JPS592678Y2 - 包装体 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は化粧品５食品等に添えるオマケ、試供品等の包
装体に関する。

従来、化粧品２食品等に添えるオマケ、試供品等のもの
の包装は、袋状のものや紙箱に入れたものが多く、また
本体の容器に取付けるには輪ゴム、接着テープ又は試供
品等を袋に入れたものを容器の首部にかける方法であっ
たが、充填部と係止部が別々であるので取付けるのに手
間がかかりコスト高になって見栄えもよくなかった。

本考案はこの点を鑑み、本体容器のボトル、罐等の容器
形状をなし、内容物の充填部と係止部を一体成形したオ
マケ、試供品等の特に粉末状、液体状のオマケ、試供品
に適する包装体である。

図面に従って実施例を詳細に説明すれば、第１図は本考
案の平面図、第２図は正面図、第３図は第１図における
Ａ−Ａ’線による断面図である。

樹脂シートから打抜成形された同型のカバ一部Ａを２個
合わせた構成で充填部１は本体容器の罐、びん等の形状
を擬した形状に成形された窪みて周囲にシールするため
の周壁部２を有する。

該周壁部には連結部３を介して係止部４が連設されてお
り、本体の容器の首部に引掛けることのできる形状即ち
、円環状又はその一部を欠落させた形状で例えば、第１
図の他に第４図、第５図のような形状が考えられる。

また充填部の上端付近の周壁部には内容物が取出しやす
いように切欠５が入っており、ここから引裂いて内容物
を取出す。

実際には、カバ一部Ａを２個合わせ周壁部２の一部を除
いて周壁部、連結部、係止部をシールし、内容物６をそ
の個所から充填して残った部分をシールすればよい。

また、充填部も任意形状に簡易にでき、動物、乗物等の
形状にすれば消費者に喜ばれる。

本考案は以上のような構成であるから充填部。

連結部、係止部が一体成形でできるのでコストが低く、
取付けにも手間がかからないし、その上任意の形状にで
きるため、本体容器の形状を擬した形状や動９乗物等の
形状にすれば消費者の目をひきつけ、切欠およびその部
分の形状によって内容物が容易にとりだすことができる
等の多大な効果を発揮するものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の実施例を示し、第１図は本考案の平面図
、第２図は正面図、第３図は第１図のＡＡ′線による断
面図、第４図、第５図は係止部の他の例を示す平面図、
第６図は使用状態を示す斜視図である。 １・・・・・・充填部、２・・・・・・周壁部、３・・
・・・・連結部、４・・・・・・係止部、５・・・・・
・切欠、６・・・・・・内容物。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 本体の容器の形状を擬した形状等の任意の形状をした窪
   みである充填部と、該充填部の周囲に設けられた周壁部
   と連結部および本体の容器に引掛けるための形状をした
   係止部を樹脂シートから一体成形するとともに充填部の
   上端付近の周壁部に切欠を設けたカバ一部を２個合わせ
   てシールしたオマケ、試供品等の包装体。