JPS5926270Y2 - 燃焼器具の耐風試験装置 - Google Patents

燃焼器具の耐風試験装置

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JPS5926270Y2
JPS5926270Y2 JP1036178U JP1036178U JPS5926270Y2 JP S5926270 Y2 JPS5926270 Y2 JP S5926270Y2 JP 1036178 U JP1036178 U JP 1036178U JP 1036178 U JP1036178 U JP 1036178U JP S5926270 Y2 JPS5926270 Y2 JP S5926270Y2
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JP
Japan
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arm
wind resistance
resistance test
vertical
air
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JP1036178U
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JPS54117163U (ja
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英行 本田
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  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、液化石油ガス、都市ガス、およびその他の燃
料を燃焼する燃焼器具の使用状態における耐風試験を行
なうための装置を提供するものである。
本件明細書中、用語「使用状態」とは、例えば瞬間湯沸
器では通水し、ふろがまでは通水または浴槽に水を入れ
た状態を言う。
従来からの燃焼器具の耐風試験を行なうにあたっては、
燃焼器具を固定位置に設けておき、ファンによって一鉛
直面内で上下約15度程度の角度の範囲でその燃焼器具
に向けて風を当てて、耐風試験を行なっている。
このような先行技術では、高層ビルに設けられた燃焼器
具の種々な風向きに対応した燃焼状態を模擬的に試験す
ることができない。
本考案の目的は、燃焼器具のさまざまな風向きに対応し
た燃焼状態を正確に試験することができる燃焼器具の耐
風試験装置を提供することである。
本考案は、 水平な回転軸線まわりに少なくとも縦半円弧運動可能に
して回転自在のアーム17と、 アーム17の一端に装着され、アーム17の回転軸線に
垂直な平面内でそのアーム17の回転軸線に向けて送風
する送風手段18と、 耐風試験されるべき燃焼器具1をその使用状態で設置す
るためのテーブル8と、 テーブル8を鉛直方向に昇降する昇降手段9と、 昇降手段9が装着され、前記平面内でアーム17の回転
軸線を通る鉛直線のまわりに昇降手段9を回転可能とす
る基台7とを含むことを特徴とする燃焼器具の耐風試験
装置である。
本考案によれば、燃焼器具が設置されるテーブルは鉛直
方向に昇降する昇降手段9によって上下昇降自在に基台
7に装着されているので、燃焼器具に装着されているバ
ーナの据え付けである高さ位置が、燃焼器具毎に違うと
きでも、そのバーナに向けて正確に送風することができ
、したがって正確な耐風試験を行なうことができる。
また基台の回転軸線はアーム17の回動軸線に垂直な前
記平面内にあり、かつアーム17の回動軸線を通る鉛直
線である。
したがってアームが角変位しても送風方向は常に燃焼器
具の方向を向いており、しかも基台の前記軸線上でアー
ムの回動軸線の延長と直交する直交位置を通ることが可
能になる。
このことによって送風方向が種々に変化しても、バーナ
に向けて送風を続行することができ、したがって正確な
耐風試験を行なうことが可能である。
第1図は本考案の一実施例の平面図であり、第2図はそ
の正面図である。
耐風試験されるべき燃焼器具1をその使用状態で設置す
るための取付架台2において、一対の取付壁板3,4は
、鉛直面を有し、互に直交し、支柱5,6によって基台
7に固着される。
基台7には、水平面を有し燃焼器具1を設置するための
テーブル8が、たとえば後述の構造を有する昇降手段9
によって鉛直方向に上下昇降自在に装着される。
基台7には、支持腕10が固着され、この支持腕10は
固定位置に軸受11によって支承される。
こうして基台7は、軸受11を通る鉛直軸線のまわりに
回転することができる。
基台7゛の下部には車輪12.13が取付られており、
これらの車輪12.13は、水平面内で軸受11を中心
とする円弧状に布設されたレール33上を走行する。
この実施例では、基台7は鉛直軸線のまわりに90度回
転することができるように構成されている。
車輪12は制動装置を有する駆動手段14によって回転
駆動される。
燃焼器具1は、たとえばJ I S 2141に定めら
れている外壁方式(器具本体を室内に設置し、外気に接
する壁を貫通する給排気筒により給排気を行なうもの)
のBF通気方式(自然通気により給排気を行なうもの)
であり、テーブル8上に器具本体1aを使用状態で設置
し、給排気装置の給排気筒1bを取付壁板4を貫通して
取付壁板4よりも第1図および第2図の左方に予め定め
られた寸法だけ突き出す。
燃焼器具1の大きさに従って、テーブル8の上下位置を
昇降手段9によって調整することができる。
軸受11を通る鉛直軸線は、給排気筒1bを通るように
定められる。
給排気筒1bに向けて送風するために、給排気筒1bを
通る水平延長線を回動軸線とする軸受15によって、支
柱16にアーム17を支承する。
アーム17の一端には送風手段18を装着する。
アーム17および送風手段18は、縦半円弧運動可能で
あり、換言すると、−鉛直面内で給排気筒1bの直上(
参照符19の状態)から直下(参照符20の状態)まで
の少なくとも180度回動することができる。
アーム17の前記軸受15とは反対の他端には、バラン
スウェイト21を取付ける。
アーム17の回動は、制動装置を備えた駆動手段22に
よって行なわれ、アーム17の適宜の回動角度位置が設
定され得る。
支柱16は、第2図から明らかなとおり、送風手段18
が参照符20で示すごとく給排気筒1bの直下に来るこ
とができるように、鉛直線に対して傾斜して形成される
送風手段18の送風方向は、アーム17の回動角度に拘
らず、常に給排気筒1bに向けられている。
送風手段18の導風経路は、第1図に示されるごとく、
L字状に屈曲されており、それによってアーム17と送
風手段18との回動半径がやたらに大きくなるのを防ぎ
、本件装置が小形化され、設置スペースの節約と強度の
向上を図っている。
送風手段18は、案内羽根を備えた軸流送風機23と、
導風経路の屈曲部に設けられ破線で示されている整流用
仕切板24と、多数の平行な筒状経路を形成するいわゆ
るハニカム25と、金網26.27とを備え、給排気筒
1bに向かう風軸中心線のまわりに風速が均等な風速分
布を有する平行流を得ている。
軸流送風機23の駆動手段28の速度を調整することに
よって、給排気筒1bへの風速を調整することができる
送風手段18をアーム17に取付け、バランスウェイト
21によって均衡をとるようにしたので、送風手段の風
圧に起因した反力によって送風手段18が振動したり、
アーム17に水平回動軸線のまわりの回転モーメントが
作用することが避けられ、安定した所定の風速を得るこ
とができる。
基台7は、前述のように水平面図で鉛直方向に延びる軸
線まわりに回転自在とされている。
この基台7の鉛直軸線は、アーム17の回動軸線の延長
上で直交している。
送風手段18からの送風方向は、基台7の前記鉛直軸線
とアームの回動軸線の延長上の直交位置を通る。
したがって、テーブル8およびアーム17が角変位して
も送風方向は前記直交位置、したがって燃焼器具に向け
られており、正確な耐風試験が可能となる。
第3図は、テーブル8のための昇降手段9の水平断面図
であり、第4図はその正面図である。
テーブル8には、下方に延びる4つの脚29が固着され
ており、これらの脚29は、スプロケットホイルによっ
て鉛直方向に無端状に張架された4つのチェノ30にそ
れぞれ連結される。
これらのチェノ30は、同期用チェノ31によって連動
され、制動装置を備えた駆動手段32によって同期駆動
される。
それによってテーブル8は水平状態を保ったままで鉛直
方向に上下昇降される。
本考案は、BF耐風試験以外の耐風試験に際しても実施
することができ、この場合取付壁板3,4などは除去さ
れてもよく、当業者にとってその他の変更と修正が可能
である。
本考案の他の実施例として、送風機を地上位置に設け、
吹出口をアームの一端に取付け、吹出口と送風機とを可
撓管で連結したものであってもよい。
以上のように本考案によれば、燃焼器具の使用状態にお
ける耐風試験を、きわめて簡単な作業によって正確に行
なうことができる。
送風手段は、アームの半径方向内方に向けて送風するの
で、アームの回転方向の反力の発生が無く、正確な風軸
中心の俯角、仰角の設定を行なうことができ、耐風試験
の精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の平面図、第2図はその正面
図、第3図は第1図および第2図示の本件装置に含まれ
る昇降手段の断面図、第4図はその昇降手段の正面図で
ある。 1・・・・・・燃焼器具、2・・・・・・取付架台、3
,4・・・・・・取付壁板、7・・・・・・基台、8・
・・・・・テーブル、9・・・・・・昇降手段、11・
・・・・・軸受、12.13・・・・・・車輪、33・
・・・・・レール、15・・・・・・軸受、17・・・
・・・アーム、18・・・・・・送風手段、21・・・
・・・バランスウェイト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 水平な回転軸線まわりに少なくとも縦半円弧運動可能に
    して回転自在のアーム17と、 アーム17の一端に装着され、アーム17の回転軸線に
    垂直な平面内でそのアーム17の回転軸線に向けて送風
    する送風手段18と、 耐風試験されるべき燃焼器具1をその使用状態で設置す
    るためのテーブル8と、 テーブル8を鉛直方向に昇降する昇降手段9と、 昇降手段9が装着され、前記平面内でアーム17の回転
    軸線を通る鉛直線のまわりに昇降手段9を回転可能とす
    る基台7とをふくむことを特徴とする燃焼器具の耐風試
    験装置。
JP1036178U 1978-01-30 1978-01-30 燃焼器具の耐風試験装置 Expired JPS5926270Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1036178U JPS5926270Y2 (ja) 1978-01-30 1978-01-30 燃焼器具の耐風試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1036178U JPS5926270Y2 (ja) 1978-01-30 1978-01-30 燃焼器具の耐風試験装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54117163U JPS54117163U (ja) 1979-08-16
JPS5926270Y2 true JPS5926270Y2 (ja) 1984-07-31

Family

ID=28822818

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JP1036178U Expired JPS5926270Y2 (ja) 1978-01-30 1978-01-30 燃焼器具の耐風試験装置

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JPS54117163U (ja) 1979-08-16

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