのバルブ17の動作とロータ5の温度変化との
関係を示すと第4図のようになる。
第4図において、aはバルブ17の動作、bはロータ5
の温度変化を示す。
このように、バルブ17が開から閉になってもロータ5
の温度が大きく下がる。
このようになるのは、エバポレータ14のパイプ15内
に液化冷媒が残存しており、バルブ17が閉になった後
も残存液化冷媒の蒸発によってエバポレータ14の温度
が低温に保持されるためである。
このため、ロータ5の温度の設定温度に対する偏差が大
きくなり、高精度の温度制御ができないという欠点があ
った。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、ロ
ータの温度制御精度を高めることができる遠心分離機を
提供することにある。
本考案は、冷凍機によって圧縮されて送り出される液化
冷媒がエバポレータ内で蒸発して完全に気化するまでに
は時間がかかり、゛この期間内にバルブを周期的に開閉
してもエバポレータの温度が変化しないことに着目して
なされたもので、冷凍機からロータを冷却するエバポレ
ータに液化冷媒を供給する配管の途中に設けたバルブを
ロータの温度が設定温度より上ったときは所定の周期で
繰返し開閉させ、上記設定温度より下ったときは閉とす
るように制御するようにしたことを特徴としている。
以下本考案を第1図、第2図に示した実施例および第3
図を用いて詳細に説明する。
第1図は本考案の遠心分離機の一実施例を示す構成国で
ある。
第1図において、1は遠心分離機本体、2はコントロー
ラ、3はドア、4はロータ室、5はロータ、6はロータ
5は装填したサンプル、7はバンドル、8はカバー、9
はロータ5の回転軸で、コントローラ2は、ロータ5の
回転を制御するもので、ロータ室4は真空ポンプで真空
にされている。
10はロータ室4内の温度を検出する温度センサ、11
は温度制御装置、12はロータ5を高速回転させるモー
タ13と回転軸9との間に介在させたギヤーボックス、
14はロータ5の温度を一定温度に冷却し保持するため
のロータ冷却用エバポレータ、15はエバポレータのパ
イプ、16は冷凍機で、第2図に示すようにコンプレッ
サ16aと凝縮器16aなどより構成されている。
ところで、本考案においては、冷凍機16からの配管を
2つに分岐し、一方は、ロータ5を冷却するために、冷
凍機16で圧縮されて送り出される液化冷媒をバルブ1
7、キャピラリーチューブ18、ロータ冷却用配管19
aを通してエバポレータ14のパイプ15に導びき、エ
バポレータ14で蒸発気化された冷媒をロータ冷却用配
管19bを通して冷凍機16に戻すようにし、バルブ1
7は、温度制御装置11の出力で動作するバルブ制御装
置20で、開閉を制御するようにした。
また、他方は、キャピラリーチューブ21を通して冷却
水タンク22内の冷却水23を冷却する冷却水用エバポ
レータ24に導びき、冷却水用配管25を通して冷凍機
16に戻すようにし、タンク22内のエバポレータ24
で冷却された冷却水23をポンプ26、ギヤボックス冷
却用配管27によりギヤボックス12に設けである冷却
水路28に導いて循環させ、ギヤボックス12を冷却す
るようにした。
第2図は第1図の配管系統および制御系統を示した図で
、図示矢印は冷媒の流れ方向、二重矢印は冷却水の流れ
方向、点線矢印は制御信号の流れ方向を示している。
ところで、ロータ5の温度を設定温度に制御する温度制
御装置11は、温度センサ10から温度信号を受けてバ
ルブ17の開閉制御を行うバルブ制御装置20に制御信
号を送る。
バルブ制御装置20はそれによって動作し、バルブ17
の開閉制御を行うが、本考案においては、ロータ5の温
度が設定温度以上に上昇し、バルブ17を開とする信号
を受けたときは、バルブ制御装置20がバルブ17を一
定周期で開閉を繰返すように制御し、また、ロータ5の
温度が設定温度より低い第2の設定温度まで冷却され、
バルブ17を閉とする信号を受けたときは、バルブ17
を閉とするように制御するようにしである。
したがって、本考案によれば、バルブ17の動作とロー
タ5の温度変化との関係が第3図に示すようになる。
第3図において、aはバルブ17の動作、bはロータ5
の温度変化である。
すなわち、バルブ17を開閉制御したときのロータ5の
温度の設定温度からの偏差量が第4図に比較して非常に
小さくなる。
このようになる理由は、バルブ17を開とするときに、
バルブ17を一定周期で開閉を繰返すようにしているが
、このようにしてもエバポレータ14のパイプ15内に
残存する液化冷媒が蒸発してエバポレータ14の温度を
低温に保ち、その上、残存する液化冷媒が最小になるか
ら、第3図すに示すように、バルブ17を閉とすれば、
ロータ5の温度はそれほど下がることがなく、上昇に移
行するからである。
上記したように、本考案の実施例によれば、ロータ5の
設定温度からの偏差量の幅を小さくすることができ、ロ
ータ5の温度制御を良好に行うことができる。
また、バルブ17を開とするときは、周期的に開閉させ
るようにしているので、ロータ5を冷却するためのエバ
ポレータ14のパイプ15に残存する液化冷媒の量が少
なくなり、その減少分をギヤボックス12の冷却に使用
することができるから、ギヤボックス12の冷却能力を
高めることができる。
したがって、室温が高い環境においても使用が可能にな
る。
また、ロータ5の温度変化が小さくなるから、ロータ5
の中に入れて分離するサンプルを従来より高い温度制御
精度で分離および分析することができる。
特に、サンプル沈降速度を求めたり、あるいは、分子量
を求める作業をする場合は、沈降速度および分子量の測
定精度がサンプルの温度制御精度に比例して高くなるの
で有利である。
以上説明したように、本考案によれば、ロータの温度制
御精度を高めることができるから、分離あるいは分析精
度を向上できるという顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の遠心分離機の一実施例を示す構成図、
第2図は第1図の配管系統および制御系統の説明図、第
3図は本考案による場合のバルブの開閉動作とそのとき
のロータ温度の変化状態との関係を示す図、第4図は従
来の場合の第3図に相当する図で゛ある。 1・・・・・・遠心分離機本体、4・・・・・・ロータ
室、5・・・・・・ロータ、6・・・・・・サンプル、
9・・・・・・回転軸、10・・・・・・温度センサ、
11・・・・・・温度制御装置、12・・・・・・ギヤ
ボックス、13・・・・・・モータ、14・・・・・・
ロータ冷却用エバポレータ、15・・・・・・パイプ、
16・・・・・・冷凍機、17・・・・・・バルブ、1
9a、19b・・・・・・ロータ冷却用配管、20・・
・・・・バルブ制御装置、22・・・・・・タンク、2
3・・・・・・冷却水、24は冷却水用エバポレータ、
25・・・・・・冷却水用配管、26・・・・・・ポン
プ、27・・・・・・ギヤボックス冷却用配管、28・
・・・・・冷却水路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.サンプルを装填するロータと、該ロータを高速回転
    させる駆動装置と、前記ロータの温度を設定温度に制御
    する温度制御装置と、前記駆動装置を冷却する冷却装置
    とを備えた遠心分離機において、前記温度制御装置を、
    冷凍機と、該冷凍機からロータ冷却用配管を経て液化冷
    媒の供給を受ける前記ロータの近傍に配設されたエバポ
    レータと、前記配管の途中に設けたバルブと、前記ロー
    タの温度が設定温度より上ったときに前記バルブを所定
    の周期で繰返し開閉させ前記設定温度より下ったときに
    前記バルブを閉とするバルブ制御装置とにより構成した
    ことを特徴とする遠心分離機。 2、前記冷凍機が前記駆動装置を冷却する冷却装置にも
    液化冷媒を供給している実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の遠心分離機。
JP9986079U 1979-07-18 1979-07-18 遠心分離機 Expired JPS592847Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9986079U JPS592847Y2 (ja) 1979-07-18 1979-07-18 遠心分離機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9986079U JPS592847Y2 (ja) 1979-07-18 1979-07-18 遠心分離機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5617956U JPS5617956U (ja) 1981-02-17
JPS592847Y2 true JPS592847Y2 (ja) 1984-01-26

Family

ID=29332589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9986079U Expired JPS592847Y2 (ja) 1979-07-18 1979-07-18 遠心分離機

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57178497U (ja) * 1981-05-01 1982-11-11
EP2335830B2 (de) * 2009-12-17 2020-11-11 Eppendorf Ag Laborzentrifuge mit Kompressorkühlung

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5617956U (ja) 1981-02-17

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