JPH0621564Y2 - 遠心機の冷却装置の制御機構 - Google Patents
遠心機の冷却装置の制御機構Info
- Publication number
- JPH0621564Y2 JPH0621564Y2 JP3126689U JP3126689U JPH0621564Y2 JP H0621564 Y2 JPH0621564 Y2 JP H0621564Y2 JP 3126689 U JP3126689 U JP 3126689U JP 3126689 U JP3126689 U JP 3126689U JP H0621564 Y2 JPH0621564 Y2 JP H0621564Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compressor
- cooling device
- evaporator
- centrifuge
- control mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Centrifugal Separators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、冷却装置を有する遠心機の冷却装置の制御機
構に関するものである。
構に関するものである。
遠心機において、試料を入れた回転容器の温度制御を冷
却装置の断続制御によって行うと、冷却装置が停止中蒸
発器内の圧力が上昇し、圧縮機再起動時に圧縮機吸入圧
力が高くなり、起動電流が大きくなる、起動不良を起こ
し易いという問題がある。従来技術では圧縮機の前に吸
入圧力調整弁を設け、圧縮機に吸入される冷媒の圧力の
調整を行っているが、上記問題点は完全に解決されてお
らず、吸入圧力調整弁による圧縮機の吸入圧力損失が伴
うという欠点を有していた。
却装置の断続制御によって行うと、冷却装置が停止中蒸
発器内の圧力が上昇し、圧縮機再起動時に圧縮機吸入圧
力が高くなり、起動電流が大きくなる、起動不良を起こ
し易いという問題がある。従来技術では圧縮機の前に吸
入圧力調整弁を設け、圧縮機に吸入される冷媒の圧力の
調整を行っているが、上記問題点は完全に解決されてお
らず、吸入圧力調整弁による圧縮機の吸入圧力損失が伴
うという欠点を有していた。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、こ
の種の遠心機の冷却装置を円滑に起動させることにあ
る。
の種の遠心機の冷却装置を円滑に起動させることにあ
る。
本考案は、蒸発器内の冷媒の圧力上昇の原因が、圧縮機
停止時に蒸発器内に残留した液冷媒と、圧縮機停止後凝
縮器内の高圧の液冷媒が絞り機構を通り、低圧の蒸発器
に吸入され、蒸発器内で液冷媒が気化したため蒸発器内
の圧力が上がる点に着目し、電磁弁を用い圧縮機の制御
を工夫したものである。
停止時に蒸発器内に残留した液冷媒と、圧縮機停止後凝
縮器内の高圧の液冷媒が絞り機構を通り、低圧の蒸発器
に吸入され、蒸発器内で液冷媒が気化したため蒸発器内
の圧力が上がる点に着目し、電磁弁を用い圧縮機の制御
を工夫したものである。
本考案における具体的実施例を第１図に示す。
第１図に示すように、回転室２内部で回転容器１が高速
回転する。回転室２外周に設置された蒸発器３が回転室
２内部を冷却し、温度センサー８が回転室内部温度を検
知し、設定温度に到達すると制御部９は電磁弁６を閉信
号を、続いて圧縮機４に停止信号を出す。回転室２内部
の回転容器１の高速回転による空気との摩擦によって回
転室２の温度が上昇すると、温度センサー８が回転室２
の温度上昇を検知し、制御部９が圧縮機４に運転信号
を、電磁弁６に開信号を出し、冷却装置の断続運転によ
り温度制御を行う。
回転する。回転室２外周に設置された蒸発器３が回転室
２内部を冷却し、温度センサー８が回転室内部温度を検
知し、設定温度に到達すると制御部９は電磁弁６を閉信
号を、続いて圧縮機４に停止信号を出す。回転室２内部
の回転容器１の高速回転による空気との摩擦によって回
転室２の温度が上昇すると、温度センサー８が回転室２
の温度上昇を検知し、制御部９が圧縮機４に運転信号
を、電磁弁６に開信号を出し、冷却装置の断続運転によ
り温度制御を行う。
温度センサー８が回転室２内部温度が所定温度に到達し
たことを検知すると、制御部９は電磁弁６に閉信号を出
し、凝縮器５から絞り機構７を通して蒸発器３に吸入さ
れる冷媒を遮断する。圧縮機４は電磁弁６閉後所定時間
運転し続け、蒸発器内の圧力を低下させることにより、
蒸発器内に残留している液冷媒を気化させた後、制御部
９より停止信号が出され停止する。電磁弁６により凝縮
器５からの冷媒流入が遮断されているため、蒸発器３内
部圧力は低圧を維持する。回転室２内部の温度上昇によ
り圧縮機４起動時の吸入圧力は低くなる。
たことを検知すると、制御部９は電磁弁６に閉信号を出
し、凝縮器５から絞り機構７を通して蒸発器３に吸入さ
れる冷媒を遮断する。圧縮機４は電磁弁６閉後所定時間
運転し続け、蒸発器内の圧力を低下させることにより、
蒸発器内に残留している液冷媒を気化させた後、制御部
９より停止信号が出され停止する。電磁弁６により凝縮
器５からの冷媒流入が遮断されているため、蒸発器３内
部圧力は低圧を維持する。回転室２内部の温度上昇によ
り圧縮機４起動時の吸入圧力は低くなる。
第２図に本考案なる冷却装置制御機構の圧縮機、電磁
弁、圧縮機吸入圧力の状態図を、第３図に従来技術によ
るものを示す。
弁、圧縮機吸入圧力の状態図を、第３図に従来技術によ
るものを示す。
本考案によれば、冷却装置の圧縮機起動時の吸入圧力を
低くすることができるので、圧縮機の起動不良及び起動
電流の増加を防止することができる。
低くすることができるので、圧縮機の起動不良及び起動
電流の増加を防止することができる。
第１図は本考案になる遠心機の一実施例を示す一部断面
図、第２図は本考案になる冷却装置制御機構の圧縮機、
電磁弁、圧縮機吸入圧力の各状態図、第３図は従来技術
による冷却装置制御機構の圧縮機、電磁弁、圧縮機吸入
圧力の各状態図を示す。 図において、１は回転容器、２は回転室、３は蒸発器、
４は圧縮機、５は凝縮器、６は電磁弁、７は絞り機構、
８は温度センサー、９は制御部である。
図、第２図は本考案になる冷却装置制御機構の圧縮機、
電磁弁、圧縮機吸入圧力の各状態図、第３図は従来技術
による冷却装置制御機構の圧縮機、電磁弁、圧縮機吸入
圧力の各状態図を示す。 図において、１は回転容器、２は回転室、３は蒸発器、
４は圧縮機、５は凝縮器、６は電磁弁、７は絞り機構、
８は温度センサー、９は制御部である。
Claims (1)
- 【請求項１】試料を入れ分離を行う回転容器を高速回転
させる回転室の外周に蒸発器を設置し、前記回転容器を
冷却し、冷却装置の圧縮機の断続制御により前記回転容
器の温度制御を行う遠心分離機において、前記冷却装置
の絞り機構の前に電磁弁を設置し、前記圧縮機の動作と
時差を設け、前記電磁弁を制御することにより前記圧縮
機の起動を円滑に行うことを特徴とする遠心機の冷却装
置の制御機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3126689U JPH0621564Y2 (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 遠心機の冷却装置の制御機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3126689U JPH0621564Y2 (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 遠心機の冷却装置の制御機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02121147U JPH02121147U (ja) | 1990-10-01 |
| JPH0621564Y2 true JPH0621564Y2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=31257004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3126689U Expired - Lifetime JPH0621564Y2 (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 遠心機の冷却装置の制御機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0621564Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010008022A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | Tomy Ltd | 冷凍回路及び遠心分離機 |
-
1989
- 1989-03-17 JP JP3126689U patent/JPH0621564Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02121147U (ja) | 1990-10-01 |
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