JPS5928111Y2 - 気化器のアイドル調整装置 - Google Patents
気化器のアイドル調整装置Info
- Publication number
- JPS5928111Y2 JPS5928111Y2 JP4079280U JP4079280U JPS5928111Y2 JP S5928111 Y2 JPS5928111 Y2 JP S5928111Y2 JP 4079280 U JP4079280 U JP 4079280U JP 4079280 U JP4079280 U JP 4079280U JP S5928111 Y2 JPS5928111 Y2 JP S5928111Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- idle adjustment
- idle
- operating member
- adjustment hole
- cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、内燃機関用の気化器のアイドル調整装置に関
する。
する。
特に、本考案は、内燃機関に取付けられた状態での気化
器のアイドル調整ねじの回動が所定範囲に制限されるよ
うになったアイドル調整装置に関する。
器のアイドル調整ねじの回動が所定範囲に制限されるよ
うになったアイドル調整装置に関する。
内燃機関、殊に自動車用の内燃機関は、近年の厳しい排
気規制に対処するため、種々の手段により排気中の有害
物質の量を低減する工夫がなされている。
気規制に対処するため、種々の手段により排気中の有害
物質の量を低減する工夫がなされている。
そのための一つの手段として、気化器のアイドル調整も
重要な意味を持つが、アイドル調整ねじが使用者によっ
て自由に操作される場合には、工場で規制値内に調整さ
れた排気中の有害成分値が、使用者によるアイドル調整
のために、規制範囲外になる恐れがある。
重要な意味を持つが、アイドル調整ねじが使用者によっ
て自由に操作される場合には、工場で規制値内に調整さ
れた排気中の有害成分値が、使用者によるアイドル調整
のために、規制範囲外になる恐れがある。
そのため、使用者によるアイドル調整を一定範囲に制限
する手段を設けたアイドル調整装置も考えられるが、そ
の場合、制限手段を破かいすることによって自由なアイ
ドル調整が可能になるようでは、所期の目的は遠戚され
ない。
する手段を設けたアイドル調整装置も考えられるが、そ
の場合、制限手段を破かいすることによって自由なアイ
ドル調整が可能になるようでは、所期の目的は遠戚され
ない。
本考案は、気化器のアイドル調整ねじの操作を所定範囲
に制限する手段を有し、かつその制限手段を破かいした
場合には、アイドル調整ねじの操作が、気化器を内燃機
関から取外さない限り不可能となるような気化器のアイ
ドル調整装置を提供することを目的とする。
に制限する手段を有し、かつその制限手段を破かいした
場合には、アイドル調整ねじの操作が、気化器を内燃機
関から取外さない限り不可能となるような気化器のアイ
ドル調整装置を提供することを目的とする。
すなわち、本考案によるアイドル調整装置は、気化器の
アイドル調整孔にねじ係合し、先端がアイドルポートに
臨むように配置されたアイドル調整ねじと、該アイドル
調整ねじを操作するための操作部材とを有する。
アイドル調整孔にねじ係合し、先端がアイドルポートに
臨むように配置されたアイドル調整ねじと、該アイドル
調整ねじを操作するための操作部材とを有する。
操作部材は、アイドル調整孔に挿入されて、一端が調整
ねじの頭部に切り離し自在に係合しており、キャップに
よってアイドル調整孔内に保持されている。
ねじの頭部に切り離し自在に係合しており、キャップに
よってアイドル調整孔内に保持されている。
キャップは、操作部材の回動範囲、したがってアイドル
調整ねじによる調整範囲を制限する回動規制手段を有す
る。
調整ねじによる調整範囲を制限する回動規制手段を有す
る。
操作部材は、キャップが外されたときアイドル調整孔か
ら離脱する方向に動かされるようになっており、アイド
ル調整孔には、操作部材がアイドル調整孔から離脱する
方向に動かされたとき、該アイドル調整孔を塞ぐ遮断部
材が設けられている。
ら離脱する方向に動かされるようになっており、アイド
ル調整孔には、操作部材がアイドル調整孔から離脱する
方向に動かされたとき、該アイドル調整孔を塞ぐ遮断部
材が設けられている。
たとえば、遮断部材は、アイドル調整孔の上方に設け、
操作部材の側面に当って下方への落下を阻止されている
が、操作部材がアイドル調整孔が離脱したとき、重力に
より落下してアイドル調整孔を塞ぎ、アイドル調整ねじ
の操作を不可能にするように構成すればよい。
操作部材の側面に当って下方への落下を阻止されている
が、操作部材がアイドル調整孔が離脱したとき、重力に
より落下してアイドル調整孔を塞ぎ、アイドル調整ねじ
の操作を不可能にするように構成すればよい。
遮断部材をアイドル調整孔の下方に設ける場合には、こ
れを上方に向けて付勢するばねを用いればよい。
れを上方に向けて付勢するばねを用いればよい。
キャップを気化器から取外したとき操作部材を外方に押
し出すように作用するばねを設けることが望捷しいが、
キャップを操作部材の頭部に係合させて、キャップを取
外したとき、操作部材もアイドル調整孔から抜は出るよ
うに構成してもよい。
し出すように作用するばねを設けることが望捷しいが、
キャップを操作部材の頭部に係合させて、キャップを取
外したとき、操作部材もアイドル調整孔から抜は出るよ
うに構成してもよい。
以下、本考案の実施例を図について説明すると、第1図
において、気化器1の吸気通路2には絞り弁3が配置さ
れ、この絞り弁3の近傍には、低速燃料通路4に通じる
アイドルポート5が開口している。
において、気化器1の吸気通路2には絞り弁3が配置さ
れ、この絞り弁3の近傍には、低速燃料通路4に通じる
アイドルポート5が開口している。
気化器本体には、アイドルポート5に対向してアイドル
調整孔6が設けられており、このアイドル調整孔6には
、アイドル調整ねじ7がその先端7aをアイドルポート
5に臨ませて配置されている。
調整孔6が設けられており、このアイドル調整孔6には
、アイドル調整ねじ7がその先端7aをアイドルポート
5に臨ませて配置されている。
調整ねじ7はその頭部にドライバー溝7bが形成されて
いる。
いる。
調整ねじ7を操作するための操作部材8は、アイドル調
驚孔6に挿入され、その先端の平坦部8aが調整ねじ7
のドライバー溝7bに係合する。
驚孔6に挿入され、その先端の平坦部8aが調整ねじ7
のドライバー溝7bに係合する。
操作部材8の他端には、気化器本体から突出する頭部8
bが形成され、この頭部8bにはキャップ9が取付けら
れ、キャップ9の操作により操作部材8が回転するよう
に構成されている。
bが形成され、この頭部8bにはキャップ9が取付けら
れ、キャップ9の操作により操作部材8が回転するよう
に構成されている。
第2図に示すように、キャップ9には円孤状の溝9aが
形成され、この溝9aに、気化器本体に植設した鉤状の
ピン10が係合する。
形成され、この溝9aに、気化器本体に植設した鉤状の
ピン10が係合する。
操作部材8及びキャップ9は、ばね11により外方に付
勢されており、溝9aに係合するピン10によって、操
作部材8がアイドル調整孔6から離脱するのを防止され
ている。
勢されており、溝9aに係合するピン10によって、操
作部材8がアイドル調整孔6から離脱するのを防止され
ている。
気化器本体には、アイドル調整孔6に交さして溝12が
形成され、この溝12の上方部分に遮断部材13が配置
されている。
形成され、この溝12の上方部分に遮断部材13が配置
されている。
遮断部材13は、常時は、操作部材8の側面に係合して
下方への落下を阻止されている。
下方への落下を阻止されている。
この状態では、キャップ9の操作により操作部材8を回
転させてアイドル調整ねじ7を調整することが可能であ
るが、その調整範囲は、キャップ9に設けた円孤状溝9
aの範囲に限られる。
転させてアイドル調整ねじ7を調整することが可能であ
るが、その調整範囲は、キャップ9に設けた円孤状溝9
aの範囲に限られる。
此処で、もつと大巾な調整をするため、キャップ9の溝
9aをピン10から外すと、キャップ9及び操作部材8
ば、ばね11の作用によりアイドル調整孔6から離脱す
る。
9aをピン10から外すと、キャップ9及び操作部材8
ば、ばね11の作用によりアイドル調整孔6から離脱す
る。
このため、遮断部材13は下方に落下してアイドル調整
孔6を塞ぎ、以後の調整を不可能にする。
孔6を塞ぎ、以後の調整を不可能にする。
再調整のためには、気化器1を内燃機関から取外し、逆
さにして遮断部材13を溝12に落し、操作部材8をア
イドル調整孔6に挿入することが必要である。
さにして遮断部材13を溝12に落し、操作部材8をア
イドル調整孔6に挿入することが必要である。
第3図は他の例を示すもので、本例においては、遮断部
材23は、アイドル調整孔6の下方に設けた溝22に配
置され、ばね24により上方に付勢されている。
材23は、アイドル調整孔6の下方に設けた溝22に配
置され、ばね24により上方に付勢されている。
その他の部分の構成は、前例にむけると同様である。
第4図を参照すると、この実施例においては、気化器本
体に操作部材8の頭部8bを囲んで円筒壁14が形成さ
れ、この円筒壁14の端部にキャップ9が取付けられて
いる。
体に操作部材8の頭部8bを囲んで円筒壁14が形成さ
れ、この円筒壁14の端部にキャップ9が取付けられて
いる。
操作部材8ば、ばね11により外方に付勢され、その頭
部8bがキャップ9に当って係止されている。
部8bがキャップ9に当って係止されている。
第5図に示すように、キャップ9は、扇形を二つ合わせ
た形状の穴9bを有し、操作部材80頭部8bには、こ
の穴9bと重なる位置にドライバー溝8cを有する。
た形状の穴9bを有し、操作部材80頭部8bには、こ
の穴9bと重なる位置にドライバー溝8cを有する。
したがって、操作部材8は、穴9bの範囲内での調整は
可能である。
可能である。
キャップ9を気化器本体の円筒壁14から外すと、操作
部材8はばね11によりアイドル調整孔6から押し出さ
れ、遮断部材13が落下して、この孔6を塞ぐ。
部材8はばね11によりアイドル調整孔6から押し出さ
れ、遮断部材13が落下して、この孔6を塞ぐ。
以上説明したように、本考案においては、アイドル調整
ねじを操作するための操作部材が、アイドル調整孔内に
挿入され、キャップにより保持されており、このキャッ
プに操作部材の回動範囲、したがってアイドル調整ねじ
の調整範囲を規制する手段が設けられているため、アイ
ドル調整は一定範囲に制限される。
ねじを操作するための操作部材が、アイドル調整孔内に
挿入され、キャップにより保持されており、このキャッ
プに操作部材の回動範囲、したがってアイドル調整ねじ
の調整範囲を規制する手段が設けられているため、アイ
ドル調整は一定範囲に制限される。
そして、使用者によってキャップが取外された場合には
、操作部材がアイドル調整孔から離脱する方向に動かさ
れ、それ1で操作部材により阻止されていた遮断部材が
、アイドル調整孔を塞ぐので、その後のアイドル調整ね
じの操作は不可能になる。
、操作部材がアイドル調整孔から離脱する方向に動かさ
れ、それ1で操作部材により阻止されていた遮断部材が
、アイドル調整孔を塞ぐので、その後のアイドル調整ね
じの操作は不可能になる。
したがって、使用者による規制範囲を越えたアイドル調
整は確実に防止される。
整は確実に防止される。
第1図は本考案の一実施例を示すアイドル調整装置の断
面図、第2図は第1図の■−n線断面図、第3図は他の
実施例を示す遮断部材の配置図、第4図はさらに他の実
施例を示す第1図と同様な断面図、第5図はキャップの
端面図である。 5・・・・・・アイドルポート、 7・・・・・・アイドル調整ねじ、 6・・・・・・アイドル調整孔、 8・・・・・・操作部材、9・・・ ・・・キャップ、9a・・・・・・溝、 ・・・溝、13・・・・・・遮断部材。 0・・・・・・ピン、 12・・・
面図、第2図は第1図の■−n線断面図、第3図は他の
実施例を示す遮断部材の配置図、第4図はさらに他の実
施例を示す第1図と同様な断面図、第5図はキャップの
端面図である。 5・・・・・・アイドルポート、 7・・・・・・アイドル調整ねじ、 6・・・・・・アイドル調整孔、 8・・・・・・操作部材、9・・・ ・・・キャップ、9a・・・・・・溝、 ・・・溝、13・・・・・・遮断部材。 0・・・・・・ピン、 12・・・
Claims (1)
- 気化器のアイドル調整孔にねじ係合し先端がアイドルポ
ートに臨むように配置されたアイドル調整ねじと、前記
アイドル調整孔に挿入され一端が前記調整わじの頭部に
切り離し自在に係合する操作部材と、前記操作部材を前
記アイドル調整孔内に保持するキャップとからなり、前
記操作部材は前記キャップが外されたとき前記アイドル
調整孔から離脱する方向に動かされるようになっており
、前記アイドル調整孔には前記操作部材がアイドル調整
孔から離脱する方向に動かされたとき該アイドル調整孔
をふさぐ遮断部材が設けられ、前記キャップには前記操
作部材の回動範囲を規制してアイドル調整ねじによる調
整範囲を制限する回動規制手段が設けられたことを特徴
とする気化器のアイドル調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4079280U JPS5928111Y2 (ja) | 1980-03-27 | 1980-03-27 | 気化器のアイドル調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4079280U JPS5928111Y2 (ja) | 1980-03-27 | 1980-03-27 | 気化器のアイドル調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56142256U JPS56142256U (ja) | 1981-10-27 |
JPS5928111Y2 true JPS5928111Y2 (ja) | 1984-08-14 |
Family
ID=29636184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4079280U Expired JPS5928111Y2 (ja) | 1980-03-27 | 1980-03-27 | 気化器のアイドル調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5928111Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5925481B2 (ja) * | 2011-12-21 | 2016-05-25 | 株式会社ミクニ | 気化器のパイロットスクリュ調整角度規制装置 |
-
1980
- 1980-03-27 JP JP4079280U patent/JPS5928111Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56142256U (ja) | 1981-10-27 |
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