JPS5923966Y2 - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
- Publication number
- JPS5923966Y2 JPS5923966Y2 JP15353480U JP15353480U JPS5923966Y2 JP S5923966 Y2 JPS5923966 Y2 JP S5923966Y2 JP 15353480 U JP15353480 U JP 15353480U JP 15353480 U JP15353480 U JP 15353480U JP S5923966 Y2 JPS5923966 Y2 JP S5923966Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- header
- heat exchange
- inner cylinder
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Central Heating Systems (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えば、日中に於ける温室内の暖気を循環水
に吸熱させて、水槽内に蓄熱し、夜間にこれを放熱させ
ることにより、人工的な熱源を用いることなく、夜間に
おける温室内の暖房を行うことができるようにした熱交
換器、又は、温泉水利用の暖房用、或は地下水利用の冷
房用等の熱交換器に関するもので、以下、これを実施例
である図面により詳述する。
に吸熱させて、水槽内に蓄熱し、夜間にこれを放熱させ
ることにより、人工的な熱源を用いることなく、夜間に
おける温室内の暖房を行うことができるようにした熱交
換器、又は、温泉水利用の暖房用、或は地下水利用の冷
房用等の熱交換器に関するもので、以下、これを実施例
である図面により詳述する。
縦方向をなす有底円筒状の本体１内に、同心的に且つ本
体１よりも小径の内筒２を、その下端と本体１の下底３
との間に所要の間隔を有するように設置し、内筒２の内
側に送風機４を設けると共に、内筒２の上端部に複数の
排気筒５・・・・・・を放射状に設け、また、本体１と
内筒２との間の空隙の上端部に空気吸込口６を設けると
共に、本体１と内筒２との間の空隙に、円環状をなす上
下の熱交換室７，８を、熱交換室７．８との間と、上方
の熱交換室７上と、下方の熱交換室８下とに、チャンバ
ー９゜１０．１１を有し、上下のチャンバー１０．１１
間が連通可能なように開設し、上下の熱交換室７，８内
に同心円状をなす多数条のコイル管１２・・・・・・１
３・・・・・・を収納して、上下のコイル管１２・・・
・・・１３・・・・・・の端部間を、その最内周のもの
から最外周のものへ順次接続されるように、チャンバー
９を通して接続し、且つ上方のコイル管１２・・・・・
・端を上部のチャンバー１０内のヘッダー１４に、また
、下方のコイル管１３・・・・・・端を下部のチャンバ
ー１１内のヘッダー１５に夫々接続するものである。
体１よりも小径の内筒２を、その下端と本体１の下底３
との間に所要の間隔を有するように設置し、内筒２の内
側に送風機４を設けると共に、内筒２の上端部に複数の
排気筒５・・・・・・を放射状に設け、また、本体１と
内筒２との間の空隙の上端部に空気吸込口６を設けると
共に、本体１と内筒２との間の空隙に、円環状をなす上
下の熱交換室７，８を、熱交換室７．８との間と、上方
の熱交換室７上と、下方の熱交換室８下とに、チャンバ
ー９゜１０．１１を有し、上下のチャンバー１０．１１
間が連通可能なように開設し、上下の熱交換室７，８内
に同心円状をなす多数条のコイル管１２・・・・・・１
３・・・・・・を収納して、上下のコイル管１２・・・
・・・１３・・・・・・の端部間を、その最内周のもの
から最外周のものへ順次接続されるように、チャンバー
９を通して接続し、且つ上方のコイル管１２・・・・・
・端を上部のチャンバー１０内のヘッダー１４に、また
、下方のコイル管１３・・・・・・端を下部のチャンバ
ー１１内のヘッダー１５に夫々接続するものである。
而して、上部のヘッダー１４に設けた排水口１６に排水
管１７端を接続し、且つ下部のヘッダー１５に設けた給
水口１８に給水管１９端を接続するものとする。
管１７端を接続し、且つ下部のヘッダー１５に設けた給
水口１８に給水管１９端を接続するものとする。
図中、２０は循環ポンプ、２１は制御盤である。
本考案は上述のような構成体よりなり、この本体１を、
例えば、温室内の適当な場所に設置しておくものである
。
例えば、温室内の適当な場所に設置しておくものである
。
本考案は前述のようにして、本体１と内筒２との間の空
隙上端のチャンバー１０に設けた空気吸込口６より空気
を吸い込み、熱交換室７，８内を上方より下方に進行し
、本体の下底３と内筒２の下端との間の空隙を通り、内
筒２の内部を下方より上方に流れ、排気筒５より排気さ
れる。
隙上端のチャンバー１０に設けた空気吸込口６より空気
を吸い込み、熱交換室７，８内を上方より下方に進行し
、本体の下底３と内筒２の下端との間の空隙を通り、内
筒２の内部を下方より上方に流れ、排気筒５より排気さ
れる。
しかして、熱交換室７，８内を通る空気は、該熱交換室
７，８内の多数条のコイル管１３・・・・・・１２・・
・・・・内を下方より上方に流れる水との間に熱交換を
行うものであるが、この熱交換に当り所謂カウンターフ
ローとなって熱交換効率は高く、また、空気吸込口６か
ら吸い込まれた空気は熱交換室７，８内を上方から下方
に流れる為、凝縮水の水切れが良く、熱交換効率が向上
し、更に、熱交換室８を通過した後に空気の流れを１８
０°方向転換して内筒２内を下方から上方へ進行させる
際、空気は送風機４により吸い上げられる構成体である
ので、通風抵抗は少なくなるので風量を増すことができ
、また、空気の方向転換の際、空気流案内筒等の装置を
設ける必要がない為コストが低下する。
７，８内の多数条のコイル管１３・・・・・・１２・・
・・・・内を下方より上方に流れる水との間に熱交換を
行うものであるが、この熱交換に当り所謂カウンターフ
ローとなって熱交換効率は高く、また、空気吸込口６か
ら吸い込まれた空気は熱交換室７，８内を上方から下方
に流れる為、凝縮水の水切れが良く、熱交換効率が向上
し、更に、熱交換室８を通過した後に空気の流れを１８
０°方向転換して内筒２内を下方から上方へ進行させる
際、空気は送風機４により吸い上げられる構成体である
ので、通風抵抗は少なくなるので風量を増すことができ
、また、空気の方向転換の際、空気流案内筒等の装置を
設ける必要がない為コストが低下する。
送風機４は内筒２内に設置する為、内筒２内において、
送風機４と内筒２の上端部に取り付けた排気筒５との間
にチャンバーを形成することになるので、音が外部へ出
難い構造となって、騒音低下の効果を有する。
送風機４と内筒２の上端部に取り付けた排気筒５との間
にチャンバーを形成することになるので、音が外部へ出
難い構造となって、騒音低下の効果を有する。
また、コイル管１２・・・・・・１３の直径を比較的小
となすことで多数条のコイル管を熱交換室７，８内に設
置して熱交換のための表面積を大ならしめ得て熱交換の
向上をなし得る。
となすことで多数条のコイル管を熱交換室７，８内に設
置して熱交換のための表面積を大ならしめ得て熱交換の
向上をなし得る。
更に、上部熱交換室７内の多数条のコイル管１２．１２
・・・・・・と下部熱交換室８内の同一数のコイル管１
３．１３・・・・・・とは、前者の各々の下端と後者の
各々の上端間を、前者の最内周のものから後者の最外周
のものへ、また前者の最外周のものから後者の最内周の
ものへ順次接続されるように、中間チャンバー９内にて
接続されるものであるから、上部ヘッダー１４と下部ヘ
ッダー１５との間の多数条のコイル管１２・・・・・・
１３・・・・・・の各々は、全体としての長さは総て同
一長さとなり、また、コイル管１２・・・・・・１３・
・・・・・内を流れる水は下方より上方へと進行するよ
うとしてなる為、上部ヘッダ一部４等に空気抜きを設け
ることにより容易に空気抜きをすることができ、この点
でも熱交換器としてまことに合理的な構成である。
・・・・・・と下部熱交換室８内の同一数のコイル管１
３．１３・・・・・・とは、前者の各々の下端と後者の
各々の上端間を、前者の最内周のものから後者の最外周
のものへ、また前者の最外周のものから後者の最内周の
ものへ順次接続されるように、中間チャンバー９内にて
接続されるものであるから、上部ヘッダー１４と下部ヘ
ッダー１５との間の多数条のコイル管１２・・・・・・
１３・・・・・・の各々は、全体としての長さは総て同
一長さとなり、また、コイル管１２・・・・・・１３・
・・・・・内を流れる水は下方より上方へと進行するよ
うとしてなる為、上部ヘッダ一部４等に空気抜きを設け
ることにより容易に空気抜きをすることができ、この点
でも熱交換器としてまことに合理的な構成である。
このようにして、本考案熱交換器はまことに熱交換の効
率の高いものであり、而かもコスト及び防音効果等にお
いても幾多の特長を有するものである。
率の高いものであり、而かもコスト及び防音効果等にお
いても幾多の特長を有するものである。
図面は本考案に係る熱交換器の実施例を示すもので、第
１図は側面図、第２図は配管状態を示す縦断正面図であ
る。 １・・・・・・本体、２・・・・・・内筒、４・・・・
・・送風機、５・・・・・・排気筒、６・・・・・・空
気吸込口、７，８・・・・・・熱交換室、９，１０゜１
１・・・・・・チャンバー、１２．１３・・・・・・コ
イル管、１４．１５・・・・・・ヘツダー
１図は側面図、第２図は配管状態を示す縦断正面図であ
る。 １・・・・・・本体、２・・・・・・内筒、４・・・・
・・送風機、５・・・・・・排気筒、６・・・・・・空
気吸込口、７，８・・・・・・熱交換室、９，１０゜１
１・・・・・・チャンバー、１２．１３・・・・・・コ
イル管、１４．１５・・・・・・ヘツダー
Claims (1)
- 縦方向をなす有底円筒状の本体内に、本体よりも小径の
内筒を、その下部と本体の下底との間に所要の間隔を有
するように設置し、内筒内に送風機を設け、内筒の上端
部に複数の排気筒を設け、又本体と内筒との間の上端部
に空気吸込口を設けると共に、本体と内筒との間の空隙
に、円環状をなす上下の熱交換室を、上下の熱交換室の
間と、上方の熱交換室上と、下方の熱交換室下とに、夫
々チャンバーを有し、上下のチャンバー間が連通可能な
ように隔設し、上下の熱交換室内に、同心円状をなす多
数条のコイル管を夫々収納して、上下のコイル管端間を
上下の熱交換室間の中間チャンバー内で外側と内側のコ
イルが順次接続されるようにし、且つ上方のコイル管端
を上部のチャンバー内のヘッダーに、また、下方のコイ
ル管端を下部のチャンバー内のヘッダー内のヘッダーに
夫々接続すると共に、上部のヘッダーの排水口には排水
管を接続し、下部のヘッダーの給水口には給水管を接続
したことを特徴とする熱交換器。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15353480U JPS5923966Y2 (ja) | 1980-10-29 | 1980-10-29 | 熱交換器 |
| DE8181106755T DE3167480D1 (en) | 1980-09-25 | 1981-08-29 | A heat exchange apparatus and a warmer apparatus |
| EP81106755A EP0048831B1 (en) | 1980-09-25 | 1981-08-29 | A heat exchange apparatus and a warmer apparatus |
| US06/304,073 US4556103A (en) | 1980-09-25 | 1981-09-21 | Heat exchange apparatus with blower and helical conduit system |
| CA000386570A CA1162913A (en) | 1980-09-25 | 1981-09-24 | Heat exchange apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15353480U JPS5923966Y2 (ja) | 1980-10-29 | 1980-10-29 | 熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5777673U JPS5777673U (ja) | 1982-05-13 |
| JPS5923966Y2 true JPS5923966Y2 (ja) | 1984-07-16 |
Family
ID=29512787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15353480U Expired JPS5923966Y2 (ja) | 1980-09-25 | 1980-10-29 | 熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5923966Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59113665U (ja) * | 1982-12-23 | 1984-08-01 | ネポン株式会社 | 大型冷暖房用熱交換装置 |
-
1980
- 1980-10-29 JP JP15353480U patent/JPS5923966Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5777673U (ja) | 1982-05-13 |
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