JPS5927678Y2 - 等温化装置 - Google Patents

等温化装置

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JPS5927678Y2
JPS5927678Y2 JP14666180U JP14666180U JPS5927678Y2 JP S5927678 Y2 JPS5927678 Y2 JP S5927678Y2 JP 14666180 U JP14666180 U JP 14666180U JP 14666180 U JP14666180 U JP 14666180U JP S5927678 Y2 JPS5927678 Y2 JP S5927678Y2
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JP
Japan
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printed board
printed
amplifier
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chopper
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JP14666180U
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JPS5769293U (ja
Inventor
久雄 中根
仁志 湯原
Original Assignee
横河電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、直流増幅器等の入力段に用いられる半導体素
子のリード線と、プリント板のプリントパターンとの接
続点を等濃化する等温化装置に関するものである。
第1図は人力EIを演算増幅器OPを介して出力Eoと
して取り出すようにした直結形の直流増幅器で゛ある。
また、第2図は入力E1をFETチョッパCHで変調し
たのち交流増幅器AMで増幅すると共に、その増幅出力
をディモジュレータDMで復調し、その復調出力を積分
器IGを介して出力E。
として取り出すようにしたチョッパ形の直流増幅器を示
すものである。
チョッパCHはチョッパドライバ信号Q、Qによって駆
動される。
このような直結形成いはチョッパ形の直流増幅器におい
ては、室温或いは周囲の空気のゆらぎによって発生する
熱起電力が原因で定電圧性のドリフトが生じる。
このドリフトは直流増幅器が高感度である場合にその影
響は大きい。
前記の熱起電力は第1図においては演算増幅器OPの入
力側のリード線lとプリント板のプリントパターンPと
の接続点C間の温度差によって発生し、また第2図にお
いては入力段におけるチョッパCHの各リード線lとプ
リント板のプリントパターンPとの接続点C間の温度差
によって発生するものである。
演算増幅器OPおよびチョッパCHのような半導体素子
の各リード線lにはコバール線が多く用いられており、
これとプリント板のプリントパターンPに用いられる銅
線間の熱起電力は普通27μV/’Cにも達する。
そこで、この熱起電力の減少を計るために従来から種々
の手段がとられている。
例えば、(イ)リード線lとしてコパール線を用いずに
銅を用いる。
(ロ)リード線lを絶縁してより合せる。
(ハ)演算増幅器OP、チョッパCH等・入力段の半導
体素子を別の封止ケース内に収容し、内部をレジンなと
で個める。
などが行われており、それぞれ効果的な方法である。
しかし、(イ)については封止ガラスと銅との熱膨張係
数の違いによるひび割れや、銅表面の酸化による断線な
どの問題があり、実現が困難である。
また、(ロ)、(ハ)については作りにくく構造が複雑
などの問題があり、製造コストが高くつく等、いずれも
なんらかの欠点があるものである。
本考案はこのような欠点を改良する為になされたもので
ある。
第3図は本考案の等温化装置の使用状態を示す縦断面図
である。
第3図において、PBはプリント板、0P(CH)は第
1図の回路に示す演算増幅器(または第2図回路に示す
チョッパ)等、直流増幅器における入力段を構成する半
導体素子で、これら半導体素子のリード線lはプリント
板PBにプリントされたパターンP接続点Cにおいて接
続されている。
GRl、GR2はそれぞれ本考案に係る等温化装置を構
成する金属環である。
金属環GR1,GR2は第4図に示す如くその周壁に軸
方向に向って実施例では4個のネジ穴Hが形成されてい
る。
金属環GR1はリード線lとパターンPとの接続点を包
囲するようにプリント板PBの部品取付面上に配置され
ている。
他方の金属環GR2はGRlに対向するようにプリント
板PBの裏面に配置されている。
そして、両金属環GR1,GR2はサラネジNをネジ穴
Hに螺合することにより、プリント板PBを介してこの
プリント板と共に一体に取付けられるようになっている
金属環GR1とプリント板PBのパターンPが接触する
部分はその間を絶縁するために環状のマイラMが挿入さ
れている。
金属環GR2の上面はプリント板PBに形成したベタア
ース(回路コモン)Eに接するようになっている。
このような構成の本考案の装置においては(イ)′金属
環GR1,GR2によるしやへい効果で、演算増幅器O
P又はチョッパCHのリード線lとプノント板PBのパ
ターンPとの接続点C部分の空気のゆらぎの影響が防が
れる。
(ロ)′プリント板PBの上、下の温度差が両金属環を
固定している複数本のネジNで等濃化されている。
(ハ)′金属環GR□、GR2は広い面積を有するペタ
ーアースEに接しているので、さらに周囲温度との均温
化が計られる。
等の作用のために、接続点C間の温度差が小さくなり、
定電圧性ドリフトを低減することができる。
その結果、高感度の直流増幅器でもドリフトによる影響
の少ないものが得られる。
以上説明したように、本考案によれば一対の金属環と複
数本のネジからなり、安価で構造が簡単で効果的な温度
等価が計られる。
その結果、本考案によれば、高感度直流増幅器に用いて
極めて効果的な等温化装置を得ることができる。
なお、本考案においては、金属環GR1,GR2が回路
コモンEに接しているので、ガード効果がある利点もあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ本考案装置が用いられる
直流増幅器の回路図、第3図は本考案装置の一実施例の
縦断面図、第4図は第3図に用いられる金属環の上面図
である。 GRl、GR2・・・・・・金属環、N・・・・・・ネ
ジ、PB・・・・・・プリント板、C・・・・・・接続
点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プリント板のプリントパターンと直流増幅器の入力段部
    における半導体素子のリード線とが接続される接続点を
    包囲するようにこのプリント板の一面に配置された第1
    の金属環と、第1の金属環に対向しかつベタアースに接
    するように前記プリント板の裏面に配置された第2の金
    属環と、第1と第2の金属環の側壁を貫通して両金属環
    を前記プリント板を介して一体に取付ける複数本の取付
    ネジを具備した等温化装置。
JP14666180U 1980-10-15 1980-10-15 等温化装置 Expired JPS5927678Y2 (ja)

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JP14666180U JPS5927678Y2 (ja) 1980-10-15 1980-10-15 等温化装置

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Publication Number Publication Date
JPS5769293U JPS5769293U (ja) 1982-04-26
JPS5927678Y2 true JPS5927678Y2 (ja) 1984-08-10

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