JPS5926393Y2 - 打鈴装置のシュモク緩衝機構 - Google Patents

打鈴装置のシュモク緩衝機構

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JPS5926393Y2
JPS5926393Y2 JP10383779U JP10383779U JPS5926393Y2 JP S5926393 Y2 JPS5926393 Y2 JP S5926393Y2 JP 10383779 U JP10383779 U JP 10383779U JP 10383779 U JP10383779 U JP 10383779U JP S5926393 Y2 JPS5926393 Y2 JP S5926393Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bell
striking
elastic arm
striking device
shmoku
Prior art date
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Expired
Application number
JP10383779U
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English (en)
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JPS5622599U (ja
Inventor
晋 久保田
Original Assignee
リズム時計工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by リズム時計工業株式会社 filed Critical リズム時計工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は打鈴装置の改良に関し、特に2回打ち不良をな
くしたシュモク緩衝機構を提供する。
従来の打鈴装置のシュモクは、単に弾性板の先端に打ち
玉を固着し、がっ基部を支点として、揺動させることに
より、リン等を打鈴していた。
これに対しては次の問題が生じていた。
シュモクが打鈴後再び強くはね返って振動を続ける為、
この振動により2回打ちを誘発した。
それ故、打ち玉とリン等の位置調整が不可欠となり製造
コストが多大となった。
本考案は上記従来の問題を解決するために為されたもの
で゛あって、その目的は、シュモクの2回打ち不良防止
および取付調整の簡単化を果たす打鈴装置のシュモク緩
衝機構を提供することにある。
本考案は上記目的を達成するために、打鈴装置において
、シュモクの打ち玉が設けられた弾性腕の反打鈴方向側
であり且つ弾性腕の打鈴後の反力による反打鈴方向への
弾性変形の範囲内であって、該弾性腕と同一方向に基部
を有する弾性板にて形威された緩衝板を配設した打鈴装
置のシュモク緩衝機構を特徴とする。
以下、好適な実施例に基づき本考案を詳細に説明する。
第1図から第4図までは本考案に係る打鈴装置のシュモ
ク緩衝機構が示されている。
第1図には初期停止状態が示され、第2図がら第3図ま
では動作状態が示され、そして第4図に緩衝板22の側
面図が示されている。
第1図において、伝達車4および時打車6は小型モータ
ー1のカナ2の回転を適正に伝達する役目を果たし、図
示されていないが上板、下板によって軸支されている。
カム7は時打車6に固着されており、シュモク18に前
記時打車6の回転変位力を伝達する役目を果たす。
シュモク18は、それ自体金属板等の弾性材により形成
され、軸14に揺動可能に軸支されている。
このシュモク18はリン28側にシュモク弾性腕20を
形威し、他方に初期セット位置を維持するための保合片
12を形成している。
この係合片12は地板上がら突出した保持柱16と係合
することにより、上記の初期セット位置が維持されるも
のである。
すなわち、シュモク18か゛第2図の状態がら第3図の
状態に揺動するときに、係合片12の先端の突部と保持
柱16とが当接することによりシュモク18の揺動を第
1図の状態にて急激にストップさせることを意味する。
また、係合片12の近傍にはカム7と係合する突出部1
0が形成されている。
打ち玉24はシュモク弾性腕20の先端のリン28側に
固着されリン28を打鈴可能に設置されている。
22は本考案に係る緩衝板であり、シュモク弾性腕20
の基部50でノベット26によって固着されている。
この緩衝板22は第4図の側面図にて明らかなようにス
テンレス等により板状に形成されている。
34はコイルバネであり軸14と遊合し、一方をシュモ
ク18に固着された軸32によって係止され、他方を下
板に固着された軸30によって係止され、シュモク18
が矢印B方向に揺動された状態にて、矢印C方向に弾性
付勢力を与える役目を果たす。
40はリン28を固定するための台であり、時計外枠に
固着されている。
次に動作について説明する。
第1図において、図示されていない時計機構の時打制御
機構からの出力により、あらかじめ設定された時刻に小
型モーター1が回転する。
小型モーター1の回転はカナ2および伝達車4を介して
時打車6に伝達される。
時打車6が回転することによりカム7も回転し、第2図
のようにシュモク18の突出部10と係合し突出部10
を矢印A方向に押し下げる。
これにより、シュモク弾性腕20は軸14を中心に矢印
B方向に揺動させられる。
そして、カム7が回転するとシュモク18の突出部10
との保合が外れ(第2図の状態)、シュモク18はコイ
ルバネ34の弾性付勢力によって矢印C方向に弾性力を
もって復帰させられる。
この場合、コイルバネ34の弾性付勢力によるシュモク
18の揺動が係合片12と保持柱16の係合により係止
力を受けるため、第3図のようにシュモク弾性腕20は
慣性によりたわみを生じる。
このたわみにより打ち玉24がリン28と衝突し打鈴音
を発する。
打ち玉24とリン28との衝突後は、その反発による慣
性によりシュモク弾性腕20が振動を続けようとするが
、緩衝板22により係止されることにより、シュモク弾
性腕20の振動は強制的に減衰する。
具体的に記すと、打鈴後のシュモク弾性腕20が緩衝板
22と打ち当たることにより、シュモク弾性腕20の慣
性力が吸収されることになる。
よってシュモク18は第1図に示す初期停止状態に短期
間に復帰する。
したがって、従来において問題となっていたリンの2回
打ち不良は発生しない。
それ故、打ち玉24とリン28との取付位置調整が簡単
化でき、コストは節減できる。
また緩衝板22は打鈴動作に悪影響を与えないため、打
ち玉24とリン28とは高スピードにて打ち当たり非常
に良好な音色を得ることができる。
以上、本考案の構造においては、2回打ち不良をなくし
、取付調整の簡単化を果たす打鈴装置のシュモク緩衝機
構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の好適な実施例を示し、第1図〜第3図はシ
ュモク緩衝機構の各動作ごとの正面図を示す。 第4図は緩衝板22の側面図を示す。18・・・シュモ
ク、20・・・シュモク弾性腕、22・・・緩衝板、2
4・・・打ち玉、28・・・リン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端に打ち玉が設けられた弾性腕を有し基部を揺動自在
    に支持したシュモクと、シュモクの打ち玉の近傍に配置
    されたリン等と、シュモクを反打鈴方向に揺動可変させ
    た位置がら打鈴方向に高速揺動させるシュモク揺動手段
    と、前記揺動手段によるシュモクの打鈴方向への揺動を
    シュモクがリン等と接触する若干手前で強制的に止める
    係止手段と、を有する打鈴装置において、シュモクの打
    ち玉が設けられた弾性腕の反打鈴方向側であり且つ弾性
    腕の打鈴後の反力にょる反打鈴方向への弾性変形の範囲
    内であって、該弾性腕と同一方向にて基部を支持された
    緩衝板を配設したことを特徴とする打鈴装置のシュモク
    緩衝機構。
JP10383779U 1979-07-27 1979-07-27 打鈴装置のシュモク緩衝機構 Expired JPS5926393Y2 (ja)

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JP10383779U JPS5926393Y2 (ja) 1979-07-27 1979-07-27 打鈴装置のシュモク緩衝機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10383779U JPS5926393Y2 (ja) 1979-07-27 1979-07-27 打鈴装置のシュモク緩衝機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5622599U JPS5622599U (ja) 1981-02-28
JPS5926393Y2 true JPS5926393Y2 (ja) 1984-07-31

Family

ID=29336538

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JP10383779U Expired JPS5926393Y2 (ja) 1979-07-27 1979-07-27 打鈴装置のシュモク緩衝機構

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