JPS6029238Y2 - テレビチユ−ナのプリセツト板 - Google Patents
テレビチユ−ナのプリセツト板Info
- Publication number
- JPS6029238Y2 JPS6029238Y2 JP1977017076U JP1707677U JPS6029238Y2 JP S6029238 Y2 JPS6029238 Y2 JP S6029238Y2 JP 1977017076 U JP1977017076 U JP 1977017076U JP 1707677 U JP1707677 U JP 1707677U JP S6029238 Y2 JPS6029238 Y2 JP S6029238Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fine adjustment
- plate
- hole
- adjustment screw
- tuner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はテレビジョン用チューナの構造、とくにVHF
帯用チューナのプリセット板の構造に関する。
帯用チューナのプリセット板の構造に関する。
テレビジョン用チューナは、高周波増幅回路、混合回路
、局部発振回路を1つの筐体中に組み込み、回転軸を回
転させることによって上記各回路の同調周波数を変換せ
しめるようにして受信チャンネルを切り替える。
、局部発振回路を1つの筐体中に組み込み、回転軸を回
転させることによって上記各回路の同調周波数を変換せ
しめるようにして受信チャンネルを切り替える。
最近、テレビジョン受像機の小型化にともなって、チュ
ーナなどの部品も小型化の傾向を辿っている。
ーナなどの部品も小型化の傾向を辿っている。
第1図は最新型のテレビジョン用チューナの断面図、第
2図乃至第4図はその分解斜視図である。
2図乃至第4図はその分解斜視図である。
本考案の構成を説明する前に、第1乃至4図を使ってこ
のチューナの構造を説明する。
のチューナの構造を説明する。
図において、1はチャンネル切替え軸25に圧入嵌合さ
れた絶縁軸で、チャンネル切替え軸25の絶縁をすると
ともに、チャンネル切替え用ツマミが嵌合される。
れた絶縁軸で、チャンネル切替え軸25の絶縁をすると
ともに、チャンネル切替え用ツマミが嵌合される。
このため絶縁軸1のツマミ挿入部の断面は半月状のすり
落し型になっており、ツマミが空転しない構造となって
いる。
落し型になっており、ツマミが空転しない構造となって
いる。
2は微調整を行なう際に使用する微調軸で、絶縁軸1に
軸支され、常に第1図に示す如き傾きのある様に引張り
ばね4の引張り力で牽引された中間歯車3を介して、常
にこの微調軸2はツマミ方向へ位置するようにバイアス
されている。
軸支され、常に第1図に示す如き傾きのある様に引張り
ばね4の引張り力で牽引された中間歯車3を介して、常
にこの微調軸2はツマミ方向へ位置するようにバイアス
されている。
また中間歯車3は前側板5に施こされている貫通穴を貫
通し、点イと口を支点として引張りばね4の弾性力で第
1図示の状態を保持している。
通し、点イと口を支点として引張りばね4の弾性力で第
1図示の状態を保持している。
また、中間歯車3は歯車部3aと3bを有し、微調軸2
を第1図左方向に押圧移動させると、歯車部3aと微調
軸2に設けられた歯車2aとが噛み合うと同時に、歯車
3bと微調ねじ(コア)19の歯車部19aが噛み合う
。
を第1図左方向に押圧移動させると、歯車部3aと微調
軸2に設けられた歯車2aとが噛み合うと同時に、歯車
3bと微調ねじ(コア)19の歯車部19aが噛み合う
。
またその状態で微調軸2を回転すると、微調ねじ19が
軸方向へ移動し、コイル24との位置関係が変化してそ
のインダクタンスを変化させる。
軸方向へ移動し、コイル24との位置関係が変化してそ
のインダクタンスを変化させる。
前側板5は枠15の絞め部15aと支柱板20のひねり
鮫め部20aとにより固定され、これに設けられた軸受
17はチャンネル切替え軸25の溝を受け、該軸25が
軸方向へ移動するのを防ぐ。
鮫め部20aとにより固定され、これに設けられた軸受
17はチャンネル切替え軸25の溝を受け、該軸25が
軸方向へ移動するのを防ぐ。
また、前側板5にはチューナ取付は用穴5a1引張りば
ね4の引掛は用切起し片5bが設けられる。
ね4の引掛は用切起し片5bが設けられる。
6は局発絶縁板で、局発クリップ33がハトメ32によ
り絞められ固定される。
り絞められ固定される。
局発クリップ33を取り付けた局発絶縁板は枠15の一
部に固定されている。
部に固定されている。
7はシールドカバーで、枠15の開口部を覆い、枠15
に設けた絞め部15bにより絞められ固定される。
に設けた絞め部15bにより絞められ固定される。
シールドカバー7は第2図示の如く、外縁にばね性を有
する多数の曲げ片7aを施こし、シールドカバー7と枠
15の電気的、機械的な接触を安定にする。
する多数の曲げ片7aを施こし、シールドカバー7と枠
15の電気的、機械的な接触を安定にする。
8はプリント配線板で、高周波増幅回路、混合回路、局
部発振回路を構成する電気部品が組み込まれ、さらにラ
ッピング端子37がハンダ付けされている。
部発振回路を構成する電気部品が組み込まれ、さらにラ
ッピング端子37がハンダ付けされている。
9はスイッチ切り替え用の固定基板で、切替回路はプリ
ント化され、混合回路を構成するコイル、コンデンサ、
抵抗を一部配置している。
ント化され、混合回路を構成するコイル、コンデンサ、
抵抗を一部配置している。
固定基板9には切替用ロータ26が嵌合される丸穴9a
があけられている。
があけられている。
10はシールド板で、第3図に明りように示す如く切起
し片が設けられ、この部分に線ばね27が掛は止めされ
る。
し片が設けられ、この部分に線ばね27が掛は止めされ
る。
そして、シールド板10にチャンネル切替え軸25が挿
通された状態で線ばね27を介して切替え軸25とシー
lトド板10を短絡して廻り込み等のトラブルを防止す
る。
通された状態で線ばね27を介して切替え軸25とシー
lトド板10を短絡して廻り込み等のトラブルを防止す
る。
12はアンテナブロックフィルタで、外面に無電解メッ
キ法にて施こした金属層が覆い、この金属層は該フィル
タ12のアース端子と結合されてシールドケースの役割
りをはたす。
キ法にて施こした金属層が覆い、この金属層は該フィル
タ12のアース端子と結合されてシールドケースの役割
りをはたす。
11はスイッチ切り替え用の固定基板で、固定基板9と
ほぼ同じ構造である。
ほぼ同じ構造である。
13はカム板で、スライド板14を挾んでスイッチ切り
替え用の固定基板16に回転自在に装着される。
替え用の固定基板16に回転自在に装着される。
カム板13の側面には、ノ\−ト形をした切溝13aが
設けられ、この切溝13aにはスライド板14に設けた
カム誘導ピン14aが嵌合している。
設けられ、この切溝13aにはスライド板14に設けた
カム誘導ピン14aが嵌合している。
そしてチャンネル切替え軸25の回転にともなってカム
板13が回転すると、切R13aの誘導に従ってカム誘
導ピン14aが動き、スライド板14を固定基板16上
で上下動させ、スライド板14に収容されたクリップ2
8が固定基板16に設けた固定接触子上を摺動して回路
を切り替える。
板13が回転すると、切R13aの誘導に従ってカム誘
導ピン14aが動き、スライド板14を固定基板16上
で上下動させ、スライド板14に収容されたクリップ2
8が固定基板16に設けた固定接触子上を摺動して回路
を切り替える。
なお、この回路切り替えは、VHF帯受信とUHF帯受
信の切り替えに用いる。
信の切り替えに用いる。
18は軸受17を介してチャンネル切替え軸25を前側
板5に対してその軸方向の移動:を防止するための線ば
ねで、両端にはL形のフック部が施こされ、第2図に明
りように示すようにこのフック部は前側板5の溝穴に装
着される。
板5に対してその軸方向の移動:を防止するための線ば
ねで、両端にはL形のフック部が施こされ、第2図に明
りように示すようにこのフック部は前側板5の溝穴に装
着される。
21はカム板で、VHF帯の12チャンネル分とUHF
帯受信用分の13のカム山を有しかつ後に詳しく説明す
るプリセット板22に固定され、前側板5にねじ35で
固定されたばね板34のばね作用にて所定の軸トルクを
求めている。
帯受信用分の13のカム山を有しかつ後に詳しく説明す
るプリセット板22に固定され、前側板5にねじ35で
固定されたばね板34のばね作用にて所定の軸トルクを
求めている。
プリセット板22は導体板23をモールドインサートで
固定し、また導体板23の端子部23aを利用してコイ
ル24をハンダ付けにて固定する。
固定し、また導体板23の端子部23aを利用してコイ
ル24をハンダ付けにて固定する。
またプリセット板22の側面部には、V)IF帯受信チ
ャンネル分のボビン部22aを有し、該ボビン部22a
の中で微調ねじ19が移動する。
ャンネル分のボビン部22aを有し、該ボビン部22a
の中で微調ねじ19が移動する。
26はスイッチ切替え用ロータで、第3図に明りように
示すように、内側に摺動子29を絞め等で固定させ、側
面にはハブを有し、固定基板9および11の丸穴へ嵌合
される。
示すように、内側に摺動子29を絞め等で固定させ、側
面にはハブを有し、固定基板9および11の丸穴へ嵌合
される。
そして、切替え用ロータ26の回転により、摺動子29
が固定基板9および11上にプリント配線で形成された
固定接触子上を摺動して回路を切り替える。
が固定基板9および11上にプリント配線で形成された
固定接触子上を摺動して回路を切り替える。
30はフォノジャック、31はラッピング端子37の振
れ止め用兼防塵の役目を果たす絶縁子であり、ラッピン
グ端子が貫通する数個の穴を有する。
れ止め用兼防塵の役目を果たす絶縁子であり、ラッピン
グ端子が貫通する数個の穴を有する。
この絶縁子31は、ラッピング端子37に外部リードを
からげて半田付けしたとき、半田がラッピング端子を伝
わって内部に浸入するのを防止する役目も果す。
からげて半田付けしたとき、半田がラッピング端子を伝
わって内部に浸入するのを防止する役目も果す。
36は略々“コ゛字状に折り曲げられた固定電極の中に
フレキシフルプリント板38からなる可動電極を挿入し
たり、また引き出したりして容量を変化させるトリマコ
ンデンサであり、プリント配線板8ヘハトメ39と半田
付けにより固定される。
フレキシフルプリント板38からなる可動電極を挿入し
たり、また引き出したりして容量を変化させるトリマコ
ンデンサであり、プリント配線板8ヘハトメ39と半田
付けにより固定される。
15cは舌片で、シールド板10をこの舌片15c部分
で半田付けすることによりシールド板10のシルード効
果を高める。
で半田付けすることによりシールド板10のシルード効
果を高める。
8aはプリント配線板8に設けた穴で、電界効果トラン
ジスタ等の能動素子の端子接続用の各電極パターン間に
適宜の形状で穿設され、穴8aを介して対向する各パタ
ーン間の容量を減じてアイソレーション効果を高める。
ジスタ等の能動素子の端子接続用の各電極パターン間に
適宜の形状で穿設され、穴8aを介して対向する各パタ
ーン間の容量を減じてアイソレーション効果を高める。
上述の如く構成したチューナにおいて、微調ねじ19は
カム板21に螺合自在に保持されている。
カム板21に螺合自在に保持されている。
また別種のチューナにおいてはプリセット板に微調ねじ
を螺合自在に保持している。
を螺合自在に保持している。
いずれにせよその螺合保持方法は、第5図に詳細に示し
たような構造にて行なう。
たような構造にて行なう。
すなわち第5図において、50はプリセット板、51は
プリセット板に設けた貫通穴、52は貫通穴の周辺から
突出させた舌片、53は舌片を弾圧する板ばねであり、
微調ねじ54を舌片53を介して板ばね53のばね圧で
貫通穴周辺に押し付けて保持せしめている。
プリセット板に設けた貫通穴、52は貫通穴の周辺から
突出させた舌片、53は舌片を弾圧する板ばねであり、
微調ねじ54を舌片53を介して板ばね53のばね圧で
貫通穴周辺に押し付けて保持せしめている。
このような従来の構造は、板ばね53の挿入が面倒なた
め、挿入用の治具管理や作業管理がむずかしく、また板
ばね53のばね圧が不均一であるため、微調ねじ54に
加えられるねじトルクにバラツキを生じ、その回転がス
ムーズに行なわれないことがある。
め、挿入用の治具管理や作業管理がむずかしく、また板
ばね53のばね圧が不均一であるため、微調ねじ54に
加えられるねじトルクにバラツキを生じ、その回転がス
ムーズに行なわれないことがある。
このような欠点を改善するため、第6図に示す如く、プ
リセット板80の周辺に互いに向き合った舌片81と8
2を突出させ、これら舌片81と82の間に微調ねじ8
3を保持せしめる構造も実施されているが、合成樹脂か
らなる舌片81と82のばね圧で微調ねじを保持せしめ
るため、ねじ保持力が小さくなり、これを大きくするた
め舌片を大きくするとねじトルクが不均一となるほか、
その寿命が短かくなるなどの欠点を持つ。
リセット板80の周辺に互いに向き合った舌片81と8
2を突出させ、これら舌片81と82の間に微調ねじ8
3を保持せしめる構造も実施されているが、合成樹脂か
らなる舌片81と82のばね圧で微調ねじを保持せしめ
るため、ねじ保持力が小さくなり、これを大きくするた
め舌片を大きくするとねじトルクが不均一となるほか、
その寿命が短かくなるなどの欠点を持つ。
本考案は上述の如き従来の欠点を改善する新しい考案で
あり、その目的は、テレビジョンチューナのプリセット
用微調ねじを作業性よく組み込むことができ、かつ使用
の際その回転がスムーズに行なわれるような構造を提供
することにある。
あり、その目的は、テレビジョンチューナのプリセット
用微調ねじを作業性よく組み込むことができ、かつ使用
の際その回転がスムーズに行なわれるような構造を提供
することにある。
その目的を遠戚せしめるため、本考案は合成樹脂からな
りテレビチューナの微調ねじを保持する円板に回転軸を
中心とした円周状に等間隔の貫通穴を設けるとともに、
該貫通穴の周縁から該円板と一体化され、かつ貫通穴の
内方に突出させた突部の両側部には少なくとも各1個の
横方向に膨出する湾曲部を設けるとともに該湾曲部の内
側に中抜き穴を設けた圧縮はね部を設け、該圧縮ばね部
に対向する前記周縁上の部分に凹部を形成し7、該ばね
部と該凹部との間にインダクタンス可変用の微調ねじを
挾持せしめたことを特徴とするもので、以下実施例をあ
げて本考案をさらに詳細に説明する。
りテレビチューナの微調ねじを保持する円板に回転軸を
中心とした円周状に等間隔の貫通穴を設けるとともに、
該貫通穴の周縁から該円板と一体化され、かつ貫通穴の
内方に突出させた突部の両側部には少なくとも各1個の
横方向に膨出する湾曲部を設けるとともに該湾曲部の内
側に中抜き穴を設けた圧縮はね部を設け、該圧縮ばね部
に対向する前記周縁上の部分に凹部を形成し7、該ばね
部と該凹部との間にインダクタンス可変用の微調ねじを
挾持せしめたことを特徴とするもので、以下実施例をあ
げて本考案をさらに詳細に説明する。
第7図は微調整ねじをカム板に挾持せしめた実施例の一
部を切断した要部正面図である。
部を切断した要部正面図である。
同図において、60はプリセット板に固定されたカム板
で、たとえば、ポリアミド樹脂などの合成樹脂にて成形
され、その外周にはカム山61が形成されている。
で、たとえば、ポリアミド樹脂などの合成樹脂にて成形
され、その外周にはカム山61が形成されている。
なお、プリセット板は図に示していない。
カム山の数は、テレビチューナの受像チャンネルと同数
個設けられている。
個設けられている。
62はカム板60の中心に確りと嵌合されたチャンネル
切替え軸で、第1図乃至第6図に示すテレビチューナの
チャンネル切替え軸25に相当する。
切替え軸で、第1図乃至第6図に示すテレビチューナの
チャンネル切替え軸25に相当する。
カム板60のチャンネル切替え軸62から等距離の位置
に、カム山と同数個の貫通穴63を設け、該貫通穴63
のチャンネル切替え軸62から遠い内周縁に、微調ねじ
64を嵌合保持せしめる凹部65を形成する。
に、カム山と同数個の貫通穴63を設け、該貫通穴63
のチャンネル切替え軸62から遠い内周縁に、微調ねじ
64を嵌合保持せしめる凹部65を形成する。
チャンネル切替え軸62に近い側の内周縁には略々゛8
゛°字状を呈し且つカム板と一体化された圧縮ばね部6
6を突出形成する。
゛°字状を呈し且つカム板と一体化された圧縮ばね部6
6を突出形成する。
圧縮ばね部66の先端には略々゛ハパ字状をしたねじ受
け67が圧縮ばね部66と一体に形成され、凹部65と
ねじ受け67との間に微調ねじ64を挾持する。
け67が圧縮ばね部66と一体に形成され、凹部65と
ねじ受け67との間に微調ねじ64を挾持する。
第8図は第7図のA−A線に沿って切断した断面図であ
る。
る。
第8図において68はプリセット板、69はプリセット
板68に一体に形成したボビン、70はボビン69に巻
回された局部発振回路用の発振コイルである。
板68に一体に形成したボビン、70はボビン69に巻
回された局部発振回路用の発振コイルである。
第7,8図に示したように、圧縮はね部66は略々44
80字状に形成されているので、半径方向への弾圧力で
大きく設定し得る上にばねの弾性変形量が大きいので保
持部の破損の恐れがなく、且つ、若干の寸法誤差があっ
ても半径方向への弾圧力は略々一定となる。
80字状に形成されているので、半径方向への弾圧力で
大きく設定し得る上にばねの弾性変形量が大きいので保
持部の破損の恐れがなく、且つ、若干の寸法誤差があっ
ても半径方向への弾圧力は略々一定となる。
従って、微調ねじ64を凹部65方向に押圧するばね力
はどのばねも均一になる。
はどのばねも均一になる。
そして、どの部分の微調ねじ64にも均等なねじトルク
が掛り得る。
が掛り得る。
また微調ねじ64を押圧するばね力を適当な値に設定す
ることによってどの部分の微調ねじても確実にカム板に
保持せしめることができ、振動などによって微調ねじは
ガタつかず、所期のプリセット状態をくずすことがない
。
ることによってどの部分の微調ねじても確実にカム板に
保持せしめることができ、振動などによって微調ねじは
ガタつかず、所期のプリセット状態をくずすことがない
。
上記実施例は、微調ねじ64をチャンネル切替え軸62
から見て遠い側の貫通穴63の内周縁に保持せしめてい
るが、これを第9図に示すように逆の形状にしてもよい
。
から見て遠い側の貫通穴63の内周縁に保持せしめてい
るが、これを第9図に示すように逆の形状にしてもよい
。
また、貫通穴に設ける圧縮はね部も“8゛字状に形成す
ることはなく、第10図に示したように、菱形に形威し
てもよい。
ることはなく、第10図に示したように、菱形に形威し
てもよい。
上記実施例はいずれも貫通穴をカム板に設けたものであ
るが、プリセット板に貫通穴を設けて微調ねじを保持せ
しめてもよいことはもちろんのことである。
るが、プリセット板に貫通穴を設けて微調ねじを保持せ
しめてもよいことはもちろんのことである。
以上詳細に説明したように、本考案はインダクタンスを
変化させて受像周波数をプリセットする微調ねじ保持用
の両側部に少なくとも各1個の横方向に膨出する湾曲部
を設けるとともに該湾曲部の内側に中抜き穴を設けた圧
縮ばね部をプリセット板またはこれに固着したカム板と
一体的に突出させ、該圧縮ばね部に対向する周縁上の部
分に凹部を形威し、該ばね部と該凹部との間に該微調ね
じを押し付けるように構成したので、従来のように、板
ばねを必要とせず、構造がすこぶる簡単である。
変化させて受像周波数をプリセットする微調ねじ保持用
の両側部に少なくとも各1個の横方向に膨出する湾曲部
を設けるとともに該湾曲部の内側に中抜き穴を設けた圧
縮ばね部をプリセット板またはこれに固着したカム板と
一体的に突出させ、該圧縮ばね部に対向する周縁上の部
分に凹部を形威し、該ばね部と該凹部との間に該微調ね
じを押し付けるように構成したので、従来のように、板
ばねを必要とせず、構造がすこぶる簡単である。
このため組み立て作業がきわめて簡単になった。
また圧縮ばね部は弾性変形量が大きく、従って、ばね圧
を大きく設定し得る上に、若干の寸法誤差があっても弾
圧力を略々一定にし得る。
を大きく設定し得る上に、若干の寸法誤差があっても弾
圧力を略々一定にし得る。
従って、微調ねじを貫通穴の凹部に押圧するばね力をど
の圧縮ばね部についても均一に設計することが容易とな
る。
の圧縮ばね部についても均一に設計することが容易とな
る。
このため、どの部分の微調ねじについても均等なねじト
ルクが掛り、スムーズなプリセット動作が可能になった
ばかりでなく、カム板またはプリセット板と微調ねじと
の接触部分の磨耗が少なくなり寿命の向上も計ることが
できるなど多くの効果を有するものである。
ルクが掛り、スムーズなプリセット動作が可能になった
ばかりでなく、カム板またはプリセット板と微調ねじと
の接触部分の磨耗が少なくなり寿命の向上も計ることが
できるなど多くの効果を有するものである。
第1図はテレビチューナの断面図、第2図はテレビチュ
ーナの分解斜視図、第3図および第4図はテレビチュー
ナの部分的な分解斜視図、第5図および第6図は従来形
のプリセット板の部分的な正面図、第7図は本考案の一
実施例を示す部分的な正面図、第8図は第7図において
A−A線に沿って切断した断面図、第9図及び第10図
は各々他の実施例を示す要部説明図である。 図中、60はカム板、61はカム山、62はチャンネル
切替え軸、63は貫通穴、64は微調ねじ、65は凹部
、66は圧縮ばね部、67はねじ受けである。
ーナの分解斜視図、第3図および第4図はテレビチュー
ナの部分的な分解斜視図、第5図および第6図は従来形
のプリセット板の部分的な正面図、第7図は本考案の一
実施例を示す部分的な正面図、第8図は第7図において
A−A線に沿って切断した断面図、第9図及び第10図
は各々他の実施例を示す要部説明図である。 図中、60はカム板、61はカム山、62はチャンネル
切替え軸、63は貫通穴、64は微調ねじ、65は凹部
、66は圧縮ばね部、67はねじ受けである。
Claims (1)
- 合成樹脂からなりテレビチューナの微調ねじを保持する
円板に回転軸を中心とした円周状に等間隔の貫通穴を設
けるとともに、該貫通穴の周縁から該円板と一体化され
、かつ貫通穴の内方に突出させた突部の両側部には少な
くとも各1個の横方向に膨出する湾曲部を設けるととも
に該湾曲部の内側に中抜き穴を設けた圧縮ばね部を設け
、該圧縮ばね部に対向する前記周縁上の部分に凹部を形
威し、該ばね部と該凹部との間にインダクタンス可変用
の微調ねじを挾持せしめたことを特徴とするテレビチュ
ーナのプリセット板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977017076U JPS6029238Y2 (ja) | 1977-02-15 | 1977-02-15 | テレビチユ−ナのプリセツト板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977017076U JPS6029238Y2 (ja) | 1977-02-15 | 1977-02-15 | テレビチユ−ナのプリセツト板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53112305U JPS53112305U (ja) | 1978-09-07 |
JPS6029238Y2 true JPS6029238Y2 (ja) | 1985-09-04 |
Family
ID=28841776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977017076U Expired JPS6029238Y2 (ja) | 1977-02-15 | 1977-02-15 | テレビチユ−ナのプリセツト板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6029238Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5058142U (ja) * | 1973-10-01 | 1975-05-30 |
-
1977
- 1977-02-15 JP JP1977017076U patent/JPS6029238Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53112305U (ja) | 1978-09-07 |
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