JPS5925674Y2 - 印刷用ブランケツト - Google Patents
印刷用ブランケツトInfo
- Publication number
- JPS5925674Y2 JPS5925674Y2 JP1977106042U JP10604277U JPS5925674Y2 JP S5925674 Y2 JPS5925674 Y2 JP S5925674Y2 JP 1977106042 U JP1977106042 U JP 1977106042U JP 10604277 U JP10604277 U JP 10604277U JP S5925674 Y2 JPS5925674 Y2 JP S5925674Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- blanket
- printing blanket
- thickness
- resistant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は凸版印刷及び平版直か刷りにおける圧胴用ブラ
ンケット及びオフセット印刷の下敷ブランケットの改良
に関するものである。
ンケット及びオフセット印刷の下敷ブランケットの改良
に関するものである。
一般に印刷用プランケラ)・は織布等の補強層の片面又
は両面にゴム層を接着せしめたものと所望の厚さに積層
し、その表面に適度の硬さを有する天然ゴム又は合成ゴ
ムのゴム層を設けているものである。
は両面にゴム層を接着せしめたものと所望の厚さに積層
し、その表面に適度の硬さを有する天然ゴム又は合成ゴ
ムのゴム層を設けているものである。
なお、圧胴用、下敷用ブランケットはその用途上夫々印
刷形態に応じて適度の硬さ、及び伸び等が要求されてい
るのである。
刷形態に応じて適度の硬さ、及び伸び等が要求されてい
るのである。
而してブランケットの硬さは表面ゴム及び中間ゴム層の
硬さの調整或は織布間にコルク層、スポンジゴム層を導
入することによりなされるものであり、又伸びを少くす
る方法としては織布における糸、織り方を選定するとか
或は伸び止め処理等を行なうことによりなされてきたも
のである。
硬さの調整或は織布間にコルク層、スポンジゴム層を導
入することによりなされるものであり、又伸びを少くす
る方法としては織布における糸、織り方を選定するとか
或は伸び止め処理等を行なうことによりなされてきたも
のである。
然しなから新聞輪転印刷機又はハイデルベルグ、ローラ
ンド等のオフセット印刷機の如くブランケット胴の装着
仕立厚さが3.2mm〜4.2mmの如く厚い場合には
ブランケット胴に高い硬度が要求される。
ンド等のオフセット印刷機の如くブランケット胴の装着
仕立厚さが3.2mm〜4.2mmの如く厚い場合には
ブランケット胴に高い硬度が要求される。
かかる場合ゴムブランケットのみでは必要な性能をうろ
ことが出来ない。
ことが出来ない。
従ってこのような場合一般には圧縮固化した厚紙、ポリ
エステル等のプラスチックフィルムをブランケット胴仕
立の最下層又はブランケットとブランケットとの間に挿
入して使用しているものである。
エステル等のプラスチックフィルムをブランケット胴仕
立の最下層又はブランケットとブランケットとの間に挿
入して使用しているものである。
然るにこれらの方法において、厚紙又はプラスチックフ
ィルムを使用するとしても、ブランケットの装着する際
或は印刷機の運転中にシワ、ズレなどの現象が発生し印
刷上大きなトラブルを発生しているものである。
ィルムを使用するとしても、ブランケットの装着する際
或は印刷機の運転中にシワ、ズレなどの現象が発生し印
刷上大きなトラブルを発生しているものである。
本考案はかかる欠点を改善するための鋭意研究を行った
結果高硬度にして且つシワ、伸びなどの発生しない印刷
用ブラケットを見出したものである。
結果高硬度にして且つシワ、伸びなどの発生しない印刷
用ブラケットを見出したものである。
即ち本考案は印刷用ブランケットの表面層を厚さ0.1
〜0.3mmのゴム弾性を有しない耐水性、耐油性の硬
質プラスチックフィルムにて形成したものである。
〜0.3mmのゴム弾性を有しない耐水性、耐油性の硬
質プラスチックフィルムにて形成したものである。
本考案において硬質プラスチックフィルムを耐水性、耐
油性を有するものに限定した理由は、印刷用ブランケッ
トは水及び印刷用インクに接触するため、これらに侵さ
れないことが必要であり、かかる要求を満足せしめるた
めには例えばポリエステルフィルム、硬質ポリ塩化ビニ
ルフィルム、ポリカーボネートフィルム等が使用されを
ものである。
油性を有するものに限定した理由は、印刷用ブランケッ
トは水及び印刷用インクに接触するため、これらに侵さ
れないことが必要であり、かかる要求を満足せしめるた
めには例えばポリエステルフィルム、硬質ポリ塩化ビニ
ルフィルム、ポリカーボネートフィルム等が使用されを
ものである。
又その厚みを0.1〜0.3mmと限定した理由は0.
1mm未満のものでは本考案の目的を達成せしめること
が出来ず、又0.3mmを越した場合にはクツジョン性
に劣るものである。
1mm未満のものでは本考案の目的を達成せしめること
が出来ず、又0.3mmを越した場合にはクツジョン性
に劣るものである。
次に本考案の実施例について図面にもとづき詳細に説明
する。
する。
実施例 (1)
第1図に示す如く綿布4の両面にNBRよりなる中間ゴ
ム層5を貼着したものを3プライとなし、この上面に中
間ゴム層3を塗布後、加硫、研磨仕上工程を行い、その
表面に厚さ0.2mmのポリエステルフィルム1を接着
剤2G;より密着せしめ、これを150°Cにおいてプ
レス加硫及びドラムに巻きつけ缶加硫を行って本考案印
刷用ブランケットを得た。
ム層5を貼着したものを3プライとなし、この上面に中
間ゴム層3を塗布後、加硫、研磨仕上工程を行い、その
表面に厚さ0.2mmのポリエステルフィルム1を接着
剤2G;より密着せしめ、これを150°Cにおいてプ
レス加硫及びドラムに巻きつけ缶加硫を行って本考案印
刷用ブランケットを得た。
実施例 (2)
第2図に示す如<0.3mmのポリエステルフィルム1
に接着剤2を塗布し、鉄面に(厚さ00 mmの)未加
硫のNBRのゴムシート6を貼着した後、15σCにお
いてプレス加硫を行って本考案印刷用ブランケットを得
た。
に接着剤2を塗布し、鉄面に(厚さ00 mmの)未加
硫のNBRのゴムシート6を貼着した後、15σCにお
いてプレス加硫を行って本考案印刷用ブランケットを得
た。
実施例 (3)
第3図に示す如く綿布4の片面にコルク入りゴム層7を
貼着した後加硫、研磨仕上工程を行い、該綿布面4に接
着剤2を介して厚さ0.2mmの硬質ポリ塩化ビニルフ
ィルム1を貼着し、これを15σCにおいて加硫して本
考案印刷用ブランケットを得た。
貼着した後加硫、研磨仕上工程を行い、該綿布面4に接
着剤2を介して厚さ0.2mmの硬質ポリ塩化ビニルフ
ィルム1を貼着し、これを15σCにおいて加硫して本
考案印刷用ブランケットを得た。
実施例 (4)
第4図に示す如く綿布4の片面にコルク入りゴム層7を
貼着した後、加硫、研磨仕上工程を行い、該ゴム層面に
接着剤2を介して厚さ0.2mmのポリエステルフィル
ム1を貼着し、これを150’Cにおいて加硫して本考
案印刷用ブランケットを得た。
貼着した後、加硫、研磨仕上工程を行い、該ゴム層面に
接着剤2を介して厚さ0.2mmのポリエステルフィル
ム1を貼着し、これを150’Cにおいて加硫して本考
案印刷用ブランケットを得た。
斯くして得た印刷用ブランケットは、その硬さが95度
を有し、且つ印刷機に適用した場合シワ、伸び等の欠陥
を生せしめることがない。
を有し、且つ印刷機に適用した場合シワ、伸び等の欠陥
を生せしめることがない。
従って新聞輪転印刷機等に適用し極めて有用なものであ
る。
る。
第1図乃至第4図は本考案印刷用ブランケットの一例を
示す断面図である。 1・・・耐水、耐油性プラスチックフィルム、2・・・
接着剤、3・・・中間ゴム層、4.4’、 4”・・・
綿布、5・・・ゴム層、6・・・ゴムシート、7・・・
コルク入りゴム層。
示す断面図である。 1・・・耐水、耐油性プラスチックフィルム、2・・・
接着剤、3・・・中間ゴム層、4.4’、 4”・・・
綿布、5・・・ゴム層、6・・・ゴムシート、7・・・
コルク入りゴム層。
Claims (1)
- 印刷用ブランケットの表面層を厚さ0.1〜0.3mm
のゴム弾性を有しない耐水性、耐油性の硬質プラスチッ
クフィルムにて形成したことを特徴とする印刷用ブラン
ケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977106042U JPS5925674Y2 (ja) | 1977-08-08 | 1977-08-08 | 印刷用ブランケツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977106042U JPS5925674Y2 (ja) | 1977-08-08 | 1977-08-08 | 印刷用ブランケツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5433704U JPS5433704U (ja) | 1979-03-05 |
JPS5925674Y2 true JPS5925674Y2 (ja) | 1984-07-27 |
Family
ID=29048855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977106042U Expired JPS5925674Y2 (ja) | 1977-08-08 | 1977-08-08 | 印刷用ブランケツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5925674Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60146145U (ja) * | 1984-03-10 | 1985-09-28 | 帝金株式会社 | 柵用支柱 |
-
1977
- 1977-08-08 JP JP1977106042U patent/JPS5925674Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5433704U (ja) | 1979-03-05 |
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