JPS5923818B2 - ラケツトのガツト張設法 - Google Patents
ラケツトのガツト張設法Info
- Publication number
- JPS5923818B2 JPS5923818B2 JP56153314A JP15331481A JPS5923818B2 JP S5923818 B2 JPS5923818 B2 JP S5923818B2 JP 56153314 A JP56153314 A JP 56153314A JP 15331481 A JP15331481 A JP 15331481A JP S5923818 B2 JPS5923818 B2 JP S5923818B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- string
- racket
- receiver
- stopper
- mouth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、テニスまたはバドミントン競技等に使用さ
れるラケットのガツト張設法に関し、フレーム部の縦横
に掛は渡されるガツトの張設手段を工夫することにより
、ガツトの張力の可変調節及び部分的補修交換が可能に
なるようにしたものである。
れるラケットのガツト張設法に関し、フレーム部の縦横
に掛は渡されるガツトの張設手段を工夫することにより
、ガツトの張力の可変調節及び部分的補修交換が可能に
なるようにしたものである。
従来、この種のラケット、例え゛ばテニス用ラケットに
おいては、第1図及び第2図に例示するように、ラケッ
トフレーム1のフレーム部2に孔開けしたガツト孔3に
ガツト4を挿通して折返し張設する場合、通常一本の連
続ガツトまたは二本の長ガツトを用いてフレーム部2の
縦軸側中央部から順に横軸側へと張力を調節しながら掛
は渡している。
おいては、第1図及び第2図に例示するように、ラケッ
トフレーム1のフレーム部2に孔開けしたガツト孔3に
ガツト4を挿通して折返し張設する場合、通常一本の連
続ガツトまたは二本の長ガツトを用いてフレーム部2の
縦軸側中央部から順に横軸側へと張力を調節しながら掛
は渡している。
しかしながら、このような従来のガツト張設構造のもの
では、フレーム部2への張設時に、ガツト4の張設を部
分的に変えながら張っても、ガツトが縦横に連続してい
ることから、使用中の打球時の衝撃によりガツトの張力
が全体に減少して平均化し、初期の張力に応じた反発力
を長期に亘って得ることができない。
では、フレーム部2への張設時に、ガツト4の張設を部
分的に変えながら張っても、ガツトが縦横に連続してい
ることから、使用中の打球時の衝撃によりガツトの張力
が全体に減少して平均化し、初期の張力に応じた反発力
を長期に亘って得ることができない。
また、途中でガツトの張力を調節したり、あるいは−ケ
所のガツト切れのために補修交換するにしても、少なく
とも縦軸または横軸のガツト全体を新たに張り直さねば
ならないなど、張設作業が面倒で、極めて不経済であっ
た。
所のガツト切れのために補修交換するにしても、少なく
とも縦軸または横軸のガツト全体を新たに張り直さねば
ならないなど、張設作業が面倒で、極めて不経済であっ
た。
そこで、この発明は、フレーム部の縦横に掛は渡される
ガツトをガツト孔の各部において個々に支持固定し張設
することにより、上記従来の欠点を解消せんとするもの
である。
ガツトをガツト孔の各部において個々に支持固定し張設
することにより、上記従来の欠点を解消せんとするもの
である。
次に、この発明を第3図以下に示す実施例に基づいて説
明する。
明する。
第3図から第7図はこの発明に係る第1実施例を示し、
図中10は例えば木材、金属または強化プラスチックな
ど従来公知の材料からなるラケットフレームのフレーム
部で、周側面には適宜の間隔を存してガツト孔11が貫
設されているとともに、その外周側面側には凹溝12が
周設されている。
図中10は例えば木材、金属または強化プラスチックな
ど従来公知の材料からなるラケットフレームのフレーム
部で、周側面には適宜の間隔を存してガツト孔11が貫
設されているとともに、その外周側面側には凹溝12が
周設されている。
との凹溝12には外側に向けて拡大開口する円錐台形状
の 貫穴からなるテーパ周面を内周面の少なくとも一部
分に有する受は口部13が上記各々のガツト孔11に対
応する位置に個々に形成されていて、この各々の受は口
部13には金属、硬質合成樹脂または硬質ゴム等の変形
可能な止め具14が外側から圧入挿嵌されるようになっ
ている。
の 貫穴からなるテーパ周面を内周面の少なくとも一部
分に有する受は口部13が上記各々のガツト孔11に対
応する位置に個々に形成されていて、この各々の受は口
部13には金属、硬質合成樹脂または硬質ゴム等の変形
可能な止め具14が外側から圧入挿嵌されるようになっ
ている。
この際テーパ周面ば、第5図に示すようにフレーム部に
直接形成する構造またはテーパ内周面を有する栓状部品
をフレーム部に挿入嵌合して間接的に形成する構造のい
ずれをも採り得る。
直接形成する構造またはテーパ内周面を有する栓状部品
をフレーム部に挿入嵌合して間接的に形成する構造のい
ずれをも採り得る。
この止め具14は、第6図及び第7図に示すように、上
記受は口部13よりもや\大きい円錐台形体等の少なく
とも外周面の一部分にテーパ部を有する形状からなり、
中心軸部には、上記ガツト孔11と対応するように、内
周側面に、ガツトの固定を確実にするため必要に応じて
断面鋸歯状の凹凸15aに形成したガツト挿通孔15が
貫設されているとともに、その周側面の一部には上記ガ
ツト挿通孔15に通ずる切溝16が軸方向に沿って切設
されている。
記受は口部13よりもや\大きい円錐台形体等の少なく
とも外周面の一部分にテーパ部を有する形状からなり、
中心軸部には、上記ガツト孔11と対応するように、内
周側面に、ガツトの固定を確実にするため必要に応じて
断面鋸歯状の凹凸15aに形成したガツト挿通孔15が
貫設されているとともに、その周側面の一部には上記ガ
ツト挿通孔15に通ずる切溝16が軸方向に沿って切設
されている。
また、図中17は上記フレーム部10のガツト孔11及
び受は口部13を通して縦横に掛は渡し張設されるガツ
トである。
び受は口部13を通して縦横に掛は渡し張設されるガツ
トである。
しかして、フレーム部10にガツト17を掛は渡し張設
するには、第5図に示すように、フレーム部の内側から
ガツト孔11及び受は口部13を通して外側に出したガ
ツト17に止め具14を挿入し、ガツト17を所望の張
力Tで引張りながら、上記止め具14を受は口部13に
圧入挿嵌する。
するには、第5図に示すように、フレーム部の内側から
ガツト孔11及び受は口部13を通して外側に出したガ
ツト17に止め具14を挿入し、ガツト17を所望の張
力Tで引張りながら、上記止め具14を受は口部13に
圧入挿嵌する。
このとき、止め具14は、受は口部13への圧入に伴い
テーパ周面で圧縮変形し、ガツト17が挿通されたガツ
ト挿通孔15を収縮させると同時にガツト17を所望の
張力Tを維持したまま緊張状態で挾持し固定する。
テーパ周面で圧縮変形し、ガツト17が挿通されたガツ
ト挿通孔15を収縮させると同時にガツト17を所望の
張力Tを維持したまま緊張状態で挾持し固定する。
そして、このようにフレーム部のガツト孔各部において
個々独立してガツトの折返し部を固定しながら、ガツト
17をフレーム部の縦横に掛は渡し張設するものである
。
個々独立してガツトの折返し部を固定しながら、ガツト
17をフレーム部の縦横に掛は渡し張設するものである
。
さらに、第8図から第12図は、この発明に係る第2実
施例を示すもので、ラケットフレームを中空な金属フレ
ーム材で成形するとともに、フレーム部20の外周側面
側厚さ方向中央部を周長方向に切断して両片部2L22
を内側に折曲することにより、外側に拡大させたテーパ
壁面を有する受は口部23を連続的に形成し、かつフレ
ーム部20に貫設した各々のガツト孔24に対応する位
置において上記受は口部23に止め具25を外側から圧
入挿嵌してなる構成を有するものである。
施例を示すもので、ラケットフレームを中空な金属フレ
ーム材で成形するとともに、フレーム部20の外周側面
側厚さ方向中央部を周長方向に切断して両片部2L22
を内側に折曲することにより、外側に拡大させたテーパ
壁面を有する受は口部23を連続的に形成し、かつフレ
ーム部20に貫設した各々のガツト孔24に対応する位
置において上記受は口部23に止め具25を外側から圧
入挿嵌してなる構成を有するものである。
そして、上記止め具25は、第11図及び第12図に示
すように、上記受は口部23のテーパ壁面21.22間
の幅よりもや\大きな断面台形状を有し、中心軸部には
内周側面を断面鋸歯状の凹凸26aに形成したガント挿
通孔26が貫設されているとともに、その外周側面の一
部には上記ガツト挿通孔26と通ずる切溝27が切設さ
れ、かつ挿入端部側に上記折曲片部21 、22の裏側
に係止する7ランジ部25aが形成され、上記第1実施
例で述べた固定手段(第5図参照)と同様にガツト28
をガツト孔24各部において個々独立して挾持し固定す
るもので、この場合、上記ガツト28は、フレーム部2
0の縦軸方向及び横軸方向に個々独立させて掛は渡され
ている。
すように、上記受は口部23のテーパ壁面21.22間
の幅よりもや\大きな断面台形状を有し、中心軸部には
内周側面を断面鋸歯状の凹凸26aに形成したガント挿
通孔26が貫設されているとともに、その外周側面の一
部には上記ガツト挿通孔26と通ずる切溝27が切設さ
れ、かつ挿入端部側に上記折曲片部21 、22の裏側
に係止する7ランジ部25aが形成され、上記第1実施
例で述べた固定手段(第5図参照)と同様にガツト28
をガツト孔24各部において個々独立して挾持し固定す
るもので、この場合、上記ガツト28は、フレーム部2
0の縦軸方向及び横軸方向に個々独立させて掛は渡され
ている。
さらにまた、第13図及び第14図はこの発明に係る第
3実施例を示すもので、上記第2実施例における受は口
部23を各々のガツト孔24に対応する位置にのみに不
連続的に折曲形成した構成を有するものである。
3実施例を示すもので、上記第2実施例における受は口
部23を各々のガツト孔24に対応する位置にのみに不
連続的に折曲形成した構成を有するものである。
なお、上記した各実施例においては、受は口部をフレー
ム部と一体に形成したが、これには限定されず、例えば
フレーム部に貫設されるガツト孔を比較的大径に孔明け
して、該ガツト孔に別途成形の受は口部材を嵌込むよう
にしても良い。
ム部と一体に形成したが、これには限定されず、例えば
フレーム部に貫設されるガツト孔を比較的大径に孔明け
して、該ガツト孔に別途成形の受は口部材を嵌込むよう
にしても良い。
したがって、上記の構成によれば、フレーム部の縦横に
掛は渡し張設されるガツトをガツト孔の各部において個
々独立して緊張状態に支持固定したことから、一本の連
続ガツトを用いたものにあっては、縦横に個々独立した
張力を維持したまま張設されるために縦横の一部にガツ
トの弛みが生じても全体的に弛むことがなく、しかも縦
横の一本一本の張力の調節が可能になり、またフレーム
部の受は口部に圧入嵌合されるガツト固定用の止め具を
合成樹脂で成形すれば、各止め具でガツトの折曲部を保
護することが可能になる。
掛は渡し張設されるガツトをガツト孔の各部において個
々独立して緊張状態に支持固定したことから、一本の連
続ガツトを用いたものにあっては、縦横に個々独立した
張力を維持したまま張設されるために縦横の一部にガツ
トの弛みが生じても全体的に弛むことがなく、しかも縦
横の一本一本の張力の調節が可能になり、またフレーム
部の受は口部に圧入嵌合されるガツト固定用の止め具を
合成樹脂で成形すれば、各止め具でガツトの折曲部を保
護することが可能になる。
さらに、一部にガツト切れが生じた場合、縦横に個々独
立させて張設したガツトと同様に、その切れたガツトの
一部だけを取換えればよいため、全体に亘ってガツトを
張り直す必要がなく、補修交換作業が非常に簡便にでき
るとともに、ガツトに要する費用も安価になるなど、実
用性にすぐれた効果を奏するものである。
立させて張設したガツトと同様に、その切れたガツトの
一部だけを取換えればよいため、全体に亘ってガツトを
張り直す必要がなく、補修交換作業が非常に簡便にでき
るとともに、ガツトに要する費用も安価になるなど、実
用性にすぐれた効果を奏するものである。
第1図は従来のラケットの一例を示す説明図、第2図は
同じく第1図A部における一部横断面要部拡大斜視図、
第3図から第1図はこの発明に係るラケットの第1実施
例を示し、第3図は要部拡大斜視図、第4図は第3図I
−I線における拡大断面図、第5図はガツト固定状態を
示す分解説明図、第6図は止め具の拡大斜視図、第1図
は第6図■−■線における断面図、第8図から第12図
はこの発明に係る第2実施例を示し、第8図は要部拡大
斜視図、第9図は第8図■−■線における拡大断面図、
第10図はガツト固定状態を示す分解説明図、第11図
は止め具の拡大斜視図、第12図は第11図TV−IV
線における断面図、第13図及び第14図はこの発明に
係る第3実施例を示し、第13図は要部拡大斜視図、第
14図は第13図V−V線における拡大断面図である。 10・・・フレーム部、11・・・ガツト孔、12−・
・凹溝、13・・・受は口部、14・・・止めA、
15・・・ガント挿通孔、17・・・ガツト。
同じく第1図A部における一部横断面要部拡大斜視図、
第3図から第1図はこの発明に係るラケットの第1実施
例を示し、第3図は要部拡大斜視図、第4図は第3図I
−I線における拡大断面図、第5図はガツト固定状態を
示す分解説明図、第6図は止め具の拡大斜視図、第1図
は第6図■−■線における断面図、第8図から第12図
はこの発明に係る第2実施例を示し、第8図は要部拡大
斜視図、第9図は第8図■−■線における拡大断面図、
第10図はガツト固定状態を示す分解説明図、第11図
は止め具の拡大斜視図、第12図は第11図TV−IV
線における断面図、第13図及び第14図はこの発明に
係る第3実施例を示し、第13図は要部拡大斜視図、第
14図は第13図V−V線における拡大断面図である。 10・・・フレーム部、11・・・ガツト孔、12−・
・凹溝、13・・・受は口部、14・・・止めA、
15・・・ガント挿通孔、17・・・ガツト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 フレーム部の周側面に開設されたガツト孔及び受は
口部にガツトを挿通し、次いで該ガツトに張力を加えつ
つ、該受は口部と該ガツトとの間に止め具を圧入してガ
ツトを固定するラケットのガツト張設法。 2、特許請求の範囲第1項に記載のラケットのガツト張
設法において、 受は口部の内面は、円錐台形状のテーパ周面であり、止
め具の外面は該受は口部のテーパ内周面の少なくとも一
部に対応するテーパ周面であり、該止め具の厚さはガツ
ト方向の外側に増大することを特徴とするガツトを固定
する方法。 3 特許請求の範囲第1項乃至第2項のいずれかに1つ
に記載のラケットのガツト張設法において、受は口部の
内面とガツトとの間に、止め具の少なくとも一部分を圧
入してガツトを固定することを特徴とする方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56153314A JPS5923818B2 (ja) | 1981-09-28 | 1981-09-28 | ラケツトのガツト張設法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56153314A JPS5923818B2 (ja) | 1981-09-28 | 1981-09-28 | ラケツトのガツト張設法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57177781A JPS57177781A (en) | 1982-11-01 |
JPS5923818B2 true JPS5923818B2 (ja) | 1984-06-05 |
Family
ID=15559779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56153314A Expired JPS5923818B2 (ja) | 1981-09-28 | 1981-09-28 | ラケツトのガツト張設法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5923818B2 (ja) |
-
1981
- 1981-09-28 JP JP56153314A patent/JPS5923818B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57177781A (en) | 1982-11-01 |
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