JPS5926513A - 異形糸紡糸用口金 - Google Patents
異形糸紡糸用口金Info
- Publication number
- JPS5926513A JPS5926513A JP13668882A JP13668882A JPS5926513A JP S5926513 A JPS5926513 A JP S5926513A JP 13668882 A JP13668882 A JP 13668882A JP 13668882 A JP13668882 A JP 13668882A JP S5926513 A JPS5926513 A JP S5926513A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spinneret
- spinning
- cross
- stock solution
- central part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、溶融紡糸法により異形糸を紡糸する口金の改
良罠関するものである。
良罠関するものである。
従来、溶融紡糸法により異形糸を紡糸する口金の原液吐
出孔の形状は、例えば第1図に示す如く単一の異形の原
液吐出孔lであシ、このような異形の原液吐出孔lから
紡糸される糸は、第2図に示す如く中央部が膨らみ且つ
角部が丸みを帯びた異形糸2となり、原液吐出孔1に近
似したシャープな角部含有する異形糸を得ることができ
なかった。
出孔の形状は、例えば第1図に示す如く単一の異形の原
液吐出孔lであシ、このような異形の原液吐出孔lから
紡糸される糸は、第2図に示す如く中央部が膨らみ且つ
角部が丸みを帯びた異形糸2となり、原液吐出孔1に近
似したシャープな角部含有する異形糸を得ることができ
なかった。
このような問題を解決すべく、異形の原液吐出孔1の各
辺を複数個に分割した第3図に示す如き原液分割吐出孔
1′を有する口金なども用いられている。
辺を複数個に分割した第3図に示す如き原液分割吐出孔
1′を有する口金なども用いられている。
この原液分割吐出孔1′は、異形糸の中央部が膨らむこ
とを予想して空中での溶着、所詣・ζル−ニング現象を
利用して望むべきシャープな角部金持つ異形糸を得んと
する為のものであるが、このような原液分割吐出孔1′
を有する口金で紡糸する場合には、原液吐出量、紡糸圧
力2巻取り速度などの条件設定にかなシの難しさがあり
、例えば紡糸圧力が高過ぎたり、原液吐出量が多くなる
と第1図に示される単一の異形の原液吐出孔1より紡糸
される第2図の異形糸2と差異が無くなる。
とを予想して空中での溶着、所詣・ζル−ニング現象を
利用して望むべきシャープな角部金持つ異形糸を得んと
する為のものであるが、このような原液分割吐出孔1′
を有する口金で紡糸する場合には、原液吐出量、紡糸圧
力2巻取り速度などの条件設定にかなシの難しさがあり
、例えば紡糸圧力が高過ぎたり、原液吐出量が多くなる
と第1図に示される単一の異形の原液吐出孔1より紡糸
される第2図の異形糸2と差異が無くなる。
また原液吐出量が少なく或いは巻取り速度が早くなると
、極細の部分で溶着しているか、或いは完全に分離して
しまうことになる。さらに最適条件で得られた暴形糸で
あっても各辺の中央部は膨らんだ糸となる。
、極細の部分で溶着しているか、或いは完全に分離して
しまうことになる。さらに最適条件で得られた暴形糸で
あっても各辺の中央部は膨らんだ糸となる。
本発明は斯かる諸事情に鑑みなされたもので、中央部に
膨らみが無く、シャープな角部を有する異形糸を紡糸す
ることのできる口金を提供せんとするものでちる。
膨らみが無く、シャープな角部を有する異形糸を紡糸す
ることのできる口金を提供せんとするものでちる。
本発明の異形糸紡糸用口金は、横断面異形で且つその異
形の中央部で複数に分割されている原液分割吐出孔を有
する異形糸紡糸用口金に於いて、前記原液分割吐出孔に
囲まれた中央部に原液補助吐出孔が設けられていること
を特徴とするものである。
形の中央部で複数に分割されている原液分割吐出孔を有
する異形糸紡糸用口金に於いて、前記原液分割吐出孔に
囲まれた中央部に原液補助吐出孔が設けられていること
を特徴とするものである。
以下本発明による異形糸紡糸用口金の一実施例を第4図
及び第5図によって説明すると、原液導入孔3に連なる
横断面十字形1つ十字形の各辺が中央部で分割されて不
連続となっ、ている原液分割吐出孔1′を有する異形糸
紡糸用口金に於いて、前記原液分割吐出孔1′に囲まれ
た中央部に、円形の原液補助吐出孔4が設けられている
。
及び第5図によって説明すると、原液導入孔3に連なる
横断面十字形1つ十字形の各辺が中央部で分割されて不
連続となっ、ている原液分割吐出孔1′を有する異形糸
紡糸用口金に於いて、前記原液分割吐出孔1′に囲まれ
た中央部に、円形の原液補助吐出孔4が設けられている
。
このように原液分割吐出孔1′と原液補助吐出孔4を有
する異形糸紡糸用口金で紡糸すると、原液は原液導入孔
3より各原液部分吐出孔1′及び原液補助吐出孔4に入
り、これら吐出孔1′、4より吐出されるが、この吐出
の際各原液分割吐出孔1′の中央部寄りの端縁から出た
原液は原液補助吐出孔4から吐出された原液に強制的に
連なって一体となる。従って、原故吐出竜、紡糸圧カ。
する異形糸紡糸用口金で紡糸すると、原液は原液導入孔
3より各原液部分吐出孔1′及び原液補助吐出孔4に入
り、これら吐出孔1′、4より吐出されるが、この吐出
の際各原液分割吐出孔1′の中央部寄りの端縁から出た
原液は原液補助吐出孔4から吐出された原液に強制的に
連なって一体となる。従って、原故吐出竜、紡糸圧カ。
巻取り速度などの紡糸条件に変動があっても中央部に膨
らみが無く、シャープな角部を有する第6図に示す如き
断面十字形の異形糸2′を容易に得ることができる。
らみが無く、シャープな角部を有する第6図に示す如き
断面十字形の異形糸2′を容易に得ることができる。
次に本発明の効果を明瞭にする為、その具体的な実施例
と従来例について説明する。
と従来例について説明する。
第4図及び第5図に示す如く直径2tua、深さ9.5
藺の原液導入孔3に連なる横断面十字形で且つ十字形の
各辺が中央部で分割されて不連続となっている幅01關
、長さ0.5 srs 、深さ0.5 m C)原液分
割吐出孔1′を72個有する仮#:10闘のステンレス
鋼より成る異形糸紡糸用口金に於いて、前記原液分割吐
出孔1′に囲まれた中央部に、直径008 靭の原液補
助吐出孔4を設けた異形糸紡糸用口金。
藺の原液導入孔3に連なる横断面十字形で且つ十字形の
各辺が中央部で分割されて不連続となっている幅01關
、長さ0.5 srs 、深さ0.5 m C)原液分
割吐出孔1′を72個有する仮#:10闘のステンレス
鋼より成る異形糸紡糸用口金に於いて、前記原液分割吐
出孔1′に囲まれた中央部に、直径008 靭の原液補
助吐出孔4を設けた異形糸紡糸用口金。
前記実施例と同一寸法、形状の原液導入孔3及びそれに
連なる原液分割吐出孔1′を72個有する板厚10闘の
ステンレス鋼より成り、原液分割吐出孔11に囲まれた
中央部に原液補助吐出孔4を有し々い異形糸紡糸用口金
。
連なる原液分割吐出孔1′を72個有する板厚10闘の
ステンレス鋼より成り、原液分割吐出孔11に囲まれた
中央部に原液補助吐出孔4を有し々い異形糸紡糸用口金
。
これら実施例及び従来例の異形糸紡糸用口金にて一1原
液吐出量1 ccル、紡糸圧力300 f /−、巻取
り速度20m/seeの条件でポリプロピレンを溶融紡
糸した処、従来例の異形糸紡糸用口金から紡糸された糸
は、第2図に示す如く中央部が膨らみ、角部が丸みを帯
びた断面形状の異形糸2となったのに対シ2、実施例の
異形糸紡糸用口金から紡糸された糸社、第6図に示す如
く中央部に膨らみが無く、シャープな角部を有する断面
形状の異形糸2′となった。また原液吐出量を0.s
cc/see と少なくし、巻取り速度を30m/s
ecと速くシ、紡糸圧力は前記と同じ300F/−の条
件で溶融紡糸した処、従来例の異形糸紡糸用口金から紡
糸された糸は、原液分割吐出孔1′毎に分離していたの
に対し、実施例の異形糸紡糸用口金から紡糸された糸は
、幾分中央部が細くなってはいたが、第6図に示す異形
糸2′と大差は無かった。
液吐出量1 ccル、紡糸圧力300 f /−、巻取
り速度20m/seeの条件でポリプロピレンを溶融紡
糸した処、従来例の異形糸紡糸用口金から紡糸された糸
は、第2図に示す如く中央部が膨らみ、角部が丸みを帯
びた断面形状の異形糸2となったのに対シ2、実施例の
異形糸紡糸用口金から紡糸された糸社、第6図に示す如
く中央部に膨らみが無く、シャープな角部を有する断面
形状の異形糸2′となった。また原液吐出量を0.s
cc/see と少なくし、巻取り速度を30m/s
ecと速くシ、紡糸圧力は前記と同じ300F/−の条
件で溶融紡糸した処、従来例の異形糸紡糸用口金から紡
糸された糸は、原液分割吐出孔1′毎に分離していたの
に対し、実施例の異形糸紡糸用口金から紡糸された糸は
、幾分中央部が細くなってはいたが、第6図に示す異形
糸2′と大差は無かった。
尚、上記実施例は断面十字形の異形糸を紡糸する場合の
口金であるが、断面丁字形、丁字形、星形等の異形糸を
紡糸する場合の口金であっても良いものである。また原
液分割吐出孔1′に四重れた中央部に設ける原液補助吐
出孔4は断面円形に限らず、方形、菱形、三角形等紡糸
する異形糸の形状に応じて適宜変更しても良いものであ
る。
口金であるが、断面丁字形、丁字形、星形等の異形糸を
紡糸する場合の口金であっても良いものである。また原
液分割吐出孔1′に四重れた中央部に設ける原液補助吐
出孔4は断面円形に限らず、方形、菱形、三角形等紡糸
する異形糸の形状に応じて適宜変更しても良いものであ
る。
以上詳記した通ル本発明の異形糸紡糸用口金によれば、
原液吐出量、紡糸圧力2巻取り速度などの紡糸条件に変
動があっても、中央部に膨らみの無いシャープな角部を
有する品質良好な異形糸を紡糸することができるという
優れた効果がある。
原液吐出量、紡糸圧力2巻取り速度などの紡糸条件に変
動があっても、中央部に膨らみの無いシャープな角部を
有する品質良好な異形糸を紡糸することができるという
優れた効果がある。
第1図は従来の異形糸紡糸用口金の原液吐出孔の一例を
示す図、第2図は第1図の原液吐出孔から紡糸された異
形糸の断面形状を示す図、第3図は従来の異形糸紡糸用
口金の原液分割吐出孔を示す図、第4図は本発明の異形
糸紡糸用口金の原液分割吐出孔及び原液補助吐出孔の一
例を示す縦断面図、第5図はその押面図、第6図は第4
,5図に示される原液分割吐出孔から紡糸された異形糸
の断面形状を示す図である− 11・・・原液分割吐出孔、4・・・原液補助吐出孔。 出願人 田中貴金属工業株式会社 第1図 第2図 第4図 第5図 第6図
示す図、第2図は第1図の原液吐出孔から紡糸された異
形糸の断面形状を示す図、第3図は従来の異形糸紡糸用
口金の原液分割吐出孔を示す図、第4図は本発明の異形
糸紡糸用口金の原液分割吐出孔及び原液補助吐出孔の一
例を示す縦断面図、第5図はその押面図、第6図は第4
,5図に示される原液分割吐出孔から紡糸された異形糸
の断面形状を示す図である− 11・・・原液分割吐出孔、4・・・原液補助吐出孔。 出願人 田中貴金属工業株式会社 第1図 第2図 第4図 第5図 第6図
Claims (1)
- 横断面異形で且つその異形の中央部で複数に分割されて
いる原液分割吐出孔を有する異形糸紡糸用口金に於いて
、前記原液分割吐出孔に囲まれた中央部に原液補助吐出
孔が設けられていることを%徴とする異形糸紡糸用口金
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13668882A JPS5926513A (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | 異形糸紡糸用口金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13668882A JPS5926513A (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | 異形糸紡糸用口金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5926513A true JPS5926513A (ja) | 1984-02-10 |
JPH022963B2 JPH022963B2 (ja) | 1990-01-22 |
Family
ID=15181141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13668882A Granted JPS5926513A (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | 異形糸紡糸用口金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5926513A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR1358092A (fr) * | 1962-05-28 | 1964-04-10 | Snia Viscosa | Fibres artificielles et synthétiques, de sections profilées, obtenues par des filières à collage des fibres élémentaires après extrusion |
-
1982
- 1982-08-05 JP JP13668882A patent/JPS5926513A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR1358092A (fr) * | 1962-05-28 | 1964-04-10 | Snia Viscosa | Fibres artificielles et synthétiques, de sections profilées, obtenues par des filières à collage des fibres élémentaires après extrusion |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH022963B2 (ja) | 1990-01-22 |
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