JPS5924404B2 - 液晶ライトバルブ式投写型画像表示装置 - Google Patents
液晶ライトバルブ式投写型画像表示装置Info
- Publication number
- JPS5924404B2 JPS5924404B2 JP53148708A JP14870878A JPS5924404B2 JP S5924404 B2 JPS5924404 B2 JP S5924404B2 JP 53148708 A JP53148708 A JP 53148708A JP 14870878 A JP14870878 A JP 14870878A JP S5924404 B2 JPS5924404 B2 JP S5924404B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- light
- light valve
- display device
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Liquid Crystal (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、反射型の液晶ライトパルプ式投写型画像表示
装置に関するものであり、特に単一のライトバルブでカ
ラー画像の拡大投写の可能な投写型画像表示装置を提供
する＄を目的とするものである。
装置に関するものであり、特に単一のライトバルブでカ
ラー画像の拡大投写の可能な投写型画像表示装置を提供
する＄を目的とするものである。
近年、投写型の大画面表示装置の開発が活発となり、教
育、産業用の大画面表示のみならず、家庭用大画面テレ
ビという新市場も期待されている。
育、産業用の大画面表示のみならず、家庭用大画面テレ
ビという新市場も期待されている。
数多くの方式や材料等が報告され試作もなされており、
特に油膜方式やＣＲＴ投写方式が製品化されている。し
かし何れも装置が大がかりで、高価であり、また寿命や
明るさの点で充分とは云い難ｌ、Ｖ。
特に油膜方式やＣＲＴ投写方式が製品化されている。し
かし何れも装置が大がかりで、高価であり、また寿命や
明るさの点で充分とは云い難ｌ、Ｖ。
このような欠点を克服し、しかも高解像度を目指すもの
としてＰＬＺＴ、エラストマ、液晶等をライトバルブと
して用いた投写装置が種々提案されており、特に液晶に
ついては低電圧動作や、構成が簡単な事から注目されて
いる。
としてＰＬＺＴ、エラストマ、液晶等をライトバルブと
して用いた投写装置が種々提案されており、特に液晶に
ついては低電圧動作や、構成が簡単な事から注目されて
いる。
液晶を応用したライトパルプにも数種の方式のものがあ
り、液晶の電気光学効果を利用するもα光散乱を利用す
るもの、光回折を利用するもの等が開発され、テレビ画
面の投写も実際に試みられている。
り、液晶の電気光学効果を利用するもα光散乱を利用す
るもの、光回折を利用するもの等が開発され、テレビ画
面の投写も実際に試みられている。
ところが従来開発された液晶ライトバルブは、モノクロ
ーム画像の投影を行うものであり、カラー画像を投影す
る装置は、Ｒ、Ｇ、Ｂの各色を投影する三種のライトバ
ルブを組合わせて使用するものであつた。この事は、装
置自体が大がかりになるという欠点を有している。本発
明は、かかる欠点を克服し、単一のライトパルプでカラ
ー画像の拡大投写を行う事のできる液晶ライトバルブ式
投写型画像表示装置を提供するものであり。
ーム画像の投影を行うものであり、カラー画像を投影す
る装置は、Ｒ、Ｇ、Ｂの各色を投影する三種のライトバ
ルブを組合わせて使用するものであつた。この事は、装
置自体が大がかりになるという欠点を有している。本発
明は、かかる欠点を克服し、単一のライトパルプでカラ
ー画像の拡大投写を行う事のできる液晶ライトバルブ式
投写型画像表示装置を提供するものであり。
この目的は各色相の入力画像信号に対応する電界が空間
的に分離して液晶層に印加されるようにライトバルブが
構成され、かつ空間的に分離された領域に液晶層と直接
又は間接的に接するように、Ｒ、Ｇ、Ｂの各波長を選択
的に反射する光反射層を設置する事により実現される。
本発明の詳細を実施例を用いて説明する。本実施例では
二次元のカラー画像を入力画像として、該カラー画像を
拡大投写する方式の一例を示す。
的に分離して液晶層に印加されるようにライトバルブが
構成され、かつ空間的に分離された領域に液晶層と直接
又は間接的に接するように、Ｒ、Ｇ、Ｂの各波長を選択
的に反射する光反射層を設置する事により実現される。
本発明の詳細を実施例を用いて説明する。本実施例では
二次元のカラー画像を入力画像として、該カラー画像を
拡大投写する方式の一例を示す。
第１図に本実施例に使用したライトバルブの構成の概略
を示す。一方のガラス基板ｌ上に、入カニ次元光のＲ．
Ｇ．Ｂの各画像信号を分離する為にＲ．ＧＯＢの各波長
を選択的に透過するカラーフイルタ２，３，４が順次配
列されている。その上に透明導電膜５及び光導電膜６Ｃ
光吸収膜７が設置され、さらにその上にカラーフイルタ
２，３，４に対応してＲ．Ｇ．Ｂの各波長を選択的に反
射する三種の誘電体鏡８，９，１０が順次配列して設置
されている。他方のガラス基板１１には透明導電膜１２
が付着され、以上の基板１，１１間に負の誘電異方性を
有するネマチツク液晶層１３が配置されている。このよ
うな構成のライトバルブにおいて、その使用時には、透
明導電膜５，１２間に電圧が印加される。第２図に本発
明に使用した投写光学系を示す。カラーの二次元光像源
としてカラーブラウン管１４を使用し、カラー画像を書
きこみレンズ１５を用いてライトバルブ１６の光導電膜
に結像させる。一方、投写光源１７から発せられる光は
コンデンサレンズ１８によりバーミラ一１９に集光され
て反射され、プロジエクシヨンレンズ２０により平行光
線としてライトバルブ１６に入射される。そして、ライ
トバルブ１６に電圧が印加されていないか又は書きこみ
入力光の強度が小さい時、液晶層１３において光は散乱
されないので、投写光源１７からの光はプロジエクシヨ
ンレンズ２０によりバーミラ一１９に集光され、スクリ
ーン２１には達する事ができない。ところが、ライトバ
ルブ１６に充分な強度の光と充分な電圧が印加されてい
る時、液晶層１３は光を散乱するようになり、その散乱
光はプロジエクシヨンレンズ２０によりスクリーン２１
に結像される。ところが、第１図におけるＲ．Ｇ．Ｂの
各フイルタ２，３，４により色分離されてカラーブラウ
ン管１４の画像が光導電膜６に結像される事になるので
、液晶層１３においてはＲ．Ｇ．Ｂの各入力画像の強度
分布に対応して、投射光を散乱して反射する。更に、そ
の反射光は誘電体鏡８，９，１０により、Ｒ．Ｇ．Ｂの
各光を選択して反射するよう構成されているので、例え
ばＲの入力画像信号に応じて電界の印加される液晶層１
３と誘導体鏡８，９，１０によりＲの光が散乱して反射
されて、スクリーン２１に結像される。同様にＧ．Ｂの
散乱反射光がＧ．Ｂの入力画像信号に対応してスクリー
ン２１に結像される。従つて、カラーの入力画像が拡大
されて、カラー投写画像がスクリーン２１に形成される
訳である。前述の実施例は、負の誘電異方性を有するネ
マチツク液晶の動的散乱現象を利用した液晶ライトバル
ブ式投写型画像表示装置に関するものであるが、コレス
テリツクーネマチツク相転移等の現象を利用する場合も
全く同様である。
を示す。一方のガラス基板ｌ上に、入カニ次元光のＲ．
Ｇ．Ｂの各画像信号を分離する為にＲ．ＧＯＢの各波長
を選択的に透過するカラーフイルタ２，３，４が順次配
列されている。その上に透明導電膜５及び光導電膜６Ｃ
光吸収膜７が設置され、さらにその上にカラーフイルタ
２，３，４に対応してＲ．Ｇ．Ｂの各波長を選択的に反
射する三種の誘電体鏡８，９，１０が順次配列して設置
されている。他方のガラス基板１１には透明導電膜１２
が付着され、以上の基板１，１１間に負の誘電異方性を
有するネマチツク液晶層１３が配置されている。このよ
うな構成のライトバルブにおいて、その使用時には、透
明導電膜５，１２間に電圧が印加される。第２図に本発
明に使用した投写光学系を示す。カラーの二次元光像源
としてカラーブラウン管１４を使用し、カラー画像を書
きこみレンズ１５を用いてライトバルブ１６の光導電膜
に結像させる。一方、投写光源１７から発せられる光は
コンデンサレンズ１８によりバーミラ一１９に集光され
て反射され、プロジエクシヨンレンズ２０により平行光
線としてライトバルブ１６に入射される。そして、ライ
トバルブ１６に電圧が印加されていないか又は書きこみ
入力光の強度が小さい時、液晶層１３において光は散乱
されないので、投写光源１７からの光はプロジエクシヨ
ンレンズ２０によりバーミラ一１９に集光され、スクリ
ーン２１には達する事ができない。ところが、ライトバ
ルブ１６に充分な強度の光と充分な電圧が印加されてい
る時、液晶層１３は光を散乱するようになり、その散乱
光はプロジエクシヨンレンズ２０によりスクリーン２１
に結像される。ところが、第１図におけるＲ．Ｇ．Ｂの
各フイルタ２，３，４により色分離されてカラーブラウ
ン管１４の画像が光導電膜６に結像される事になるので
、液晶層１３においてはＲ．Ｇ．Ｂの各入力画像の強度
分布に対応して、投射光を散乱して反射する。更に、そ
の反射光は誘電体鏡８，９，１０により、Ｒ．Ｇ．Ｂの
各光を選択して反射するよう構成されているので、例え
ばＲの入力画像信号に応じて電界の印加される液晶層１
３と誘導体鏡８，９，１０によりＲの光が散乱して反射
されて、スクリーン２１に結像される。同様にＧ．Ｂの
散乱反射光がＧ．Ｂの入力画像信号に対応してスクリー
ン２１に結像される。従つて、カラーの入力画像が拡大
されて、カラー投写画像がスクリーン２１に形成される
訳である。前述の実施例は、負の誘電異方性を有するネ
マチツク液晶の動的散乱現象を利用した液晶ライトバル
ブ式投写型画像表示装置に関するものであるが、コレス
テリツクーネマチツク相転移等の現象を利用する場合も
全く同様である。
また、電気光学効果を応用した液晶ライトバルブにおい
ても同様の構成でカラー画像を投写する事が可能である
。この場合、液晶層，としてはホトオトロピツク又は傾
斜配向の負のネマチツク液晶層、或はホモジニアス、ツ
ウイスト、傾斜配向の正のネマチツク液晶層を用いる。
そして、この時投写系は第３図に概略を記すような構成
となる。その構成は第２図とほぼ同様であるが、バーミ
ラ一１９が投写レンズ２０の光軸から少しずらして配置
され、投写光がポラライザー２２により偏尤されてライ
トバルブ１６に入射され、ライトバルブ１６からの直接
の反射光がアナライザ２３を通してスクリーン２１に投
写される原理である。以上のように．本発明にかかる液
晶ライトバルブ式投写型画像表示装置は、カラーフイル
タ、第１の透明導電膜、光導電膜、空間的に分離されて
液晶層に電圧の印加される各領域に対応して異なる波長
を選択的に反射する光反射層，液晶層、および第２の透
明導電膜が順次配置されている電気光学素子と、この電
気光学素子のカラーフイルタ側に６拡大投写すべきカラ
ー画像を投写する第１の光学系と、電気光学素子の第２
の透明導電膜側に光を照射し、液晶層に形成された画像
を拡大投写する第２の光学系とを有するものであり、光
導電膜の抵抗が第１の光学系によつて投写された画像に
応じて変化し、それによつて液晶層に印加される電圧が
変化するよう構成されているので、画像の解像度がマト
リツクス電極のように電極構成によつて制約されること
がない。
ても同様の構成でカラー画像を投写する事が可能である
。この場合、液晶層，としてはホトオトロピツク又は傾
斜配向の負のネマチツク液晶層、或はホモジニアス、ツ
ウイスト、傾斜配向の正のネマチツク液晶層を用いる。
そして、この時投写系は第３図に概略を記すような構成
となる。その構成は第２図とほぼ同様であるが、バーミ
ラ一１９が投写レンズ２０の光軸から少しずらして配置
され、投写光がポラライザー２２により偏尤されてライ
トバルブ１６に入射され、ライトバルブ１６からの直接
の反射光がアナライザ２３を通してスクリーン２１に投
写される原理である。以上のように．本発明にかかる液
晶ライトバルブ式投写型画像表示装置は、カラーフイル
タ、第１の透明導電膜、光導電膜、空間的に分離されて
液晶層に電圧の印加される各領域に対応して異なる波長
を選択的に反射する光反射層，液晶層、および第２の透
明導電膜が順次配置されている電気光学素子と、この電
気光学素子のカラーフイルタ側に６拡大投写すべきカラ
ー画像を投写する第１の光学系と、電気光学素子の第２
の透明導電膜側に光を照射し、液晶層に形成された画像
を拡大投写する第２の光学系とを有するものであり、光
導電膜の抵抗が第１の光学系によつて投写された画像に
応じて変化し、それによつて液晶層に印加される電圧が
変化するよう構成されているので、画像の解像度がマト
リツクス電極のように電極構成によつて制約されること
がない。
そのため，鮮明なカラー画像が得られるので、拡大投写
に本発明の装置は好適なものである。
に本発明の装置は好適なものである。
第１図は本発明の装置の実施例における液晶ライトバル
ブの概略構成図、第２図は同実施例の画像投写光学系の
概略構成図、第３図は同実施例の光学系を一部変形した
概略構成図である。 １・・・・・・ガラス基板、２，３，４・・・・・・カ
ラーフイルタ、５・・・・・・透明導電膜、６・・・・
・・光導電膜、７・・・・・・光吸収膜、８，９，１０
・・・・・・赤、緑、青の各波長を選択的に反射する誘
電体鏡、１１・・・・・・ガラス基板、１２・・・・・
・透明導電膜、１３・・・・・・液晶層、１４・・・・
・・カラーブラウン管、１５・・・・・・レンズ、１６
・・・・・・ライトバルブ、１７・・・・・・投写光源
、１８・・・・・・コンデンサレンズ、１９・・・・・
・バーミラ一、２０・・・・・・プロジエクシヨンレン
ズ、２１・・・・・・スクリーン、２２・・・・・・ポ
ラライザー ２３・・・・・・アナライザー。
ブの概略構成図、第２図は同実施例の画像投写光学系の
概略構成図、第３図は同実施例の光学系を一部変形した
概略構成図である。 １・・・・・・ガラス基板、２，３，４・・・・・・カ
ラーフイルタ、５・・・・・・透明導電膜、６・・・・
・・光導電膜、７・・・・・・光吸収膜、８，９，１０
・・・・・・赤、緑、青の各波長を選択的に反射する誘
電体鏡、１１・・・・・・ガラス基板、１２・・・・・
・透明導電膜、１３・・・・・・液晶層、１４・・・・
・・カラーブラウン管、１５・・・・・・レンズ、１６
・・・・・・ライトバルブ、１７・・・・・・投写光源
、１８・・・・・・コンデンサレンズ、１９・・・・・
・バーミラ一、２０・・・・・・プロジエクシヨンレン
ズ、２１・・・・・・スクリーン、２２・・・・・・ポ
ラライザー ２３・・・・・・アナライザー。
Claims (1)
- １ カラーフィルタ、第１の透明導電膜、光導電膜、空
間的に分離されて液晶層に電圧の印加される各領域に対
応して異なる波長を選沢的に反射する光反射層、前記液
晶層、および第２の透明導電膜が順次配置されている電
気光学素子と、この電気光学素子の前記カラーフィルタ
側に、拡大投写すべきカラー画像を投写する第１の光学
系と、前記電気光学素子の前記第２の透明導電膜側に光
を照射し、前記液晶層に形成された画像を拡大投写する
第２の光学系とを有することを特徴とする液晶ライトバ
ルブ式投写型画像表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53148708A JPS5924404B2 (ja) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | 液晶ライトバルブ式投写型画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53148708A JPS5924404B2 (ja) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | 液晶ライトバルブ式投写型画像表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5574516A JPS5574516A (en) | 1980-06-05 |
| JPS5924404B2 true JPS5924404B2 (ja) | 1984-06-09 |
Family
ID=15458814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53148708A Expired JPS5924404B2 (ja) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | 液晶ライトバルブ式投写型画像表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5924404B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5770523A (en) * | 1980-10-21 | 1982-05-01 | Citizen Watch Co Ltd | Liquid crystal display device |
| JPS59143182A (ja) * | 1983-02-07 | 1984-08-16 | 日本電信電話株式会社 | 多機能カラ−デイスプレイ |
| WO1985001630A1 (en) * | 1983-09-27 | 1985-04-11 | Hughes Aircraft Company | A novel liquid crystal light valve color projector |
| USRE36725E (en) * | 1984-10-22 | 2000-06-06 | Seiko Epson Corporation | Projection-type display device |
| JPH06202059A (ja) * | 1993-01-07 | 1994-07-22 | Victor Co Of Japan Ltd | カラー表示装置 |
| US6624860B1 (en) | 1998-01-26 | 2003-09-23 | Sharp Kabushiki Kaisha | Color filter layer providing transmitted light with improved brightness and display device using same |
-
1978
- 1978-11-30 JP JP53148708A patent/JPS5924404B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5574516A (en) | 1980-06-05 |
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