JPS5926627A - 複合クラツチ式多段歯車変速機のクラツチ制御装置 - Google Patents
複合クラツチ式多段歯車変速機のクラツチ制御装置Info
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- JPS5926627A JPS5926627A JP57136914A JP13691482A JPS5926627A JP S5926627 A JPS5926627 A JP S5926627A JP 57136914 A JP57136914 A JP 57136914A JP 13691482 A JP13691482 A JP 13691482A JP S5926627 A JPS5926627 A JP S5926627A
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- clutch
- gear
- speed
- transmission
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D48/00—External control of clutches
- F16D48/06—Control by electric or electronic means, e.g. of fluid pressure
- F16D48/062—Control by electric or electronic means, e.g. of fluid pressure of a clutch system with a plurality of fluid actuated clutches
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
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- F16D2500/30—Signal inputs
- F16D2500/304—Signal inputs from the clutch
- F16D2500/30401—On-off signal indicating the engage or disengaged position of the clutch
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D2500/30—Signal inputs
- F16D2500/306—Signal inputs from the engine
- F16D2500/3067—Speed of the engine
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D2500/3067—Speed of the engine
- F16D2500/3068—Speed change of rate of the engine
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
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- F16D2500/30—Signal inputs
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2500/00—External control of clutches by electric or electronic means
- F16D2500/50—Problem to be solved by the control system
- F16D2500/51—Relating safety
- F16D2500/5104—Preventing failures
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自動車用の変速機、特に出力軸との間に変速
歯車が夫々介設された複数の入力軸と、各入力軸をエン
ジン出力軸に選択的に連結させる入力軸と同数のクラッ
チとを備えた複合クラッチ式多段歯車変速機における上
記クラッチの制御装置に関する。
歯車が夫々介設された複数の入力軸と、各入力軸をエン
ジン出力軸に選択的に連結させる入力軸と同数のクラッ
チとを備えた複合クラッチ式多段歯車変速機における上
記クラッチの制御装置に関する。
ところで、複合クラッチ式多段歯車変速機としては、例
えば特開昭56−94050号公報に記載された回転式
動力伝達装置が知られている。これは、各々が一連の増
大する速度比を与える組の1つであるギヤ列と、共通入
力と共通出力との間で該ギヤ列を介して二者択一の駆動
路を与え独立に作用可能な2つのクラッチとを備え、前
記組の異なる速度比のギヤ列が、1つのクラッチと、他
のクラッチとを介して夫々駆動される回転式動力伝達装
置において、前記1つのクラッチが、前記ギヤ列の組の
一側に配置され、前記他のクラッチが、該紐の反対側に
配置されプこものである。そし柚 て、速度比の丞換えは、1つのクラッチからの駆動を他
のクラッチからの駆動に切換えることによって行われる
。
えば特開昭56−94050号公報に記載された回転式
動力伝達装置が知られている。これは、各々が一連の増
大する速度比を与える組の1つであるギヤ列と、共通入
力と共通出力との間で該ギヤ列を介して二者択一の駆動
路を与え独立に作用可能な2つのクラッチとを備え、前
記組の異なる速度比のギヤ列が、1つのクラッチと、他
のクラッチとを介して夫々駆動される回転式動力伝達装
置において、前記1つのクラッチが、前記ギヤ列の組の
一側に配置され、前記他のクラッチが、該紐の反対側に
配置されプこものである。そし柚 て、速度比の丞換えは、1つのクラッチからの駆動を他
のクラッチからの駆動に切換えることによって行われる
。
然るに、このような構成の動力伝達装置ないし変速機に
あっては、変速時における一方のクラッチの切断操作と
他方のクラッチの接続操作のタイミングが運転性に著し
い影響を及ぼす。つまり、一方のクラッチの切断操作の
開始と同時に他方のクラッチの接続操作を開始すれば、
両クラッチが共に動力伝達状態となる所謂ダブルロック
を生じて、特に自動車用変速機の場合に、出力トルクの
一時的な落ち込みによるショックが車体に発生し、或は
急激な負荷の作用によるエンストを招起する。これに対
しては、一方のクラッチの切断操作開始から一定のタイ
ムラグを設けて他方のクラッチの接続操作を開始させる
ことが考えられる。しかし、接続状態にあるクラッチが
切断状態に移行する際の伝達トルクの変化の仕方が、例
えばクラッチの摩耗状況やクラッチ作動用アクチュエー
タの動作速度、或はエンジンの運転状況等の種々の要因
によって変化するため、一定のタイムラグを設けるだけ
では常に最適のタイミングでクラッチの切換えを行うこ
とは不可能で、切断状態にあったクラッチの接続動作が
相対的に早過ぎることによる上記のダブルロックや、遅
過ぎることによるエンジンの空吹き等を生じる惧れがあ
る。また、クラッチヲ動作させる油圧アクチュエータに
対スる油圧の供給時及び排出時の油圧変化を運転状況等
に応じてコントロールすることが考えられるが、これは
極めて複雑な制御を要する。
あっては、変速時における一方のクラッチの切断操作と
他方のクラッチの接続操作のタイミングが運転性に著し
い影響を及ぼす。つまり、一方のクラッチの切断操作の
開始と同時に他方のクラッチの接続操作を開始すれば、
両クラッチが共に動力伝達状態となる所謂ダブルロック
を生じて、特に自動車用変速機の場合に、出力トルクの
一時的な落ち込みによるショックが車体に発生し、或は
急激な負荷の作用によるエンストを招起する。これに対
しては、一方のクラッチの切断操作開始から一定のタイ
ムラグを設けて他方のクラッチの接続操作を開始させる
ことが考えられる。しかし、接続状態にあるクラッチが
切断状態に移行する際の伝達トルクの変化の仕方が、例
えばクラッチの摩耗状況やクラッチ作動用アクチュエー
タの動作速度、或はエンジンの運転状況等の種々の要因
によって変化するため、一定のタイムラグを設けるだけ
では常に最適のタイミングでクラッチの切換えを行うこ
とは不可能で、切断状態にあったクラッチの接続動作が
相対的に早過ぎることによる上記のダブルロックや、遅
過ぎることによるエンジンの空吹き等を生じる惧れがあ
る。また、クラッチヲ動作させる油圧アクチュエータに
対スる油圧の供給時及び排出時の油圧変化を運転状況等
に応じてコントロールすることが考えられるが、これは
極めて複雑な制御を要する。
本発明は、複合クラッチ式多段歯車変速機における上記
のような間頴点に対処するもので、接続状態にあるクラ
ッチの切断操作の開始の後、該クラッチが所謂半クラツ
チ状態となった時に、これをエンジン回転速度の予想値
と実測値との差によって検出して、切断状態にあったク
ラッチの接続操作を開始させるように構成したものであ
る。これにより、複雑な油圧コントロールを要すること
なく、両クラッチのダブルロック状態を確実に防止する
と共に、種々の要因によって一方のクラッチの切断時に
おける伝達トルクの変化が一定しなくても、他方のクラ
ッチの接続動作を常に最適の時期に開始させて、クラッ
チの切換えを円滑に行わせるようにしたものである。
のような間頴点に対処するもので、接続状態にあるクラ
ッチの切断操作の開始の後、該クラッチが所謂半クラツ
チ状態となった時に、これをエンジン回転速度の予想値
と実測値との差によって検出して、切断状態にあったク
ラッチの接続操作を開始させるように構成したものであ
る。これにより、複雑な油圧コントロールを要すること
なく、両クラッチのダブルロック状態を確実に防止する
と共に、種々の要因によって一方のクラッチの切断時に
おける伝達トルクの変化が一定しなくても、他方のクラ
ッチの接続動作を常に最適の時期に開始させて、クラッ
チの切換えを円滑に行わせるようにしたものである。
即ち、本発明は、上記目的の達成のため、複数の入力軸
と、各入力軸をエンジン出力軸に夫々連結するための入
力軸と同数のクラッチと、各入力軸を出力軸に夫々連結
するための入力軸と同数組の変速歯車群とを有し、且つ
各入力軸についての変速歯車の組が変速段において互い
に隣り合っていない変速歯車によって構成されてなる複
合クラッチ式多段歯車変速機において、上記各クラッチ
を断続操作するクラッチと同数のクラッチアクチュエー
タト、エンジンの回転速度を検出スルエンジン回転セン
サ、及び変速時に伝動状態にあるクラッチのアクチュエ
ータに対して切断信号を出力する一方、非伝動状態にあ
るクラッチのアクチュエータに対してクラッチ接続信号
を出力するコントローラとを備え、且つ該コントローラ
を、上記エンジン回転センサからの人力信号に基いて算
出した一定時間後の予測エンジン回転速度と当該一定時
間後の実測エンジン回転速度とを周期的に比較判定して
、その差が設定値を超えた時に上記クラッチ接続信号を
出力するように構成したことを特徴とする。
と、各入力軸をエンジン出力軸に夫々連結するための入
力軸と同数のクラッチと、各入力軸を出力軸に夫々連結
するための入力軸と同数組の変速歯車群とを有し、且つ
各入力軸についての変速歯車の組が変速段において互い
に隣り合っていない変速歯車によって構成されてなる複
合クラッチ式多段歯車変速機において、上記各クラッチ
を断続操作するクラッチと同数のクラッチアクチュエー
タト、エンジンの回転速度を検出スルエンジン回転セン
サ、及び変速時に伝動状態にあるクラッチのアクチュエ
ータに対して切断信号を出力する一方、非伝動状態にあ
るクラッチのアクチュエータに対してクラッチ接続信号
を出力するコントローラとを備え、且つ該コントローラ
を、上記エンジン回転センサからの人力信号に基いて算
出した一定時間後の予測エンジン回転速度と当該一定時
間後の実測エンジン回転速度とを周期的に比較判定して
、その差が設定値を超えた時に上記クラッチ接続信号を
出力するように構成したことを特徴とする。
以下、本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。
第1図は変速機の主として機械的部分の構成を示すもの
で、エンジンAの出力軸B上に該エンジンA側から第1
人力軸1及び第2人力軸2が遊嵌合され、且つ第1人力
軸1と上記エンジン出力軸Bとの間、及び第2人力軸2
と同じくエンジン出力軸Bとの間には夫々第1クラツチ
3及び第2クラツチ4が備えられている。
で、エンジンAの出力軸B上に該エンジンA側から第1
人力軸1及び第2人力軸2が遊嵌合され、且つ第1人力
軸1と上記エンジン出力軸Bとの間、及び第2人力軸2
と同じくエンジン出力軸Bとの間には夫々第1クラツチ
3及び第2クラツチ4が備えられている。
上記第1人力軸1とこれに平行な出力軸5との間には、
入力軸1上に遊嵌合された駆動側歯車と出力軸5に一体
の被動側歯車とにより構成される変速段において互いに
隣り合わない第1速歯車6及び第3速歯車7、並びに駆
動側歯車と被動側歯車とが中間歯車を介して噛合する後
退歯車8が介設されている。同様に、第2人力軸2と出
力軸5との間には、同しく変速段において互いに隣り合
わない第2速歯車9及び第4速歯車10が介設されてい
る。
入力軸1上に遊嵌合された駆動側歯車と出力軸5に一体
の被動側歯車とにより構成される変速段において互いに
隣り合わない第1速歯車6及び第3速歯車7、並びに駆
動側歯車と被動側歯車とが中間歯車を介して噛合する後
退歯車8が介設されている。同様に、第2人力軸2と出
力軸5との間には、同しく変速段において互いに隣り合
わない第2速歯車9及び第4速歯車10が介設されてい
る。
また、第1人力軸1上における第1速歯車6と第3速歯
車7との間、及び第2人力軸2」―における第2速歯車
9と第4速歯車10との間には、■−3歯車選択部材1
1及び2−4歯車選択部材12が夫々スライド可能にス
プライン嵌合されており、更に第1人力軸1上における
後退歯車8の側方には後退歯車選択部材13がスプライ
ン嵌合されている。そして、これらの歯車選択部材11
゜12.13は、油圧式の歯車切換アクチュエータ14
.15.16の作動によって第1又は第2人力軸1,2
上をスライドさせられ、そのスライドした側方に位置す
る変速歯車と結合して、当該歯車を第1人力軸1又は第
2人力軸2に対して伝動状態とする。つまり、■−3歯
車切換アクチュエータ14が1速用油路17から導入さ
れる油圧によって作動すると、1−3歯車選択部利11
が第1速歯車6を伝動状態とし、同様に同アクチュエー
タ14が3速用油路18から導入される油圧によって作
動すれば第3速歯車7が伝動状態となる。また、2−4
歯車切換アクチユエータ15が2速用油路19から導入
される油圧によって作動すると、2−4歯車選択部材1
2が第2速歯車9を伝動状態とし、同アクチュエータ1
5が4速用油路20から導入される油圧によって作動す
れば第4速歯車10が伝動状態となる。更に、後退歯車
切換アクチュエータ16に後退用油路21から油圧が導
入されると、後退歯車選択部材13を介して後退歯車8
が伝動状態とされる。ここで、上記各アクチュエータ1
4,15.16における歯車選択部材11,12.13
を夫々スライドさせるシフトロッド14a、15a、1
6aには、アクチュエータへの油圧の非導入時に対応す
る歯車選択部材を中立位置、即ち、いずれの変速歯車と
も結合しない位置に保持する一対又は一本のスプリング
部材14b、15b、16bが夫々装着されている。
車7との間、及び第2人力軸2」―における第2速歯車
9と第4速歯車10との間には、■−3歯車選択部材1
1及び2−4歯車選択部材12が夫々スライド可能にス
プライン嵌合されており、更に第1人力軸1上における
後退歯車8の側方には後退歯車選択部材13がスプライ
ン嵌合されている。そして、これらの歯車選択部材11
゜12.13は、油圧式の歯車切換アクチュエータ14
.15.16の作動によって第1又は第2人力軸1,2
上をスライドさせられ、そのスライドした側方に位置す
る変速歯車と結合して、当該歯車を第1人力軸1又は第
2人力軸2に対して伝動状態とする。つまり、■−3歯
車切換アクチュエータ14が1速用油路17から導入さ
れる油圧によって作動すると、1−3歯車選択部利11
が第1速歯車6を伝動状態とし、同様に同アクチュエー
タ14が3速用油路18から導入される油圧によって作
動すれば第3速歯車7が伝動状態となる。また、2−4
歯車切換アクチユエータ15が2速用油路19から導入
される油圧によって作動すると、2−4歯車選択部材1
2が第2速歯車9を伝動状態とし、同アクチュエータ1
5が4速用油路20から導入される油圧によって作動す
れば第4速歯車10が伝動状態となる。更に、後退歯車
切換アクチュエータ16に後退用油路21から油圧が導
入されると、後退歯車選択部材13を介して後退歯車8
が伝動状態とされる。ここで、上記各アクチュエータ1
4,15.16における歯車選択部材11,12.13
を夫々スライドさせるシフトロッド14a、15a、1
6aには、アクチュエータへの油圧の非導入時に対応す
る歯車選択部材を中立位置、即ち、いずれの変速歯車と
も結合しない位置に保持する一対又は一本のスプリング
部材14b、15b、16bが夫々装着されている。
また、上記エンジン出力軸Bと第1人力軸1との間に備
えられた第1クラツチ3は、第1クラツチアクチユエー
タ22に第1クラツチ用油路23から油圧が導入された
時にレバー24を介して接続され、同様にエンジン出力
軸Bと第2人力軸2との間に備えられた第2クラツチ4
は、第2クラツチアクチユエータ25に第2クラツチ用
油路26から油圧が導入された際にレバー27を介して
接続される。そして、これらのクラッチ3,4は、対応
するアクチュエータ22.25に油圧が導入されていな
い場合は、レバー24.27に夫々装着されたスプリン
グ部材28.29により切断状態に保持されている。
えられた第1クラツチ3は、第1クラツチアクチユエー
タ22に第1クラツチ用油路23から油圧が導入された
時にレバー24を介して接続され、同様にエンジン出力
軸Bと第2人力軸2との間に備えられた第2クラツチ4
は、第2クラツチアクチユエータ25に第2クラツチ用
油路26から油圧が導入された際にレバー27を介して
接続される。そして、これらのクラッチ3,4は、対応
するアクチュエータ22.25に油圧が導入されていな
い場合は、レバー24.27に夫々装着されたスプリン
グ部材28.29により切断状態に保持されている。
更に、上記エンジン出力軸Bはオイルポンプ30を駆動
し、該ポンプ30から吐出された作動オイルが調圧弁3
1により一定圧とされた上でメイン油路32に送り出さ
れるよう構成されている。
し、該ポンプ30から吐出された作動オイルが調圧弁3
1により一定圧とされた上でメイン油路32に送り出さ
れるよう構成されている。
また、上記出力軸5は出力歯車33を介して差動装置C
を駆動し、該装置Cの出力によって図示しない左右一対
の前輪(又は後輪)を駆動する。
を駆動し、該装置Cの出力によって図示しない左右一対
の前輪(又は後輪)を駆動する。
次に、第2図により上記機械的構成部分に対する制御部
分の構成について説明すると、オイルポンプ30から吐
出され、調圧弁31によって一定圧とされた作動オイル
は、メイン油路32を通ってシフト弁34に導入される
。該シフト弁34はシフトレバ−35による手動操作に
よってシフト位置が選択され、これに伴うスプール34
aの移動により、P(駐車)レンチ及びN(中立)レン
チにおいては上記メイン油路32を遮断し、D(1〜4
速間の自動変速)レンチ、3(1〜3速間の自動変速)
レンチ及び2(1,2速間の自動変速)レンチにおいて
は、上記メイン油路32を前進用油路36に連通させ、
更にR(後退)レンチにおいてはメイン油路32を後退
用油路37に連通させる。また、」1記スプール34a
の移動によりシフトスイッチ38における可動接点38
aが移動する。このスイッチ38は固定接点R/ 、N
/、D’、3’、2’を有し、その一つに上記可動接点
38aが接触することにより、シフト弁34ないしシフ
トレバ−35の位置を示すシフト位置信号Qaを出力す
る。
分の構成について説明すると、オイルポンプ30から吐
出され、調圧弁31によって一定圧とされた作動オイル
は、メイン油路32を通ってシフト弁34に導入される
。該シフト弁34はシフトレバ−35による手動操作に
よってシフト位置が選択され、これに伴うスプール34
aの移動により、P(駐車)レンチ及びN(中立)レン
チにおいては上記メイン油路32を遮断し、D(1〜4
速間の自動変速)レンチ、3(1〜3速間の自動変速)
レンチ及び2(1,2速間の自動変速)レンチにおいて
は、上記メイン油路32を前進用油路36に連通させ、
更にR(後退)レンチにおいてはメイン油路32を後退
用油路37に連通させる。また、」1記スプール34a
の移動によりシフトスイッチ38における可動接点38
aが移動する。このスイッチ38は固定接点R/ 、N
/、D’、3’、2’を有し、その一つに上記可動接点
38aが接触することにより、シフト弁34ないしシフ
トレバ−35の位置を示すシフト位置信号Qaを出力す
る。
」1記前進用油路36は、1−3速用油路39と2−4
速用油路40とに分岐されており、前者の油路39は1
−3切換電磁弁41に導かれて、該弁41の動作により
前述の1速用油路17又は3速用油路18に選択的に連
通され、また後者の油路40は2−4切換電磁弁42に
導かれて、該弁42の動作により前述の2速用油路19
又は4速用油路20に選択的に連通される。また、上記
後退用油路37は一方向絞り弁43を介して前述の後退
用油路21となる。
速用油路40とに分岐されており、前者の油路39は1
−3切換電磁弁41に導かれて、該弁41の動作により
前述の1速用油路17又は3速用油路18に選択的に連
通され、また後者の油路40は2−4切換電磁弁42に
導かれて、該弁42の動作により前述の2速用油路19
又は4速用油路20に選択的に連通される。また、上記
後退用油路37は一方向絞り弁43を介して前述の後退
用油路21となる。
更に、上記前進用油路36及び後退用油路37から夫々
逆止弁44.45を介して分岐されたクラッチ用油路4
6は、第1クラツチ用油路47と第2クラツチ用油路4
8とに分岐され、前者は第1クラツチ電磁弁49を介し
て前述の第1タラツチ用油路23となり、後者は第2ク
ラツチ電磁弁50を介して前述の第2クラツチ用油路2
6となる。
逆止弁44.45を介して分岐されたクラッチ用油路4
6は、第1クラツチ用油路47と第2クラツチ用油路4
8とに分岐され、前者は第1クラツチ電磁弁49を介し
て前述の第1タラツチ用油路23となり、後者は第2ク
ラツチ電磁弁50を介して前述の第2クラツチ用油路2
6となる。
然して、上記1−3切換電磁弁41.2−4切換電磁弁
42.第1クラツチ電磁弁49及び第2クラツチ電磁弁
50ば、上記シフトスイッチ38からのシフト位置信号
Qa、アクセル開度センサ51からのアクセル開度信号
Q1〕、車速センサ52からの車速信号Qc、及びエン
ジン回転センサ53からのエンジン回転信号QdK基い
てコントローラ54から出力される歯車切換信号Qs、
QJXびクラッチ接続信号QCr Q2’によって夫
々動作する。つまり、1−3切換電磁弁41は、歯車切
換信号Q1 の非出力時には1−3速用油路39を1速
用油路17に連通させているが、該信号Q□が出力され
ると上記油路39を3速用油路18に連通させ、また、
2−4切換電磁弁42は、歯車切換信号Q2 の非出力
時には2−4速用油路4゜を4速用油路20に連通させ
ているが、該信号Q2が出力されると上記油路40を2
速用油路19に連通させる。また、クラッチ接続信号Q
(が出力されると、第1クラツチ電磁弁49が第1クラ
ッチ用油路47,23を連通させ、更にクラッチ接続信
号Q2’が出力されると、第2クラツチ電磁弁50が第
2クラッチ用油路48,26を連通させる。
42.第1クラツチ電磁弁49及び第2クラツチ電磁弁
50ば、上記シフトスイッチ38からのシフト位置信号
Qa、アクセル開度センサ51からのアクセル開度信号
Q1〕、車速センサ52からの車速信号Qc、及びエン
ジン回転センサ53からのエンジン回転信号QdK基い
てコントローラ54から出力される歯車切換信号Qs、
QJXびクラッチ接続信号QCr Q2’によって夫
々動作する。つまり、1−3切換電磁弁41は、歯車切
換信号Q1 の非出力時には1−3速用油路39を1速
用油路17に連通させているが、該信号Q□が出力され
ると上記油路39を3速用油路18に連通させ、また、
2−4切換電磁弁42は、歯車切換信号Q2 の非出力
時には2−4速用油路4゜を4速用油路20に連通させ
ているが、該信号Q2が出力されると上記油路40を2
速用油路19に連通させる。また、クラッチ接続信号Q
(が出力されると、第1クラツチ電磁弁49が第1クラ
ッチ用油路47,23を連通させ、更にクラッチ接続信
号Q2’が出力されると、第2クラツチ電磁弁50が第
2クラッチ用油路48,26を連通させる。
次に、第3〜7図に基いて上記構成についての具体的な
作用を説明する。
作用を説明する。
先ツ、停車時においてシフトレバ−35がNレンチに位
置する場合は、オイルポンプ30から作動オイルを供給
されるメイン油路32がシフト弁34において遮断され
ているから、各歯車切換アクチュエータ14,15.1
6及び各クラッチアクチュエータ22.25にはいずれ
も油圧が導入されない。従って、各歯車選択部材11,
12゜13は夫々スプリング部材14b、15b、16
bによりいずれの変速歯車とも結合しない中立位置に保
持され、且つ第1クラツチ3及び第2クラツチ4はとも
に切断された状態にある。
置する場合は、オイルポンプ30から作動オイルを供給
されるメイン油路32がシフト弁34において遮断され
ているから、各歯車切換アクチュエータ14,15.1
6及び各クラッチアクチュエータ22.25にはいずれ
も油圧が導入されない。従って、各歯車選択部材11,
12゜13は夫々スプリング部材14b、15b、16
bによりいずれの変速歯車とも結合しない中立位置に保
持され、且つ第1クラツチ3及び第2クラツチ4はとも
に切断された状態にある。
この状態から上記シフトレバ−35を例えばDレンチに
入れると、シフト弁34においてメイン油路32が前進
用油路36に連通ずると同時に、シフトスイッチ38か
らのDレンチに入ったことヲ示スシフト位置信号Qaに
基いて、コントローラ54から2−4切換電磁弁42に
対して歯車切換信号Q2 が出力される。そのため、上
記電磁弁42が2−4速用油路40を2速用油路19に
連通させる。また、この時点では歯車切換信号Q1が出
力されないので、1−3切換電磁弁41は1−3速用油
路39を1速用油路i1に連通させた状態にある。従っ
て、オイルポンプ3oからメイン油路32に供給された
作動オイルは、前進用油路36から1−3速用油路39
と2−4速用油路40とに分岐された後、夫々1−3切
換電磁弁41及び2−4切換電磁弁42を経て1速用油
路17及び2速用油路19に流入する。これにより、1
−3歯車切換アクチユエータ14及び2−4歯車切換ア
クチユエータ15か作動し、1−3歯車選択部材11及
び2−4歯車選択部材12を介して第1速歯車6及び第
2速歯車9が夫々第1人力軸■及び第2人力軸2に対し
て伝動状態となる。
入れると、シフト弁34においてメイン油路32が前進
用油路36に連通ずると同時に、シフトスイッチ38か
らのDレンチに入ったことヲ示スシフト位置信号Qaに
基いて、コントローラ54から2−4切換電磁弁42に
対して歯車切換信号Q2 が出力される。そのため、上
記電磁弁42が2−4速用油路40を2速用油路19に
連通させる。また、この時点では歯車切換信号Q1が出
力されないので、1−3切換電磁弁41は1−3速用油
路39を1速用油路i1に連通させた状態にある。従っ
て、オイルポンプ3oからメイン油路32に供給された
作動オイルは、前進用油路36から1−3速用油路39
と2−4速用油路40とに分岐された後、夫々1−3切
換電磁弁41及び2−4切換電磁弁42を経て1速用油
路17及び2速用油路19に流入する。これにより、1
−3歯車切換アクチユエータ14及び2−4歯車切換ア
クチユエータ15か作動し、1−3歯車選択部材11及
び2−4歯車選択部材12を介して第1速歯車6及び第
2速歯車9が夫々第1人力軸■及び第2人力軸2に対し
て伝動状態となる。
然る後、自動車を発進させるべくアクセルペダルを踏み
込むと、アクセル開度センザ51からの信号QbK基い
てコントローラ54が第1クラツチ接続信号Q□′を出
力する。この信号Ql’ Kよって第1クラツチ電磁弁
49が第1クラツチ用油路47.23を連通させ、上記
前進用油路36からこれらの油路47,23を経て第1
クラツチアクチユエータ22に油圧が導入され、第1ク
ラツチ3が接続される。これにより、エンジンへの出力
がエンジン出力軸Bから第1クラツチ3を介して第1人
力軸1に伝達され、更に上記のようにして既に伝動状態
とされている第1速歯車6を介して出力軸5に至り、差
動装置Cを介して駆動輪を回転させる。
込むと、アクセル開度センザ51からの信号QbK基い
てコントローラ54が第1クラツチ接続信号Q□′を出
力する。この信号Ql’ Kよって第1クラツチ電磁弁
49が第1クラツチ用油路47.23を連通させ、上記
前進用油路36からこれらの油路47,23を経て第1
クラツチアクチユエータ22に油圧が導入され、第1ク
ラツチ3が接続される。これにより、エンジンへの出力
がエンジン出力軸Bから第1クラツチ3を介して第1人
力軸1に伝達され、更に上記のようにして既に伝動状態
とされている第1速歯車6を介して出力軸5に至り、差
動装置Cを介して駆動輪を回転させる。
このようにして自動車が1速状態で発進した後、車速が
次第に上昇すると、コントローラ54はアクセル開度セ
ンザ51及び車速センサ52から人力されるアクセル開
度信号Qb及び車速信号Qcに基いて、予め設定された
変速パターンに従って第2速への変速指令を出力する。
次第に上昇すると、コントローラ54はアクセル開度セ
ンザ51及び車速センサ52から人力されるアクセル開
度信号Qb及び車速信号Qcに基いて、予め設定された
変速パターンに従って第2速への変速指令を出力する。
この第2速への変速指令は、上記第1クラツチ接続信号
Q□′の出力停止と、第2クラツチ接続信号Q2’の出
力開始とからなるのであるが、その場合に、コントロー
ラ54においてはエンジン回転センサ53からのエンジ
ン回転信号Qdに基いて第5,6図に示す動作が行われ
る。
Q□′の出力停止と、第2クラツチ接続信号Q2’の出
力開始とからなるのであるが、その場合に、コントロー
ラ54においてはエンジン回転センサ53からのエンジ
ン回転信号Qdに基いて第5,6図に示す動作が行われ
る。
つまり、先づ、第1クラツチ接続信号Q1′の出力を停
止した後、ある基準となる時刻t1 に、それ以前の時
刻t。−tl 間における実測エンジン回転速度から該
速度の変化率を求め、これに基いて一定時間(Δを秒)
後の時刻t2 における予測エンジン回転速度V′を算
出する。そして、その一定時間後の時刻t2 において
は、上記予測エンジン回転速度V′とその時の実測エン
ジン回転M度■とを比較判定する。これを周期的に繰り
返し、両速度v、v’の差Δ■が予め設定された値を超
えた時、換言すれば、エンジン回転速度が予測外の急激
な変化を示した時に、第2クラツチ接続信号Q2′を出
力する。
止した後、ある基準となる時刻t1 に、それ以前の時
刻t。−tl 間における実測エンジン回転速度から該
速度の変化率を求め、これに基いて一定時間(Δを秒)
後の時刻t2 における予測エンジン回転速度V′を算
出する。そして、その一定時間後の時刻t2 において
は、上記予測エンジン回転速度V′とその時の実測エン
ジン回転M度■とを比較判定する。これを周期的に繰り
返し、両速度v、v’の差Δ■が予め設定された値を超
えた時、換言すれば、エンジン回転速度が予測外の急激
な変化を示した時に、第2クラツチ接続信号Q2′を出
力する。
コントローラ54の上記のような動作により、変速機に
おいては、先づ第1クラツチ接続信号Q1′の出力停止
によって第1クラツチ電磁弁49が第1クラッチ用油路
47,23を遮断し、第1クラツチアクチユエータ22
への油圧の供給を停止する。そのため、第7図に示すよ
うに第1クラツチ3は接続状態から次第に伝達トルクが
減少して切断状態に移行するのであるが、その途中にお
いて半クラツチ状態となると、エンジン回転速度が例え
ば急激に上昇する等、滑らかさのない、言わば不連続な
変化を示す。そして、コントローラ54がこの不連続な
変化を上記の手順によって検出して第2クラツチ接続信
号Q2’を出力すると、第2クラツチ電磁弁50が第2
クラツチ用油路48゜26を連通させて第2クラツチア
クチユエータ25に油圧の供給を開始する。そのため、
第7図に示すように切断状態にあった第2クラツチ4の
伝達トルクが次第に上昇し、接続状態となる。このよう
にして、第1クラツチ3と第2クラツチ4の切換えが行
われ、エンジンAの出力がエンジン出力軸Bから第2ク
ラツチ4、第2人力軸2及び前述のように既に伝動状態
とされている第2速歯車9を経て出力軸5に伝達され、
変速機が2速状態となる。
おいては、先づ第1クラツチ接続信号Q1′の出力停止
によって第1クラツチ電磁弁49が第1クラッチ用油路
47,23を遮断し、第1クラツチアクチユエータ22
への油圧の供給を停止する。そのため、第7図に示すよ
うに第1クラツチ3は接続状態から次第に伝達トルクが
減少して切断状態に移行するのであるが、その途中にお
いて半クラツチ状態となると、エンジン回転速度が例え
ば急激に上昇する等、滑らかさのない、言わば不連続な
変化を示す。そして、コントローラ54がこの不連続な
変化を上記の手順によって検出して第2クラツチ接続信
号Q2’を出力すると、第2クラツチ電磁弁50が第2
クラツチ用油路48゜26を連通させて第2クラツチア
クチユエータ25に油圧の供給を開始する。そのため、
第7図に示すように切断状態にあった第2クラツチ4の
伝達トルクが次第に上昇し、接続状態となる。このよう
にして、第1クラツチ3と第2クラツチ4の切換えが行
われ、エンジンAの出力がエンジン出力軸Bから第2ク
ラツチ4、第2人力軸2及び前述のように既に伝動状態
とされている第2速歯車9を経て出力軸5に伝達され、
変速機が2速状態となる。
この場合において、第2クラツチ4の接続動作の開始時
期は、第1クラツチ3の切断動作の開始の後、該クラッ
チ3が半クラツチ状態となった時点であるから、両クラ
ッチ3,4のダブルロックがなく、シかも、種々の要因
によって第1クラツチ3の接続状態から切断状態に移行
する際の伝達トルクの変化の仕方が一定しなくても、常
に適切なりラッチ切換のタイミングが得られる。
期は、第1クラツチ3の切断動作の開始の後、該クラッ
チ3が半クラツチ状態となった時点であるから、両クラ
ッチ3,4のダブルロックがなく、シかも、種々の要因
によって第1クラツチ3の接続状態から切断状態に移行
する際の伝達トルクの変化の仕方が一定しなくても、常
に適切なりラッチ切換のタイミングが得られる。
その後、第2速走行中における所定の時期にコントロー
ラ54から1−3歯車切換信号Q1 が出力され、第1
速歯車6に代って第3速歯車7が第1人力軸1に対して
伝動状態となる。然る後、クラッチ接続信号Q1′、Q
2/の出力が切換り、第2クラツチ4が切断されて第1
クラツチ3が接続される。これによって第2速から第3
速に変速される。同様にして、第3迷走行中に第2速歯
車9に代って第4速歯車10か伝動状態となった後、再
び第1クラツチ3か切断されて第2クラツチ4か接続さ
ね、第3速から第4速に変速される。そして、その各変
速時における第1.第2クラツチ3.4の切換りに際し
ては、−に記の1−2変速の場合と同様にコントローラ
54によって第5,6図に示す動作が行われ、いずれの
変速時においても最適のタイミングでクラッチの切換え
が行われる。また、シフトダウンされる変速においても
同様である。
ラ54から1−3歯車切換信号Q1 が出力され、第1
速歯車6に代って第3速歯車7が第1人力軸1に対して
伝動状態となる。然る後、クラッチ接続信号Q1′、Q
2/の出力が切換り、第2クラツチ4が切断されて第1
クラツチ3が接続される。これによって第2速から第3
速に変速される。同様にして、第3迷走行中に第2速歯
車9に代って第4速歯車10か伝動状態となった後、再
び第1クラツチ3か切断されて第2クラツチ4か接続さ
ね、第3速から第4速に変速される。そして、その各変
速時における第1.第2クラツチ3.4の切換りに際し
ては、−に記の1−2変速の場合と同様にコントローラ
54によって第5,6図に示す動作が行われ、いずれの
変速時においても最適のタイミングでクラッチの切換え
が行われる。また、シフトダウンされる変速においても
同様である。
以」二のように本発明によれば、複合クラッチ式多段歯
車変速機において、各変速時におけるクラッチの切換動
作か、クラッチの摩耗状況、クラッチ作動用アクチュエ
ータの動作速度或はエンジンの運転状況等に拘らず、常
に最適のタイミングで行われることになる。これにより
、変速時におけるクラッチのダブルロック、これに伴う
ショックの発生やエンスト、或はエンジンの空吹き等か
防止され、当該変速機ないしこれを搭載した自動車の運
転性が改善される。
車変速機において、各変速時におけるクラッチの切換動
作か、クラッチの摩耗状況、クラッチ作動用アクチュエ
ータの動作速度或はエンジンの運転状況等に拘らず、常
に最適のタイミングで行われることになる。これにより
、変速時におけるクラッチのダブルロック、これに伴う
ショックの発生やエンスト、或はエンジンの空吹き等か
防止され、当該変速機ないしこれを搭載した自動車の運
転性が改善される。
(19)
第1図
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は機械的部
分の構成図、第2図は制御部分の回路図、第3図は作動
タイミング図、第4図は全体の作動を示すフローチャー
ト図、第5図は要部の作動を示すフローチャート図、第
6図は要部の作動説明図、第7図は作動時の経時変化を
示す説明図である。 1.2・・・入力軸、3,4・・・クラッチ、5・・・
出力軸、6,7,8,9.10・・・変速歯車、22.
25・・クラッチアクチュエータ、53・・・エンジン
回転センザ、54・・・コントローラ、A・・・エンジ
ン、B・・・エンジン出力軸出願人 東洋工業株式会
社
分の構成図、第2図は制御部分の回路図、第3図は作動
タイミング図、第4図は全体の作動を示すフローチャー
ト図、第5図は要部の作動を示すフローチャート図、第
6図は要部の作動説明図、第7図は作動時の経時変化を
示す説明図である。 1.2・・・入力軸、3,4・・・クラッチ、5・・・
出力軸、6,7,8,9.10・・・変速歯車、22.
25・・クラッチアクチュエータ、53・・・エンジン
回転センザ、54・・・コントローラ、A・・・エンジ
ン、B・・・エンジン出力軸出願人 東洋工業株式会
社
Claims (1)
- (1)複数の人力軸と、各入力軸をエンジン出力軸に夫
々連結するための入力軸と同数のクラッチと、各入力軸
を出力軸に夫々連結するための入力軸と同数組の変速歯
車群とを有し、且つ各入力軸についての変速歯車の組が
変速段において互いに隣り合っていない変速歯車によっ
て構成されてなる複合クラッチ式多段歯車変速機におい
て、上記各クラッチを断続操作するクラッチと同数のク
ラッチアクチュエータと、エンジンの回転速度を検出す
るエンジン回転センサと、変速時に伝動状態にあるクラ
ッチのアクチュエータにクラッチ切断信号を出力する一
方、上記エンジン回転センサからの入力信号に基いて算
出した一定時間後の予測エンジン回転速度と当該一定時
間後の実測エンジン回転速度との比較判定を周期的に繰
り返し、その差が設定値を超えた時に非伝動状態にある
クラッチのアクチュエータに対してクラッチ接続信号を
出力するコントローラとを備えたことを特徴とする複合
クラッチ式多段歯車変速機のクラッチ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57136914A JPS5926627A (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | 複合クラツチ式多段歯車変速機のクラツチ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57136914A JPS5926627A (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | 複合クラツチ式多段歯車変速機のクラツチ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5926627A true JPS5926627A (ja) | 1984-02-10 |
JPH0474574B2 JPH0474574B2 (ja) | 1992-11-26 |
Family
ID=15186521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57136914A Granted JPS5926627A (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | 複合クラツチ式多段歯車変速機のクラツチ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5926627A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1985004225A1 (en) * | 1984-03-16 | 1985-09-26 | Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Automatic transmission for vehicles |
EP0436977A2 (en) * | 1990-01-11 | 1991-07-17 | General Motors Corporation | Method and apparatus for detecting clutch tie-up |
-
1982
- 1982-08-05 JP JP57136914A patent/JPS5926627A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1985004225A1 (en) * | 1984-03-16 | 1985-09-26 | Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Automatic transmission for vehicles |
US4732246A (en) * | 1984-03-16 | 1988-03-22 | Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Automatic transmission apparatus for vehicle |
DE3590104C2 (ja) * | 1984-03-16 | 1991-05-02 | Mitsubishi Jidosha Kogyo K.K., Tokio/Tokyo, Jp | |
EP0436977A2 (en) * | 1990-01-11 | 1991-07-17 | General Motors Corporation | Method and apparatus for detecting clutch tie-up |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0474574B2 (ja) | 1992-11-26 |
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