JPS5927010A - 複合ガ−ドレ−ル材 - Google Patents
複合ガ−ドレ−ル材Info
- Publication number
- JPS5927010A JPS5927010A JP11867883A JP11867883A JPS5927010A JP S5927010 A JPS5927010 A JP S5927010A JP 11867883 A JP11867883 A JP 11867883A JP 11867883 A JP11867883 A JP 11867883A JP S5927010 A JPS5927010 A JP S5927010A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- present
- wire
- composite
- guardrail
- impact
- Prior art date
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- Pending
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- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は複合ガードレール材に関するもので、耐食性
及びtr撃吸収率、非破壊性の向上を図れるようにする
ことを目的とするものである。
及びtr撃吸収率、非破壊性の向上を図れるようにする
ことを目的とするものである。
従来、道路等に使用されているガードレールは、鉄製の
ものに塗装を施したものが多く使用されているが、この
種鉄製のものは耐食性が悪く、そのため、定期的に塗装
を施す必要があった。また、車輌の衝突による衝撃が車
輛の運転者の方に大きくかかるように設計されているた
め、人身事故を招来することが多く、ガードレール本来
の機能を十分に発揮するとはいい難いものであった。
ものに塗装を施したものが多く使用されているが、この
種鉄製のものは耐食性が悪く、そのため、定期的に塗装
を施す必要があった。また、車輌の衝突による衝撃が車
輛の運転者の方に大きくかかるように設計されているた
め、人身事故を招来することが多く、ガードレール本来
の機能を十分に発揮するとはいい難いものであった。
この発明は、上記事情に鑑みてガードレール本来の機能
を発揮すべく改良された複合材であって、その要旨とす
るところは、アルミニウム製押出形材中に、鋼製の波状
あるいはスパイラル状の線材を一体的に埋設して成るも
ので、耐食性の向上及び衝撃吸収率、非破壊性の向上を
図れるようにしたことを特徴とする複合ガードレール材
を提供しようとするものである。
を発揮すべく改良された複合材であって、その要旨とす
るところは、アルミニウム製押出形材中に、鋼製の波状
あるいはスパイラル状の線材を一体的に埋設して成るも
ので、耐食性の向上及び衝撃吸収率、非破壊性の向上を
図れるようにしたことを特徴とする複合ガードレール材
を提供しようとするものである。
以下にこの発明の実施例を添附図面に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第1図はこの発明の複合ガードレールの一例を示す断面
図で、図中、lはアルミニウム製押出形材であって、は
ぼ中空馬蹄形状に形成され、その内部の適宜箇所には例
えば直径が0.7〜3.0+nmのピアノ線あるいは軟
鋼線等の鋼製線材2,2・・・が一体重に埋設されてい
る。
図で、図中、lはアルミニウム製押出形材であって、は
ぼ中空馬蹄形状に形成され、その内部の適宜箇所には例
えば直径が0.7〜3.0+nmのピアノ線あるいは軟
鋼線等の鋼製線材2,2・・・が一体重に埋設されてい
る。
この場合、前記線材2は1例えば第2図に示すような波
状線材2aあるいは第3図に示すようなスパイラル状線
材2bが使用されており、これら波状線材2aあるいは
スパイラル状線材2bを使用することにより、第4図(
a)ないしくc)に示すように、衝撃に対して二段階に
変形して衝撃エネルギを吸収する機能を発揮する。
状線材2aあるいは第3図に示すようなスパイラル状線
材2bが使用されており、これら波状線材2aあるいは
スパイラル状線材2bを使用することにより、第4図(
a)ないしくc)に示すように、衝撃に対して二段階に
変形して衝撃エネルギを吸収する機能を発揮する。
なお、アルミニウム製押出形材lの形状は前記中空馬蹄
形状に限られるものではなく、例えば第5図に示すよう
な中空方形断面等任意の形状にすることができ、また、
線材2゜2・・・の配設箇所及び大きさ等も任意に設定
することができることは勿論である。
形状に限られるものではなく、例えば第5図に示すよう
な中空方形断面等任意の形状にすることができ、また、
線材2゜2・・・の配設箇所及び大きさ等も任意に設定
することができることは勿論である。
上記のように構成されるこの発明のガードレールは、マ
ンドレル(図示せず)を通して線材2,2・・・を押出
方向と平行な方向に供給すると同時に、押出形材用金属
であるアルミニウムを線材2,2・・・に密着して包囲
するように押出加工を行って製作することができる。
ンドレル(図示せず)を通して線材2,2・・・を押出
方向と平行な方向に供給すると同時に、押出形材用金属
であるアルミニウムを線材2,2・・・に密着して包囲
するように押出加工を行って製作することができる。
したがって、この発明°の複合ガードレールは耐食性の
向上が図れることは勿論、以下に示す実験結果が示す如
く衝撃吸収率及び非破壊性の向上が図れる。
向上が図れることは勿論、以下に示す実験結果が示す如
く衝撃吸収率及び非破壊性の向上が図れる。
実験■ 衝撃試験(JIS4号 ■ノツチ試験片によ
るシャルピーテスト) 実験対象として、アルミニウム試験片 A6063S −T5(基準品)、A6063S −T
5に1.6nnφのピアノ線を4本埋設したもの(他の
複合材)及びA6063S−T5に1.6mφのスパイ
ラル状ピアノ線を埋設したもの(本発明品)を用意して
、シャルピーテストを行った結果、第6図に示すような
衝撃特性が得られ、本発明品は基準品に対して約2倍の
衝撃抵抗値が得られた。
るシャルピーテスト) 実験対象として、アルミニウム試験片 A6063S −T5(基準品)、A6063S −T
5に1.6nnφのピアノ線を4本埋設したもの(他の
複合材)及びA6063S−T5に1.6mφのスパイ
ラル状ピアノ線を埋設したもの(本発明品)を用意して
、シャルピーテストを行った結果、第6図に示すような
衝撃特性が得られ、本発明品は基準品に対して約2倍の
衝撃抵抗値が得られた。
実験■ 引張試験
実験対象として、基準品である99.7アルミニウム形
材(以下に99.7A Q形材という)、99.7AD
、形材にスパイラル状ピアノ線を埋設した複合材を用意
し、引張速度5+nm/min、標点間距離50+nm
の引張試験を行った結果、第7図及び第8図に示すよう
な荷重−変位曲線が得られ、これにより、この発明の複
合ガードレールが衝撃力に対して二段階に変形して衝撃
力を吸収することがわかった。
材(以下に99.7A Q形材という)、99.7AD
、形材にスパイラル状ピアノ線を埋設した複合材を用意
し、引張速度5+nm/min、標点間距離50+nm
の引張試験を行った結果、第7図及び第8図に示すよう
な荷重−変位曲線が得られ、これにより、この発明の複
合ガードレールが衝撃力に対して二段階に変形して衝撃
力を吸収することがわかった。
実験■ 強度試験
実験対象として、断面積が7.86Wlφのアルミニウ
ム製形材lの中に、断面積が0.9no中のスパイラル
状のピアノ線2を6本第9図に示すように埋設したもの
を用意して、チャートフルスケール 50nwn/minの強度試験を行った結果、第10図
に示すような結果が得られ、かなりの強度性を有するこ
とがわかった。
ム製形材lの中に、断面積が0.9no中のスパイラル
状のピアノ線2を6本第9図に示すように埋設したもの
を用意して、チャートフルスケール 50nwn/minの強度試験を行った結果、第10図
に示すような結果が得られ、かなりの強度性を有するこ
とがわかった。
なお、上記実験では線材としてスパイラル状ピアノ線を
使用したが、ピアノ線以外の鋼製線材においても、数値
的にわずかな差はあるが同様の結果が得られ、また、ス
パイラル状に変えて波状線材を使用した場合にも好まし
い実験結果が得られた。
使用したが、ピアノ線以外の鋼製線材においても、数値
的にわずかな差はあるが同様の結果が得られ、また、ス
パイラル状に変えて波状線材を使用した場合にも好まし
い実験結果が得られた。
以上に説明したように、この発明の複合ガードレール材
によれば、アルミニウム製押出形材中に、鋼製の波状あ
るいはスパイラル状の線材を一体的に埋設して成るため
、従来の鉄製ガードレールに比して耐食性の向上が図れ
、また、衝撃力に対しても二段階に変形するため,衝撃
吸収率の向上が図れる上、非破壊性の向上が図れ,その
結果として、交通事故における人身事故の減少を図るこ
とができるなどの優れた効果が得られるので、その利用
価値は顕著である。
によれば、アルミニウム製押出形材中に、鋼製の波状あ
るいはスパイラル状の線材を一体的に埋設して成るため
、従来の鉄製ガードレールに比して耐食性の向上が図れ
、また、衝撃力に対しても二段階に変形するため,衝撃
吸収率の向上が図れる上、非破壊性の向上が図れ,その
結果として、交通事故における人身事故の減少を図るこ
とができるなどの優れた効果が得られるので、その利用
価値は顕著である。
添付図面中、第1図はこの発明の複合ガードレールの一
例を示す断面図、第2図及び第3図はそれぞれこの発明
における線材の別の実施例を示す断面斜視図、第4図(
a)ないしくc)はこの発明のガードレールの変形態様
を示す概略断面図、第5図はこの発明のガードレールの
別の実施例を示す断面図、第6図はシャルピー衝撃特性
を示すグラフ、第7図はアルミニウム形材の荷重−変位
曲線図及びその説明図、第8図はこの発明のガードレー
ル用複合材の荷重−変位曲線図及びその説明図。 第9図及び第10図は強度試験に供するこの発明のガー
ドレール用複合材の断面図及びその強度特性曲線図であ
る。 図において、 1 アルミニウム製押出形材 2 鋼製線材 28 波状線材 2b スパイラル状線材 である。 特許出願人 日本軽金属株式会社 第1図 第2図 第4図 第3図 (a) 43− 第6図 暴手品 本分−品 他−貼甘 第7図
例を示す断面図、第2図及び第3図はそれぞれこの発明
における線材の別の実施例を示す断面斜視図、第4図(
a)ないしくc)はこの発明のガードレールの変形態様
を示す概略断面図、第5図はこの発明のガードレールの
別の実施例を示す断面図、第6図はシャルピー衝撃特性
を示すグラフ、第7図はアルミニウム形材の荷重−変位
曲線図及びその説明図、第8図はこの発明のガードレー
ル用複合材の荷重−変位曲線図及びその説明図。 第9図及び第10図は強度試験に供するこの発明のガー
ドレール用複合材の断面図及びその強度特性曲線図であ
る。 図において、 1 アルミニウム製押出形材 2 鋼製線材 28 波状線材 2b スパイラル状線材 である。 特許出願人 日本軽金属株式会社 第1図 第2図 第4図 第3図 (a) 43− 第6図 暴手品 本分−品 他−貼甘 第7図
Claims (1)
- アルミニウム製押出形材中に、鋼製の波状あるいはスパ
イラル状の線材を一体的に埋設して成ることを特徴とす
る複合ガードレール材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11867883A JPS5927010A (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | 複合ガ−ドレ−ル材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11867883A JPS5927010A (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | 複合ガ−ドレ−ル材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5927010A true JPS5927010A (ja) | 1984-02-13 |
Family
ID=14742494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11867883A Pending JPS5927010A (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | 複合ガ−ドレ−ル材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5927010A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6344002A (ja) * | 1986-08-07 | 1988-02-25 | 浪岡 明彦 | 防護柵 |
| US4857795A (en) * | 1986-07-02 | 1989-08-15 | Hitachi, Ltd. | Internal magnetic shield support apparatus for color picture tube |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4928638B1 (ja) * | 1969-06-17 | 1974-07-27 | ||
| JPS5640894U (ja) * | 1979-07-25 | 1981-04-15 |
-
1983
- 1983-06-30 JP JP11867883A patent/JPS5927010A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4928638B1 (ja) * | 1969-06-17 | 1974-07-27 | ||
| JPS5640894U (ja) * | 1979-07-25 | 1981-04-15 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4857795A (en) * | 1986-07-02 | 1989-08-15 | Hitachi, Ltd. | Internal magnetic shield support apparatus for color picture tube |
| JPS6344002A (ja) * | 1986-08-07 | 1988-02-25 | 浪岡 明彦 | 防護柵 |
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