JPS5925244Y2 - ハンドル付ブラシのブラシ体の自動転回装置 - Google Patents
ハンドル付ブラシのブラシ体の自動転回装置Info
- Publication number
- JPS5925244Y2 JPS5925244Y2 JP1979175216U JP17521679U JPS5925244Y2 JP S5925244 Y2 JPS5925244 Y2 JP S5925244Y2 JP 1979175216 U JP1979175216 U JP 1979175216U JP 17521679 U JP17521679 U JP 17521679U JP S5925244 Y2 JPS5925244 Y2 JP S5925244Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- brush body
- holder
- boss
- downward
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Brushes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ブラシ面の短い無数の立毛群を一方向に伏
倒させ方向性をもたせたバンドル付ブラシにおけるブラ
シ体の自動転回装置に関する特願昭51−1206号の
発明を改良したものである。
倒させ方向性をもたせたバンドル付ブラシにおけるブラ
シ体の自動転回装置に関する特願昭51−1206号の
発明を改良したものである。
除塵用ブラシのブラシ体を方向転換レバーの押圧により
180°方向転換させる装置としては、特開昭48−2
0359号が知られている。
180°方向転換させる装置としては、特開昭48−2
0359号が知られている。
この装置は、方向転換レバーを本体の把手側に押圧した
ときに、回転板の突起部に設けた一対の凸部を方向転換
レバーの先端に形成させた一対の凸部で押圧し、ブラシ
体を本体から外して下降させながら左方向へ約160°
−次回転させ、方向転換レバーの押圧を解除したときに
、レバー戻しスプリングの反撥力により前記レバーの凸
部を押し上げ、同時に別のスプリングの反撥力で回転板
の斜面の部分を、本体の凸部の前面左側の一端と後面右
側の一端とで押圧してブラシ体を左方向に残り約20’
二次回転させる二段階回転方式に関するものである。
ときに、回転板の突起部に設けた一対の凸部を方向転換
レバーの先端に形成させた一対の凸部で押圧し、ブラシ
体を本体から外して下降させながら左方向へ約160°
−次回転させ、方向転換レバーの押圧を解除したときに
、レバー戻しスプリングの反撥力により前記レバーの凸
部を押し上げ、同時に別のスプリングの反撥力で回転板
の斜面の部分を、本体の凸部の前面左側の一端と後面右
側の一端とで押圧してブラシ体を左方向に残り約20’
二次回転させる二段階回転方式に関するものである。
しかし、この装置では、ブラシ体は回転板の斜面の内側
に形成された深さの浅い凹部で、本体の下面に楕円状に
形成された高さの低い凸部と係合されているだけである
ため、その係止は不確実である上に、二次回転を行わせ
るためには、レバー戻しスプリングが必須の構成要件と
なっている。
に形成された深さの浅い凹部で、本体の下面に楕円状に
形成された高さの低い凸部と係合されているだけである
ため、その係止は不確実である上に、二次回転を行わせ
るためには、レバー戻しスプリングが必須の構成要件と
なっている。
その上、前記方向転換装置では、160°前後の一次回
転が仮りに行われ得るとしても、方向転換レバーの押圧
を解除したときに、残りの20°前後の二次回転が完全
に行われ難い欠点を蔵する。
転が仮りに行われ得るとしても、方向転換レバーの押圧
を解除したときに、残りの20°前後の二次回転が完全
に行われ難い欠点を蔵する。
本考案は、これと異なり、ブラシ体とホルダーとの係止
をボス状部の周側面に形成させた係止溝にホルダーから
突設させた突子を深く確実に係止させるとともに、操作
レバーの押圧により前記突子の下端部を、ボス状部の下
半部周面に形成された各旋回用下向斜面の各高位端部上
に乗り下げさせて、ブラシ体を一段階で180°回転さ
せることができるバンドル付ブラシのブラシ体の自動転
回装置を提供することを目的とする。
をボス状部の周側面に形成させた係止溝にホルダーから
突設させた突子を深く確実に係止させるとともに、操作
レバーの押圧により前記突子の下端部を、ボス状部の下
半部周面に形成された各旋回用下向斜面の各高位端部上
に乗り下げさせて、ブラシ体を一段階で180°回転さ
せることができるバンドル付ブラシのブラシ体の自動転
回装置を提供することを目的とする。
以下添付図面に基づき実施例を説明する。
バンドル1をもったブラシホルダー2へ、ブラシ面の立
毛群が一方向(第2図矢符a方向)に伏倒しているブラ
シ体4を、その裏板4bの中央部に突設された中空ボス
状部8と、それに嵌挿されるホルダー2から突設された
軸5とによって回転並びに上下動可能に枢着すると共に
、前記ボス状部8の内部に上記軸5にばね7を配して軸
5下端のばね座6の一ボス状部8の天井部8a間に働か
せてブラシ体4をホルダー2側へ付勢する。
毛群が一方向(第2図矢符a方向)に伏倒しているブラ
シ体4を、その裏板4bの中央部に突設された中空ボス
状部8と、それに嵌挿されるホルダー2から突設された
軸5とによって回転並びに上下動可能に枢着すると共に
、前記ボス状部8の内部に上記軸5にばね7を配して軸
5下端のばね座6の一ボス状部8の天井部8a間に働か
せてブラシ体4をホルダー2側へ付勢する。
この際ホルダー2のカバ一部2aの周壁縁2bが、ブラ
シ体4の裏板4bの溝4aに係合すると共に、ホルダー
2から下方に突設された後記突子11.11がそれぞれ
後記係止溝9,9に係入するようにして、ブラシ体4を
ホルダー2に安定的に係合してブラッシングが可能な状
態にする。
シ体4の裏板4bの溝4aに係合すると共に、ホルダー
2から下方に突設された後記突子11.11がそれぞれ
後記係止溝9,9に係入するようにして、ブラシ体4を
ホルダー2に安定的に係合してブラッシングが可能な状
態にする。
次にブラシ体4の裏板4bに突設したボス状部8周面に
直径線上で対向する位置に軸線方向の係止溝9,9を刻
設すると共に、各係止溝9で分割される各半周部上面に
円周同一方向に傾斜した旋回用下向斜面10.10を形
成し、一方ホルダー2のカバ一部りa内に上記各係止溝
9へそれぞれ係入しつる位置に上記2つの突子11.1
1を突設する。
直径線上で対向する位置に軸線方向の係止溝9,9を刻
設すると共に、各係止溝9で分割される各半周部上面に
円周同一方向に傾斜した旋回用下向斜面10.10を形
成し、一方ホルダー2のカバ一部りa内に上記各係止溝
9へそれぞれ係入しつる位置に上記2つの突子11.1
1を突設する。
次にホルダー2のカバ一部2aの後方周壁2Cの中間に
設けた開口部15から操作レバー12を挿入し、その二
股状に分れた各先端部13を下向きに屈曲させ、上記各
旋回用下向斜面10.10に対する押圧部14.14と
し、上記開口部15の上縁部を支点としてこれに操作レ
バー12の中央支点切欠部12aを嵌入させ、操作レバ
ー12の操作部12bをバンドル1の裏側に臨出させる
。
設けた開口部15から操作レバー12を挿入し、その二
股状に分れた各先端部13を下向きに屈曲させ、上記各
旋回用下向斜面10.10に対する押圧部14.14と
し、上記開口部15の上縁部を支点としてこれに操作レ
バー12の中央支点切欠部12aを嵌入させ、操作レバ
ー12の操作部12bをバンドル1の裏側に臨出させる
。
いま右手でバンドル1を握って操作レバーの操作部12
bを同じ手の人差指で引き上げれば、梃子の原理によっ
てその二股状に分れた各先端部13の各押圧部14は、
各旋回用下向斜面10に作動して(第5,7および9図
参照)ボス状部8を下方へ押し下げる。
bを同じ手の人差指で引き上げれば、梃子の原理によっ
てその二股状に分れた各先端部13の各押圧部14は、
各旋回用下向斜面10に作動して(第5,7および9図
参照)ボス状部8を下方へ押し下げる。
前記の押し下げによってブラシ体4はばね7に抗しつつ
下方へ押し下げられて、ホルダー2の周壁縁2bからブ
ラシ体4の溝4aが外れ、さらに各突子11の下端から
ボス状部8の各係止溝側縁9aが外れる。
下方へ押し下げられて、ホルダー2の周壁縁2bからブ
ラシ体4の溝4aが外れ、さらに各突子11の下端から
ボス状部8の各係止溝側縁9aが外れる。
しかるにボス状部8は第5図、第7図に示す如く各押圧
部14に各旋回用下向斜面10が圧接するために生じて
いる回転力Fによってブラシ体4と共に矢符す方向へ回
動させられ、各突子11が第8図に示す如く各旋回用下
向斜面10の各高位端部10 aへ乗り上げる。
部14に各旋回用下向斜面10が圧接するために生じて
いる回転力Fによってブラシ体4と共に矢符す方向へ回
動させられ、各突子11が第8図に示す如く各旋回用下
向斜面10の各高位端部10 aへ乗り上げる。
この状態で操作レバー12の操作部12bから人差指を
外せば、ボス状部8に対する操作レバー12の各押圧部
14による押し下げは解除され、逆にばね7の復元作用
によってボス状部8、従ってブラシ体4はホルダー2側
へ強く引きつけられると、さきに各旋回用下向斜面10
の各高位端部10aが乗り上げていた各突子11は、第
8図に示される如くボス状部8をホルダー2側へ引きつ
けると共にボス状部8を、その旋回用下向斜面10の斜
面に沿って矢符す方向に転回させる。
外せば、ボス状部8に対する操作レバー12の各押圧部
14による押し下げは解除され、逆にばね7の復元作用
によってボス状部8、従ってブラシ体4はホルダー2側
へ強く引きつけられると、さきに各旋回用下向斜面10
の各高位端部10aが乗り上げていた各突子11は、第
8図に示される如くボス状部8をホルダー2側へ引きつ
けると共にボス状部8を、その旋回用下向斜面10の斜
面に沿って矢符す方向に転回させる。
そして各突子11に対してそれぞれの旋回用下向斜面1
0が各低位端部10bの方向へ摺動した後に各係止溝9
が各突子11に係入することによって、ブラシ体4は当
初の方向を180°転回した位置でホルダー2の周壁縁
2bにブラシ体4の裏板4bの溝4aが係合し、自動転
回が終了して反対方向へのブラッシングが可能な状態で
安定する。
0が各低位端部10bの方向へ摺動した後に各係止溝9
が各突子11に係入することによって、ブラシ体4は当
初の方向を180°転回した位置でホルダー2の周壁縁
2bにブラシ体4の裏板4bの溝4aが係合し、自動転
回が終了して反対方向へのブラッシングが可能な状態で
安定する。
同様にして、ブラッシング方向をさらに当初の状態に転
回させようとするときは、ただ上記のレバー操作を繰り
返えすことによって、ブラシ体4をワンタッチで自動的
に180°転回させて前回の位置に戻すことができる。
回させようとするときは、ただ上記のレバー操作を繰り
返えすことによって、ブラシ体4をワンタッチで自動的
に180°転回させて前回の位置に戻すことができる。
第1図は一実施例の縦断面図、第2図は横断面図、第3
図は要部の分解斜面図、第4図ないし第9”図は作動状
態を示す説明図である。 1・・・・・・バンドル、2・・・・・・ブラシホルダ
ー、3・・・・・・立毛、4・・・・・・ブラシ体、5
・・・・・・軸、7・・・・・・ばね、8・・・・・・
ボス状部、9・・・・・・係止溝、10・・・・・・旋
回用下向斜面、10 a・・・・・・下向斜面高位端部
、10 b・・・・・・下向斜面低位端部、11−・・
・・・突子、12・・・・・・操作レバー、13・・・
・・・二股状先端部、14・・・・・・押圧部。
図は要部の分解斜面図、第4図ないし第9”図は作動状
態を示す説明図である。 1・・・・・・バンドル、2・・・・・・ブラシホルダ
ー、3・・・・・・立毛、4・・・・・・ブラシ体、5
・・・・・・軸、7・・・・・・ばね、8・・・・・・
ボス状部、9・・・・・・係止溝、10・・・・・・旋
回用下向斜面、10 a・・・・・・下向斜面高位端部
、10 b・・・・・・下向斜面低位端部、11−・・
・・・突子、12・・・・・・操作レバー、13・・・
・・・二股状先端部、14・・・・・・押圧部。
Claims (1)
- バンドル付ブラシホルダーへ、短い無数の立毛が一方向
へ伏倒したブラシ面をもつブラシ体を、その裏面に形成
された中空状のボス状部とそれに嵌挿されるホルダーか
らの突設軸にばねを配して回転並びに上下動可能に枢着
してホルダー側に付勢すると共に、ボス状部周面の直径
線上で対向する位置に軸線方向の係止溝を刻設し、ホル
ダーに上記各係止溝を係入する下向き突子を突設させ、
各係□止溝で分割されるボス状部の各半周部に上記各突
子がその上面を摺動するための円周同一方向に傾斜した
旋回用下向斜面を形成し、ホルダーのカバ一部後方の開
口部から挿入した操作レバーの二股状先端を上記各下向
斜面に対する押圧部としてなるバンドル付ブラシのブラ
シ体の自動転回装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979175216U JPS5925244Y2 (ja) | 1979-12-17 | 1979-12-17 | ハンドル付ブラシのブラシ体の自動転回装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979175216U JPS5925244Y2 (ja) | 1979-12-17 | 1979-12-17 | ハンドル付ブラシのブラシ体の自動転回装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5586662U JPS5586662U (ja) | 1980-06-14 |
JPS5925244Y2 true JPS5925244Y2 (ja) | 1984-07-25 |
Family
ID=29182569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979175216U Expired JPS5925244Y2 (ja) | 1979-12-17 | 1979-12-17 | ハンドル付ブラシのブラシ体の自動転回装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5925244Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-17 JP JP1979175216U patent/JPS5925244Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5586662U (ja) | 1980-06-14 |
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