JPS5926605B2 - ヨウ素含有消毒薬の製法 - Google Patents

ヨウ素含有消毒薬の製法

Info

Publication number
JPS5926605B2
JPS5926605B2 JP9657075A JP9657075A JPS5926605B2 JP S5926605 B2 JPS5926605 B2 JP S5926605B2 JP 9657075 A JP9657075 A JP 9657075A JP 9657075 A JP9657075 A JP 9657075A JP S5926605 B2 JPS5926605 B2 JP S5926605B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iodine
iodophor
water
gel
extraction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9657075A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5221335A (en
Inventor
アルフレツド オロフヨハンソン ヨハン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP9657075A priority Critical patent/JPS5926605B2/ja
Publication of JPS5221335A publication Critical patent/JPS5221335A/ja
Publication of JPS5926605B2 publication Critical patent/JPS5926605B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は錯体の形でヨウ素を含有する消毒薬の製法に関
する。
水性アルコール溶液中のヨウ素は長い間消毒薬として使
われている。
ヨウ素は活性度の広いスペクトルの、すぐれた早い抗菌
性効果をもち、そしてヨウ素の後天性耐性は起らない。
しかしながら水性アルコール溶液などのような形のヨウ
素は多くの欠点、例えば安定性が劣り、高度の化学的反
応性があり、又不快臭などがあり、更にまた皮膚を変色
し、刺激し、時には害することもあり、又生物組織の取
扱いに使うと傷がつ匂 このようなヨウ素溶液の不利を除くためにポリビニルピ
ロリドンなどのような水溶性有機質担体とヨウ素とを錯
体化することが試みられた。
通常ヨウドホルと呼ぶこの種の水溶性錯体は前から知ら
れていた(スエーデン特許第191385号、ドイツ特
許第1171112号およびフランス特許第21280
82号参照のこと)。
従来のヨウ素溶液に比べてこの水溶性ヨウドホルの開発
は重要な技術の進歩を意味するが、このヨウドホルはそ
の製造と使用に多くの欠点と制限がある。
本発明の目的は、効果的で多用途消毒薬として有用であ
り、非常に安定で製造することができ、取扱い及び貯蔵
が容易であり、ヨウ素の放出を制御することができ、そ
の他臭いがな(、使用後には再生することができる、新
規のヨウドホルを提供することにある。
本発明によるヨウドホルは三次元格子を形成してともに
共有結合を保有し、そして水に不溶性であるが水中で膨
潤してゲルを形成することができる親水性有機質担体に
ヨウ素を錯体結合させることを特徴としている。
本発明による新規の殺菌性ヨードホルの製法は三次元格
子を形成してともに共有結合を保有し、そして水に不溶
性であるが水中で膨潤してゲルを形成することができる
親水性有機質担体をヨウ素で処理してヨウ素錯体を形成
することを特徴としている。
本発明によれば、前記親水性有機質担体は単糖類、三糖
類、多糖類およびその部分加水分解物、それらを陰イオ
ン性基もしくは陽イオン性基もしくは非イオン性基で置
換した誘導体よりなる群から選ばれた出発物質を二官能
性有機架橋剤で架橋することによって得られる重合生成
物よりなる。
さらに該親水性有機質担体は水に不溶性であるが水中で
膨潤する能力を有し、該担体の乾燥物1グが水中で完全
に膨潤する時2ないし1ooTLlの体積のゲルを形成
する膨潤能力を持っている。
また前記錯体は少なくともヨウ素100 ppmを含有
する。
担体とヨウ素の間の錯体化反応は好ましくは担体を膨潤
させることができる液状反応媒体の存在下で行う。
好ましい反応媒体は水または有機溶媒、例えばジメチル
スルホキシド、ホルムアミド、グリコール、低級アルコ
ール、アセトン等を含ム水性混合物である。
反応混合物は担体を完全に膨潤させるのに必要な量より
多い膨潤剤を含むのが好ましい。
錯体化反応は室温で容易に起るがこの反応は僅かに加熱
することによって促進することができる。
例えば約0〜50℃、好ましくは約15〜40℃の温度
を使うことができる。
本発明によるヨウドホルの製造に使う担体はすでに公知
であるかまたは公知のゲル形成生成物を作るのと同じよ
うにして作ることができる。
この※※担体は多水酸基有機物をY−R−Z(この式で
YとZはそれぞれエポキシ基であるかまたはハロゲン原
子であり、Rは有機性残基である)の形の二官能性有機
架橋剤で重合/架橋反応させて作る。
この重合反応においてそれぞれの二官能性基YとZは多
水酸基有機物質と反応してエーテル結合を形成する。
好ましい架橋剤はエピクロロヒドリン、ジクロロヒドリ
ン、エビクロロヒドリン、シフロモヒド) リンなどの
ような二官能性グリセリン誘導体であるが、また他のエ
ーテル結合を形成することのできる二官能性剤例えば1
・2;3・4−ジエポキシフタン、ジェポキシ・プロピ
ルエーテル、エチレンクリコールのジェポキシ・プロピ
ルエーテル、・ グロピレングリコールおよびポリエチ
レングリコールなどを使うことができる。
一般に脂肪族エポキシ化合物および脂肪族ハロゲンエポ
キシ化合物で炭素、水素、酸素を含むが解離性基のない
化合物は使うことができる。
例えばエビクロロヒドリ・ ンを結合剤として使う場合
は次の反応が起る(この式でR1とR2は原料分子から
水酸基1個を引いたものである) 水に不溶性であるが膨潤することができる担体を作るた
めには多数のこのような架橋を必要とするが架橋の必要
な程度はもちろん使用する特殊原料によって定まり、そ
の分子量が重要な決定的ファクターである。
多水酸基性原料は分子量の異なる種々の形の有機質物質
であって、数個の水酸基を含み分子間エーテル橋を形成
して非不溶性であるが水膨潤性のゲルを形成することが
できる。
平均分子量の異なる殿粉ならびにその減成生成物は非常
に適当な原料であることが判っているが、またデキスト
ラン、セルロースなどのような多糖類も使って良結果を
得ることができる。
他の適箔な原料は低分子量多水酸基物質であって、例え
ばスクロース、ラクトース、マルトースなどのような単
糖類および三糖類やソルビットのような糖アルコールが
ある。
多水酸基原料はまた陰イオン性、陽イオン性または非イ
オン性の基で置換されることもでき、原料を適当に置換
することによって担体を作り、続いてイオン交換性のあ
るヨウドホルを作ることができる。
カルボン酸基とスルホン酸基およびアミン基は有用なイ
オン交換置換基である。
好ましい置換多水酸基原料はデキストラン、デキストリ
ンおよび殿粉であってカルボキシメチル基、ヒドロキシ
エチル基、ヒドロキシプロピル基、ジエチル・アミノエ
チル基などで置換される。
これらの基はまた公知の方法(スエーデン特許第204
906号を参照のこと)によって架橋水不溶性担体に導
入することができる。
本発明による担体およびヨウドホルのイオン交換能は約
5 meq /?までである。
重合反応は好ましくは一種またはそれ以上の反応剤を溶
かすことができる適当な溶媒中好ましくは水溶液中でア
ルカリ性触媒、例えばアルカリ金属およびアルカリ土類
金属の水酸化物または第四アミンおよび第三アミンの存
在下で行う。
架橋剤が活性ハロゲン原子を含む場合には反応中にノ・
ロゲン化水素が生成される。
この場合には生成したハロゲン化水素を中和するために
アルカリ性物質の追加量を加えなげればならない。
反応は適当に高められた温度、好ましくは約50〜90
℃の範囲内の適当な温度で行う。
この反応はトルエンのような不活性溶媒中でブロック重
合または乳化重合を行うことができる。
反応生成物は普通の方法で精製する。
担体の(および担体から作ったヨウドホルの)膨潤能力
は反応条件の変更と原料の選択によって制御することが
できる。
膨潤能力とは水のような膨潤剤を担体およびヨウドホル
が吸込む能力の量を示し、この説明の中では乾燥ゲル1
1が完全に膨潤剤で膨潤する時に得られるゲルの容量(
ml)であると定義される。
他の条件のすべてを一定に保つときは、担体の膨潤能力
は溶媒の量に比例しそして二官能性有機結合剤(すなわ
ち架橋結合の度合)の量および多水酸基原料の分子量に
反比例する。
水の膨潤能力は担体の水酸基をヒドロキシ・エチル基お
よびヒドロキシ・プロピル基のような非イオン性基で置
換することによって減らすことができる。
エタノールのような有機溶媒中の膨潤能力は同時に増加
する。
本発明によるヨウドホルの水膨潤能力はこのヨウドホル
を作るのに使った担体に従って相当に、例えば約2〜1
001rLl/?まで変えることができる。
本発明による新規のヨウドホルの性質はヨウドホルの製
造に使った担体の性質ばかりでなくヨウドホルのヨウ素
含有量によっても定まる。
ヨウ素を放出する相当するヨウドホルに対してヨウ素を
逆に錯体化する担体の能力は主として特殊担体物質、そ
の膨潤能力、置換基の形とその度合によって、錯体化反
応中のヨウ素の濃度によって、そして粒子の大きさによ
って定まる。
担体の低い膨潤能力、すなわち導入されたエーテル結合
の数が多いと広範囲に亘って分子鎖が固定されるのでヨ
ウ素錯体化能力が減少する。
同じ担体を使うとヨウ素錯体化能力が膨潤化能力の減少
と粒子の大きさの増加によって減らすことができ、その
逆も真である。
多くの形の担体はヨウドホルの乾燥重量に対してヨウ素
を約5〜10%結合することができ、これだけで多くの
消毒目的には充分である。
高い膨潤能力をもちそして錯体反応で高いヨウ素濃度を
固定する適当な物質の担体を使うことによって、相当に
高いヨウ素含有量、例えば約20%までのヨウドホルを
作ることができる。
担体とヨウ素との間の錯体化反応にヨウ素を固体または
気体の形で加えることができるが、ヨウ素を適当な溶媒
、好ましくはエタノールまたはエタノール・水の混合物
中に溶かす。
ヨウ素を溶かすことができ(部分的または完全に)モし
て担体に対して不活性である溶媒であればどれでも使う
ことができる。
錯体化反応が終った後生成したヨウドホルゲルを反応媒
体から例えば吸引濾過によって分離する。
ヨウドホルゲルはまたできれば普通の方法で洗いそして
/または乾かすことができそしてまたできれば機械的に
粉砕しそして所望の大きさに篩別げをする。
洗浄工程をやめるかまたは粗製ゲルを単に注意して洗う
だけでこのヨウドホルは錯体結合ヨウ素のほかに担体に
僅かに吸着/吸収されていて容易に放出することができ
るヨウ素を含んでいる。
本発明に包含されるこのようなヨウドホルは最初にヨウ
素の高い濃度が望まれる場合に好んで使われる。
本発明による新規のヨウドホルの興味ある特徴は、水に
不溶性の担体に可逆的に錯体結合をするヨウ素を含んで
いることである。
すなわち最初に錯体化したヨウ素が消費された後新しい
ヨウ素と錯体化して担体を再生することができるのであ
る。
この再生はヨウドホルの製造と同様に行うことができ、
例えばヨウ素を消耗したヨウドホルをヨウ素溶液で処理
するのである。
前記の記載からそしてまた以下に示す特殊の例から明ら
かなようにヨウドホルの物理的化学的性質は本発明の範
囲内で相当に変えることができ、そしてその結果として
ヨウドホルの性質を特定の場合の必要性および要望に適
合させることができる。
新しいヨウドホルはまた乾いた粒状体(ビーズ)でまた
は乾いたヨウドホルを適当な膨潤剤で膨潤させて作る可
変性粘度をもつゲルの形で使うことができる。
本発明による新しいヨウドホルは化粧品用、医薬品用な
らびに学術用など多くの種類の目的に消毒薬として使う
ことができる。
粉末状のヨウドホルは地方の非常に扱いに(い大きい面
積の噴霧消毒に使うことができる。
ヨウドホルは親水性であるので水や湿気を吸収すること
ができる。
そのために粉末状ヨウドホルは処理表面に粘り付きそし
てヨウ素に徐々に放出することによって長時間その殺菌
作用を示すことができる。
本発明によるヨウドホルは水中で膨潤して、例えば水泳
プール、冷却塔などの細菌で汚れた水の殺菌や、ミルク
、ワインおよびビールなどのような日用品の製造、運搬
および貯蔵用の装置の殺菌に使うことができる。
このような技術的利用に殺菌されるべき目的物はヨウド
ホルを有効量含む水のような液体で処理することができ
る。
処理後の担体は残存するヨウ素を含んだま\フィルター
に処理液を通すことによって再生することができ、水に
不溶性の担体は回収され再生することができる。
その他にヨウドホルゲルで形成されたフィルターに処理
液を通して徐々に殺菌性ヨウ素を処理液中に放出するこ
とができる。
フィルターとして使うヨウドホルは比較的大きな粒子(
例えば乾燥粒子の大きさが約1朋、できればや\それよ
り太き(する)にしてフィルターを通る流れ抵抗を下げ
る。
本発明によるヨウドホルはまた原料として担体を使うの
と同じ目的、例えばイオン交換またはゲルクロマトグラ
フを行うのに使い、処理物質を同時に殺菌するのに使う
こともできる。
本発明によるヨウドホルはまたベビーパウダー、フット
パウダー、ボディ脱臭剤、種々の形の洗浄組成物、スキ
ンクリームなどのような、化学技術的、化粧品用および
製薬学的調剤の抗菌成分として有利に使うことができ、
組成物の性質に応じてこのヨウドホルは粉末状またはゲ
ル状で使用される。
本発明によるヨウドホルはまたいわゆる病院感染を防ぐ
ため皮膚や傷の消毒に使ってすぐれた結果を得ることが
できる。
本発明によるヨウドホルは親水性で吸水性であるので特
にやけどのような液体を放出する傷に適している。
粘性ゲルの形のヨウドホルは過度におかされた消毒のや
りにくい傷ついた穴やフイスチュラスおよび例えば膣の
消毒などに特に適している。
化粧品や薬剤の目的に使う場合はヨウドホルは比較的小
さい、例えば約0.01〜0.50mmの粒子であるの
が好ましい。
ヨウ素の最大の抗菌効果は僅かに酸性のpHで得られる
ので、酸性基で置換されたヨウドホルを使うのが多くの
場合有利である。
化粧品用および薬剤用に適した置換基は、例えばカルボ
キシメチル基であって、このものは僅かに酸性のヨウド
ホルを作る。
真に技術的応用のためには、スルホエチル基のような基
で置換され強力な陽イオン交換剤であるヨウドホルを使
うのが有利である場合がある。
弱酸性ヨウドホルは特に皮膚、傷その他アルカリ性の表
面の治療に特に有用である。
もちろん、本発明のヨウドホルを適当な酸性成分と組合
せて使うこともできる。
ヨウ素含量とヨウ素の放出速度l工もちろんそれぞれの
場合の必要と要求に適応する。
一般的には比較的ヨウ素の割合が低いもの(例えば約1
100pp〜0.5%)が例えば皮膚や傷の消毒には充
分であるが、長期間できるだけ均一にヨウ素を放出する
、高率のヨウ素含量は多くの技術的応用に好ましい。
本発明によるこの新しいヨウドホルは実際的に効果的な
殺菌効果が望まれるどこにおいても使うことができる。
すなわち、特に上述した以外に多くに応用できることは
専門家には明らかである。
本発明をさらに以下に示す実施例で説明するが、これら
は単に例示するだけのものであって本発明の範囲を限定
するものではない。
実施例中に述べる安定剤溶液はオルトりん酸のモノエス
テルとジエステルの混合物のトルエン溶液である(GA
Fコーポレーション、U、S、A、製のGACPE51
0)。
この溶液はトルエンkg当りオルトりん酸エステル14
グを含む。
全ヨウ素含有量はシエーニガー標準法で測定する。
ヨウ素の放出は抽出法によって測定し、水を一定量の乾
燥ヨウドホルに加えて100m1の混合物にして2時間
しんとうする。
沈降させた後上澄液中のヨウ素を測定し、放出ヨウ素の
量(全ヨウ素含量の重量%で表わす)を計算する。
ある場合はこの方法を繰返して、新しい水を各抽出後の
沈降ゲルに加えて1007711にする。
それぞれの例には使った乾燥ヨウドホルの量を示し、抽
出数、各抽出で放出されたヨウ素の%を示す。
例1 工業用デキストリン500グを水素化ホウ素ナトリウム
5zを含む3.1ONの水銀化ナトリウム500m1中
に溶かした。
安定剤溶液700m1を21容量のミツロ丸底フラスコ
に入れた。
かくはんン 速度を20 Orpmに調節してデキストリン溶液を徐
々に添加した。
30分後にエビクロロヒドリン100m1を加えてから
70℃で5時間反応を続けた。
反応生成物を次のようにして精製した:8、eの水をか
(はんしながら反応生成物に加えた。
水不溶性のゲル状生成物を沈降させた後、上澄液(少量
の不沈降生成物を含む)を傾瀉分離した。
かくはんしながら別の31の水を加え、そしてこの混合
物を2NのHCl でpH6,5まで中和した。
この生成物を沈降させて上澄液を傾瀉した。洗浄操作を
同量の水で3回繰返した。
最後の洗浄段階で生成物を沢別した。
アセトン11を風乾ゲルに加えてからヨウ素41を50
rrLlのエタノール(95容量%)に溶かした溶液で
処理した。
反応混合物を室温(23°C)で60分間かくはんした
得られたヨウドホルをP別してから室温で15時間そし
て40℃で48時間乾燥した。
収量:485′i10分析結果:ヨウ素0.33%、水
分4.9%;膨潤能カニ6.6ml/?。
例2 デキストリン400グ、3.1ON水酸化ナトリウム4
00m1、水素化ホウ素ナトリウム5グ、安定剤溶液7
00m1、エビクロロヒドリン80rILlおよびエタ
ノール200m1に溶かしたヨウ素25グを使って例1
の方法を繰返した。
収量:352P。
分析:ヨウ素1.22%、水分5.52%;膨潤能カニ
6.0rnl/? ;抽出試験3.011第1抽出−
31%、第2抽出−12,3%、第3抽出−4,1%。
粘度分布;>500μ 14%、300〜500μ 4
1%、100〜500μ 33%、〈100μ 12%
例3 殿粉(平均分子量44000)400グ、2.4N水酸
化ナトリウム500m1、水素化ホウ素ナトリウム31
、安定剤溶液800rn11エピクロロヒドリン80m
1およびエタノール50rrLlにヨウ素5グを溶かし
た溶液を使って例1の方法を繰返した。
収率:393f。
分析:ヨウ素0.46%、水分6.6%;膨潤能カニ
5.0ml/7;抽出試験4.00第1抽出−53%。
例4 カルボキシメチル・ナトリウム殿粉(グルコース単位当
り置換度0.25カルボキシメチル基をもつ)、2.1
2Nの水酸化ナトリウム500rrLl、安定剤溶液1
o o oml、エビクロロヒドリン80m1および
ヨウ素10グをエタノール100rnlに溶かした溶液
を使って例1の方法を繰返した。
収量: 401f。
分析:ヨウ素0.55%および水分3.72%:膨潤能
カニ 5.6ml/? ;イオン交換能カニ 1.26
meq / ? :抽出試験:4.0IP−第1抽出−
41%。
ヨウ素との反応前に担体をHCI で処理して酸性形
に変えた。
例5 カルボキシメチル殿粉400グ、4.65N水酸化ナト
リウム5ooml、安定剤溶液1oooml、1・3−
ジブロモヒドリン2251およびヨウ素2.51をエタ
ノール25m1に溶かした溶液を使って例4の方法を繰
返した。
収量:408S’。
分析:ヨウ素0.31%および水分9.19%;膨潤能
カニ 5.6ml/? :イオン交換能カニ 1.23
meq/f ;抽出試験:4.01グー第1抽出−71
%。
ヨウ素との反応前に担体をHCI で処理して酸性形
に変えた。
例6 ソルビット(メルク製、ソルビット・グリースホルムD
AB7)1oof、水酸化ナトリウム溶液(50重量%
)801、安定剤溶液150m1、エビクロロヒドリン
75m1とヨウ素5グをエタノール50m1に溶かした
溶液を使って例1の方法を繰返した。
膨潤能カニ 11.4ml/f ;抽出試験:2.01
f−第1抽出−28%。
例7 メークロース100グ、8.IN水酸化ナトリウム12
4m11安定剤溶液200m1.、エビクロロヒドリン
75m1およびヨウ素4グをエタノール50m1に溶か
した溶液を使って例1の方法を繰返した。
収量=751゜分析:ヨウ素0.63%および水分9.
28%;膨潤能カニ 8.0TLl/ff ;抽出試験
:3.01P−第1抽出−46%。
例8 市販のデキストラン(セファデックス■G−25、Ph
armacia Fine Chemicals 1U
ppsala 1スエーデン)の粒子の大きさ100〜
300μの、膨潤能力2.47 P/fのものを575
0m1の水中でか(はんしながら膨潤させた。
ヨウ素62.1’をエタノール500m1中に溶かした
溶液を膨潤ゲルに加えた。
この反応混合物を35℃で2時間かくはんした。
得られたヨウドホルゲルを戸別し600mAの水で洗っ
てから室温で15時間、続いて40℃で48時間乾燥し
た。
収量ニア5Fl。
分析:ヨウ素2.39%、水分10.03%;膨潤能カ
ニ 5.Oml/P :抽出試験:5.01グー第1抽
出−15,3%。
例9 セファデックス■G−25を2251、水1075m1
7セトン600m1およびヨウ素51をエタノール50
r/llに溶かした溶液を使って例9の方法を繰返した
収量:222?。
分析:ヨウ素0.20%、水分4.44%;膨潤能カニ
5.2rrll/P。
例10 粒度40〜120μ、膨潤能力15!/7の市販のデキ
ストランゲル(セファデックス(glG−150、ph
armacia Fine Chemicals。
Uppsala 、 スエーデン)100fを1500
mlの水と500m1のアセトンの中で膨潤させた。
ヨウ素8.35fをエタノール100r/llに溶かし
た溶液をとの膨潤ゲルに加えた。
反応混合物を室温で30分間かくはんした。
生成物を戸別してから室温で15時間次いで40℃で4
8時間乾燥した。
収量:102P。
分析:ヨウ素0.53%、水分8.88%;膨潤能カニ
41 rrLl/? ;抽出試験:1.01y′−第
1抽出−85%。
例11 粒度40〜120μ、陰イオン交換能力3.5meg/
7の市販のジエチルアミンエチル基で置換されたデキス
トランゲル(DEAE−セファデックス■A−25、P
harma Fine Chemicals、Upps
al、スエーデン)の100′ftを水600m1とア
セトン200m1の中で膨潤させた。
ヨウ素71をエタノール100m1中に溶かした溶液を
かくはんしなから膨潤ゲルに加えた。
かくはんを35℃で60分間続げた。
得られたヨウドホルゲルを戸別し、室温で12時間それ
から40℃で48時間乾燥した。
収量: 10EI’。
分析:ヨウ素6.12%、水分10.90%;イオン交
換能カニ 3.1 meq /f? :膨潤能カニ 6
.6ml/? ;抽出試験:2.00Pヨウドホル。
第1抽出:ヨウ素1.9%放出 第2抽出:ヨウ素2.0%放出 第3抽出:ヨウ素2.0%放出 第4抽出:ヨウ素1.4%放出 第5抽出:ヨウ素1.4%放出 第6抽出:ヨウ素1.5%放出 第7抽出:ヨウ素1,4%放出 例12 粒度40〜120μ、陽イオン交換能力4.6meq
/ ?の市販のカルボキシメチル置換デキストランゲル
(CM−セファデックス[F]C−25、Pharma
cia Fine Chemicals 、スエーデン
)100グを水600m1とアセトン200m1の中で
膨潤させた。
ヨウ素101をエタノール100m1に溶かした溶液を
か(はんしなから膨潤ゲルに加えた。
かくはんを室温で60分間続けた。得られたヨウドホル
ゲルを戸別し室温で16時間、続いて40℃で48時間
乾燥した。
収量:981゜分析:ヨウ素0.25%、水分9.58
%;陽イオン交換能カニ4.1meq/グ;膨潤能カニ
7.5 ml/fl ;抽出試験:3.0:l−第1
抽出−56%。
例13 皮膚と傷の消毒クリームを次の成分を混合して作った: 例2のヨウドホル3グを水281 で膨潤した(乾燥粒子の太きさく 311100μ) パラフィン 101ラノリン
101ワセリン
241シリコン油
21羊毛脂アルコール
11セタノール 11酸
化亜鉛 241合計
1031 例14 傷ついた空洞と痩の消毒用に適した粘性懸濁液を次のよ
うにして作った: 例2(粒度〈100μに篩別)によって作ったヨウドホ
ル51を生理食塩水25m1で膨潤させた。
得られた懸濁液を注射套管を使って施薬する。
例15 例10で作ったヨウドホル(粒度100〜300μ)を
開いた傷の消毒に臨床的に使った。
ヨウドホル粉末を塩スプリンクラ−を使って傷に施薬し
た。
望ましくない副作用なしに傷は癒合した。
以下本発明の要旨と実施の態様を列記する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 単糖類、三糖類、多糖類およびその部分加水分解物
    、糖アルコール、それらを陰イオン性基もしくは陽イオ
    ン性基もしくは非イオン性基で置換した誘導体よりなる
    群から選ばれた多価ヒドロキシル有機質物質を二官能性
    有機架橋剤によって架橋することによって得られる重合
    生成物よりなる共有結合により形成された三次元格子を
    形成している水に不溶性であるが乾燥物1グが水中で完
    全に膨潤する時2ないし1001rLlの体積のゲルを
    形成する膨潤能力を有する親水性有機質担体をヨウ素(
    ■2)で処理し、少なくともヨウ素100 ppmを含
    有する錯体を形成することを特徴とする錯体の形でヨウ
    素を含有する消毒薬の製法。
JP9657075A 1975-08-08 1975-08-08 ヨウ素含有消毒薬の製法 Expired JPS5926605B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9657075A JPS5926605B2 (ja) 1975-08-08 1975-08-08 ヨウ素含有消毒薬の製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9657075A JPS5926605B2 (ja) 1975-08-08 1975-08-08 ヨウ素含有消毒薬の製法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5221335A JPS5221335A (en) 1977-02-17
JPS5926605B2 true JPS5926605B2 (ja) 1984-06-29

Family

ID=14168652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9657075A Expired JPS5926605B2 (ja) 1975-08-08 1975-08-08 ヨウ素含有消毒薬の製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5926605B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5423539B2 (ja) * 1972-03-08 1979-08-14
FR2411801A1 (fr) * 1977-12-14 1979-07-13 Ugine Kuhlmann Procede d'extraction de l'iode
JPS6451988A (en) * 1987-08-22 1989-02-28 Kanegafuchi Chemical Ind Optical memory, optical recording method and production of optical memory
JP2005078722A (ja) 2003-09-01 2005-03-24 Hitachi Ltd 情報記録装置、情報記録媒体及び情報記録方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5221335A (en) 1977-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4010259A (en) Disinfectants containing iodine complexed to a hydrophilic organic carrier
CA2351177C (en) Functional chitosan derivative
CA1314225C (en) Controlled release agent for cetylpyridinium chloride
JP5415663B2 (ja) ヒドロカルビルスルトン化合物(a hydrocarbyl sultone compound)による化学修飾ポリアミノ糖
CN109293948B (zh) 一种水凝胶及其制备方法和应用
US7147845B2 (en) Antimicrobial silver ion complex resinates
JP3947391B2 (ja) 橋かけ構造を有するキチン誘導体及び/又はキトサン誘導体の製造方法
JP2004509907A (ja) 抗菌活性を有する安定化組成物
JPH0796181A (ja) 超吸収剤及びその製法及びそれを有する衛生品
PT1343510E (pt) MATERIAIS ANTIMICROBIANOS ESTáVEIS ‚ LUZ
EP1104311A1 (en) Stabilised compositions having antibacterial activity
KR101865781B1 (ko) 산화 다당류 및 아민 변성 히알루론산을 포함하는 창상피복재용 히드로겔 및 그 제조방법
CN107496439B (zh) 一种壳聚糖衍生物基消毒液及其制备方法
JP2752782B2 (ja) 可溶性止血織物
JPH04505267A (ja) 薬物学的調製物におけるまたは関する改良点
US5242985A (en) Aqueous stable complex of a strongly swellable, moderately crosslinked polyvinylpyrrolidone and iodine
RU2519220C1 (ru) Местное гемостатическое средство
CN113274541A (zh) 一种抗菌型胶原基医用材料及其制备方法
JPS5926605B2 (ja) ヨウ素含有消毒薬の製法
GB2043668A (en) Cross-linked hydroxyethyl starch
CN107349464A (zh) 一种新型医用止血凝胶敷料的制备方法
SU940631A3 (ru) Способ получени дезинфицирующего средства
FI59014C (fi) Foerfarande foer framstaellning av desinfektionsmedel.
CA1050879A (en) Disinfectant and a method for the preparation thereof
KR102280553B1 (ko) 개선된 하이드로젤 지혈제 제조방법 및 그에 따른 지혈제