JPS5923773B2 - 食用又は医薬製剤用小球形ゼリ−の製法及びその製造用装置 - Google Patents

食用又は医薬製剤用小球形ゼリ−の製法及びその製造用装置

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JPS5923773B2
JPS5923773B2 JP54001230A JP123079A JPS5923773B2 JP S5923773 B2 JPS5923773 B2 JP S5923773B2 JP 54001230 A JP54001230 A JP 54001230A JP 123079 A JP123079 A JP 123079A JP S5923773 B2 JPS5923773 B2 JP S5923773B2
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雄司 山本
由香利 南茂
栄美子 荒木
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KAWAI SEIYAKU KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、食用又は医薬製剤用小球形ゼリーならびにそ
の製造法及び製造装置に関する。
従来ゼリーの製造法、特にその成形法としては種々の方
法が知られ゛ているが、通常はデポジターカ多り採用さ
れている。
この方法はコーンスターチの層を作り、この層に型を打
ち、この型の中にデポジターから一定量のゼリー基剤を
流し込んで成型するものであるが、コーンスターチ層に
型を打つため、半球形のゼリーは得られても真球状にす
ることは困難である。
またデポジターの機械的構造からゼリー基剤の流出量を
少なくすることができず、直径2〜3CrfLのゼリー
の製造に適し、直径1crn程度までのゼリーシか製造
することはできなかった。
デポジター法以外にも、ゼリー基剤を金属型に入れて成
形する方法、室温で形を保ちうる程度にまで脱水濃縮し
たゼリー基剤を棒状に伸ばしたのち、一定の長さに切断
して円柱状の粒となし、これを球形に成形する方法、あ
るいはゼリー基剤を有機溶剤又は無機塩類の水溶液中に
滴下して造粒する方法などがあるが、これらの方法はい
ずれも操作が煩雑であり、また精度も劣るなどの欠点を
有する。
他方、直径4〜8騎程度の小球形ゼリー&ζこれを容易
に製造することができるならば、菓子その他の食品とし
て食用にひろく各種の用途に利用でき、医薬製剤の分野
でも服用容易な剤型として有用と考えられる。
しかしこのようなゼリー剤は従来法によって製造するこ
とが不可能であった。
本発明者らは、従来製造が困難であった小球形ゼリーを
、簡単な手段でかつ直径、重量などに関して高い精度で
製造しうる方法を開発すべく研究した結果、本発明を完
成した。
本発明は、ゼリー化剤及び糖類を含有する40〜70℃
の温度で1500〜3500cpの見掛は粘度を有する
ゼリー基剤のゲル化物を基礎とする、直径4〜8騎の食
用又は医薬製剤用小球形ゼリーである。
本発明はさらに、ゼリー化剤及び糖類を水に加熱溶解し
、40〜70℃の温度で1500〜3500cpの見掛
は粘度を有するゼリー基剤を調製し、これを内径2〜6
B+72の細管から型打ちされていない粉末層上に滴下
して球状に成形したのちゲル化させることを特徴とする
、直径4〜87Lmの食用又は医薬製剤用小球形ゼリー
の製法である。
ゼリー化剤としては、例えばペクチン、カンテン、ゼラ
チンなど、糖類としては、例えば白糖、ブドウ糖、水あ
めなどが用いられる。
ゼリー化剤又は糖類は、それぞれ単独で又は2種以上併
用することができる。
本発明方法は、粉末層表面にゼリー基剤を小滴状で滴下
することにより球形に成形するもので、粉末層に打った
型の中にゼリー基剤を流し込む従来の方法とは全く異な
る新規方法であり、操作及び装置が簡単で、また滴下成
形後の乾燥及びゼリー粒子と粉末との分離も容易に行う
ことができる。
本発明に用いられるゼリー基剤は、少な(とも1種の前
記ゼリー化剤及び少なくとも1種の前記糖類を、水に加
熱溶解することにより調製される。
得られる小球形ゼリーの用途に応じて、香料、色素、栄
養成分及び医薬成分から成る群から選ばれた少なくとも
1種をゼリー基剤に添加することが好ましい。
さらに必要に応じ増粘剤、例えばアラビアゴム、カルボ
キシメチルセルロースナトリウム等、緩衝剤、保湿剤、
安定剤その他の添加物を加えることができる。
ゼリー基剤の調製に用いられる各成分ならびに他の配合
成分(ζいずれも医薬品、食品添加物及び食品の規格に
適合するものである。
ゼリー基剤は非ニユートン液体の範噴に属するもので、
その粘度はセンチポアズ((4))を単位とする見掛は
粘度で示される。
本発明においてゼリー基剤の粘度は、エミラ回転粘度計
(京都電子工業製)を用いて測定した値である。
本方法により小球形ゼリーを製造するためには。
ゼリー基剤は、滴下する際に一定量ずつが小滴になるこ
と、落下中に各小滴が明らかに分離して糸を引かないこ
と、この小滴が粉末層上に達するまでに球形になること
、しかも粉末層上に落下したのちも球形を保持すること
などの要件を満足しなければならない。
本発明者らはゼリー基剤が40〜70°Cの温度で15
00〜,3500cpの見掛は粘度を有する場合に、こ
れらの要件を満足し、各ゼリー粒子の重量及び直径を一
定に保持しうろことを見出した。
またゼリー基剤の温度が40〜70℃であれば、滴下時
にゼリー基剤が凝固せず、しかも粉末層上に滴下したの
ち速かに球形を保つ状態にまで流動性を失い、さらにゼ
リー基剤の性状ならびにそれに添加した栄養成分、医薬
成分その他の添加物に悪影響を及ぼすおそれがない。
粉末層としては、ゼリー基剤が滴下したときに粉末との
衝突によりその球形粒子が変形を起こさないように見掛
けの比容積(rd/?)の比較的大きいものを用いるこ
とが好ましいが、粉末層の調製法により粉末自体の見掛
けの比容積による影響をほとんど避けることができる。
すなわち粉末を20メツシユ以下の篩を通して静かに落
下させ、厚さ約3crfLの層にすると、粉末自体の見
掛けの比容積とは無関係に、2〜6彪/1の見掛けの比
容積を有するふんわりした粉末層が得られる。
粉末としては一般に殿粉、例えばコーンスターチ、ばれ
いしょ殿粉、米殿粉、小麦殿粉なと、また乳糖などが用
いられるが、疎水性の強いメルク、ステアリン酸カルシ
ウム、燐酸水素カルシウムなども使用できる。
さらに目的に応じて胚芽米なども有用である。
通常はコーンスターチが特に好ましい。これらの粉末と
しては、食品又は医薬品の規格に適合するものが用いら
れる。
こうして得られた約3cfrLの粉末層上に内径2〜6
Mの細管からゼリー基剤を滴下する場合に、粒子が粉末
層に2CIIL以上侵入すると粉末層容器の底面の影響
を受けて、粒子が平たく変形しやすくなる。
また滴下する位置が低すぎると、落下する間にゼリー基
剤粒子が球形になることができない場合があり、高すぎ
ると前記のように粒子が平たくなる。
従って厚さ3CIILの粉末層を用いる場合には、滴下
口と粉末層上面との距離を一般に5〜15に771にす
ることが好ましい。
しかし粉末層の厚さ、ゼリー基剤の成分及び性質などに
応じて、球形粒子が得られる距離を定めることができる
ゼリー基剤の滴下は、内径2〜6wl1の細管を用いて
自然落下により行うこともできるが、ゼリー基剤をポン
プにより細管に送り込んで滴下させることもできる。
ポンプとしてはローラーポンプが好ましいが、同様の機
能を有する他のポンプも用いられる。
本発明方法の好ましい実施態様においては、次のように
操作する。
ゼリー化剤及び糖類を水に加熱溶解し、所望により他の
添加物を加え、攪拌下に40〜70°Cの温度に冷却す
る。
脂溶性又は水に難溶性の成分は、ゼリー基剤に乳化又は
懸濁状態で均一に分散させる。
攪拌はゼリー基剤がゲル化しない程度に、かつゼリー基
剤中に気泡を巻き込まないように穏やかに行う。
ゼリー基剤に不安定な成分を配合した場合には、不活性
ガス、例えば窒素、二酸化炭素の雰囲気中で操作するこ
とが好ましい。
こうして調製した40〜70°Cで1500〜3500
cpの粘度を有するゼリー基剤を攪拌しながら、同じ温
度に保温した細管から小滴を平らな粉末層上に自然落下
させ、あるいはポンプを併用して落下させる。
その際ゼリー基剤の滴下速度もしくは落下速度に応じて
、新しい粉末層が現われるように粉末層を移動させる。
粉末層上に滴下されたゼリー基剤粒子を室温に放置し、
あるいは乾燥するとゲル化して小球形ゼリーとなり、こ
れは粉末から容易に分離することができる。
こうして同一条件下で得られたゼリー粒子は一定の重量
及び一定の直径を有する球形である。
ゼリー基剤の性質、滴下口の内径、ポンプの速度などを
変化させることにより、ゼリー粒子の大きさすなわち重
量及び直径を変化させることができる。
本発明の小球形ゼリーに、常法により白糖その他の被覆
を施すことができる。
本発明の小球形ゼリーは好ましくは香料、色素などを添
加したものは、そのままで風味の高いゼリー菓子として
賞味され、さらに他の菓子類に加工することができ、ま
たケーキその他の化粧にも用いられる。
さらにビタミン類などの栄養成分又は医薬成分を配合す
ることにより、小児、病弱者、老人にも服用の容易な製
剤が得られる。
特に脂溶性又は水に難溶性の成分を配合する場合には、
ゼリー基剤にこれを均一に分散させることにより、製剤
掌上特に有利に利用することができる。
小球形ゼリー製剤中に含有された有効成分はきわめて安
定で、含量損失もほとんど起こらず、粒径及び重量が一
定であるため正確な用量で服用させることができる。
さらにこれらの製剤は日本薬局方の製剤総則に規定され
た火剤の性質とよ(一致する。
本発明方法を実施するための好ましい装置4人冷却管及
び攪拌翼を備えたゼリー基剤貯蔵タンク、この貯蔵タン
クの底部に連結された内径2〜6Mの細管及びこの細管
の下方に隔てられて配置された粉末層の容器から構成さ
れている。
ゼリー基剤貯蔵タンクは、熱いゼリー基剤を40〜70
°Cの一定の温度に冷却するため、二重壁の構造にする
か、あるいは冷却用コイルを設置することが好ましく、
そのほか操作中に水分その他の揮発性成分の逸散を防ぐ
ため性能の良好な冷却管を設置することが好ましい。
攪拌翼は通常の手段で穏やかに操作する。
この種の装置はゼリー基剤を自然落下させる場合に好適
である。
前記の装置にポンプを組合わせることが特に好ましい。
ポンプはゼリー基剤の送出量を一定に保持するためのも
ので、吸引もしくは圧送の力の弱いものが好ましい。
この種のポンプとしては特にローラーポンプが用いられ
る。
本発明の小球形ゼリー製造用装置の好ましい態様を断面
図として図面に示す。
この装置は、冷却管1及び攪拌翼2を備えたゼリー基剤
貯蔵タンク3、ならびにその底部に連結された第1の細
管4から構成され、第1の細管4はローラーポンプ5を
介して第2の細管6に連結されており、その端部には滴
下ロアが設けられる。
滴下口1の下方には粉末層の容器8が配置される。
操作中にゼリー基剤の温度を一定に保持するため、装置
の各部分を通常の保温装置を用いて保温することが好ま
しい。
従って装置の各部分は熱伝導性の良好な材質で製作する
ことが好ましく、そのうち特に有害物質の混入のおそれ
のない材質が選ばれる。
細管6としては、ゼリー基剤の脈動を少なくするため弾
性の少ない剛性材質、例えばガラス又はステンレスなど
から製作されたものが特に好ましい。
ローラーポンプの吸引、圧送力は弱いので、貯蔵タンク
3をローラーポンプ5より高い位置に設置することが好
ましい。
細管6は水平もしくは自由端が若干上向きに傾斜するよ
うに配置し、ゼリー基剤の流れを落着かせるため106
IIL以上の長さにすることが好ましい。
またゼリー基剤の流れを円滑にするため、細管6の内径
は第1の細管4の内径より若干小さいことが好ましい。
そのほか貯蔵タンク3の中の空気を不活性ガスにより置
換するための装置を配置することができる。
粉末層容器8は、深さ3儂以上の箱型のものが好ましい
また容器8を例えば移動台などに載せて、滴下速度に応
じて移動させることが好ましい。
そのほか直径4〜8Bの小球形ゼリーが得られる限り、
圧送力のより大きいポンプに複数の細管6及び滴下ロア
を配置することも可能である。
実施例 l ペクチン11.25rと白糖77.1’との混合物に水
90−を加え、沸騰水浴中で加熱攪拌して溶解する。
この溶液にビタミンAD油(11中にビタミンAパルミ
テート100万国際単位及びビタミンD210万国際単
位を含む)2.7rを加え、加熱を続けながら激しく攪
拌して分散乳化させたのち、別に調製したカンテン水溶
液86.4S’(カンテン5.4fを含む)、白糖15
4.6f、水あめ465.75f、PH2,0(7)緩
衝液9.Ov及び香料3.01を順次加えて混和し、ゼ
リー基剤とする。
これをゼリー基斉對蔵タンク3に入れ、全体が一定温度
になるまで100へ150 rPの速度で攪拌下に冷却
する。
ゼリー基剤の温度が一定になったのち、攪拌を継続しな
がら内径6vnのシリコン管を通してロー2−ポンプ(
マイクロチューブポンプMP、東京理化器機製)に送り
、ロー2−ポンプ5を経て内径4闘及び長さ20ぼのガ
ラス管を通して滴下口に送る。
滴下ロアとしては内径3゜9闘のステンレス製の管を用
い、滴下速度は30粒/分になるようにローラーポンプ
の送り速度を調節する。
粉末層としては、コーンスターチを20メツシユの篩を
通して縦40(177L、横20crIL及び深さ3c
rrLの木製のトレイの中に高さ20CIrLから落下
させて厚さ3crILの層となしたものを使用する。
この場合コーンスターチ層の見掛けの比容積は2〜3
yd/ f?程度である。
コーンスターチ層上にゼリー基剤を滴下し、約2時間室
温で放置して4v−化させたのち、温度50°C及び相
対湿度45%の乾燥箱中で20時間乾燥し、コーンスタ
ーチを分離するとゼリーの小球が得られる。
滴下時の1粒の重量は約100■、乾燥後の各球の直径
は4〜5rILr/lである。
本実施例においてゼリー基剤の温度を80℃ないし45
°Cに変え、また各温度において滴下口から粉末層(コ
ーンスターチ層)表面までの距離をそれぞれ5cfrL
ないし15(1771に変えて操作を行った。
各温度におけるゼリー基剤の粘度の測定結果及び各条件
下に得られた小球形ゼリーの乾燥後の直径の測定結果を
第1表にまとめて示す。
粒子の直径は、同一条件下に得られた小球形ゼIJ−2
000粒から100粒を無作為に選び、各校の落下方向
の直径Am及び落下方向に対し垂直方向の直径BUをそ
れぞれノギスで測定し、その平均値として示す。
また各校の形状を知る目安としてA/Bを計算した。
この値が1あるいは1に近ければ正しい球型を示すもの
であるが、0.85〜1.15の間にあるときは、肉眼
的に真球形であることを確認した。
第1表に示すように、本実施例においてゼリー基剤の粘
度は温度が下がるに従って大きくなる。
また第1表における直径の測定結果を見ると、粘度が小
さい段階ではA<Bと横に長いダ円体となっているが、
粘度が大きくなるにつれてAとBの値は接近し、次第に
正しい球形をとるようになる。
これらの結果から、ゼリー基剤の温度が45〜70℃、
すなわちゼリー基剤の粘度が1500〜2850cpの
範囲にあり、また滴下口から粉末表面までの距離が5〜
15crIlの実験条件では、球形のゼリーが得られる
ことが認められる。
ゼリー基剤の温度が40℃またはそれ以下になると、ゼ
リー基剤が凝固しやす(なり操作上不便である。
また滴下口から粉末表面までの距離が15CfrLより
大きくなると、滴下したゼリー基剤の粒子が粉末層に深
く侵入し、トレイの底面との衝突ならびに粉末による摩
擦のため変形し、円錐型となる現象が見られ、滴下口と
粉末層表面との距離は、15鑞程度が限界である。
このように本実施例で各種の条件下に製造した小球形ゼ
リーは、形状において満足するものであったが、さらに
各校の重量を比較した。
ゼリー基剤の温度47.5°C及び滴下口から粉末層表
面までの距離10crILの条件で、ゼリー基剤をコー
ンスタ−チ層上に滴下し、乾燥後ゼリーの小球をコーン
スターチから分離して、さらにゼリーの表面に付着して
いるコーンスターチを十分除去したのち、約2000粒
の中から無作為に20粒をとり、各校の重量を測定して
、平均値、標準偏差、変異係数及び平均値と個々の粒の
重量との偏差を計算した。
この測定を4回繰り返した。得られた結果を第2表に示
す。
注) 米は係 第2表の結果から明らかなように、各測定の平均値はほ
ぼ一致し、また標準偏差の値も小さく、製造時の条件を
規定することにより一定重量の小球形ゼリーが得られる
また平均値と各校の重量との偏差の値も、日本薬局方製
剤総則の錠剤の重量偏差試験法の規格によく適合してい
る。
次いでゼリー基剤が滴下口から滴下した時点の各校の重
量を知るため、滴下口からゼリー基剤を滴下させ、10
分間経過ごとに重量既知の容器に10粒を集め、重量を
測定して1粒の平均重量を求めた。
ゼリー基剤の温度と平均重量の測定結果を第3表にまと
めて示す。
米は係 この結果から明らかなように、同一温度で滴下する限り
は、時間の経過による大きな重量変化は認められない。
しかしゼリー基剤の温度の変化に伴って重量の変化が見
られ、ゼリー基剤の温度が高くなるに従って1粒の重量
が減少する傾向が認められた。
このことしζ一定重量のゼリーを製造する上に、温度が
重要な要件であることを示している。
さらに本実施例により製造した小球形ゼリーの医薬製剤
としての特性を検討した。
ゼリー基剤の温度47.5℃の条件で製造したゼリーに
、白糖約30■で常法により糖衣を施し、直径5.7〜
6.0藺のビタミンAD含有小球形ゼリーを得た。
本品は外観は無色で大きさの整った球形である。
また小粒であるため幼児、老人、病弱者なども曝下しや
すく、また口中で噛みくだいても、ビタミンAD油によ
る口当りの不快感はな(、わずかに酸味を有し甘く、香
料の香りとゼリーの口当りとが相まって美味を感じさせ
る服用容易な製剤で、ビタミンAD補給の栄養剤として
きわめて適している。
ビタミンA及びDは空気中の酸素の影響を受けて分解し
やすい不安定な化合物であるが、本品を気密容器(ガラ
スびん)に入れて40℃で保存し、含有されているビタ
ミン八及びD2の含量の経時変化を調べたところ、第4
表に示す結果が得られた。
第4表から明らかなように、ビタミンA及びD20安定
性がきわめて優れており、40℃の苛酷試験でこのよう
な安定性を示す製剤は、室温で2〜3年以上保存しても
、ビタミンA及びD2はほとんど分解しないことを意味
する。
さらに本品の体内での利用効率を知る目安として、日本
薬局方一般試験法崩壊試験法の火剤の項に従って崩壊試
験を行ったところ、第5表に示す結果が得られた。
試験液:゛第1液 崩壊に要する時間は火剤に規定された60分より短(、
火剤としての崩壊性を充分満足するものである。
このように本品は服用容易な製剤であるばかりでなく、
ビタミンADの安定性、崩壊性などの点でも優れた医薬
製剤として有用である。
実施例 2 水3077271!にアラビアゴム末30rを加え、室
温で一夜放置したのち、沸騰水浴中で加熱攪拌して溶解
させる。
この溶液に別に調製したカンテン水溶液45グ(カンテ
ン31を含む)、水あめ711、白糖167 f?、
ビタミンC結晶15グ及びオレンジ香料21を順次加え
、加熱攪拌を続けながら均一に混和してゼリー基剤とす
る。
これをゼリー基剤貯蔵タンクに入れ、ゼリー基剤の温度
が50℃になるまで、180〜200 rpmの速度で
攪拌下に冷却する。
ゼリー基剤の温度が50℃になったのち、攪拌しながら
内径8wl1のシリコンチューブを通してローラーポン
プに送り、ローン−ポンプを経て内径が4.5N及び長
さが15cIrLで、先端の部分約1cIfLを直角に
曲げて滴下口としたステンレスチューブを通して、粉末
層上にゼリー基剤を滴下する。
滴下速度は25〜28粒/分になるようにローラーポン
プの送り速度を調節する。
本実施例においては、まず粉末層の調製に使用した粉末
の種類がゼリー小球の形状にどのように影響するかを知
る目的で、燐酸水素カルシウム、ステアリン酸カルシウ
ム、メルク、胚芽末で粉末層を調製して比較した。
すなわち各粉末を20メツシユの篩を通して高さ20c
rILから、縦40(m。
横20 crrt1深さ3crrLの木製のトレイ中に
落下させて粉末層を調製し、滴下口から粉末層表面まで
の距離を8crnとして、ゼリー基剤を滴下した。
このゼリー基剤の50°Cにおける粘度は2530cp
であった。
粉末層上に滴下したゼリー基剤は、約2時間室温で放置
したのち、温度45°C及び相対湿度50係の乾燥箱に
入れて24時間乾燥したのち、粉末から分離し、試験に
供した。
滴下時の1粒の重量は約120■、乾燥後の各ゼリー球
の直径は約6wLrl1であった。
各粉末層を用いてゼリー小球を製造し、各粉末層につい
て得られた3000粒の中から100粒を無作為に選び
、各校の落下方向の直径Am及び落下方向に対し垂直方
向の直径B藺を測定した。
A及びBの平均値、各校の形状を判定する目安としての
A/Bの値、使用した粉末層の見掛けの比容積を第6表
にまとめて示す。
この結果から明らかなように、A/Bの値は0.91〜
1.03を示し、この実施例の条件(ゼリ−基剤の温度
50°C1粘度2530cp1滴下口から粉末層表面ま
での距離8 cm )では、粉末層を構成する粉末の種
類の違いによるゼリー小球の成形への影響はほとんど見
られず、いずれの場合も、はぼ正しい球形のゼリー/」
1球が得られた。
各粉末自体の見掛けの比容積、すなわち各粉末を充分緊
密に充填した状態での見掛けの比容積は、リン酸水素カ
ルシウムが1.201nl/f、ステアリン酸カルシウ
ムが3.70rIll/f、タルクが1.30m/S’
、胚芽米が1.07me/Vであるが、これらの値に比
べると、本実施例に示した調製方法による粉末層の見掛
けの比容積は太き(なっており、それだけ落下したゼリ
ー基剤の粒子が粉末層に衝突したときに受ける変形が少
な(なると考えられる。
すなわち粉末層を調製する場合、粉末を軽(充填して見
掛けの比容積が大きくなるように注意すれば、粉末の種
類に関係なく小球形ゼリーが得られる。
次に本実施例のゼリー基剤を50℃に保ちながら内径4
闘の滴下口から滴下して製造したゼリー小球の重量を調
べた。
粉末層としてはステアリン酸カルシウムの層を用い、乾
燥したのちステアリン酸カルシウムを分離除去し、得ら
れた3000粒の小球形ゼリーから20粒ずつ3か所で
無作為に試料をとり、各小球のビタミンC含量を測定し
、一方ゼリー基剤中のビタミンC含量を測定して、これ
から小球の重量を計算によって求めた。
ビタミンCの定量は日本薬局方アスコルビン酸敗の定量
法に従い、小球形ゼリー1粒にメタ燐酸−酢酸試液を加
えて溶解し、全量を10mgとなし、その277I71
!について2,6−シクロルフエノールインドフエノー
ルナトリウム試液を用いて滴定を行いビタミンCの含量
を求めた。
一方ゼリー基剤中のビタミンCも同様に定量し、その定
量値40.9q/グと各法のビタミンC含量とから各法
の重量を計算した。
これらの結果を第7表に示す。この結果から明らかなよ
うに、滴下口から滴下するゼリー基剤1粒の重量は約1
207qで、また各粒相互間の重量の差も大きくない。
平均重量と各校の重量との偏差を計算すると、日本薬局
方製剤総則の錠剤の重量偏差試験の規格にもよく適合し
ている。
また各校のビタミンCの含量は、本実施例の処方から計
算した値5v/粒とほぼ一致し、本セリ−の製造過程に
おいてビタミンCが分解していないことが認められた。
本実施例の方法で製造した小球形ゼリーに常法※により
糖衣を施すと、はとんど無色の直径約5.6闘のビタミ
ンC含有lJX球形糖衣ゼリーが得られる。
本品は口中上歯むと、ビタミンCの酸味と白糖の甘味、
さらにオレンジの香料とゼリーの口当りがよく調和し、
日中に爽快感を与え、服用容易でビタミンCの補給に好
適な製剤である。
なお本品を気密容器(ブリキ缶)に入れ、40℃で保存
し、ビタミンCの含量を経時的に測定した結果は、第8
表に示すとおりで、優れた安定性を示した。
実施例 3 粉末ゼラチン5fIに水25rrIlを加え、よく混和
して一夜放置したのち、沸騰水浴中で加熱攪拌して溶解
する。
この溶液に白糖55v1水あめ60グ、グリセリン5グ
、小建中湯エキス110v(桂皮100 r、主要10
0 f、大束100グ、荀薬1501及び甘草75グか
ら乾燥エキス剤としたもの)及び水40ydを順次加え
、加熱しながら攪拌して均一に混和してゼリー基剤とす
る。
これをゼリー基剤貯蔵タンクに入れ、全体が50°Cに
なるまで180〜200 rpmの速度で攪拌下に冷却
する。
50℃になったのち、攪拌しながら内径8闘のシリコン
チューブを用いてローラーポンプに送り、ローラーポン
プを経て内径7u、長さ20cIfLのガラス管を通し
て滴下口に送る。
滴下口としてはステンレスの管を通して滴下速度は20
〜30粒/分になるようにローラーポンプの送り速度を
調節する。
粉末層としてはコーンスターチを20メツシユの篩を通
して、縦40 cm、横20函、深さ3(mの木製トレ
イの中に高さ20cIfLから落下させて層としたもの
を使用し、滴下口とコーンスターチ層表面との距離は1
0crfLとする。
本実施例のゼリー基剤の粘度は50℃において3210
cpである。
本実施例のゼリー基剤を内径3闘の滴下口を用いてコー
ンスターチ層上に滴下し、滴下する粒を10分ごとに1
0粒ずつ集め、その重量を測定し、1粒の平均重量を求
めた結果を第9表に示す。
この結果から、滴下するゼリー基剤1粒の重量は約10
0■で、滴下中に重量の変化も少なく安定した滴下をし
ていることが認められる。
米は係 次いでコーンスターチ層上に滴下したゼリー基剤の粒を
、約2時間室温で放置してゼリー化させたのち、温度5
0℃及び相対湿度45係で16時間乾燥し、コーンスタ
ーチと分離すると、ゼリーの小球が得られる。
この約3000粒から3か所で20粒ずつ無作為に試料
をとり、重量を測定した結果を第10表に示す。
米は係 この結果を検討すると、1粒の重量の平均値は約901
1f!で、第9表の滴下時の重量に比べ、乾燥により約
lO%の水分が失われたことが認められる。
また偏差の値、標準偏差の値から、はぼ均一な重量のゼ
リーが得られたことが確かめられた。
さらに20粒ずつ3か所から無作為に試料をとり、粒の
落下方向の直径Am及び落下方向に対し垂直方向の直径
B7utをそれぞれノギスで測定した結果を第11表に
示す。
この結果から、直径約4.5關の小球が得られ、A/B
の値を見ると全体としてA)Bすなわちやや縦長の傾向
を示しているが、いずれもA/Bの値は0.85〜1.
15の範囲にあり、正しい球に近い形状を示す。
乾燥したゼリーの小球に白糖約307721i1で糖衣
を施すと、1粒中に小建中湯エキス37771を含む褐
色の球が得られる。
小児の場合、本市10粒ずつを1日3回服用すると1日
分の用量となるが、小粒のため小児にも啄下しやすい製
剤である。
また口中で噛み(たいても、生薬の味と甘味がよく調和
している。
本品を日本薬局方一般試験法の火剤の項に従って崩壊試
験を行ったところ、第1液を試験液として30〜40分
間で崩壊し、火剤の規定に適合した。
次に本実施例のゼリー基剤を温度50℃に保ち、滴下口
とコーンスター、チ層表面との距離を10crfLとし
、内径の異なる滴下口を用いてゼリー基剤をコーンスタ
ーチ層上に滴下し、滴下口の内径と滴下するゼリー基剤
の粒の重量と直径の関係を調べた。
滴下する小粒を10分間ごとに10粒ずつ集め、その重
量を測定して1粒の平均重量を求めた結果を第12表に
示す。
またゼリー基剤を滴下し、乾燥後コーンスターチと分離
し、各滴下口を使用して得た小粒の中から50粒を無作
為にとり、各小粒の落下方向の直径Avn及び落下方向
に対し垂直方向の直径Bwnをそれぞれ測定し、その平
均値並びにこれらの測定値から計算したA/Hの値を第
13表に示す。
米は係 第12表及び第9表(滴下口の内径が3闘の場合)の結
果を比較すると、滴下口の内径が大きくなるに従って滴
下するゼリー基剤1粒の重量が増加する傾向が見られ、
また第13表及び第11表の結果から、乾燥後のゼリー
小球の直径も滴下口の内径が大きくなるに従って大きく
なることが認められる。
しかし操作の面から見ると、滴下口の内径が2、IMの
場合(i、1分間に20〜30粒の粒が滴下するように
ローラーポンプの送り速度を調節してゼリー基剤を送る
とゼリー基剤の粒はほとんど切れ目なく連続して滴下し
、小粒相互の分離が明確でない。
ローラーポンプの送り速度を遅くして1分間に5〜10
粒の滴下速度に調節すると、滴下口でゼリー基剤はほぼ
球状化し、コーンスターチ層上に落下してよく小球とな
り、また1粒の重量もほぼ一定の値を保つようになる。
滴下口の内径が3.4,5.6及び7uの場合は、1分
間に20〜30粒の速度でゼリー基剤を滴下させると、
各校は滴下口の内径に応じてほぼ一定の重量を示し、ま
た滴下中に時間の経過に伴う重量の変化も認められない
1粒の重量は第9表及び第12表に示すように、滴下口
の内径が大きくなるにつれて徐々に増加してい(が、内
径6m、mになると2.1゜3.4,5wnと増加して
きた傾向に比べ1粒の重量が急激に増加し、内径が7關
になるとその増加の割合は更に急激である。
これは滴下口の内径が6又は7T1.7nになると、5
藺以下の場合に比べて滴下口での粒の生成、滴下状況に
多少異った機作が働(ためと考えられる。
しかし滴下する各校の重量が一定で、継続してほぼ一定
重量の粒が滴下することは、6及び7vItの場合も2
.1,3.4及び5Mの場合も同様である。
一方得られたゼリー小球の形状に関して&L i11表
及び第13表に示すように、滴下口の内径が2.1,3
.5及び6uの場合はA/Bの値がほぼ1に近く、正し
い球に近い形状を示し、また球の直径の変動も少ない。
しかし滴下口の直径が7羽になると、ゼリー基剤の粒が
コーンスターチ上に落下した時点でひろがり、球を形成
し難(なる。
これは1粒の重量が大きくなり、表面張力による球形成
の限界を越えたためであると考えられる。
これらの結果から、滴下口の内径がゼリー小球の大きさ
、すなわち1粒の重量及び各校の直径を規制する因子で
あることが認められ、また本実施例のゼリー基剤を滴下
する場合は滴下口の内径が2間取上で6闘以下の範囲に
あるときは、小球の形成が良好に行われた。
これは温度40〜70°Cの範囲で見掛けの粘度150
0〜3500cpのゼリー基剤においても認められる関
係である。
しかし滴下口の内径と得られたゼリー小球の直径との間
に一義的な関係を求めることは困難であった。
第13表には乾燥後の直径を示したが、粉末層上に滴下
しゲル化した状態のものを目的のゼリー小球とし、乾燥
の操作を行わないときは、小球の直径はこれより1.0
〜1.2藺程度太き(なり、また糖衣その他の剤皮を施
すと轟然直径も増加する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の小球形ゼリーを製造するための好ましい
装置の一例を示す断面図であって、1は冷却管、2は攪
拌翼、3はゼリー基斉對蔵タンク、4は第1の細管、5
はローラーポンプ、6は第2の細管、1は滴下口、8は
粉末層の容器である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ゼリー化剤及び糖類を含有する40〜70℃の温度
    で1500〜3500cpの見掛は粘度を有するゼリー
    基剤のゲル化物を基礎とする、直径4〜8Mの食用又は
    医薬製剤用小球形ゼリー。 2 香料、色素、栄養成分及び/又は医薬成分を含有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の小球
    形ゼリー。 3 糖衣もしくは剤皮が施されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の小球形ゼリー
    。 4 ゼリー化剤及び糖類を水に加熱溶解し、40〜70
    ℃の温度で1500〜3500cpの見掛げ粘度を有す
    るゼリー基剤を調製し、これを内径2〜6藺の細管から
    型打ちされていない粉末層上に滴下して球状に成形した
    のちゲル化させることを特徴とする、直径4〜8Mの食
    用又は医薬製剤用小球形ゼリーの製法。 5 ゼリー基剤中に香料、色素、栄養成分及び/又は医
    薬成分を含有することを特徴とする特許請求の範囲第4
    項に記載の方法。 6 ゼリー粒子に被覆を施すことを特徴とする特許請求
    の範囲第4項又は第5項に記載の方法。 I 冷却管及び攪拌翼を備えたゼリー基剤貯蔵タンク、
    この貯蔵タンクの底部に連結された内径2〜6Mの細管
    及びこの細管の下方に隔てられて配置された粉末層の容
    器から構成されていることを特徴とする、ゼリー化剤及
    び糖類を含有する40〜70℃の温度で1500〜35
    00cpの見掛げ粘度を有するゼリー基剤のゲル化物を
    基礎とする、直径4〜8uの食用又は医薬製剤用小球形
    ゼリーを製造するための装置。 8 ゼリー基剤貯蔵タンクに連結された第1の細管が、
    ポンプを介して第2の細管に連結されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の装置。 9 ポンプがローラーポンプであり、第1の細管がL字
    状であり、その水平端部がローラーポンプに連結され、
    そして第2の細管がローラーポンプに水平に連結されか
    つその先端に滴下口が設けられており、その際第2の細
    管の内径は第1の細管の内径よりも小さいことを特徴と
    する特許請求の範囲第7項又は第8項に記載の装置。
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