JPS5926135Y2 - 電磁比例圧力弁 - Google Patents

電磁比例圧力弁

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JPS5926135Y2
JPS5926135Y2 JP17495676U JP17495676U JPS5926135Y2 JP S5926135 Y2 JPS5926135 Y2 JP S5926135Y2 JP 17495676 U JP17495676 U JP 17495676U JP 17495676 U JP17495676 U JP 17495676U JP S5926135 Y2 JPS5926135 Y2 JP S5926135Y2
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JP
Japan
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poppet
spring
valve
valve seat
pressure
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Application number
JP17495676U
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JPS5390229U (ja
Inventor
康二郎 太田
Original Assignee
ダイキン工業株式会社
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Publication date
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Publication of JPS5390229U publication Critical patent/JPS5390229U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は流体回路の圧力を印加電流値と比例的に制御す
る電磁比例圧力弁に関するものである。
前記電磁比例圧力弁は例えば回路流量に応じてリリーフ
用主弁として使用したり、またバランスビス)〜ン型す
リーフ弁、2次圧一定形減圧弁など主弁のパイロット弁
としても使用したりする。
例えば第4図に示す如く該圧力弁2を主流回路3に接続
してリリーフ弁として使用する場合は、ソレノイド4に
所定の電流を印加し、第6図におけるポペット6に前記
印加電流値と比例的な力Fを加えることにより、主流回
路3の最大圧力を前記の力F、つまり前記印加電流値と
比例的な値に制御することができるものである。
従って斯る電磁比例圧力弁は、理論的には一般のバネ調
整式の如くポペットの背部にスプリングを設ける必要は
ないが、外乱の影響を考えるとポペット安定用のスプノ
ング5は不可欠である。
この従来のこの種弁には下記の如き問題点があった。
即ち、第6図に示す如く一次側通路1がら流体がポペッ
ト6を押し開いてリリーフするとき、スプリング5が抵
抗として作用し電磁比例性を損うため、スプリング5の
バネ常数をできるかぎり小さくすると共に、一次側通路
1をポペット6が閉鎖したときにスプリング5が自由長
となるようにして、ポペット6の遊動を規制するのが望
ましいが、斯る手段では、電流値を零にし、前記スプリ
ング5力のみの抵抗で流体をリリーフさせる制御時、つ
まり最低圧制御時、バネ常数の小さいスプリング5では
外乱を吸収しきれず、この結果ポペット6が不安定にな
る。
このため従来のこの種弁では外乱に対してポペット6を
ある程度安定させることができるぐらいのバネ常数のス
プリング5を用いている。
このため最低圧制御値が第5図においてD線で示す10
kg/cm2以下にはできない。
なお最初から最低圧制御に必要なXという無抵抗な開度
を形成したのでは前記スプリング5がポペツ1−6に作
用しなくなり、外乱に対してポペット6が全く不安定に
なるので、実用的ではない。
本考案は上記の点に鑑み考案したもので、目的とすると
ころは、最低圧制御値をより小さくでき、それでいて外
乱の影響の小さい電磁比例圧力弁を提供しようとするも
のである。
上記目的を遠戚するため、本考案は可動弁座と対向状に
設けたポペットの反弁座側に、前記ポペットの作動を安
定させるためのスプリングを設置すると共に、印加電流
値と比例的な励磁力を発生するソレノイドによって前記
ポペットを可動弁座の方向に押圧する如くした電磁比例
圧力弁に於いて、前記ポペットと可動弁座との間に、ス
プリングを介設したものであって、可動弁座とポペット
との間に介設した一方のスプリングで他方のスプタンク
を圧縮して可動弁座の通路を全開する位置にポペットを
保持することによってソレノイドC非通電時における最
低圧力の値を低下させると尖に、ソレノイドの励磁力で
もってポペットを押圧して通路を閉鎖することにより、
ソレノイドの頗磁力を通路の圧力に対応させ、ポペット
が開弁するリリーフ時、前記他方のスプリングでポペッ
トの振動を減衰して安定させるように或したのである。
以下本考案の実施例を図面に基づき説明する。
図示の圧力制御弁はハウジング10と、ハウジング10
内に設けた可動弁座11.ポペット12、スプリングA
、 B、ソレノイド13等によって構成している。
前記ハウジング10内に穿設した弁室内に前記の可動弁
座11をストローク自在に設置している。
該可動弁座11の内部には丁字形の通路14を穿設し、
該通路14を介して主弁の背圧室(図示せず)に連通ず
る一次ポート18と前記弁室とが連通ずる如き構造にな
っており、また弁室はタンクポート19にも連通してい
る。
前記可動弁座11の一端にはロックナツト15を備えた
ナシ16を一体に形成して可動弁座11を任意の位置に
固定する如くしている。
一方ポペット12を弁室内において前記可動弁座11と
対向状に設置すると共に、該ポペット12の反弁座側を
ブツシュロッド17を介してソレノイド13と対向させ
、さらにポペット12の前後にバネ常数の異なる一対の
スプリングA、 B全設置している。
これらスプリングA、 Hのバネ常数は第3図に示す
如くであり、ポペット12とソレノイド13との間にバ
ネ常数の大きいスプリングAを、ポペット12と可動弁
座11との間にバネ常数の小さいスプリングBを設置し
たものである。
図示実施例は、上記の如く構成するものにして、以下作
用を説明する。
第2図において2個のスプリングA、 B力はポペット
12を介して互に対向して、これら両スプリング力が釣
合った位置にポペット12を保持する。
従って可動弁座11を図面上右方向に変位させると両ス
プリングA、 B力は大きくなり且つ両スプリングA
、B力の差によって開度Xが小さくなり、反対に同可動
弁座11を左方向に変位させると両スプリングA、
B力は小さるなり且つ両スプリングカの差によって開度
Xが大きくなる。
そこで通路14の断面積と開度Xの断面積とが等しくな
るように可動弁座11を変位して、ポペット12による
流動抵抗をなくすようにした状態では、第3図における
C点で両スプリングカが釣合って最低圧制御のための無
抵抗な開度Xを確保することができる。
このため第5図に於いてE線で示すように最低制御圧力
値を極めて低い値に設定できる。
しかもこの場合ポペット12の前後にスプリングA。
Bが作用して該ポペット12の遊びを規制しているので
、ポペット12は外乱の影響を受けることなく安定する
たパ第2図の状態からポペット12に対して励磁力Fを
作用させ開度Xを小さくして設定圧を大きくして行った
場合、前記励磁力Fに対して両スプリングA、 Bの
平均値に対応した力が作用して、第6図に示すように制
御圧力値の小さいときに多少比例制御を損うことになる
が、電流値を大きくするほどスプリングBの影響率がな
くなって比例精度が向上する。
なお本考案の電磁比例圧力弁は主弁として使用するほか
に、例えばバランスピストン形リリーフ弁、2次圧一定
減圧弁、シーケンス弁など主弁のパイロット弁として使
用することによって主弁の圧力制御ができるものである
叙上の如く本考案は、圧力制御用電磁比例圧力弁に於い
て、ポペット12の前後にそれぞれスプリングB、 A
を設置し、両スプリングの釣合いによって最低圧制御の
必要開度Xを保持すると共に、スプリングAに所定の圧
縮力を与える如くしたがら、最低圧力を従来の電磁比例
圧力弁よりも低くすることができる一方、圧力制御時外
乱に対してスプリングAが外乱を吸収する如く作用する
のでポペット12が安定する。
従ってポペットの安定度が良好でそれでいて最低圧制御
値を低く設定できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図は前回の
部分説明図、第3図は作用説明図、第4図ないし第6図
は従来品の説明図である。 11・・・可動弁座、12・・・ポペット、13・・・
ソレノイド、A・・・スプリング、B・・・スプリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可動弁座11と対向状に設けたポペット12の反弁座側
    に、前記ポペットの作動を安定させるためのスプリング
    Aを設置すると共に、印加電流値と比例的な励磁力を発
    生するソレノイド13によって前記ポペット12を可動
    弁座11の方向に押圧する如くした電磁比例圧力弁に於
    いて、前記ポペット12と可動弁座11との間に、スプ
    リングBを介設したことを特徴とする電磁比例圧力弁。
JP17495676U 1976-12-24 1976-12-24 電磁比例圧力弁 Expired JPS5926135Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17495676U JPS5926135Y2 (ja) 1976-12-24 1976-12-24 電磁比例圧力弁

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JP17495676U JPS5926135Y2 (ja) 1976-12-24 1976-12-24 電磁比例圧力弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5390229U JPS5390229U (ja) 1978-07-24
JPS5926135Y2 true JPS5926135Y2 (ja) 1984-07-30

Family

ID=28782398

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JP17495676U Expired JPS5926135Y2 (ja) 1976-12-24 1976-12-24 電磁比例圧力弁

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS599292Y2 (ja) * 1978-08-07 1984-03-23 東芝機械株式会社 圧力制御弁の騒音防止装置
DE3034865A1 (de) * 1980-09-16 1982-04-29 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Druckregelventil
DE3307554C2 (de) * 1983-03-03 1985-09-26 Mannesmann Rexroth GmbH, 8770 Lohr Elektrisch regelbares Druckreduzierventil
JP5644757B2 (ja) * 2011-12-28 2014-12-24 株式会社日本自動車部品総合研究所 圧力制御装置

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JPS5390229U (ja) 1978-07-24

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