JPS5924549B2 - 半導体論理集積回路 - Google Patents

半導体論理集積回路

Info

Publication number
JPS5924549B2
JPS5924549B2 JP52019466A JP1946677A JPS5924549B2 JP S5924549 B2 JPS5924549 B2 JP S5924549B2 JP 52019466 A JP52019466 A JP 52019466A JP 1946677 A JP1946677 A JP 1946677A JP S5924549 B2 JPS5924549 B2 JP S5924549B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
region
semiconductor
logic
integrated circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52019466A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53105178A (en
Inventor
潤一 西澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP52019466A priority Critical patent/JPS5924549B2/ja
Priority to NL7801082A priority patent/NL191525C/xx
Priority to GB4100/78A priority patent/GB1600825A/en
Priority to DE2804500A priority patent/DE2804500C2/de
Priority to FR7802938A priority patent/FR2379913A1/fr
Priority to DE2858820A priority patent/DE2858820C2/de
Publication of JPS53105178A publication Critical patent/JPS53105178A/ja
Priority to US06/515,462 priority patent/US4608582A/en
Publication of JPS5924549B2 publication Critical patent/JPS5924549B2/ja
Priority to NL9402176A priority patent/NL9402176A/nl
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、改善された特性、特に順方向ゲートバイアス
で動作させた場合に、高周波特性が良好で高利得の得ら
れる静電誘導トランジスタ(以下SITと称す)を少な
くとも一部に含む半導体集積回路装置に関する。
従来、論理集積回路では、主にバイポーラトランジスタ
(以下BPTと称す)が使われ、I2L,ECL,TT
L,EFL,NTL,RTL,DTL等があつた。
また、メモリも同様にBPTを用いたダイナミツクRA
M、スタテイツクRAM,ROM等があつた。しかしな
がら、BPTは、コレクタ.ベース、ベース.エミツタ
間の容量が大きいこと、ベース抵抗の減少に限界がある
こと、少数キヤリア蓄積効果があることなどから、これ
らの論理回路、メモリにBPTを組み込んだ場合これら
のことが、速度限界を与えていた。また消費電力が大き
いため消費電力.遅延時間積(Pt)が大きかつた。例
えば、高速度論理集積回路では、TTL,ECL,NT
L等が、最高0.1〜1nsecの遅延時間tでPtが
数Pj/7ate〜100Pj/7ateであり、12
Lは速度はt二10nsec程度であるが、Ptは0.
1〜1Pj/7ateであつた。また、メモリにおいて
も、同様な理由から書き込み、読み出しアドレスに大電
力が必要であつた。従つて、特に高速度を要請されると
ころにしか使用されていない。それに対し、本願発明者
によつて提案開発されたSI,Tは、容量が小さいこと
、ベース抵抗に相当するゲート抵抗が非常に小さいこと
、キヤリアが電界で1駆動され、蓄積効果がほとんどな
いこと、さらに低雑音、高利得などの特徴を有するため
、バイポーラトランジスタにかわつて各論理集積回路や
メモリに組み入れることができ、高速化、低消費電力化
が実現されることを本願発明者は特願昭52−5093
号「集積回路」及び昭和52年2月7日出願「半導体集
積回路」で示してきた。本発明は、改善された特性を有
するSITを本願発明者の提案によるSIT−1Cに組
み入れ、さらにSIT−1Cの特性向上させることを目
的とする。
第2の目的は、従来のBPT−1Cと同等の回路にSI
Tを組み込んだとき、バイアスの点、構造の点でスムー
ズにいくSITを組み込んだ集積回路を提供することに
ある。第3の目的は、従来のECL,TTL,EFL,
NTL,RTL,DTL等の論理集積回路のBPTの少
なくとも1つのかわりにSITを用いた集積回路を提供
することにある。さらに他の目的は、本発明を詳細に説
明しつつ、明らかにする。本発明に適用されるSITは
、BPT的な動作機構も混在させたものであり、主電流
の制御に従来のSITの如くチヤンネルの幅をゲート電
圧で変化させると同時に、BPTの如くチャンネルの底
のポテンシヤル障壁をゲート電圧で変化させるモードを
用いる。
即ち、オフ状態のときには、チヤンネルの底のポテンシ
ヤル障壁を高くして主電流がほとんど流れないようにし
、オン状態のときにはゲートのまわりの空乏層の幅を狭
めてチヤンネルにほぼ電荷中性領域が形成される如くし
ソースからドレインに向かつて一導電型の電荷中性近似
領域でつながつて主電流が大量に流れるようにするもの
である。このSITの動作モードは、SITの設計によ
り逆方向ゲート電圧領域でも用いることが可能であるが
、順方向ゲート電圧領域でエンハンスメントモードで用
いることにより、BPT及びBPTを用いた集積回路と
の互換性が生じる。さらに、順方向にゲート電圧を印加
したとき、少数キヤリアがチヤンネルにわずかであるが
流れ込むが、チヤンネルは少数キヤリアに対し逆導電型
領域でもあり、多数キヤリアが主電流として大量に流れ
、かつ電界が生じているのでキヤリアの蓄積効果は殆ん
どない。この少数キヤリアのチヤンネルへの流入はゲー
ト電流に相当するが、BPTにおけるベース電流に相当
する。以上の様に、本発明に用いられるSITはBPT
的な動作を混在するにもかかわらず、チヤンネルが低不
純物密度領域なので容量が小さく、かつ殆んどのチヤン
ネル領域でキヤリアがドリフト移動するのでチヤンネル
抵抗は小さく、さらにゲート領域はBPTのベース領域
と異なりより高い不純物密度であることが望ましいので
ベース抵抗に相当するゲート抵抗が小さく、さらに、主
電流はチヤンネルに形成される電位障壁の幅と高さによ
つて効率よく制御されるので変換コンダクタンスTmが
大きく、高速度動作及び低消費電力動作が可能である。
以下に図面を用いて本発明を詳細に説明する。
第1図は、SITの構造の一例であり、1単位断面図を
示す。nチヤンネルを例にとれば、主電極1,2に接す
るn+領域11,12がn型低不純物密度(または真性
)領域13の両表面に設けられ、一主表面にn+領域1
2を両側からはさむもしくは囲む形でp+ゲート領域1
4及び電極4が形成されている。主電極1,2は、どち
らをドレイン(他方はソースとなる)にしてもよいが、
この説明の場合は主電極2をソースとする。図中B−W
に沿つたポテンシヤル分布を第2図に示すが、従来のS
ITの動作モードは(a)の如く、電位障壁の高さをゲ
ート電圧。によつて変えて、この障壁を越える電子の量
を制御していた。勿論、障壁の高さは、ドレイン電圧V
。によつて変化する。例えば、同一ドレイン電圧V。に
対し、0ffの場合には主電流1。はほとんど流れず、
ゲート電圧を下げることにより、0nとなり主電流1。
が流れる。この動作モードでは、主電流1。は、ゲート
電圧(拡散電位も含めて)。、ドレイン電圧V。に対し
、指数関数的に変化する、いわゆる3極管型1D−o特
性を示す。(5)の場合、通常のSIT動作ではこれま
で零ゲート電圧近傍のみで用いられたモードであるが、
電荷中性領域のチヤンネルの幅をゲート電圧VGによつ
て変え、主電流1。を制御する。このモードでは、IO
ノVO特性は可変抵抗型となり、チヤンネル13の不純
物密度が高かつたり、ゲートの間隔が広い場合である。
(a)の場合、0ffの場合主電流1Dは殆んど流れな
いが、0nの場合には微分抵抗ΔD/ΔIOが非常に小
さくなるが平均抵抗o/IOは比較的大きい。
この領域ではSITは定電圧源素子として動作させるこ
ともできる。(5)の場合には、0ffにおける主電流
1。が多すぎて、低電力動作が困難となる。本発明で用
いる動作モードは、(c)の如く、0ffの場合はチヤ
ンネル13の底に電位障壁を形成し(ほぼ分布1〜Vの
範囲)で主電流1。
の流れを止め、0nの場合にはチヤンネルの一部に中性
領域を形成して平均抵抗を非常に小さくする。これをS
IT−BPT混在モードと呼ぶが、チヤンネルの底の障
壁の高さで、キヤリアの注入量を制御するのはBPT的
であり、チヤンネルの幅で抵抗を制御するのはSITの
1性質である。(、FETもSITとほぼ同様であるが
、ソース負帰還抵抗が非常に大きい)。特に順方向ゲー
ト電圧領域では、ゲートとチヤンネル電荷中性近似領域
の障壁の高さは拡散電位以下となり、ゲート電圧Gに対
し急激に少数キヤリアである正孔がチヤンネルに注入さ
れ、ソースからの電子放出を促進する。
主電流1Dの変化とゲート電流1。の変化の割合ΔIO
/ΔIOは見掛上の電流増幅率βとなり、BPTのβに
相当する。第3図aには、第2図の動作モードと、静特
性を説明するための図を示す。第2図aの動作モードは
、〔A〕のゲート電圧領域に対応し、いわゆる3極管型
で、微分抵抗が小さく、定電圧動作を示すようにするこ
ともできる。第2図bのモードは、〔B〕に対応し、可
変抵抗型となる。第3図bには本発明に用いるnチヤン
ネルSITの1静特性例を示す。これは、第1図と同様
な形状をした正立型SITで、n一領域13の不純物密
度NlxlOl3cm−3、厚みが8μ、チヤンネルが
5μ×20μの矩形のものであり、ゲートp+領域14
は表面不純物密度P二1x1019cm−3、拡散深さ
3μのものである。この例では、オフ状態としてゲート
電圧0〜0.2V、オン状態としてo〉0.6を用いる
が、これは1例であつて、目的によつて異なるのは当然
である。また、逆方向ゲート電圧領域も使用することも
当然でき、用いるゲート電圧領域で第2図cの様な動作
モードになる如く各領域の寸法、構造、不純物密度及び
その分布を選択する。第3図に示した靜特性例は、パン
チスルーしかかつたBPTの特性とよく似ているがソー
スからドレインにつながる全領域(チヤンネル)は、す
べて同導電型(見性半導体も含め)半導体領域でつなが
つている。故に、これはBPTではなくBPT的な動作
をさせたSITであり、この動作モードを本発明におい
ては用いる。第4図は、本発明で用いるSITの構造例
で1単位断面を示す。(a)は第1図の構造とほぼ同様
で、主電極が逆になつている。主電極1をドレインとす
れば、第1図は正立型、これは倒立型ということになる
。(b)は、埋め込みゲート型SITで、ゲートp+領
域14は、n−(またはi)領域13内に埋め込まれて
いる。(c)は、切り込み型SITの例で、主表面に凹
部を設け側壁に接合を形成したもので、p+領域14は
ゲート電極4と側壁で接している。ゲート電極4は凹部
底面と絶縁物6により絶縁されている。(d)は、横型
SITの例であり、主電流1。はP型基板14/とゲー
トp+領域14の間のチヤンネル13を横に流れる。い
ずれにしても、これらのSITの寸法、不純物密度及び
分布は、主動作電圧領域において第2図cのようなモー
ドになる如く選ばれている。図中、wはゲートの間隔で
ある。また、主電極1をドレインとしたとき、正立型と
すれば倒立型もあり得る。すでに提案したSITの構造
のすべてが、本発明に用いることができ、特にこれらの
構造は代表的例をあげたにすぎない。第5図は、本発明
で用いるSITの動作モードが、より効果的、例えば0
n抵抗が低く、0ff抵抗が高くなる如く構造を改善し
た例であり、ゲートp+領域14及びチヤンネル部の拡
大図である。13は、比較的低不純物密度領域であり、
13′はより低不純物密度領域または真性領域であり、
電位障壁をよりできやすくするとともに小さなゲート電
圧の変化で電荷中性近似領域を形成する如くしたもので
ある。
この図では、主電極1,2は上下にあることになるが、
どちらをドレインにしてもかまわない。また、nチヤン
ネルの例を述べたが、Pチヤンネルも同様である。これ
まで述べてきたように、SITは少数キヤリアの蓄積効
果が殆んどなく低電力で高速で動作するから、SITを
、バイポーラトランジスタでもつとも高速動作をすると
言われているECL(EmitterCOupledL
OgicまたはCML:CurrentMOdeLOg
ic),EFL(EmitterFOllOwerLO
gic),NTL(NOnThreshOldLOgi
c)に適用することができる。
本発明のSITを組み込んだ場合の基本ゲートをそれぞ
れ第6図、第7図、第8図に示す。第6図は、いづれも
2入力のNOR,ORゲートである。第4図aにはRe
ference用電圧を発生する回路も含めて示してあ
る。Vref発生用回路中の2個のダイオードは温度補
償用である。QO,QOの組み、及びQG(A),QO
(B),QRの組の両方もしくは一方にSITを用いる
ことができる。他方はBPTでもよいが、両方共SIT
の方が望ましい。第6図bは、人力ゲートにソースホロ
ワ接続のSITQG′を設けたもので、ドレイン電位が
一定に保たれることもあつて一層高速度動作を行なえる
回路構成例である。SITが不飽和型電流電圧特性を示
すことから、レベル設定が難しいときには、たとえば、
第6図bの抵抗RE/を流れる電流により両端の電位差
が殆んど一定に保たれるSITQ8をRE/のかわりに
用いればよい。ここで用いられるSITは定電圧デバイ
ス特性を示すSITであることが望ましい。その例を第
6図cに示す。その時に、使われるSITQ8の電流電
圧特性を第6図dに示す。零ゲートバイアスでは遮断状
態にあり、ソース.ドレイン間電圧が入力ゲートSIT
Q8′を導通状態にするに必要な電圧V2になつたとき
、電流が急激に流れるようにしておけばよい。不飽和型
電流電圧特性を示すSITが直列に接続されることによ
り電流不安定を生ずる場合には、電流上限設定用のFE
Tを接続しておけばよい。第7図は本発明のSITを用
いたEFLに相当する3入力のANOゲートの例であり
、nチャンネル、Pチヤンネルの複合構造を利用してお
り、1ゲート当りの占有面積が小さく当然消費電力も少
なくてすみ、製造工程も簡単で歩留りが高い高速のゲー
ト回路である。
QO(A),QG(B),QG(C)の組及びQ。の両
方もしくは片方にBPT的動作するSITを使うことが
できる。この場合にも、第7図aの抵抗式を電流によら
ず電位の設定できる第6図dに示したようなSITに置
き換えればレベル設定は容易である。もちろん、電流不
安定を除去するためのFET接続も適宜行えばよい。第
8図aは、LSIにおいては、(1)チツプ内では外来
雑音がきわめて少なく雑音余裕度が少なくとも十分安定
な動作が行えること、(2)チツプ内の配布線はたかだ
か数緬以下であり、寄生容量等のゲートの負荷が軽くゲ
ートの負荷駆動能力は軽くてよい、(3)LSは入出力
端子を備えた機能ブカツクであり、個別回路のごとく1
ゲート毎に雑音余裕度を持つ必要はなく入出力端子間で
必要な雑音余裕度があればよいとして、電源電圧を非常
に低くしてすなわち低電力で動作するものとして考案さ
れたNTLにBPT的動作の混在したSITを適用した
回路構成例である。CEは速度を速めるための容量であ
る。Rc/REを適当に選んで利得を1より大きくして
わずかなしきい値特性を持たせている。したがつてこの
回路では1ゲート毎の伝送特性ははつきりした閾値特性
を示していないが、段数を多数重ねることにより明りよ
うな閾値特性が現われる構成になつている。第8図aは
、抵抗を内部に含んだ回路になつている。第8図bでは
抵抗RE,ROをそれぞれ所望のソース.ドレイン電圧
が電流が急峻に立上がるnチヤンネル、PチヤンネルS
ITQ8l,Q82に置き僕えた例であり、゛0″″,
゛1゛状態に対応するレベル設定が正確で容易になるこ
と、抵抗を用いていないので、一層動作速度が高速にな
るという特徴を有している。NTLは、エミツタに直列
抵抗R。
を接続して負帰還作用を持たせてレベル設定(閾値作用
を持たないからそれほど明確ではない)を持たせている
。しかしレベル設定用SITQsを用いればさらに簡単
な回路でNTLと同等の低電力、高速動作が可能である
。さらにBPTのかわりにSITBPT混在勤作のSI
Tを用いればさらに低電力、高速動作が可能になる。第
9図にその例を示す。第9図は3入力のDCTL(Di
rectCOupledTransistOrLOgi
c)の負荷抵抗をレベル設定用負荷SITQ8で置き換
えた構成になつている。SITのゲートはこの例ではソ
ースに直結されているが、場合によつては、ゲートに独
立の電位を与えて動作させることもできる。また、ドレ
インに直結する場合もある。入力ゲート用をBPT混在
モードのSITQG(A),QO(B),ノQO(CX
置き換えている。
第6図A,b,cのRE,RO,RO′,Rd,Rd/
をそれぞれレベル設定用SITに置き換えることは、こ
れらの論理回路の動作速度をさらに高速にする。
レベル設定用SITは接合型SIT(ゲート構造は、接
合型だけでなくMOS,MISlシヨツトキ一でも可)
でも、チヤンネル幅、チヤンネルの不純物密度により設
定レベルを決められる。
また、BPT混在勤作モードのSITは、Pn接合型、
シヨツトキ一接合型のゲート構造を有することができる
。本発明をRTL(ResistOrTransist
OrLOgic),DTL(DiOdeTransis
tOrLOgic),TTL(TransistOrT
ransistOrLOgic)に適用した例を第10
図A,b,cに示す。
従来のBPTをBPT混在モードを有すSITに置きか
えたもので、低消費電力、高速化が図られる。また、こ
れら回路中の抵抗を定電圧特性のSITに置きかえれば
、より高速化が図られるし、(c)のTTLのうち、バ
ツフア回路に含まれるQ3,Q4のSITは、論理速度
に直接関係しないのでBPTでもよ〜。さらに、これら
の変形であるSBDTTL(SchOttkyBarr
ierDlOdeTTL),MDTL(MOdifie
dDTL)等にも応用できる。以上述べてきたように、
BPT−SIT混在モードを有すSITを従来のBPT
による論理集積回路に導入することのみで、1桁以上の
消費篭力が改善され低容量キヤリア蓄積効果が少ないこ
とから高速化が図られる。
すなわち、SITは、チヤンネルに主に高抵抗領域を用
いるために各電極間の容量が小さく、少数キヤリアの蓄
積効果を殆んどなくすことができ、キヤリアが殆んど全
領域をドリフトで走行することから走行時間を短くでき
、負帰還に作用する直列抵抗がきわめて小さいことなど
のために、高速度動作に優れている。また、きわめて低
電流動作になつても電圧増幅係数が一定に保たれて特性
の劣化が少く、ゲートの入力抵抗が高く駆動に殆んど電
力を必要としないことや変換コンダクタンスの大きいこ
となどのためFanOut数が多くとれ、当然のことな
がら次段との直結ができるなど微細化か容易であり、き
わめて低電力でSIT論理回路は動作する。本発明に述
べたようにSITを含んだ回路により、構成されるイン
バータを基本とする集積回路においては、微細化、高速
度化が一層促進され、少数キヤリア蓄積効果を殆んど持
たないため、その論理回路としての低電力性、高速度性
がきわめて顕著となりすぐれた低電力、高速度の論理回
路となつて、その工業的価値は高い。これまで、バイポ
ーラトランジスタにしても電界効果トランジスタにして
も定電流源的素子(飽和型電流電圧特性を持つ)であつ
たため、回路構成に多くの制約を受けたが、定電圧的動
作を示すSIT(不飽和型電流電圧特性を持つ)を導入
することにより、論理動作のレベル設定が容易でかつ正
確になり、回路構成を簡単化し、回路構成中に抵抗を用
いる必要が殆んどなくなり、低電力化、高速化、微細化
を一層促進し、LSIにおいてきわめて有効な論理回路
となりその価値はきわめて高い。
また、各領域の導電型を逆にすることにより、nチヤン
ネルとPチヤンネルの交換が可能である。
半導体材料は、Si,Ge,GaAs等−V化合物及び
その混晶を用いることができ、ここに述べた構造は従来
の結晶成長技術、プレーナ技術等加工技術で製造できる
。さらに、接合型ゲート構造はシヨツトキ一接合にもす
ることができ、その組み合わせは無限に近い〜
【図面の簡単な説明】
第1図はSITの1構造例の1単位断面図、第2図a乃
至cは第1図B−B′に沿つた電子に対するポテンシヤ
ル分布図、第3図a及びbはSITの特性例、第4図a
乃至dは本発明で用いるSITの構造例の1単位断面図
、第5図a乃至cは本発明で用いるSITの構造例の拡
大図、第6図a乃至d、第7図a及びb、第8図a及び
b、第9図、第10図a乃至cは本発明の具体例である

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ソース及びドレイン領域を形成する高不純物密度、
    第一導電型の第一の半導体領域、ソース、ドレイン間を
    流れる主電流を制御する高不純物密度、第二導電型のゲ
    ート領域、少なくとも前記ソース、ドレイン領域に接し
    て形成される比較的不純物密度、第一導電型の第二の半
    導体領域、前記第二の半導体領域及び少なくとも一部の
    前記ゲート領域に接して形成され、かつ主電流を横切る
    べく配置された第一導電型で不純物密度が前記第二の半
    導体領域よりも更に小さい中間半導体領域より成る静電
    誘導トランジスタを少なくとも一部に含むことを特徴と
    する半導体論理集積回路。 2 論理回路に含まれるレベル設定用抵抗の一部もしく
    は全部を定電圧特性を有する静電誘導トランジスタに替
    えた論理回路及びこの論理回路を含むことを特徴とする
    前記特許請求の範囲第1項記載の半導体論理集積回路。 3 静電誘導トランジスタとバイポーラトランジスタも
    しくは電界効果トランジスタを直列接続させて動作すべ
    くなした部分を少なくとも一部に含む論理回路及びこの
    論理回路を含むことを特徴とする前記特許請求の範囲第
    1項記載の半導体論理集積回路。 4 複数個の前記特許請求の範囲第1項記載の静電誘導
    トランジスタを並列もしくは直列に接続した回路に静電
    誘導トランジスタ、バイポーラトランジスタ、電界効果
    トランジスタが少なくとも一つ直列に接続された部分を
    含む論理回路及びこの論理回路を含むことを特徴とする
    前記特許請求の範囲第1項記載の半導体論理集積回路。 5 複数個の前記特許請求の範囲第1項記載の静電誘導
    トランジスタを並列もしくは直列に接続した回路に、少
    なくとも一つの抵抗が直列に接続された部分を少なくと
    も一部に含む半導体論理集積回路。 6 ソース及びドレイン領域を形成する高不純物密度、
    第一導電型の第一の半導体領域、ソース、ドレイン間を
    流れる主電流を制御する高不純物密度、第二導電型のゲ
    ート領域、少なくとも前記ソース領域に接して形成され
    る比較的低不純物密度、第一導電型の第二の半導体領域
    、前記第二の半導体領域及び少なくとも一部の前記ゲー
    ト領域並びに前記ドレイン領域に接して形成され、かつ
    主電流を横切るべく配置された第一導電型で不純物密度
    が前記第二の半導体領域よりも更に小さい中間半導体領
    域より成る静電誘導トランジスタを少なくとも一部に含
    むことを特徴とする半導体論理集積回路。 7 論理回路に含まれるレベル設定用抵抗の一部もしく
    は全部を定電圧特性を有する静電誘導トランジスタに替
    えた論理回路及びこの論理回路を含むことを特徴とする
    前記特許請求の範囲第6項記載の半導体論理集積回路。 8 静電誘導トランジスタとバイポラートランジスタも
    しくは電界効果トランジスタを直列接続させて動作すべ
    くなした部分を少なくとも一部に含む論理回路及びこの
    論理回路を含むことを特徴とする前記特許請求の範囲第
    6項記載の半導体論理集積回路。 9 複数個の前記特許請求の範囲第1項記載の静電誘導
    トランジスタを並列もしくは直列に接続した回路に静電
    誘導トランジスタ、バイポーラトランジスタ、電界効果
    トランジスタが少なくとも一つ直列に接続された部分を
    含む論理回路及びこの論理回路を含むことを特徴とする
    前記特許請求の範囲第6項記載の半導体論理集積回路。 10 複数個の前記特許請求の範囲第6項記載の静電誘
    導トランジスタを並列もしくは直列に接続した回路に、
    少なくとも一つの抵抗が直列に接続された部分を少なく
    とも一部に含む半導体論理集積回路。
JP52019466A 1977-02-02 1977-02-24 半導体論理集積回路 Expired JPS5924549B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52019466A JPS5924549B2 (ja) 1977-02-24 1977-02-24 半導体論理集積回路
NL7801082A NL191525C (nl) 1977-02-02 1978-01-31 Halfgeleiderinrichting omvattende een stroomkanaalgebied van een eerste geleidingstype dat wordt omsloten door een van een stuurelektrode voorzien stuurgebied van het tweede geleidingstype.
GB4100/78A GB1600825A (en) 1977-02-02 1978-02-01 Semiconductor devices
DE2804500A DE2804500C2 (de) 1977-02-02 1978-02-02 Sperrschicht-Feldeffekttransistor
FR7802938A FR2379913A1 (fr) 1977-02-02 1978-02-02 Semi-conducteur a caracteristique i-v non sature et circuit integre comportant un tel semi-conducteur
DE2858820A DE2858820C2 (de) 1977-02-02 1978-02-02 I·2·L-Schaltungsstruktur
US06/515,462 US4608582A (en) 1977-02-02 1983-07-20 Semiconductor device having non-saturating I-V characteristics and integrated circuit structure including same
NL9402176A NL9402176A (nl) 1977-02-02 1994-12-21 Halfgeleiderinrichting.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52019466A JPS5924549B2 (ja) 1977-02-24 1977-02-24 半導体論理集積回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53105178A JPS53105178A (en) 1978-09-13
JPS5924549B2 true JPS5924549B2 (ja) 1984-06-09

Family

ID=12000089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52019466A Expired JPS5924549B2 (ja) 1977-02-02 1977-02-24 半導体論理集積回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5924549B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS53105178A (en) 1978-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5412598A (en) Bistable four layer device, memory cell, and method for storing and retrieving binary information
US9577063B2 (en) Bipolar transistor, band-gap reference circuit and virtual ground reference circuit and methods of fabricating thereof
JPS5918870B2 (ja) 半導体集積回路
US4072868A (en) FET inverter with isolated substrate load
CN1909232B (zh) 半导体集成电路
US4907059A (en) Semiconductor bipolar-CMOS inverter
US4608582A (en) Semiconductor device having non-saturating I-V characteristics and integrated circuit structure including same
US4138782A (en) Inverter with improved load line characteristic
US4255671A (en) IIL Type semiconductor integrated circuit
KR940004402B1 (ko) 센스 앰프를 구비한 반도체 기억장치
US4585962A (en) Semiconductor switching device utilizing bipolar and MOS elements
EP1453095A1 (en) Memory device
JPS5924549B2 (ja) 半導体論理集積回路
JPS6048933B2 (ja) 集積回路
JP3537431B2 (ja) 半導体装置
JPS6044833B2 (ja) 絶縁ゲ−ト型静電誘導トランジスタ
Klose et al. Low cost and high performance BICMOS processes: A comparison
KR940000514B1 (ko) 고저항 다결정 실리콘층을 부하소자로 하는 스태틱 램
KR930006661B1 (ko) 증가형 n채널 전계효과 트랜지스터와 저항을 사용한 디지탈 논리회로
JPH10224210A (ja) 論理回路、フリップフロップ回路及び記憶回路装置
JPS6114676B2 (ja)
JPS6120147B2 (ja)
JPH0661496A (ja) 伝導度変調型mosfet
JPH02226760A (ja) 半導体論理回路
JPS6329419B2 (ja)