JPS5927241Y2 - 連続式卵焼装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は連続式卵焼装置に関し、出来上がった卵焼を最
終製品として系外へ取り出すための取り出し手段を備え
た連続卵焼装置を提供するものである。

以下に本考案を実施例に基づき図面を参照しつつ詳述す
る。

本考案の卵焼装置は、第１図に示すように、水平面上に
矩形状のループ□形成される径路１に焼皿２が密に載置
されている。

これら焼皿２は移動手段３によって径路１上を滑動する
。

焼皿２の下方部には加熱手段４ぎ配設され焼皿２が移動
する間に焼皿な加熱する。

焼皿２は部材２ｏを介して径路上に配置される。

焼皿２はその一端を部材２０にヒンジ止めされている。

上記移動手段３は通常エアシリンダーもしくは油圧シリ
ンダーで構成さん各シリンダーは径路１における焼皿２
の変位位置、例えば矩形状の径路１の各コーナーにそれ
ぞれ配置され、焼皿２を順次所定方向に押圧することに
より焼皿２を径路１上を間欠的に滑動移動させる。

この卵焼装置は、第２図ａ、ｂおよびＣに示すような、
取り出し手段１１を有する。

取り出し手段１１は、転倒手段１１１と転載手段１１２
と移送手段１１３とを有する。

転倒手段１１１は、焼皿２を転倒させこの焼皿の卵液を
扇終製品として系外へ放り出すものである。

転倒手段１１１は、焼皿２を載置する回動アーム１１１
１とこのアーム１１１１に連結する小歯車１１１２とを
有する。

小歯車１１１２はチェイン１１１３を介して大歯車１１
１４に連結されている。

大歯車１１１４には歯車駆動手段１１１５が接続されて
いる。

歯車駆動手段１１１５の駆動により大歯車１１１４が所
定角度回動したとき、小歯車１１１２は焼皿２の進行方
向に転倒し同時に焼皿２が回動アーム１１１１とともに
転倒する。

転倒焼皿は、通常、系の端部に位置するため、この転倒
焼皿の卵焼は系外に放り出される。

転載手段１１２は、上記転倒手段１１１の後方に配置さ
れ、この転倒手段により放り出される卵焼を受は止めさ
らにこの卵焼を後方へ放り投げるものである。

この転載手段１１２は、卵焼を受けとめる受台１１２１
とこの受台をその軸支部１１２２のまわりに揺動させる
揺動手段１１２３とを有する。

受台１１２１は、略水平位置において上記転倒手段１１
１の転倒焼皿から卵焼を受けとめるや、揺動手段１１２
３の動作により、軸支部１１２２を支点として上方位置
に所定角度回動する。

受台１１２１０回動により受台上の卵焼は遠心力により
この転載手段１１２のさらに後方に位置する移送手段１
１３上に放り出される。

移送手段１１３は例えばベルトコンベアで構成され、ベ
ルトコンベア上に放り出された卵焼は最終製品として所
定場所へ移送される。

なお、駆動手段１１１５および揺動手段１１２３は、通
常、エアシリンダーもしくは油圧シリンダーのイスレカ
テある。

これらシリンダーのピストンロンドの往復運動により転
倒手段１１１０犬歯車が所定角度回転し転載手段１１２
の受台が所定角度揺動する。

なお、焼皿２はアルミニウムもしくはアルミニウム合金
鋳物のいずれかでなり、表面にはフッ素樹脂加工が施さ
れている。

この加工により、焼皿の燃伝導は極めて悪くなる。

それゆえ、焼皿全体が均一に加熱され焼むらのできない
卵焼を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の装置の平面図、第２図ａは取り出し手
段１１の要部側面図、第２図すは転倒手段１１１０部分
断部分面図、第２図Ｃは転載手段１１２の正面図で、第
２図ｄは移送手段１１３の側面図である。 １・・・・・・径路、２・・・・・・焼皿、３・・・・
・・移動手段、１１・−・・・・取り出し手段、１１１
・・・・・・転倒手段、１１２・・・・・・転載手段、
１１３・・・・−・移送手段、１１１１・・・・・・回
動アーム、１１１２，１１１４・・・・・・歯車、１１
１５・・・・・・駆動手段、１１２１・・・・・・受台
、１１２３・・・・・・揺動手段。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■、水平面上に矩形状のループに形成される径路に部材
   を介して載置され一端を該部材を介してヒンジ止めされ
   た複数枚の焼皿を移動手段によってこの径路上を滑動さ
   せ同時に焼皿下方部の加熱手段により焼皿な加熱する間
   に卵液注入手段から焼皿へ注入された卵液を焼成し、焼
   卵を連続的に製造する卵焼装置において、 （１） 焼皿な転倒させ、該焼皿の卵焼を最終製品と
   して系外へ放りだす転倒手段と、 （２）該転倒手段の後方に配置さし、該転倒手段により
   放りだされる該卵焼を受は止め、ついで該卵焼をさらに
   後方へ放りなげる卵焼転載手段と、 （３）放り投げられた該卵焼を受は止め所定場所へ移す
   移送手段と、 を有する取り出し手段を備えた連続式卵焼装置。 ２、上記転倒手段は、 （１） 焼皿を載置する転倒アームと、（２）該転倒
   アームに連結する小歯車と、（３）該小歯車にチェイン
   を介して連結する大歯車と、 （４）該歯車を回動させる歯車駆動手段と、を有し、該
   大歯車が所定角度回動したとき該小歯が相応角度回動し
   同時に該焼皿が転倒アームと共に系外方向に転倒し、そ
   のことにより該焼皿の卵焼が系外へ放り出されるよう構
   成した前記実用新案登録請求の範囲第１項に記載の卵焼
   装置。 ３、上記転載手段は、 （１） 該卵焼を受は止める受台と、 （２）該受台をその軸支部の１わりに揺動させる揺動手
   段と、 を有する前記実用新案登録請求の範囲第１項に記載の卵
   焼装置。 ４、上記揺動手段はエアシリンダーもしくは油圧シリン
   ダーのいずれかであり、該シリンダーのピストンロッド
   の往復運動により、上記受台が揺動する前記実用新案登
   録請求の範囲第３項に記載の卵焼装置。 ５、上記移送手段がベルトコンベアである前記実用新案
   登録請求の範囲第１項に記載の卵焼装置。 ６、上記移送手段は複数のエアシリンダーもしくは油圧
   シリンダーのいずれかで構成され、該シリンダーは上記
   径路における上記焼皿の変位位置にそれぞれ配置され焼
   皿な順次所定方向に押圧することにより焼皿な該径路上
   を間欠的に移動させる前記実用新案登録請求の範囲第１
   項に記載の卵焼装置。 ７、上記取り出し手段は、上記移動手段と連動して焼皿
   の間欠移動における休止時に駆動する前記実用新案登録
   請求の範囲第１項に記載の卵焼装置。 ８、上記焼皿はアルミニウムもしくはアルミニウム合金
   鋳物のいずれかでなり、表面にフッソ樹脂加工を施した
   前記実用新案登録請求の範囲第１項に記載の卵焼装置。