JPS5928090B2 - タ−レツト式チユ−ナ - Google Patents

タ−レツト式チユ−ナ

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JPS5928090B2
JPS5928090B2 JP51122521A JP12252176A JPS5928090B2 JP S5928090 B2 JPS5928090 B2 JP S5928090B2 JP 51122521 A JP51122521 A JP 51122521A JP 12252176 A JP12252176 A JP 12252176A JP S5928090 B2 JPS5928090 B2 JP S5928090B2
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shaft
chassis base
tuner
plate
tuning
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一男 加藤
倫昭 成広
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NEC Home Electronics Ltd
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NEC Home Electronics Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5928090B2 publication Critical patent/JPS5928090B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J5/00Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner
    • H03J5/24Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner with a number of separate pretuned tuning circuits or separate tuning elements selectively brought into circuit, e.g. for waveband selection or for television channel selection
    • H03J5/26Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner with a number of separate pretuned tuning circuits or separate tuning elements selectively brought into circuit, e.g. for waveband selection or for television channel selection operated by hand
    • H03J5/30Tuning circuits or elements supported on a revolving member with contacts arranged in lines parallel to the axis

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  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明はターレット式テレビジョンチューナ、□ 特
にこの種チューナの小形化を計ったVHFチューナに関
する。
従来技術 テレビジョン受像機用のターレット式VHFチューナは
、シャーシベースに複数の同調コイルユニットを円形状
に並べたターレットを回転可能に装着し、その中の選択
された一個のコイルユニットをシャーシベースに直付け
されるステータ回路部にコイルユニットの固定接点から
ステータ回路のスプリング接点に接続し所望するチャン
ネルの□ 同調を得るものである。
この種のものは同じ機構式チューナであるロータリスイ
ッチ式チューナに比へて一般に構造の小型化が難しい。
しかし、近年のテレビセット小型化のすう勢に適合させ
るためにこの種タイプチューナの小型化も強(要望され
ている。
しかし、従来のターレット式VHFチューナではターレ
ットを構成するコイルユニットが細長い絶縁ステックと
これに巻回したRF段入カコイル、RF段とミキサ段の
段間複同調コイル、および局部発振段の発振コイルの4
個のコイルとから成り、発振コイルの微調を可能にする
ために微調ネジを具備する。
コイルユニットには、通常、発振コイルの一方の接点が
ステック軸から突出して配設される。
それ故にターレットの寸法はステックとその突出部とに
より制約される。
一方、ターレット式チューナにおいては、ターレットの
シャーシへの軸着構造で選局軸の節動機構が、選局軸に
固定したデテントホイールとシャーシベースに組み込ん
だ棒状バネ体とにより構成され、単一の棒状バネ体で異
なる方向の弾性を得ること、細長(伸びたスプリングコ
ンタクトを有するステータブロックとステータ回路部品
をプリント配線体としてサブアセンブルすること、及び
レバ一部材を用いた記憶微同調方式がそれぞれ知られて
いる。
こうした中でターレット式チューナの小型化、組立の容
易化、及びコストの低減化を図って所望する特性を満足
できるVHFチューナの改良が要望されていた。
特に従来のターレット式チューナにおけるロータのシャ
ーシベースへの組立に単一のバネ手段(トーションバー
バネ)を用いる場合にバネ手段の係留が不安定で安定な
節動機能が得られなかったり、バネ手段の離脱が生じた
りしており、この点の改良が望まれていた。
発明の目的 従って、本発明は上記に鑑み提案されたものであり、小
型化と簡素化されたシャーシベースとロータ側ターレッ
トとの安定した節動的軸着構造をもつターレット式VH
Fチューナの提供を目的とするものである。
換言すると、電気的回路部分と機械的構成部分とをそれ
ぞれサブアセンブル手段で組立てた後に、機械的構成部
分のロータ側ターレットを電気的回路部分のプリント配
線体が装着されるシャーシベースに組み込む際の単一の
バネ手段の改良構造の提供を目的とし、それによりバネ
手段の安定した装着を容易に行なうものであり、シャー
シベース前面側(D 一方のハネ体の先端をシャーシベ
ース内に収めることでバネ弾圧に抗する外部的偶発事故
を防ぐことができる。
発明の構成 本発明によれば、外部導出用ターミナル群を固設した略
U字形シャーシベースの対向する壁面板に一方から中央
に延びる切欠きを形成して軸受とし、この切欠き軸受に
複数個の同調コイルユニットをターレット状に配設した
選局軸をその軸受溝テ嵌着し、シャーシベースに組み込
んだ単一の棒状バネ体の両端部をそれぞれの軸受近傍で
選局軸をバイアスするよう弾力的に配設してデテント駆
動する構成とする。
同時にチューナ回路部品はステータバーおよびシールド
板と一緒にプリント配線板に組立て半田付けにより電気
的接続しステータ側回路を構成する。
発明の効果 本発明に係るターレット式VHFチューナは、部品点数
の低減と共に組立作業の能率化が計られる。
特に発明の特徴である選局軸のシャーシベース前面板で
の軸受構造は、前面板で折曲延在する切り欠きの先端部
分V字状軸受部に選局軸の軸受用小径部を嵌着すると共
に、望ましくはシャーシベースの内側において、前記小
径部にアーム部分を直接弾圧した単一の棒状バネとから
構成され、選局軸及びこれに係留したバネの離脱防止に
前面板の切起片によるストッパ手段を用いて構成の簡素
化が図られた。
ここでバネの弾圧による選局軸の軸受に対するバイアス
方向はステータ側のスプリング接点群からロータ側アセ
ンブリに付与されるバイアスに対抗する方向であり、ロ
ータ側アセンブリの所定位置を確保するように工夫され
る。
換言すると、このような軸受構造は選局軸、前面板及び
単一の棒状バネ体の端部成形加工によりこれ以外の部品
を付加することな(構成され、且つシャーシベース外方
に要求される取付空間を最少限にした小形構造を提供す
る。
なお、別の観点によれば、小形化された記憶微同調装置
付ターレット式VHFチューナが提供され、ここにおい
て樹脂モールドによる揺動部材が採用され、シャーシベ
ースの前方取付空間を大巾に減少している。
樹脂モールドの軸回動部材は部品点数の低減に有利であ
り、実開昭53−4802号公報において開示されるよ
うに枢軸が頭部、ネック部及び基体部から成り、これら
をレバー板に一体化して形成されたものである。
本発明のチューナではこれが軸着されるシャーシベース
の切欠きを直角に折曲した張出部にも拡がって形成し揺
動部材の偏平化と小形化が計られた。
すなわち、張出部に拡大した切欠きにより薄巾にした軸
回動部材の前面板への軸着を可能にした。
また、このような組立上の種々の改良に加えてチューナ
のRFおよびミキサ段の股間同調回路が単同調化され、
チューナ全長を短縮して従来と同一タイプに比べ3割以
上小形化を図った。
小形化チューナはシャーシベースと共にロータ側アセン
ブリの軽量化に役立ち、その軸回転所要トルクを1割以
上軽減することができ、同時にチューナの性能において
も白黒テレビジョン用としては勿論のこと、カラーテレ
ビジョン用としても十分に満足できるものとした。
実施例 以下、本発明について具体的実施例により図面を参照し
つつ詳述する。
本発明に係るターレット式VHFチューナは、特に第1
図および第6図に示すように、シャーシベース10に外
部接続端子群を半田固着したシャーシベースアセンブリ
、プリント板40にステータ側端子接点群を組み込んだ
ステータアセンブリ、および選局軸60にターレットT
Oを形成したロータアセンブリの3つの主要構成体を含
み、これに選局軸を軸架し且つデテント駆動するデテン
トホイール90にバイアス付与するバネ体100、シャ
ーシベースの開放側をシールドするカバー104、およ
び選局チャンネルの同調回路を微同調する微同調装置1
10を組立てて構成される。
ここテ微同調装置としては各チャンネル共通の微調部材
を用いる、いわゆる、マニュアル式も利用され得るが、
実施例は各チャンネル毎に微調部材が設けられる記憶式
であり、特に改良された揺動部材を用いたブツシュプリ
セット式微同調装置を開示した。
従って、これをロータリプリセット式やマニュアル式に
変更できるのは勿論である。
シャーシベースアセンブリは前面板11、背面板21お
よびこれらを結合する側面板31から成る略U字形のシ
ャーシベース10とVHF入力端子150、UIF入力
端子152、IF出力端子154、AGC端子156、
十B電源端子158、テストポイント端子160、AF
T端子162及びUHF用B電源端子164などの外部
接続端子群から成り、前面板11の直角に曲げた張出部
12にフオ/°ジャック出力端子154と、貫通コンデ
ンサのUHF用B電源端子164が、背面板21の直角
に曲げた張出部22にVHFおよびUIF入力用の両フ
ォノジャック端子が、および側面板31の上方側張出部
32に貫通コンデンサの各端子156,158,160
および162がそれぞれ配置して半田付けされている。
シャーシベースの各張出部12,22および32はシャ
ーシ構造の補強とシールド用カバー104の確実且つ容
易な装着にも役立っている。
また、後述するようにシャーシベース10には各部品や
サブアセンブリを受入れるための切欠きや切起しが多数
設けられる。
ステータアセンブリは、特に第6図および第7図に示す
ように、プリント板40にチューナ回路素子45、ステ
ータ側接点群を有するステータバー46、および中央と
側面のシールド板54および56を具備し、プリント板
40のプリント配線導電ランド44にそれぞれの構成部
品を半田付けして電気機械的に結合して構成される。
組立に際しては、先ず、プリント板のスルーホールに多
数の回路素子45と中央シールド板54を挿着する。
一方、多数のスプリング接点50をそれぞれの溝部47
に収め対向面に導出用条片51を伸び出させたステータ
バー46をプリント板40に形成する一対のノツチ41
にその外方突起48を嵌合し且つ条片51をプリント板
の所定のスルーホールに挿入して取付ける。
更に、側面シールド板56をその一対の孔57と一つの
孔58にそれぞれにプリント板40の一対の取付片42
と中央シールド板54の舌片55を挿着し所定位置に組
み込む。
次いで、この組み込まれた部品を半田デツプによりプリ
ント板の導電ランド44と電気的機構的に結合する。
このような構造において、スプリング接点50はその導
出条片51と一体の偏平輪状接点面で形成され両持ちに
よる弾力を有している。
この導出条片51は互に重合しその一方を他方の条片の
孔に折り曲げた係留部52が設けられ、ステータバー4
6の受入れ溝部47に配置した接点50をこの係留部5
2で固定的に取付ける。
ここで、注目すべきことは、特に第4図に示されるよう
に導出条片の延長部53をプリント板4θ上に伸び出さ
せてシールド板56に対向させたことである。
この構成は浮遊容量の調節を可能にするのでトリマ手段
となる。
すなわち、ステータ側のスプリング接点50と接地間に
存在する微小容量を延長部530曲折で可変できるので
、ノ・イポテンシャルにあるスプリング接点の延長部5
3を同調用調節手段のトリマ容量として利用できる。
尚、ステータバー46のスプリング接点群は10個の通
常のスプリング接点50のほかに1個の接地用スプリン
グ接点49を含み、この接地用スプリング接点49は常
時、ロータアセンブリの金属製保持板の周端面に摺接す
る。
ロータアセンブリは、特に第2図および第6図に示すよ
うに、選局軸60とこの軸に装着されたターレット70
およびデテントホイール90から構成される。
組立てはターレット70を構成する絶縁性保持板71、
金属製保持板74および終端用保持板77の3枚の保持
板と更にデテント機構のホイール90およびその係止用
ブツシュナツト95を選局軸60の後方端から順次挿入
して所定位置に固着する。
ここで選局軸60は強度用金属シャフト部61と絶縁用
プラスチックシャフト部65から成り、金属シャフト部
61の面取り加工とテーパ加工で取付位置を正確に規正
する。
デテントホイール90はバブ91、フランジ92および
カム93を樹脂モールドにより好ましくは溝部94を形
成して、一体成形品として作られ、ブツシュナツト95
の圧入により選局軸60の後方側に取付けられる。
一方、選局軸60はロータアセンブリを支えるに充分な
強度を有する金属部分61とその前方側に圧入嵌着した
絶縁用プラスチック部分から成り、シャーシベース10
の軸受部16に嵌合する軸受用小径部の軸受溝62を形
成する。
更に、選局軸60の前方側には微同調装置110の組立
部品を受は入れる溝64および66が両方の部分61お
よび65に形成される。
プラスチック部分65の溝66はこれを突起として係止
手段とすることができる。
この場合に、画部分の結合は所定の微同調用部品を組み
込んでから圧入嵌着することになる。
プラスチック部分650面取りされた先端部にはチャン
ネル選局用つまみ67が装着される(第1図参照)。
ここで注目すべきは、軸架構造の改良のため軸受溝62
が前面板11の肉厚に比べて巾広くされ・小径局面68
と切込端面69を形成することである。
一方、ターレットTOは各保持板71,75および78
でそれぞれの受入溝72.76および孔79に嵌着保持
した12個のVHFチャンネル用コイルユニツ)80と
1個のUHFチャンネル用コイルユニット81から成り
、各コイルユニットは絶縁ステック82とこれに固定の
ロータ側接点83の接点間に巻回したコイルで作られる
例えば、VHFチャンネル用コイルユニット80にはそ
のステック82の前方側より局部発振段共振コイル84
、混合段共振コイル85およびRFF力段共振コイル8
6が巻回され、各発振段共振コイル84のインダクタン
ス調整のためこのコイル内で進退自在の微調部材のネジ
87が弾性係止具89を用いて装着される。
微調ネジ87にはその頭部にビニオン歯車88が設けら
れ、微同調装置110からの微調トルク伝達で記憶微同
調調節を行なう。
各共振コイルの導出用接点位置は受信チャンネルバンド
毎に変えられ、それぞれステータ側回路に接続される。
例えば、第9図の回路図に示されるようにVHF用コイ
ルユニット80はバイチャンネルとローチャンネルでコ
イル巻回端子接点が異なり、UHF用コイルユニット8
1はUIF信号の中継用として局部発振コイルや微調ネ
ジがな(、代わりに先端側にUHFチューナへの動作電
源(+UB)を供給するための別個の接点を設ける。
各コイルユニット80および81の保持板周辺での保持
は、その後方端部が弾力ある終端保持板18の孔79に
挿入されラジアル方向の動きを規制し、前方部がプラス
チック保持板71の溝72に強制嵌合されて全ての方向
の動きを規制し、更に、シールド用ともなる金属保持板
75の溝76に中央部分が嵌合され軸方向の動きを規制
して達成される。
金属保持板75はRF段大入力側共振コイル86その出
力側段間共振コイル85からシールドし、その周端面T
Iに常時摺接する接地用スプリング接点49を介して接
地する。
ここで注目すべきことはターレット70のプラスチック
保持板71でコイルユニット装着工程を容易にするため
にその受入溝72が改良されたことである。
すなわち、保持板71でのステック82の着脱を容易に
するためその弾力で開口を拡げられるようにノツチ74
を設けるほか受入溝T2にはステック挿入用ガイド部を
設けた。
そしてステック82の受入溝72への装着を容易にする
と共に装着後の脱落を防止している。
別の注目事項はVHF用コイルユニット80については
前方側に巻回した共振コイル84用接点83を保持板7
1に近い側に同軸上で並置したことであり、特にこのコ
イル巻回部のステック表面を粗面化するなどにより巻線
の位置ずれを防ぐことである。
このような位置ずれ防止手段はステックの先端側に突起
を設けて巻線を掛は止めするほか、接着剤による巻線の
固着も利用できる。
前述のステータアセンブリとシャーシアセンブリとの組
み込みにおいて、シャーシベースの前面および背面板1
1および21にはステータアセンブリを受は入れる切欠
部13および23が形成されステータバー46の端部を
収容する。
加えて、収容時の係止のため各切欠部に伸びる係止舌片
14および24がそれぞれ設けられ、組立時にこれをス
テータバー46に変形圧接して作業の能率化に役立てて
いる。
また、側面板31には、特に第5および第6図に示され
るように、プリント板40の接地ランドとの半田付けを
容易にするため内方への切起片33を設は膨出部を形成
し、更にプリント板の突起43を挿入する透孔34が形
成される。
それ故にプリント板40と側面板31とはシャーシベー
スの外側から切起片33による膨出部に半田35を充填
して電気・機械的に接続できる。
このような半田取付構造はシャーシベース筐体内にプリ
ント板を取付けるに際し作業能率の向上に有利である。
次に、ロータアセンブリのシャーシアセンブリへの組み
込みのために前面板11と背面板21にはそれぞれ選局
軸60を嵌合する切欠き15および25が形成され、■
字形軸受部16および26が設けられる。
両軸受部には選局軸軸受溝62および63が嵌められ、
それによりプリント板ステータバー46と平行に軸架さ
れる。
軸架された選局軸60に対してはデテント駆動するよう
に単一の棒状バネ体100が弾圧される。
バネ体100は第1アーム部分101、第2アーム部分
102およびこれらを結合するバイト部分103から成
り、そのバイト部分103をシャーシベース前面板11
のスリット17および背面板21の三角孔27に組み込
む。
そして、第1アーム部分101をシャーシベース内の選
局軸60に直接当接すると共に第2アーム部分102を
デテントホイール90のカム面に当接しバイト部分の捩
り力を弾圧付与して選局軸60の軸受位置を定める。
その結果、バネ体100の捩り力が選局軸60の軸受溝
をシャーシベースに対しバイアスする。
ここで、両軸受部のバイアス方向は互に異なるが、一方
のバイアスがステータ側スプリング接点群によるバイア
スに対抗するよう設定される。
このような組立構造は、作業の容易化に加えてスムーズ
な回転動作を得ることにある。
特に前面板11側での第1アーム部分101の選局軸6
0への弾設が軸受溝62の小径周面68と切込端面69
とに係留して配設することで選局軸の回転トルクに対し
有利となるほか軸方向に対する第1アーム部分101の
逸ばか防止される。
一方、前面板11には、特に第3図に示すように、内側
への切起片による係止手段18が設けられるので異常な
衝撃力によって選局軸及び第1アーム部分が軸受位置か
ら逸脱するのが防止される。
このようにして本発明の構造は使用する部品点数の低減
と組立作業の効率化および小形化が図られる。
バネ体100の第1アーム部分101を前面板11の切
欠き15を通して内側へ曲げて選局軸60へ弾設するこ
とは特にスペースの有効利用を図り、前面板の切起しに
よる係止手段18と単一の棒状バネ体100の使用と共
に本発明の重要な特徴である。
従って、選局軸への異常なラジアル荷重によっても外れ
難(、■字形の安定した軸受が経済的に得られる。
シャーシベース10に対する組立ては、最初にVHF入
力端子150の直下に、第9図に示すIFトラップ回路
166を取付て、これを、シールドケース96に収めそ
の舌片97および98を背面板と側面板とに形成した孔
28および36に嵌合し半田付けされる。
次いで、ステータアセンブリがシャーシベース10に取
付けられるが、略直交する中央シールド板54と側面シ
ールド板56は補強と共に相互接地を確実にしており、
側面シールド板56はその左右の突起部59でシャーシ
ベース10に半田接地を得ている。
プリント板40と側面板31との半田付けは前述したよ
うに内方に膨出する切起片43により行なわれる。
その後、ロータアセンブリが単一棒状バネ体100の選
局軸60への係留によりデテント駆動するよう軸架され
る。
各アセンブリは予め検査・調整が行なわれるが、これら
の組立完成後にも必要な検査がなされ、シャーシベース
10の開放部分にカバー104が取付けられる。
カバー104は、第8図に示すように、上板105、側
板106、傾斜板107および底板108を有する金属
板打抜体の一体成形物から成り、シャーシベース10に
装着容易な形状である。
すなわち、側板106は、上板105に対しては直角に
曲げてステータ側端子接点群の収容スペースを充分にす
ると共に底板108に対しては傾斜板107を介して二
段に曲げそれぞれ150°および120°の角度とし、
結果的に側板106と底板108に直角の曲げ角度を得
ている。
カバー104はその弾力を利用して良好な電気接触の下
でシャーシベースト0に装着するために、側板106、
傾斜板107および底板108にはシャーシベースの前
面板11と背面板21に当接するフランジ状係止縁部1
09が設けられ、また、上板105と底板107にはシ
ャーシベース10の各張出部12,22および32とそ
の両面で当接する切込みが設けられる。
更に、カバー104には調整用やテストポイント用の開
孔が設けられる。
上述の構成によりVHF各チャンネルとUHFの選局は
選局つまみ67によりデテント的に行ない得ることとな
るが、選択したVHFチャンネルに対し微同調を行なう
ためブツシュプリセット式微同調装置110が取付けら
れる。
この装置は、第1図乃至第3図および第6図に示される
ように、シャーシベース前面板11と選局軸60に組み
込まれており、微調つまみ111が取付けられる微同調
軸112、前面板11に軸着され微同調軸側に常時バイ
アスされた軸回動部材120、微同調軸と同軸の第1駆
動歯車体130、軸回動部材に軸支された第2駆動歯車
体140、および微同調時に微同調軸112に加えられ
る力で軸回動部材を通常の第1位置から異なる第2位置
に軸回動させる結合手段117を具備して構成される。
微同調軸112、第1駆動歯車体130および結合手段
117は選局軸60上に組み込まれ、軸回動部材120
および第2駆動歯車体140は前面板11上に取付けら
れる。
第6図において、選局軸上での組立は、後方停止用C形
ワッシャ116を選局軸の溝64に係止して軸受スリー
ブ135、筒形スリーブ131、コイルバネ138、お
よび微同調軸112を順次選局軸60上に遊嵌し、微同
調軸112を押圧した状態で前方停止用C形ワッシャ1
15を選局軸の溝66に係止して行なわれる。
この組立により結合手段117は微同調軸112の後方
円筒部114の端面の比較的小さい一連の環状の歯11
8と筒形スリーブ131の前端面の比較的小さい一連の
環状の歯119の結合により構成される。
そして、微同調軸112の押圧操作で軸受スリーブの前
端側大径軸心孔136内と微同調軸の円筒部114内と
の間に配置されたコイルバネ138が押圧される結果、
微同調軸112と筒形スリーブ131とは同一軸上で完
全に結合する。
一方、筒形スリーブ131はその内面に環状突起132
とその後端部外周面に歯車133を有する。
この筒形スリーブ131はその内側にある環状突起13
2と軸受スリーブ135の外側に拡がった鋭い隅部13
7との当接により、微調操作時以外にここを支点として
傾斜する(第2図参照)。
筒形スリーブ131の歯車133は微同調軸112の抑
圧回転操作時に微調軸の回転を第2駆動歯車体140に
伝達し、それによりコイルユニット80の微調ネジ87
を駆動する。
シャーシベース前面板11上に組み込まれる軸回動部材
120は揺動板121の一端部に第2駆動歯車体140
の支軸(図示せず)と、他端部に枢軸124とを設け、
フレーム補強部122と共に一体に樹脂成形して作られ
る。
好ましくは、枢軸124が頭部125、ネック部126
および胴体部127を有し、胴体部127に空洞128
を形成し、側面に突出部129を設けて各部の肉厚を略
約−にして合成樹脂成形する。
軸回動部材120はその支軸に第2駆動歯車体140を
被嵌した後、枢軸124を前面板の切欠き38にそのネ
ック部126を嵌合して軸着する。
軸回動部材120を常時微同調軸側にバイアスするため
前面板の切起片39と軸回動部材の係止孔(図示せず)
の間に引張りコイルバネ145が懸架される。
その結果、支軸上の第2駆動歯車体140と共に軸回動
部材120は非微調状態の第1位置を保ち、選局軸60
の回転を許す。
第2駆動歯車体140は軸孔を有するハブ部に第1駆動
歯車体130の歯車133と係合する歯車143と、選
択されたコイルユニット80の微調ネジ87のピニオン
歯車88に係合し得るよう前面板透孔19から内側に延
びるピニオン144とを設けて構成される。
ピニオン歯車88とピニオン144の係脱は軸回動部材
120の位置により決められる。
換言すると、微調時の抑圧操作で微同調軸1120回転
が結合手段117(第2図参照)のクラッチ結合で第1
駆動歯車体130、第2駆動歯車体140および微調ネ
ジ87に伝達され、微調ネジ87がコイル内で進退して
微同調が得られる。
ここで微同調装置はプッシュプリセ・ット式について示
したがロータリプリセット式への置換も容易にできる。
本発明に係るVHFチューナの電気回路図は第9図に示
されるように、3個のフォノジャック端子150,15
2および154と5個の貫通コンデンサを用いた導出端
子156,158,160゜162および164とによ
り外部回路と接続される。
VHF入力端子150の入力信号はシールドケース96
に収納したIFトラップ回路166からステータアセン
ブリに接続されコンデンサを介してスプリング接点50
の第4ターミナル174に接続される。
入力信号は更にVHF用コイルユニットでの同調後AG
C端子162からのAGC信号と共にRF増巾段180
で増巾される。
ここでバイチャンネルイメージトラップ回路182がマ
ツチングコンデンサ183と付加インダクタンス素子1
84により構成される。
一方、局部発振段190で生成した信号はRF段増巾信
号と共に混合段192に結合され、ここでIF出力信号
を生成し端子154から導出される。
RF段と混合段の段間結合は単同調回路で行なわれるが
低周波帯の受信時に第6および第7端子176および1
77間に分割コイルがあり、ダンピング抵抗と協同して
ダンピング効果を調整可能にしている。
従って全チャンネルに亘って利(4の均一化が計られる
ここに示される回路はバイポーラトランジスタをRF増
巾段180の増巾素子に用いているがFETその他を用
いて回路構成されるのは勿論である。
上述する実施例のチューナでは使用部品の省略や改良、
特に軸架構造におけるバネ体アーム部分をシャーシベー
ス内に位置する選局軸小径部に直接弾接したので組立作
業を容易且つ確実に接着し離脱のない安定な構造となり
、選局軸の切換トルクを均一化すると共に約15係低減
してリセッタビリテイとデテント操作性を向上させた。
また、切換トルク設計基準を小さくできることに加えて
微同調装置も簡素化され小形化に対して大きく貢献する
こととなった。
具体的にロータアセンブリは40關φX69m、に、シ
ャーシベースは46×55X78mmの寸法とし、従来
の同形チューナに比べて約40%の小形化が計られた。
更に選局軸の所要トルクは約4.5 kg・■であり、
微同調軸のトルクは0.2〜2.0kg、cInの範囲
で約2〜3mmのストロークを得ている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るVHFチューナの斜視図、第2図
は第1図のチューナにおけるつまみ及びカバーを除いた
状態の側面図、第3図は第2図の3−3線に沿った断面
図、第4図は同じ(4−4線に沿った断面図、第5図は
同じ(5−5線に沿った断面図、第6図は第2図のチュ
ーナの分解斜視図、第7図は第6図のステータアセンブ
リの分解斜視図、第8図は第1図のチューナのカバーの
分解斜視図、および第9図は第1図のチューナの電気回
路図である。 10・・・・・・シャーシベース、11・・・・・・前
面板、15・・・・・・切欠き、18・・・・・・切起
片(ストッパー)、60・・・・・・選局軸、62・・
・・・・軸受用小径部、100・・・・・・バネ体、1
01・・・・・・第1アーム部分。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 軸受用切欠きを有する前面板と背面板を側面板で結
    合した略U字形シャーシベースに所定の外部接続端子を
    半田固着したベースアセンブリ、軸受用小径部を有する
    選局軸にデテントホイールを固定すると共に複数個のコ
    イルユニットを保持板により装着したロータアセンブリ
    、 ステータバーに固定した複数個のスプリング接点をチュ
    ーナ回路素子と共にプリント板に半田固着し電気機械的
    に結合したステータアセンブリ、および前記シャーシベ
    ースの切欠きに前記軸受用小径部を嵌め合わせ軸架した
    選局軸を弾圧保持する単一のバネ手段を具備して成り、
    前記バネ手段は前記シャーシベースの前面板と背面板と
    に係留するバイト部分、 前記前面板の外方から内方に曲げられその先端を前記シ
    ャーシベースの内側に位置して前記選局軸の軸受近傍で
    弾設した第1アーム部分および前記背面板の外方でその
    先端を前記デテントホイールに弾設した第2アーム部分
    から成り、このバネ手段の前記バイト部分のねじり力に
    より前記選局軸を前面板および背面板の軸受部に弾設し
    たことを特徴とするターレット式チューナ。 2 バネ手段を第1アーム部分の弾設方向が前記ステー
    タバーのスプリング接点により生ずる圧接力に対抗する
    ように配置した特許請求の範囲第1項記載のターレット
    式チューナ。 3 バネ手段の第1アーム部分を前記選局軸の軸受用小
    径部に配設してその周面及び切込み端面に当接させバネ
    手段の離脱を防止した特許請求の範囲第1項記載のター
    レット式チューナ。 4 シャーシベースの前面板に内方への切起片を形成し
    、これによりバネ手段の第1アーム部分ノ弾設方向に反
    する動きを規制し異常荷重による離脱防止した特許請求
    の範囲第1項記載のターレット式チューナ。
JP51122521A 1976-10-12 1976-10-12 タ−レツト式チユ−ナ Expired JPS5928090B2 (ja)

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JP51122521A JPS5928090B2 (ja) 1976-10-12 1976-10-12 タ−レツト式チユ−ナ
US05/782,416 US4128821A (en) 1976-10-12 1977-03-29 Turret type television tuner

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JPS5347201A JPS5347201A (en) 1978-04-27
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US4128821A (en) 1978-12-05

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