JPS592761A

JPS592761A - 流体供給用の瞬時開弁装置

Info

Publication number: JPS592761A
Application number: JP10912982A
Authority: JP
Inventors: 辻井　健雄; 好明鈴木
Original assignee: KIYOUSEI SANGYO KK
Current assignee: KIYOUSEI SANGYO KK
Priority date: 1982-06-26
Filing date: 1982-06-26
Publication date: 1984-01-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は流体供給用の瞬時開弁装置に係り。

特に消火栓等の弁部の開弁をホース繰出し操作によシ、
同時に容易・迅速に行い、放水作業を即時に可能とする
流体供給用の瞬時開弁装置１に関する。

従来１例えば緊急な消火作業において、放水作業に先立
ち、供給パルプを手動によって開く必要があり、この場
合１人はノズルを火元に向け、もう１人がこの開弁作業
をする必要があシ、＊数人を必要とするし、しかも使用
法が難しいので一般へ忙は使用し難く、火災の勝負時で
ある初期消失の時機を失する等の不都合があった。

そこでこの発明の目的は、ホースを繰出すだけの簡単な
一操作によ〕、一時に開弁を行い、放水作業を容易・迅
速に果し得る流体供給用の瞬時開弁装置を＊現するにあ
る。

以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的
に説明する。

第１〜６図はこの発明の実施例を示し、２は消火栓箱、
４は補助パルプ（なお仁の補助パルプは無くても良い）
、６は配管、８はホース、ｌＯは複数個のセーフを有す
るホースガイドである。該ホース８を捲回するリール１
２を固定台１４に回動可能に設置し、消火栓箱２内に設
ける。そして、＠４因に示す如く、前記リール１２０回
転軸１６を中空に形成して通水路１８とする。咳通水路
１８の開口一端を出水口２０Ｖｃするとともに、該出水
口２０側を前記リール１２と一体に回動する回動部２２
とする。前！ＩＣ通水路１８の開口他端を入水日別にす
るとともに該入水口２４を固定部２６とする。そして、
該固定部２６と前記回動部２２とを水密に接続する。ま
た、前記固定部２６側の通水路１８途中を遮板２８によ
シ仕切り。

該遮板２８中央には小径の流通口３０を形成する。該遮
板２８下流側に第５図に示す如き多角形（この考案では
四角形）の軸孔３１を有するリブ型の軸受部３２を内殻
する。そして、前記流通口３ｏを開閉する弁；（４を第
１バネ３５により閉鎖方向に付勢する。また、該弁：３
４にはスピンドル３６の一端を装着し、該スピンドル３
６の他端を間隙Ｓを有するように摺動芯部３８の一端に
貝人する。そして、該摺動芯部３８の一端を角柱に例え
ば四角柱に形成し、他端を円柱に形成する。該摺動芯部
３８の一端の四角柱を前Ｉ４Ｃ輔受軸受２の軸孔３１に
貫入し、他端の外周には雄ネジ４０を刻設し、該雄ネジ
４０に螺合する雌ネジ４２を第６図に示す如く１回動子
４４の芯部４６に形成する。該芯部４６内にスピンドル
３６を第２バネ４８により弁３４の開放方向に付勢させ
て設ける。該回動子４４を前記回動部２２に固着し０回
動子４４をＯリングｂＯを介して前記固疋部２６内に回
動可能に挿入し。

カラー５２によｐ回動子４４を保持する。そして前記回
動部２１はホース８を捲回するリール杆５４とホース８
とを側方から支持するリール側板５６．５６が固着され
ている。なお、５８は壁であり、６０は壁にリールの固
定部２６を固着する固着具、６２は弁部３４のパツキン
である。

仁の発明の実施例は上述の如く構成されているので以下
の如く作用する。

前記消火栓２は緊急な消火作業に儂えて、常に使用状態
に維持されている。すなわち、補助バルブ４は開放され
ている。（あるいは緊急時に開弁する。あるいはまた、
この補助バルブ４を設けずに置く。）一方前記固定部２
６の流通口３０は弁３４で閉鎖され、下流への通水は遮
断されている。そして回動部２２の出水口２０にホース
８の一端が接続され、他端にはノズル（図示せず）が接
続されている。また、該ホース８はリール杆５４に幾重
にも捲回されている。

そして、上述の待機状態から緊急に消火作業を行う場合
には、ノズルを持ち、ホースガイドｌＯの助けをも得て
、ホース８を繰出す。さすれば、該ホース８の繰出しに
より回動部２２が回動し、該回動部２２に固着される回
動子４４もｔａ回動する。そして回動子４４の芯部４６
の雌ネジ４２と螺合する摺動芯部３８の雄ネジ４０が開
放方向に移動する。該摺動芯部３８の移動が間隙Ｓを越
えるとスピンドル３６もまた移動し、弁３４を開放方向
に移動させる。これにより、前記通水路ｌＢ内の弁３４
マで到達している高圧水が流通口３０を経て、軸受部３
２の空孔から回動子４４に流れ込む。次いで９回動子４
４の孔部４４ａを経て、出水口２０からホース８内に流
入し、ノズルから高圧で放水される。

また、上述の待機状態からの放水作業開始に際し、スピ
ンドル３６と摺動芯部３８間に間隙Ｓを設けたので、リ
ール１２の軸１６が所定角度だけ回転の後。

弁３４が開放方向に移動する。そのため、ノズルを火元
に向けるために数歩萌進することが可能であり、準備体
勢を充分とり得る。

なお、この発明は上述実施例に限定されるものではなく
１種々の応用改変が可能なことは言うまでもない。

例えば、この発明においては放水作業を開始する際に、
リールを数回転させて徐々に開弁する構成としたが、第
７，８図に示す如く２回動子の芯部４６の内側に半球状
の突起７０を設け、摺動芯部３８の端部近傍の周縁に該
突起７０の通過を許す断面中円状の溝部７２を形成し、
該溝部７２と前記摺動芯部羽の端部とを連通する案内溝
７４ｆ１．摺動芯部３８の軸方向と平行に数箇所（図面
では２箇所）設ければ。

待機状態からホースを繰出すことにより１回動部。

回動子、芯部４６が回動し、半球状の突起７０が溝部７
２内を摺動突進する。そして該芯部４６の突、起７０が
手回転以内に案内溝７４位置に至る。それにより。

第２バネ４８によシ摺動芯部羽は矢印７６方向に瞬時に
移動され、弁を開放し、放水作業を開始することができ
、火災の初期消火に寄与し得るものである。また、待機
状態に再度もどすためには、芯部４６の端面を開き、突
起７０と溝部７２を係合させた後に、第２バネ槌に抗し
て芯部４６の端面を閉鎖すればよいものである。

また、この発明の実施例は流体を水として説明したが、
水に限らず、油、化学水溶液等の流体にも使用可能であ
る。

以上詳細に説明した如くこの発明の瞬時量弁装＋１）よ
、ホース捲回用リールと一体九回動する回動部を設け、
該回動部と固定部とを水密圧接続し。

該回動部のホース繰出し方向の回動により弁が開放され
る構成としたので、ホースを繰出すだけの一操作により
瞬時に開弁を果し得て、放出作業を容易・迅速圧行い得
て、しかも操作が簡単なので。

一般人特に婦女子にも操作することができる。そのため
消防設備として使用すれば火災の初期消火に威力を発揮
し得るものである。

【図面の簡単な説明】

第１〜６図はこの発明の実施例を示し、第１図は消火栓
の正面図、第２図は扉を省略した消火栓の正面図、第３
図は第２図のトｌ線の拡大断面平面図、第４図は第２図
の■−■線の装部拡大断面図、第５図は４１ｊ受部の正
面図、第６図は回転子と芯部の正面図である。第７．８図はこの発明の他の実施例を示し、第７図は芯
部と摺動芯部の要部拡大断面図、第８図は第７図の■−
■線による断面図である。図において、２は消火栓、４は補助ノくルプ、８はホー
ス、ｌＯはホースガイド、１２はリール、　１６は軸、
１８は通水路、２０は出水０．２２は回動部、２４は入
水口、２６は固定部、セして３４は弁である。代理人　弁理士　　西　郷　義　美第５図第６図第７図第８し１

Claims

【特許請求の範囲】

ホース捲回用リールの回転軸を中空に形成して通水路と
し、この中空軸の開口一端を出水口化するとともにこの
出水口側を前記リールと一体に回動する回動部とし、入
水口を有する固定部を前記回動ｆ１１Ｂの開口他端に水
密に接続し、前記回動部のホース繰出し方向の回動部よ
υ開弁゛される前記中空軸の通水路を閉鎖する弁とを設
けたことを特徴とする流体供給用の瞬時開弁装置。